【初心者】キリスト教談話室542【歓迎♪】

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607共産党を愛す ◆AXsb/co6.Y6S
おはよう。昨日のしんぶん赤旗より気になった記事を紹介する。

与党は連立政権発足以来「構造改革」路線を掲げてきたが、今回の選挙では影をひそめている。
今年の経済成長は大幅なマイナスが予想されており、失業率も過去最高水準である。
野党は低所得者層の減税、高所得者層の増税、最低賃金時給7.5ユーロ=約1000円を
主張している。

察しのよい方は、上の文章が、日本の話ではなくドイツの話だろうとお分かりになったろうと思う。
ドイツ連邦議会の総選挙が今月27日に控えている。
与党 キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)vs野党 社会民主党(SPD)の争いである。
ドイツは製造業国であり、輸出大国であることも日本と似ている。恐慌の震源地アメリカより
大きな被害を受けているところも似ている。
ドイツの経済成長率は−5〜6%と予想され、失業率は9%に達しているという。

また、日本の選挙にはない要素もある。アフガニスタンからのドイツ軍撤退である。
ドイツ軍の要請による米軍機空爆で多数の民間人が死亡した事件により、ドイツ軍派遣目的が、
政府の説明である復興・人道援助のための平和維持とは逸脱していることはわかったからである。
アフガン撤退を求める国民の声は7−8割に達しているという。

ドイツ連邦議会の選挙制度は小選挙区比例代表併用制(日本は並立制)を採用している。
比例区の割合が日本よりも大きい(日本が小:比=5:3なのに対し独は小:比=1:2(約))と
なっている。どのような結果がでるのかは、いろんな意味で興味のつきないところである。

本記事はしんぶん赤旗のページでも見れます。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-21/2009092104_01_1.html