773 :
神も仏も名無しさん:
将校はいかにも楽しげに、他のロシア兵の下卑た笑いをさそう卑劣な言葉をはき、
女性の下着を切り裂くと。乱暴に剥ぎとった
震えている白い臀部がボンネットの緑色からくっきりと際立った
ロシア将校はズボンを膝までおろし、はやしたてる周囲の声を浴びながら、
腰をせわしく動かしてハンガリー女性の中に押し入り
まもなくぶるっと震えて事を終えた
隠れ場所からわずか三十メートルのところで繰り広げられるその光景を、
ゼップは興奮と嫌悪の混じった奇妙な感覚で見ていた
しかし、次に起こったことを見て、その精神状態は吐き気と失神しそうなほどの憤激に転じた
死んだようにジープに横たわっている女性を、ロシア兵全員が階級順に犯していったのだ
男たちの白濁した精液が女性の足を伝わり、ジープのフェンダーまで流れた
街灯に縛りつけられて動けない夫はその光景を石のように固まったまま無言で眺めていたが
その眼差しには残虐ともいえる悪魔的なものが宿っていた
二十三人がすべて事を終えるまで一時間近くかかった
ゼップはじっとしているほかなかった あまりにも距離が近すぎて、
撃ち合いをすれば隠れ場所を気づかれずに去ることができなくなるからだ
中略
774 :
神も仏も名無しさん:2011/03/27(日) 15:57:38.06 ID:TVlbQVdj
中略
ところが、驚いたことにロシア兵は遠くで砲撃が始まってもほとんど意に介さず、
悠然と略奪品を車両に詰めこみ その間にも稜辱された女性は
まだ死んだようにボンネットに横たわっていた
だが次に起こったことにはゼップも骨の髄まで震撼した
またしても数名が女性をめぐって身振りをまじえた争いをはじめ、
ふたりがいきなり女性の足をつかんで左右に広げ
三人目がホルスターから信号拳銃を抜いて銃弾をこめ銃身を股間に突きたてたのだ
兵士が引き金をひく直前、女性は少しのあいだ失神状態から覚めてうめき声をあげた
赤い照明弾がシュルシュルという音をたてて女性に飛びこみ、光を放ちはじめた
その瞬間戦場にあがったような悲鳴を、ゼップはそれまでの人生で聞いたことがなかった
女性の股間から、流れ落ちる赤熱の溶岩のように血があふれた 女性は激痛のあまり
狂ったようにボンネットから地面に転げ落ち、金切り声をあげ、痙攣しながら身をよじった
このなぶり殺し状態はさらに何分か続き、ようやく意識を失ってついに息を引きとった
ゼップは驚愕でからだが麻痺したようになっていたが、赤軍兵士はその情景を楽しんでいたらしい
その瞬間、背景の二00メートル以上離れたところに、
友軍の先陣が警戒しながら手探りで廃墟を進んでくるのが見えた
いま発砲すれば、仲間が駆けつけてロシア兵の反撃をくいとめる
までは持ちこたえられるかもしれない 数秒後、ゼップの狙撃銃の弾丸がロシア兵に向けて放たれた