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旧7:
〔 『法』の多義性、その定義の範囲 概略 〕 (仮)
「法」( dhamma )
┃
┣「摂理、理法、自然的因果」( dharma / dharmin ?)
┣「理屈、ことわり、論理的整合性」
┃
┣「おしえ」( sAsana )
┃ ├「縁起」
┃ ├「四諦」
┃ └「種々説かれた個々のおしえ、法門」(八万四千云々)
┣「経」
┃
┣「識の対象(法境)」
┣「(根境色の)境」(色声香味触法)
┗「一切の(認識可能な)存在、“もの”“こと”」(「名色」「五蘊」「五蘊十二処十八界」)
└「上記プラス無為法」
└「上記プラス 認識不能な領域に属する“真理”“真の在り様”“存在を有らしめるものとしての根源”」
(→後期大乗としての、法界、真如、華厳界、曼荼羅etc.etc.の先にあるもの、
或いはそれらを支え、成立せしむるもの)