>>926 >仏教では生命は仮に和合した存在だから、一つ二つと数えない。
因と縁によっていくらでも増えるし減りもする。
析空氏、これでは「業の対応」が崩壊してしまいます。
業報思想では、「個」の概念は必須です。
A→a であって A→b ではないという、「業の干渉」においては
「個の概念」がなければ、そもそも初めから論が成立しません。
また、「いくらでも増える」としてしまうならば、ひとつの「業」が
複数の「個」に干渉することになってしまい、これもまた、論理崩壊
してしまいます。
輪廻というのは、この「業」の継承理論と切り離して、論じることは
できず、「個」の概念、業の対応関係、などを無視して語ることは
できません。 少なくとも「佛教」においては。