鳩山由紀夫首相は27日夜、永住外国人への参政権(選挙権)付与法案について、
「連立与党のなかでまとまることが最低限必要だ。
国民新党が強く反対しているので、簡単な話ではない」と述べ、現状では今国会への
提出は困難との認識を示した。首相官邸で記者団の 質問に答えた。
同法案に関しては、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相が22日の衆院予算委員会で、
「国民新党は付与に反対だ」と答弁。
この発言を受け平野博文官房長官は26日の記者会見で「閣内で合意した上で物事を進めなければならない」
と慎重な姿勢を示した。
永住外国人への参政権付与は民主党の小沢一郎幹事長の持論で、昨年12月に訪韓した際には
「通常国会でそれが現実になるのでは ないか」と強調。
今月11日の政府・民主党首脳会議では政府提案で成立を図る方針を決めていた。
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100127/plc1001272143018-n1.htm