【最終】仏陀はアートマンを説いた!?【決着】13

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977 考える名無しさん sage 2007/09/26(水) 15:29:44 0 ・・・・・・☆
>> 975
>これはAを分割した時点でAは消滅し、他人Bと他人Cが新たに生じるという解釈ですね。
>しかしこの解釈では時間が経過すると分割の如何に関わらず、
>Aは他人Bになったり、他人CやDになってしまうという事ですよね。

いえ全く違います。上の例では、
【私Aは私Bや私Cを「他人」とは思っておりません。「未来の私」だと思っている】わけです。
しかし、私が2人いるというのは論理的に有り得ないので、
「どちらが本当の未来の私なのだ?」と悩んでいるわけです。
【私Bや私Cも、もちろん私Aを「他人」だと思ってはおりません。「過去の私」だと思っている】わけです。
にもかかわらず、私Aが存在するときは私Bや私Cが
存在せず、私Bや私Cが存在するときには私Aは存在しません。ですから、
ここには何の矛盾も問題もなく、「私Aにとっての本当の未来の私は、私Bなのか
私Cなのか」という問いは、答えがわからないのではなく、答えがない無意味な問い
である、ということです。

>私(の主観)としては2つの私、Aと分割された他方Bだけであるように思われます。
                                          ・・・・・・☆
もちろん、「私B」から見ればその通りです。というか、
【「現在の私B」と、「過去の私B=私A」という「連続した1つの私」】があるだけです。
「私C」から見ても全く同じで、
【「現在の私C」と、「過去の私C=私A」という「連続した1つの私」】があるだけです。
要するに、【主観的に見る限り私は常に一つしかない】のであって、
これは誰の主観から見ても同じことなのです。