他、同じ著者に「泡だつ妄想共同体」(春秋社/1993)という本もある。
こちらも彼の臨床例と研究や小論集だ。
(副題は「宗教精神病理学からみた日本人の信仰心」w)
試みに小題を列挙しておく。(面白そうだろ?w)
悩みを外因化する文化-序論に代えて- (→良いタイトルだ・・w)/
微小宗教とともに / 女子学生の妄想共同体-集団感応現象の考察- / 精神医学からみた宗教体験 /
霊感商法と現代人の心 / 閉鎖的宗教集団のゆがみと暴走 /
水子供養にみる罪の世俗化( →下記注※参照 ) / 生業と宗教 /
電子葬儀のはてに / 初老期被罰症-初老の女性はなぜ罰が気になるのか-
※水子供養に関しては、併せてこちらも読んでおくといい。
的確な(今までにない)見事な考察だと思う。
ttp://www.ne.jp/asahi/time/saman/index.htm#mokuji (普段如何に、型通りの、商品化されたイメージで物事を見、理解したつもりになっているか、
自省できるかもしれないw)
それから、「生まれ変わりの刻印」は読ませてもらった。
もう一つ二つ(いや、三つ四つ?w)、押しが足りないと思ったw
ノシ