「最近の公明党は“小沢シフト”に傾いています。天皇と中国の習副主席の会見問題では
猛烈に批判した自民党を尻目に『天皇の政治利用ではない』と表明。宮内庁長官の辞任に
言及した小沢氏を山口代表は『間違ってない』と擁護しました」(政界関係者)
鳩山首相と小沢の献金問題への対応にも温度差がある。首相には「政治責任を決断すべきだ」
(山口代表)と辞任を求める一方、小沢の不動産取引疑惑には「まずは小沢さん自身が説明
責任を果たすこと」(同)との発言にとどめるのみ。小沢への配慮がハッキリとうかがえるのだ。
公明党が小沢に秋波を送るのには、ワケがある。創価学会と公明党。一枚岩とみられた
両組織だが、学会員の公明離れが止まらないのだ。
自公連立で公明党の独自色は失われ、昨年の衆院選では大敗。野党転落後も埋没気味で、
もはや学会員にとって公明党は“信仰の勝利”を実感する存在ではなくなりつつある。
非会員を説得して引き込むパワーも弱まっている証拠だろう。信濃町界隈の学会員向けの
グッズショップには、学会タレントの三船美佳がイメージキャラクターを務める腕時計や、
氷川きよしの関連商品があふれている。こんな現象は、政権与党時代には見られなかった。
「組織の弱体化を食い止めるため、悲願の『外国人参政権法案』を実現させようと、公明党は
焦っています。小沢氏が、通常国会で付与法案を政府提出する考えを打ち出したのは“
渡りに船”。参院選を前に学会員の公明離れが進めば、ますます小沢氏へのスリ寄りが
強まりそうです」(学会ウオッチャー)
腐敗政党に手を貸したツケは重い。(抜粋)
http://news.livedoor.com/article/detail/4549691/