【最終】仏陀はアートマンを説いた!?【決着】10

このエントリーをはてなブックマークに追加
4151/3 旧7
中山書仏書林から『南方仏教基本聖典』という本が出ている。
著者は、ビルマのウ・ウェープッラ長老。
監修/水野弘元、実務補佐(?w)/片山一良&学部生2名。
初版1978年、第二版1980年発行(手許にあるのは'87年のニ版第3刷)。
この中から、無我相経の冒頭概説と、この本で付けられている註を二つ、紹介しておこう。
上に書いた通り、水野・片山両氏が是認している現代ビルマ仏教の解釈だ。
(※日本向けに説明の仕方がアレンジされてたり、模索して尚、適し切れてない用語や説明とか、
  或いは、無難な、日本仏教に気を使った表現・言い回し等々も無いわけではないがw、
  一応は正式なビルマ上座部の書と言える。あくまでも一般向けに著されている。
  (。。。にしては内容の濃さが半端じゃないが・・・w))

ちなみに、第二版の追加付録には、ウダーナの第1〜第4涅槃関係経が訳されている。