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神も仏も名無しさん:
248 :神も仏も名無しさん:2010/01/10(日) 16:46:13 ID:GvKycgTq
「寝て起きたら戦闘、そしてまた戦闘。その繰り返しです。すると、戦場で
人を殺すことまでが、ストレス発散方法になりました。
誰がいちばん早く人を撃ち殺すかで、ビールを賭けました。
人の命で賭けをしていたのです……」
さらに戦場での記憶をたどって、彼は告白するように話し続けた。
「六六年九月から三カ月間、私はベトナム中部のフーカットというところで
、『猛虎六号作戦』を行なっていました。ある村に二〇人ぐらいのベトコンが
いるという情報を得たので行ってみたんです。それまでの戦闘で戦友がたくさん
戦死したり負傷したりしていましたから、そのとき私たちは完全に頭に血が
昇って狂ったようになっていました。村ではベトコンを探し出すのが難しくて
、私たちは見せしめのために村長の娘を木に吊るして腹を切ったんです。それ
でも、村長は何も言わなかったので、二番目の娘も同じようにして殺したんで
す。そして、三番目の娘を吊るしたら、とうとう村長が口を開きました。
こうやってベトコンを全部探し出して、村長も含めてそこにいた人たちを
皆殺しにしました。こんなことは数えきれないくらいありました。私たちは
人間ではなかったんです……」