とどめは、世代の理解の変更。
あれは、もう究極に大きな意味をもっていたと思う。40年近くも、「神の約束」とされて
いたことが、たった数ページでさらっと変えてしまったんだから・・
神は偽ることができないんじゃないのか? 40年も嘘をでっち上げて、人間を駆り立てていたのか? 神は何してた?
もうオレは限界だった。全てを、捨てた。
あれから10年以上たったのに、自分は未だにキズが癒えない。怒り、後悔、憎しみ・・・家庭も崩壊した。
一生、癒える事はないと思う。
この宗教は、自分の人生を根本から変えてしまった。失ったものが、もう大きすぎて、測ることもできない。
オレは、親の葬式には出ない。自分に賠償してから、死んで欲しい。ハッキリ、そう言おうと思う。
奴がどんなに苦しんでいても、オレは何も感じないし助けない。
「てめえの神に助けてもらえ。それとも、そんな30年も滅私奉公して、そんな役にもあんたの神は立ってくれないのか。
そんなものをオレを幼少からぶったたいて、押し付けてきたのか?」って言ってやる。
他人の人生の破壊の上に、人に生き血の上に成り立つ救いなど、なにが宗教だ。そんなの、邪教そのものだろうが!
オレが6歳くらいのころ、自分はハッキリ感じていた。この親を殺しでもしないと、自分の人生は一生ダメになる!って、
ものスゴイ焦りをいつも感じていた。その焦りが強すぎて、遊んでいても友達といても、全く落ち着かなかったし、全ての大人が敵に見えた。
だから、大人には全然可愛がられなかったw。
でも同時に、そう感じる自分がなんて恐ろしい、悪霊的な子供なんだろうと、自己嫌悪と罪の意識をも感じていた。
やっぱお母さんのいうとおり、聖書やんないと自分みたいな悪い子になってしまうだ・・と反省しており、それが自分をエホバへの道に傾倒させる推進力になった。
カルトって、なんて巧妙で恐ろしいシステムなんだろうかと思わざるを得ない。
罪悪感を抱かせ、人の心を牢獄にいれ、これをやれば開放され楽になれますよ、と来る・・なんてシステマチックな罠だ・・
人間が造れるのか、こんな悪魔的な人間奴隷化システムを?