【最終】仏陀はアートマンを説いた!?【決着】13

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簡潔にまとめるだけなら、実は>>381に貼った520を要約すれば済むことであるが、
重要な前後の文脈・興味深い前後の文脈もあり、そして、
「各種思考実験の条件設定」が、「三世に跨る同一性」についても有効であるから、
全文引用とした。
また、今後の議論に於いて「基本文章・基本定義」として引用し易くする為でもある。
また、引用した大部分のレス主は、実に解り易く、あまり難しい用語を使わずに説明しているので、
その点でも、下手な哲学書解説書を引っ張ってくるより良いと思った。(てか、知らないし持ってないしw)

あと、世俗と勝義と、議論のステージを分けるのは仏教だけであり、
通常は、世俗でのみ議論される。哲板も同様。
(→>>357 また、通常の議論は「自己(≒我)あり前提」で為されるものでしょう?仏教は特殊ですよw)
世俗と勝義という区分を許容するのは、多少なりとも仏教に触れた者、
或いはそれなりに評価認知する者だけだというのも留意すべきだろう。
実はそれは宗教板でも同じで、
宗教板だからといって、世俗と勝義の別を許容している者ばかりではないということだ。


>>389>>386
何か勘違いされているようですね。
『統一者の有無』ではなく、
『凡夫が「妄想として見出す同一性」は、どのような要素或いは属性故に見出されるのか?』
ということです。
『凡夫は、どのような同一性をそこに見出すことで「前世を悔い」「来世の悪趣を恐れる」のか?』
ということです。
勝義の話ではありません。
勝義に於いては同一性などなく、不問で良いということはお聞きしました。

 (※余談:解脱者は凡夫に対し、「同一でないから悔いずとも良い」と助言できるのか?
       解脱者は凡夫に対し、「同一でないから恐れなくとも良い」と助言できるのか? )