ニサルガダッタ・マハラジ「私は在る」I AM THAT

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1神も仏も名無しさん
Nisargadatta Maharaj 師 (インド 1897/4/17-1981/9/8) は
難しい教義や厳しい修行ではなく導師の言葉だけを信じて、ただひたすら
真我を探求して瞑想を続け、37歳の時に「私は在る」と悟った。

その後も組織的な宗教活動などは行わず、ムンバイの街中で素朴な
タバコ商店主として、訪問者には親しみやすい教えを説きながら
自然体の静かな生涯を終えた。

現地のマラーティー語だけでなく、諸外国からの訪問者の英語の質問にも
通訳を交えて丁寧な対話を行ない、その問答集を録音テープから(通訳者も兼ねた)
モーリス・フリードマン氏他が、書物にまとめて刊行した(初版1973)。

I AM THAT 私は在る ― ニサルガダッタ・マハラジとの対話
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4931449700

「神との対話」「神の使者」「ACIM」などにも通ずる、シンプルな
純粋不二元論 (Pure Non-Dualism) の教えの原点と言えるかも。

関連スレやリンク等は >>2 以降
2神も仏も名無しさん:2009/06/19(金) 03:21:15 ID:M47TZkvr
・英語のまとめサイト
ttp://www.maharajnisargadatta.com/
 原文 (英語の全文、無償、一括PDF 約1Mバイト 巨大なので注意)
ttp://www.maharajnisargadatta.com/I_Am_That.pdf
 英語 Wikipedia 解説
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Nisargadatta_Maharaj

・日本語の紹介サイト (熱心な個人の方のサイト、概略がつかめるかも)
ttp://now.ohah.net/pari/books/I_AM_THAT-index.html
 同じ方が作成したキーワード閲覧集
ttp://now.ohah.net/pari/dic/

・関連動画 (YouTube)
Sri Nisargadatta Maharaj I.
ttp://www.youtube.com/watch?v=MUyLIYVrd5U
3神も仏も名無しさん:2009/06/19(金) 03:29:40 ID:M47TZkvr
自分はインド哲学やヒンドゥー教やヨーガ等の分野に関して
まったく門外漢なので、純粋不二元論(非二元論:Pure Non-Dualism)という
分類に括っていいのかどうかも自信ないのですが、
キリスト教系(?)の、ACIM(A Course In Miracles 「奇跡のコース」)
を数ヶ月かけて読み終わった直後に、マハラジの言葉をネットで見つけて
関連・類似する内容がとても多いので、びっくりしました。

「この世は自分が作り出した幻想」「身体も意識も本当の自分ではない」
徹底した自己否定と瞑想の末に、永遠(の神みたいなもの?)の真我との
完全な一体感に気づく、というよりむしろ‘思い出す’
…あたりの教えが、1970年代以後の欧米スピリチュアリズムに与えた
影響の大きさを考えると、「神との対話」や「神との使者」(とACIM)が
かなり読まれている日本で、マハラジ師の本ももっと高く評価されるべきかも。

ラマナ・マハルシ師やその他の関連スレ等でとっくに
議論し尽くされてるのかもしれませんが、初心者の自分としては
他のインド系の話題に疎すぎて、話に入っていけないかもと心配になったので、
勢いでマハラジ単独スレを立ててしまいました、すみません。

(ていうか、検索しても、関連スレがよくわからなかった orz)
4神も仏も名無しさん:2009/06/19(金) 08:17:40 ID:z/Oso1Ka
>>3
>「この世は自分が作り出した幻想」
これは正しいけど

>「身体も意識も本当の自分ではない
これは微妙。仏教の立場から見ればね。
身体も意識も自分ではないが、この書き方では別に本当の自分があるような書き方だろ。
残念だが、そんなものはないから。
5神も仏も名無しさん:2009/06/19(金) 21:53:44 ID:X2V5bgl9
上げ
63:2009/06/20(土) 02:44:00 ID:i/gIJLOQ
>>4
悟りを開いたら「本当の自分」(つまり真我)なんて存在しないってこと?

適切な引用かどうかわからないけど、たとえば般若心経の
『無眼界乃至無意識界、無無明亦無無明尽』(ムゲンカイナイシムイシキカイ、ムムミョウヤクムムミョウジン)
みたいに、五感六識とか我見や迷いの有無そのものを超越してしまうことかな?

ニサルガダッタ・マハラジ師の場合は、個人としての個別意識がなくなっても
‘全体としての無’を知る境地に立ったらしいから、やっぱり
「究極の自分」(A Course In Miracles でいう‘Oneness’単一性)
みたいな感覚を、真我と呼んでるんじゃないでしょうか… と勝手に僕の解釈。

以下は引用です

「I AM THAT」 24. God is the All-doer, the Jnani a Non-doer (の中ほどから)
Q: How does this look and feel in your personal experience?
M: Being nothing, I am all. Everything is me, everything is mine.

「私は在る」 24. 神はすべてを為す者、ジニャーニは無為の人 (訳:福間巌氏)
質問者: あなたの個人的な体験では、それはどのように見られ、感じられるのでしょうか?
マハラジ: 無としてあることで、私はすべてなのだ。すべては私であり、すべては私のものだ。
7神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 03:04:48 ID:fnGPvG0b
>>4
わかってないな、君は。
どうせテーラワーダな人なんだろうけどな。
8神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 03:12:20 ID:fnGPvG0b
>>6
テーラワーダな人はスマナサーラの受け売りしているだけだから
まともに相手にしないほうがいいよ。何もわかっちゃいないから。
96:2009/06/20(土) 03:35:24 ID:i/gIJLOQ
>>8
テーラワーダってなんだろ?とか思って、早速ぐぐるハメにw
なんも知らなくてすみません

関係ないけど、ゲイリーとアーテンの結婚ニュースとか
パリのエッフェル塔の下で、二人が抱き合う写真とか見て
ttp://www.garyrenard.com/Paris_Midnight.jpg
ちょっと精神的にパニクってたもんで、書込みも変になってたw

前の奥さんの気持ちを思うと、なかなか赦せない…
僕はまだ‘赦す’修行が足りんですw
10神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 08:56:29 ID:kQhbM2/b
>>8
そういう偏見は捨てなよ。テーラワーダはスマだけじゃないんだから。

真我があるという真理はある程度まで行くのには有効だが、途中から足を引っ張るようになるから気をつけな。
究極の真理から言えば真我も妄想にすぎない。仏教で言えば世俗諦レベルの真理に過ぎないから。
11神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:10:29 ID:ouJpSU4v
This world of empty names and forms, which are the
imagination of the five senses and an appearance in
the pure Supreme Self, should be understood to be
the mysterious play of Maya, the mind, which rises
as if real from Self, Sat-Chit.

この名前と形の世界は、五感の想像であり、純粋な至高の
自己の中にある見せかけであり、maya(幻影)=こころ=
自己(存在―意識)から現実のように生じるもの、の不可
思議な遊びであると理解されるのがよい。

guru vachaka kovai
12神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:20:05 ID:ouJpSU4v
O men, do not argue and quarrel amongst yourselves
about the reality of heaven and hell. As long as and
as far as this present world is real, till then and to
that extent heaven and hell are also real.

地獄や天国の現実性について言い争いをしないでおこう。
この現在の世界が現実であるかぎり、またその程度に
おいて、地獄や天国もまた現実である。

guru vachaka kovai
13神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:22:56 ID:qGKgQ7gu
>>11
この名前と形の世界は、五感の想像であり、純粋な至高の自己があるというのも見せかけである。

これが正しい。
14神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:24:46 ID:qGKgQ7gu
>>12
>地獄や天国の現実性について言い争いをしないでおこう。
>この現在の世界が現実であるかぎり、またその程度に
>おいて、地獄や天国もまた現実である。

これは正しい。真我があるというのも、その程度において現実である。
15神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:26:23 ID:nyb2vqVb
>テーラワーダな人はスマナサーラの受け売りしているだけだから
>まともに相手にしないほうがいいよ。何もわかっちゃいないから。
スマナサーラさんはブッダゴーサ(昔の経典注釈家)の受け売りをしているだけですね。
ちなみにスマナサーラさんのシンパがネット上でいろいろやかましいけれども、
スマナサーラさんがテーラワーダの主流ってわけでもないので、ご注意を。
16神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:28:10 ID:ouJpSU4v
Only when the ego is destroyed does one become a
Devotee; only when the ego is destroyed does one
become a Jnani; only when the ego is destroyed
does one become God; and only when the ego is
destroyed does Grace blaze forth.

エゴが破壊されたときにのみ、人は奉仕者となる。
エゴが破壊されたときにのみ、人はジャーニーになる。
エゴが破壊されたと二にのみ、人は神になる。
エゴが破壊されたときにのみ、祝福が輝きだす。

guru vachaka kovai
17神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:33:51 ID:1drVzeZE
>>15
概ね正しい。
スマはなぜかミリンダ経を意図的に避けているようだが、あれも意味のある経典なんだがな。
そういうこともスマにはある。
18神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:40:53 ID:ouJpSU4v
“Who am I?” – the scrutiny of the indispensable truth
of one’s own Self – is the sole life-current passing
through all the religions which have come to save us.
Thus should you know.

「私とは誰か」ー自分自身の自己の真実への不可欠な探求ー
のみが、我々を救いに現れたすべての宗教に通じるものであ
る。そのように知りなさい。

guru vachaka kovai
19神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:47:44 ID:cZBl73Gb
>>18
間違ってはないけど、本当の最後の最後、究極の究極において、真実の自己を追い求める姿勢は足かせになるよ。最後はそれも捨てないとそこに囚われ続ける。
20神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:50:34 ID:ouJpSU4v
Various religions teaching various principles have
come into existence in order to suit the various levels
of maturity of the minds of the people. Therefore
it is wisest to have an outlook of equality upon these
religions, which should be encouraged [and not condemned

様々な宗教の教えや様々な信条は、人々のこころのさまざまな
段階の成熟度にあうために表れてきている。それゆえに、もっ
とも賢明なのは、それらの宗教に対して、非難するのでなく、
平等な態度をとることである。

giri vachaka kovai
21神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:54:21 ID:cZBl73Gb
真我は、仏教の止観で言えば、止(サマタ)の対象の一つでしかない。それは止の究極の対象には違いないが、そこにこだわると観(ヴィパッサナー)にはいつまでも到達できない。
ヴィパッサナーをやってる時に、この観察それ自体を行ってるものはなにか、これこそ真我ではないかとか考え出すと、それは罠にはまってることでしかない。
22神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:56:49 ID:cZBl73Gb
>>20
その通り。
だけど、そこに到達すればわかるからと言って手前の真理をさも究極のように語るのが誠実な行為だとも思わない。
23神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 09:59:22 ID:ouJpSU4v
In whichever religion you have faith, follow that religion
with true love, turning inwards instead of
outwardly arguing against other religions due to
attachment [abhimani] to your own religion.

どのような宗教をあなたが信仰していても、真実の愛
をもって従いなさい。外に向かって、自分の宗教への
愛着から他の宗教に反論するかわりに、内にむかって。

guru vachaka kovai
24神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 10:18:05 ID:ouJpSU4v
Some assert, “This world before our eyes, though not
permanent, is real enough”. We deny it saying, “Permanence
is one of the marks of Reality”.

ある人々は「私たちの目の前の世界は、永遠ではないが、十分に
現実である」という。私たちは、「永続性は現実のひとつの指針
である」といって否定する。

guru vachaka kovai
25神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 10:23:25 ID:ouJpSU4v
Some people argue, “Though divided, this world we
see cannot be devoid of Reality”. We refute them
saying, “Wholeness is also a mark of Reality”.

ある人々は、「分割されているが、われわれが見るこの
世界は、現実性が欠けているわけでない」と議論する。
我々は「全体性もまた現実の指標の一つである」という。

guru vachaka kovai
26神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 10:32:24 ID:ouJpSU4v
Unless the body is taken to be ‘I’, otherness – the
world of moving and unmoving objects – cannot be
seen. Hence, because otherness – the creatures and
their Creator – does not exist, it is wrong to call Self
the Witness.

この肉体を「私」とみなさなければ、他者性ー世界
中の動くものと動かないものーは存在しない。それゆえ、
自己を観察するもの(目撃者)と呼ぶのは誤りである。

guru vachaka kovai
27神も仏も名無しさん:2009/06/20(土) 22:21:29 ID:uYpD4S2J
うるせえな。コピーマシン。
いつまでも言葉をコピーしろよ。
言葉をありがたがれ。
言葉を現実と取り違えろ。
地図を読んで行った気になれ。
28神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 00:34:11 ID:A+S39q8s
>>10
その「ある程度」のとこまでさえ遠く及ばないのに、
スマやら何やらの本の受け売りでわかった風な書き込みを繰り返すことが、
如何に愚かしいことかわかってるか?
29神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 00:46:06 ID:tsipuowt
>>28
受け売りとしか取れないということは、あんたはまだ真我にすら到達してないんだな。かわいそうに。
到達すると、真我にこだわってたことがバカバカしいことだったことがよく分かるよ。
真我すら存在しない究極の平安を垣間見ると、真我すら邪魔になってくる。
30神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 00:59:35 ID:8TRAeHLH
お、俺なんか、
おまえらさえ邪魔になるw
31神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 01:44:39 ID:A+S39q8s
>>29
到達してないのによくそういうハッタリをかませるもんだなw
で、ニサルガダッタ・マハラジについては何を知っているんだ?
何も知らん癖に、あちこちのスレに出没しては受け売りを繰り返している可哀想な坊やw
32神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 01:47:20 ID:A+S39q8s
お前が真我さえ超えた究極の平安を本当に垣間見たというのなら、
そのプロセスを事細かに説明してもらおうか。具体的にな。
匿名の掲示板ならハッタリをかましてもバレないと思っていたら大間違いだからそのつもりで。
33神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 06:56:42 ID:dz2praAX
To be subject to arrogance, the reign of hell, is the
great, unacceptable wrong. Who but worthless people
will fail to hate the face of that kalipurusha [that
evil, arrogance], which should never be seen by good
people.

地獄の領域である傲慢に屈することは、甚だしい、容認で
きない誤りである。価値のない人々を除いて、誰が、善き
人においては決して見られない、邪悪な傲慢な顔を嫌悪し
ないだろうか?

guru vacahka kovai

おはようございます。advaitaつながりということで。

ニサルガダッタ・マハラジさんはどういう風に真理を悟ったのですか?

修行など説明してますか?よろしければご教授ください。
34神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 07:12:43 ID:dz2praAX
Since everyone is one’s own Self, whoever does
whatever [good or bad] to whomever, is only doing it
to himself. [Therefore, one should only do good to
others.]

すべての人は自分自身の自己であるゆえ、誰がどのようなこと(
善いこと・悪いこと)を誰に行うにせよ、それはその人自身に行
っているだけである。それゆえ、他者に対してよいことのみ行う
のがよい。

guru vachaka kovai
35神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 07:21:28 ID:dz2praAX
After knowing that the purport at the heart of all
scripture is that the mind should be subdued in order
to gain Liberation, what is the use in continuously
studying them? Who am I?

すべての聖典の核心にある目的の解放を得るためには、
こころを征服しなくてはならないということを知ったあと
で、それらの聖典を学び続けることに何の意味があるのか?
私とは誰か?

guru vachaka kovai
36神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 07:31:32 ID:dz2praAX
To be freed from ignorance by mere studies is as
impossible as the horns of a horse, unless by some
means the mind is killed and the tendencies are thus
completely erased by the blossoming of Self-
Knowledge.

単なる学習で知らないこと(無知)から解放されることは、
馬の角のように不可能なことである。何らかの手段によって
こころが消され、傾向(煩悩みたいなもの)が自己を知ると
いう開花により完全に一掃されなければ。

guru vachaka kovai
37神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 10:20:01 ID:2AyHtD3O
>>32
こんなところに書けるわけ無い。
俺だって発狂寸前で死にかけたんだから、下手に書いて死者を出すわけにはいかない。独学は超危険だったよ。だから俺もその方法はもうやってない。
しっかりした指導者について、地道に頑張るのが一番さ。そこまでいけば必ず俺が書いたことが真実だと分かる。焦らなくてもいい。
真我到達がゴールでは無いことだけ書いておきたい。そう思ってるとそこで努力することを止め、ただの聖者で止まりになる。それではもったいないだろう?
38神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 10:46:23 ID:A+S39q8s
>>37
はい、逃げた。

予想通りw

真我を超えた平安を垣間見たはずの人間が、
「真我」や「I am that I am」という言葉に躍起になって反応せざるを得ない滑稽さw
39神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 10:49:30 ID:s+/UNYx2
>>38
そんなに知りたいなら捨てアド載せて。方法教えてあげるから。
ただし、海外まできてもらう必要があるよ?
40神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 11:06:20 ID:35mkofN6
>そんなに知りたいなら捨てアド載せて。方法教えてあげるから。
>ただし、海外まできてもらう必要があるよ?
自分で捨てアド載せて「ここに連絡して」とか書くのが筋だと思うが。
逃げ際の捨て台詞?
数十分でIDがころころ変わる人ってどうなのかねえ。
別人が釣り針を垂れただけかもしれないけれども。
41神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 11:14:26 ID:R/OvmawN
>>40
IDは携帯で書き込んでるせいだな。なぜかころころ変わる。

知りたい人がアドレス教えるのがとうぜんだろう。それがひとに物を聞く態度か?
42神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 11:27:02 ID:8TRAeHLH
お、俺なんか何も知らないから
おまえらより自由w
43神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 11:35:57 ID:YEbybF7o
>>42
それがいいと思うよ。
真理なんか知らないでも何も困ることはない。
44神も仏も名無しさん:2009/06/21(日) 12:42:44 ID:8TRAeHLH
病院にいる友達のお見舞いに行ったら、
6人部屋で、各人どっちが重病か競いあっていた。
45神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 02:24:55 ID:Qo34iWDy
>>41
呼ばれてもいないのに勝手にスレに参入してきて上から目線で持論を展開し、
じゃあもっと具体的なことを説明してみろと言われると、途端に逃げ腰になり、
捨てメアドを晒すなら教えてやってもいいだと?w
それが真我を超えた平安を垣間見た人間の態度か?w 
461:2009/06/22(月) 04:30:25 ID:K2dbvWGH
初心者が衝動的に立ててしまった単発スレだったので
埋没しちゃうかな〜と心配したけど、なんとか伸びてるみたいで嬉しいです。
いろんな視点からの書込み、有難うございます。
とは言えあまり感情的にならず、できれば議論は建設的に…(汗

つーか僕が知らない言葉や概念が目白押しで、情報量の多さに圧倒されてますw
せっかくつけてもらったレスなんで、自分なりに検索して読み回りました。
テーラワーダって上座部仏教のことなんですね、初心者解説は読んでみました。

ニサルガダッタ・マハラジにはあまり具体的な方法が書いてないけど
まず自分の行為や考えを、傍観者みたいな立場で客観視してみようと
「あー、いま僕は横断歩道を渡ってるな」とか
「いま飯を食って僕は旨いと感じてるな」みたいに
頭の中で唱えながら行動する、って独自流のことをやってたんだけど
これって、ヴィパッサナー瞑想法(←これすら昨日初めて知った)
の実況中継法?の一種だったのか、とか興味深く感じた。
47神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 04:34:12 ID:K2dbvWGH
>>16
>エゴが破壊されたときにのみ、人は神になる。

分野は違うんですが、これってズバリACIM
(A Course In Miracles 「奇跡のコース」)のメインテーマのひとつ
「 ego からの脱却」そのものだと思って、すごい納得。

ACIMのワークブックていう一日一題の実践集の中で
最後のほうにスペシャル課題?が10日ごとにあって
・What Is Creation?
・What Is the Ego?
・What Is a Miracle?
・What am I?
で幕を閉じるんですが、重要そうなので毎日これを唱えながら歩いてたらw
この最後の文が、ふと >>18 の書込みにもある
“Who am I?”「私とは誰か」(マハルシ師)につながって、その先に
ニサルガダッタ・マハラジの→「私はある」に行き着くんだな、と気づいて
一人で悦に入ってました(アマのレビューでも同じことを誰か書いてたけど)。
まぁ、ニューエイジとかスピリチュアルの流れをたどると
結局みなこの古典的な哲学ぽい問題にぶつかるから、当たり前なんだろうけど
48神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 04:39:43 ID:K2dbvWGH
>>26
たくさん言葉を紹介してもらったんで、出典を探しました

・Guru Vachaka Kovai
シュリ・ラマナ・マハルシ師の言葉を、ムルガナール師がタミル語で編集した学修書
(…ていう感じの紹介でいいのかな?)
ttp://www.happinessofbeing.com/guru_vachaka_kovai.html
英語の全文 (一括 PDF 約 1 Mバイト 直リン巨大なので注意)
ttp://www.happinessofbeing.com/Guru_Vachaka_Kovai.pdf

実をいうと、マハルシのことは、アマゾンのニサルガダッタ・マハラジの追加の
関連書の写真ぐらいでしか知らなかったので、いきなり全部は読めない w
不二一元論・ヴェーダーンタ哲学の本流?は巨大すぎて僕にはオーバースペックかも orz

ついでなんですが、英単語「 Witness 」(一般の訳: 目撃する、証人) が
ACIM とか聖書では『証し』(イエスや神について、使徒や信者の行いが証明になる)
みたいな訳が多いのに(もちろん文脈次第ですが)
マハラジとかでは『観照』(自分の内や外をありのままに見る?)
っぽい訳語があてられて、方向性が逆なのが面白いなと思いました。
単に英語のニュアンスの問題なのか、それとも
ヘブライとサンスクリットで全然違う元の単語・概念に
たまたま同じ witness を使っただけかな
491:2009/06/22(月) 05:18:12 ID:aVE0H9l3
(ふぇ〜、まとめレスの最後が3連投規制にかかった(汗)
わざわざ再接続でID変えてすみませんw)

ニサルガダッタ・マハラジの話のどっかに
「細い井戸をたくさん掘ってみるのでなく、ひとつの井戸を
深く掘り進まないと、水は得られない」
みたいな感じの言葉があって、ドキっとしたんですが

>>27 の
>言葉を現実と取り違えろ。
>地図を読んで行った気になれ。

この書込みは、僕としては耳が痛いです
(あ、たくさんの引用紹介レスは、自分的にはおkですが)。
なんか最近、キリスト教→仏教→ヒンドゥ教→…と、
ネットで和文・英文の情報漁りばっかしてて
自分から言葉の洪水におぼれてるような気がする orz

なんかスレ主題のニサルガダッタ師の話題が少ないけど
長文連投すみませんでした、もっと‘座る’よう心がけます
50神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 06:43:01 ID:D9NmPtnq
ラマナ・マハリシの教えは、「WHO AM I?」という短い問答集にまとめら
れています。これはマハリシが言っていたことです。

david godmanさんのHPにある翻訳を読むことをお勧めします。わかりやすく
タミル語(たぶん)から英語へ翻訳されてます。

実践法もしっかり書いてあります。

マハリシは網羅的に瞑想も解説してますので、溺れにくくなると思います。

たぶん。
51神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 08:11:24 ID:epmQSWMF
>>47
>“Who am I?”「私とは誰か」(マハルシ師)につながって、その先に
>ニサルガダッタ・マハラジの→「私はある」に行き着くんだな、と気づいて
>一人で悦に入ってました(アマのレビューでも同じことを誰か書いてたけど)

当面は「私」を探されるのも良いと思います。徹底的に探して下さい。いつか真我に辿り着けるでしょう。
そこで歩みを止めないで、もっと探究を深めて下さい。止めたら、真我が究極の真理と勘違いしたブッダが悟りを開く前に師事した二人の先生と同じ過ちに陥ります。
それだけ真我到達というのは、真理を極めたという満足感と勘違いを引き起こしやすいものなんです。
その真摯な姿勢で、本当の真理に到達するまで頑張ってください。
ただし、無我という究極の真理に浸り続けると日常生活は出来なくなります。だからあれを垣間見た後は、覚悟を決めて先に進むか、今生では止めて次の生にとっておくかの決断を迫られます。
真我到達レベルなら、日常生活になんの支障もありません。マハラジもタバコ屋を続けることが出来たわけですから。

先に進むか留まるか、選ぶのはあなたの自由です。まずは選べるところまで頑張って歩を進めて下さい。
52神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 08:38:18 ID:kWa4H89J
>>45
垣間見ただけだからな。だから俺は大悟徹底はしてない。そこから逃げ出した臆病者だ。あのまま徹底してたら、俺は今この世にはいないはずだ。
無我や涅槃の境地というのは究極の真理だが、知った者が必ず選ばねばならないものでもない。そこがどんなに素晴らしいとしても、行ったら二度と帰れない場所だったら躊躇することもあるだろ?
大乗の菩薩にはそういうのもたくさんいると思う。
行こうと思えば行ける、そういう場所があると知っておけば、心に余裕が生まれる。いざとなればそれを選べばいいが、とりあえず選ばないのもありだ。

真理を知るのと真理になり切るのはまったく別なんだな。
53神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 12:39:36 ID:dqLx/lvE
マハラジやヴェーダーンタの聖者は、もしかしたらわざと真我の存在を強調してるのではないかと思うこともある。
普通の人間には存在するものを探求することは出来るが、無いものを無いと確認しようとは思わないものだろ?
日本人や欧米人の感覚だと、まず死ぬのが怖いというのが先立つ。すべてが無に帰するのが怖いんだな。
だから天国を想定したり、前向きな輪廻転生観を追い求め、安直なスピリチュアル思想に乗っかる。

インド人はその点賢くて、輪廻転生を続けても苦ばかりだから解脱したいという発想が思いつけた。
ところがその解脱が、いつのまにやらブラフマンとアートマンの合一に摩り替わってしまったんだな。
それではキリスト教の天国願望と何も変わらないよ。

結論としては欧米人も日本人もインド人も、なにかがあるという結論を追い求めてしまうということだ。
無になるというのは本能的に恐怖感を引き起こすんだろうな。
そんなものが真理だといっても、誰も喜ばないし探求する気にもなれない。

だからとりあえず、真我を目指させる。そこにたどり着けば、嫌でもその先の真理を垣間見ざるを得ない。
正式なプロセスを踏んでたどり着けば力がついてるからその先を見ても落ち着いていられるが、たどり着けもしない凡夫に真理を語ると怖がって行こうとしないってことなのかもしれない。

ましてあれは、言葉では絶対に語りえない世界だしな。
嘘だと思うならまず真我をめざしてがんばってくれ。そうすれば嫌でも分かる。
54神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 13:59:14 ID:GhC5b4R7
55神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 15:36:51 ID:9fAcqhId
仏教(テーラワーダ)の話はそれにふさわしいスレでどうぞ。
ここはニサルガダッタ・マハラジのスレです。
56神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 15:40:22 ID:9fAcqhId
>>52
行ったら二度と帰れない世界なら行かなければいい。
バーナデット・ロバーツの2冊の本を読めば、ああはなりたくないと思う人もいるだろう。
そして実際あんなふうになる必要はない。
ニサルガダッタ・マハラジも意識を超えたその先にあるものについて言及しているけどね。
57神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 15:57:08 ID:LZ9fLyy6
>>56
54はやり過ぎだったかな。すまん。

ロバーツはあの境涯でよく世俗の生活ができるものだ。本当に不思議でならない。

マハラジもその先について語ってるなら、私はあるなんてそんなに強調することないのに。
58神も仏も名無しさん:2009/06/22(月) 22:09:56 ID:D9NmPtnq
エゴ(我)の滅が涅槃なら、SELF(真我、自己、ブラフマン、静寂、
存在―意識ー祝福)も同じことの別表現にすぎない、、、と思う。

SELFは二元性を超越した状態であるので、それより先に何かを達成
しようとする主体もいなければ、目標となる対象もない。SELFも寂静。
、、、と思う。
59神も仏も名無しさん:2009/06/27(土) 03:46:53 ID:j7lGPEXk
>>54
プッタタート比丘の紹介を読ませてもらいました。
「居る人」と「行く人」の例えは面白いですね、後半の説明で

>何らかの「得る。なる」があれば、たとえどんなに高尚なものでも
>苦と言わなければなりません。得ること、なること自体が苦だからです。
>ゆえに得ること、なることから出てしまい

とありますが、マハラジも似たようなことを言ってたような気がする。
あと別の頁の「空」(くう)に関する法話も読んでみた。
上座部や大乗の相違はよく知らないし、「空」の議論そのものの難しそうだけど
素人として思ったのは、在るとか、虚無とかも言えない、全部を超越した概念
って感じだとすると、マハラジもちらっとどっかで
「 Nothing !」と触れてたような(うろ覚えで場所をすぐ探せないが)。

Wikipediaで見たら、プッタタート師は1993年に87歳で亡くなるまで
一貫して、タイの仏教学界とか政治運動(仏教社会主義?って初めて知った)とか
精力的に社会貢献にたずさわってきた偉人だったんですね。
ここらへんは、ニサルガダッタ・マハラジの‘社会活動に参加しない’という姿勢と
正反対なのが面白いなと思いました。
60神も仏も名無しさん:2009/06/27(土) 03:52:16 ID:j7lGPEXk
>>56
なんか凄まじそうな話なんで、つい興味がわいて、バーナデット・ロバーツも
検索してみました。つーかこの板にもスレがあったんですね。
本を買ったわけじゃないので細かいことはわからないけど
多めに引用して紹介してるブログや書評とかをざっと読んだ感じでは
>>51-53 氏も言ってる、悟りの二段階説?ぽいのはいかにもありそうに思えてきた。
でその中間にバーナデットさんいわく『凍りつくような虚無』の数ヶ月があると。

[第一段階](仮称): 真我を思い出す?、梵我一如?
[遷移期間](仮称): 神経症的とも言える、自己喪失感?
[第二段階](仮称): 究極の状態?、(上にも書いた)空?

テーラワーダ系か何かの初心者向け解説に、悟りの最終目標は
創造主 (=たぶんヒンドゥのブラフマン=たぶん聖書の神) すら消してしまう
物騒な言い方では「神を殺す」(だったかな?)とかいう表現があったけど
これは伝統的な宗教的価値観からすると、恐怖そのものって感じで
敬虔な信者だった人ほど無意識の抵抗が強いんじゃないでしょうか。

ちょっと思い出したのは(また全然違う分野だけど)、シルババーチ系の
スピリチュアリズム関連で、死後体験を500人聞く本があって
生前まじめな教会信者だった人ほど、「周りが灰色で何も見えない」いわゆる
‘ここはどこ?私は誰?’状態で、新しい価値観に適応できない話がでてくる。
神の慈愛に囲まれた至福というイメージにとらわれるほど、次へのギャップ感に
おののいて、‘寂’?への遷移期間が辛くて、個人差が大きいのかも。
61続き:2009/06/27(土) 03:54:46 ID:j7lGPEXk
そういえば、ACIM では「このコースの目標は、聖霊によって目覚めるまで」
つまり上の第一段階(仮称)まで、と明確に書いてあって、
「その先は関知しない」(神に任せる)みたいなことも記されてたような。

で最後に、ニサルガダッタ・マハラジ師の場合を探してみた(ムリヤリだなw)

(I AM THAT 85章より)
Q: It looks like death to me.
M: It is. It is also all-pervading, all-conquering, intense beyond words.
 No ordinary brain can stand it without being shattered;
 hence the absolute need for sadhana.

質: 私にとってそれは死のように見えます。
マ: そうだ。それはまたすべてに浸透し、すべてを征服した、言葉を超える
 強烈なものだ。普通の脳では、粉砕されずにそれに耐えることはできない。
 それゆえ、サーダナが絶対的に必要なのだ。

‘脳が粉砕される’って…w
マハラジさんは、遷移期間なしで、第二段階(仮称)いっちゃったのかも
62同じ:2009/06/27(土) 04:04:58 ID:qfGRlWfN
>>50 紹介ありがとうございます。これ↓でしょうか?
Sri Ramana Maharsi - Who am I? (David Godman)
ttp://davidgodman.org/rteach/whoami1.shtml

なんとか辞書ひきながら2ページとも読み終わった。
ラマナ・マハルシ師の教えのポイントは、ニサルガダッタと
完全に同じように感じたので、なんかとても安心しました。

ニサルガダッタのほうは、直接の先生である Siddharameshwar Maharaj 師が
ヒンドゥ教の Navnath Sampradaya とかいう宗派らしいのですが
マハルシ師とそのへんで何か関係あるのかも、とか思いました。

瞑想の考え方について、ラマナ・マハルシ師は二つに分類して
1) Meditaion: 己をブラフマンと念じる(他の伝統的ヨーガの前向き?な方法)
2) Self-Enquiry: 己はこれでない、あれでもないと否定的に消していく自己省察法?
のうち、後者こそがサーダナ修練だと主張してますが、これが
ニサルガダッタ・マハラジの‘not-I’アプローチだったんですね。

唯一気になった違いといえば、食事のことかな。
マハルシ師は、禁酒禁煙、菜食で、味もチリ辛や塩分・酸味の濃いものは避けて
サトビィック料理(って何だろう?)を勧めてますが
ニサルガダッタ・マハラジ師は、特にそういう‘戒’みたいなのは無かったような。
なにしろタバコ屋だし…
あれ?、それとも自分じゃタバコ吸わなかったのかなw
63神も仏も名無しさん:2009/06/27(土) 04:07:24 ID:qfGRlWfN
で最後に本音。
今週から気合い入れて毎晩、瞑想はじめてみたけど
じっと座ってるだけで汗が出てくる。
初心者としては、暑すぎて集中できない orz

タイとかミャンマーとかスリランカとかインドとか、暑い国ばっかりだけど
偉い求道者は、みんなちゃんと瞑想できるのだろうか?
それとも暑さにボーっとして、雑念すら湧いてこないとかw
64神も仏も名無しさん:2009/06/27(土) 06:45:51 ID:cQ2UUdyR
≫62

self-enquiryは「〜でない、〜でない」と念じる方法ではないです。それは
「who am I」 をもう少し読めばわかるでしょう。

david godman さんの「be as you are」が翻訳されてるのでそちらを読むと
わかりやすいかもしれません。私は訳語の関係で英語の方を勧めますが。

瞑想について知ったかぶりしたくはないのですが、一般に広がっている
さまざままな対象に対して「客観的な観察」をしようと試みるものは、
少なくともラマナ・マハリシが認めているものではありません。

彼が認めているのは
 @一つの対象への集中
「I am brahman」「OM」とかを繰り返し唱えるjapa
   呼吸に集中するpranayama などなど
 A対象を取らない主体への集中(self-enquiryの前段階といえる、、、と思う)

@は迂回ルートでAはストレイトウェイで、できる人はAをがんばれと
マハリシは勧めています。

本気で興味あるなら調べてみてください。

サッティブは「純粋な」という意味です。こころを落ち着けるために
こころを荒立てる(ラージャ)食事やだるくする(タマス)食事の節制
を勧めています。
self-enquiryをする人はこれだけ守ればいいと言っています。守れなくても
瞑想はできますが、守れたら大きな助けになるでしょう。

6562:2009/06/28(日) 04:05:19 ID:nl/yLrea
>>64 解説ありがとうございます
つっかえながらの乏しい英語読解力で、マハリシの self-enquiry を
瞑想法の分類の一つと勘違いして、僕の早とちりでした orz

ニサルガも「自分が‘何でない’か、よく調べなさい」と
言ってるから、not-I を呪文のように唱えるのでなく、結果としては
マハリシの self-enquiry と同じことを言ってる気がします

(私は在る 64章の中盤)
M: If in the state of witnessing you ask yourself: 'Who am I?',
 the answer comes at once, though it is wordless and silent.
マハラジ: もし観照の状態のなかで、「私は誰か?」と自分自身に尋ねれば、
 その答えは直ちにやってくる。ただ、それは言葉ではなく、沈黙のものだ。

でも具体的なこと(呼吸とか姿勢とか意識の対象とか?)は
出てこないようなので、僕は結局、自己流になっちゃってますが
66神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 04:08:18 ID:nl/yLrea
ぱらぱらと本をめくってたら、>>64 で紹介してもらった単語も見つかりました

(I AM THAT 6章より)
M: Meditation is a sattvic activity and aims at complete elimination of
 tamas (inertia) and rajas (motivity). Pure sattva (harmony) is perfect
 freedom from sloth and restlessness.
マハラジ: 瞑想は純粋な行為であり、その目的はタマス(不活発性)と
 ラジャス(活動性)を完全に除去することだ。純粋なサットヴァ(調和)は、
 怠惰と落ち着きのなさからの完全な自由だ。

瞑想だけじゃなく、食事にもこの言葉を使うんですね。解説に感謝です。
(実は本の最後に用語解説集がついてることに今頃気づいた orz)
サトヴィック料理の例をぐぐってみたら、豆腐、ネギ、きゅうり、長芋とかを
切って煮ただけの澄まし汁、ていうか「味噌抜きの味噌汁?w」みたいな画像を
見つけたけど、味付けはどうなってるか不安だw
67自己レス:2009/06/28(日) 04:36:36 ID:nl/yLrea
>>66 訂正
画像じゃなく本文みたら、ただのスープだった orz
つーか、×きゅうり→○セロリ ×長芋→○さつまいも
豆腐なんか入ってないし、ハーブとか塩の味付けもちゃんと書いてあるし。
サトヴィック料理ってのは、個々のメニューじゃなく
菜食家むけ調理分野の総合名称って感じでしょうか
68神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 05:48:14 ID:ezDUw8qe
>>65

マハラジの引用はラマナ・マハリシの言葉のようですね。ラマナ・マハリシ
の瞑想の姿勢や対象について詳しく知りたいなら、be as you areでも読ん
で調べてください。私は解説できるほど習熟してませんし、勉強熱心な方み
たいだからお任せします。

>>66-67

料理の例がのっているのですか。確か、ラマナは肉・魚・玉ねぎ・にんにく
・過剰な塩分を控えるように言ってました。どうしても薄味になるでしょうね。

厳しく感じるかもしれませんが、私がヨガのサイトで食事制限のところ見た
ところ、ラマナよりめちゃくちゃ厳しかったです。塩がいらないって書いて
あったような。
69神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 15:58:45 ID:nl/yLrea
>>33 亀レスですが
>ニサルガダッタ・マハラジさんはどういう風に真理を悟ったのですか?
大長文だけど本の冒頭から引用してみます(「マルティ」はニサルガの若い頃の名前)。

■『私は在る』序盤の「ニサルガダッタ・マハラジとは誰か?」より
幼少期、青年期、結婚、そして子供達 ― マルティは中年期を迎えるまで、大した
出来事もない、ごく普通の単調な生活を送った。後に続く聖者としての将来への何の
兆候もないままに。この時期の彼の友人の一人、ヤシュヴァントロ・バーグカールは、
ヒンドゥー教の一派であるナヴナート・サンプラダヤの霊的グル、シュリー・シッダラ
メシュヴァール・マハラジの信奉者だった。ある晩、バーグカールはマルティを彼の
グル、シュリー・シッダラメシュヴァール・マハラジのもとへ連れていった。そして
その夜こそが、彼の人生の転機となったのだ。グルは彼にマントラと瞑想の指導をした。
修練しはじめたばかりの頃、彼は幻覚を見たり、超越状態に入ることさえあった。
そして、何かが彼のなかで爆発した。普遍的意識の誕生とも言える永遠なる生命の
感覚を得て、小さな店主というマルティのアイデンティティは消え去り、シュリー・
ニサルガダッタが生まれたのだ。
 [中略]
光り輝く体験の後、シュリー・ニサルガダッタ・マハラジはそのような二重の人生を
生きはじめたのだった。彼は店を経営したが、もはや利益を追求する商人ではなかった。
後に、彼は家庭と仕事を放棄し、一人の托鉢僧となってさまざまなインド中の聖地を
巡礼してまわった。永遠の生命の探求のために余生を送ろうと、ヒマラヤへの道を
裸足で歩いた。だが、すぐに彼はそのような探求の無意味さを理解し、踵を返して
家へと帰り着いたのだった。彼の理解した永遠の生命とは、見いだされるものではなく、
すでに彼が手にしていたものだったのだ。「私は身体だ」という観念を超え、
彼は無上の至福と平和を得た。彼は真我を実現したのだ。
70神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 16:45:04 ID:nl/yLrea
>>33 同じく
>修行など説明してますか?
彼の思想の核心ぽい部分を書き写してみた。他にも何度も似た言葉がでてくるけど。
長文引用ばっかりでゴメン。僕自身よく判ってないので、これで赦してくださいw

■私は在る( I AM THAT ) 18章 の末尾 マハラジさんのFA:
あなたが何なのかを知るためには、まず、あなたが何ではないかを調べなければならない。
そしてあなたが何ではないかを知るためには、「私は在る」という基本的な事実に
そぐわないものをすべて拒絶し、あなた自身を注意深く観察しなければならない。
私はある時、ある場所で、両親のもとに生まれ、今私は某で、どこそこに住み、
誰それと結婚し、誰それの父親で、どこそこに雇われ等々……といった概念は、
「私は在る」という感覚のなかに本来ないものだ。「私はあれやこれだ」というのが
私たちの通常の態度だ。忍耐強く堅固に、「あれ」や「これ」から「私は在る」を
分離しなさい。そして、「あれ」や「これ」として在るのではなく、ただ 在 る
ということがどういった意味をもつのか感じ取ってみなさい。私たちの習慣のすべてが
それに逆らう。それらと闘うことはときには長く、困難な仕事だ。だが、明確な理解は
大きな助けとなる。マインドのレベルでは、あなたは否定的な言語でしか言い表す
ことができないということをより明確に理解するほど、探求はより早く終焉を迎える。
そして、あなたは無限の実在を実現するのだ。
71神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 17:18:58 ID:nl/yLrea
なまえ ヨシュア
じゅうしょ ナザレ
しょくぎょう ヒーラー
ちち ヨゼフ (もくざいかこうぎょう)
はは マリア
つま マグダラのマリア
こども ―ふめい―
HP: 30
MP: 999
こうげきりょく: 0
ぼうぎょりょく: 0
まほうぼうぎょ: 999
ぶき: ―もてません―
そうび: かわのころも
とくぎ: ほんとうのじぶんをよびだす
コードネーム: J

…こんな感じかと
72神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 17:36:33 ID:nl/yLrea
もひとつ動画みつけた (DVD余録30分対話からの抜粋らしい)
Talk with Nisargadatta Maharaj
ttp://www.youtube.com/watch?v=EtF_Ud2M0HU
撮影が1981年ていうと、肉体を離れる直前? かなりのご老体だけど口調はしっかり
73神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 17:37:11 ID:ezDUw8qe
>>69

解説ありがとうございます。

>普遍的意識の誕生とも言える永遠なる生命の感覚を得て、小さな店主という
マルティのアイデンティティは消え去り、シュリー・ ニサルガダッタが生ま
れたのだ。

It is only due to the false sense-bound knowledge of
the ignorant that they say that Muktas who have realized
the Truth have individuality [vyakti]. Truly, universality
[avyakti] is the real state of a Jnani, whose
nature is the Expanse of Consciousness; the individuality
seen in Him by devotees is a reflection of their
own individuality.

真理を理解したムクタが個性(アイデンティティ)を持っていると言う人は、
ただ知らないもの(無知な人)の誤った感覚に制限された知識によっている
だけである。実に、普遍性はジャーニーの真実の状態であり、彼の性質は意
識の広がりである。帰依者によりみられる彼の個性は、帰依者自身の個性の
反映である。

guru vachaka kovai より関連するだろう所を引用しました。
74神も仏も名無しさん:2009/06/28(日) 17:55:16 ID:ezDUw8qe
>>69

>「私は身体だ」という観念を超え、
彼は無上の至福と平和を得た。彼は真我を実現したのだ。

The life of the filthy ego, which mistakes a body both
as ‘I’ and as ‘my place’, is merely a false imagination
seen as a dream in the pure, real, Supreme Self.

肉体を「私」や「私の場所」と間違えている、汚れたエゴの生命は、単に
純粋で、現実である、至高の自己のなかに夢として見られる間違った想像
にすぎない。

同じくguru vachaka kovaiより関連箇所。

75神も仏も名無しさん:2009/06/30(火) 06:44:26 ID:fBRYruaZ
ttp://www.youtube.com/watch?v=S6RghUQ9CME&feature=related

純粋不二元論 、advaitaが歌であらわされてるかも。

ご冥福をお祈りします。
76神も仏も名無しさん:2009/06/30(火) 13:19:16 ID:EmRp3eei
いいね、懐かしい
小遣いで買った30cmシングル(45rpm)捨てられなくて、押入れにまだ置いてあるw
スティーヴ・ペリー、ケニー・ロジャース、スティービー・ワンダーが
やたら目立ってるのは、気のせいかw
(あの頃はまさか米大統領がアフリカ系になるとは誰も思ってなかっただろうな…)

BEAT IT
ttp://www.youtube.com/watch?v=1g3SeskbATU

実は↓これが一番好きだったw
EAT IT
ttp://www.youtube.com/watch?v=HyfcOriVKBM
77神も仏も名無しさん:2009/06/30(火) 13:27:47 ID:EmRp3eei
BE AS YOU ARE - The teachings of sri Ramana Maharshi by David Godman
ttp://www.beasyouare.info/

昨日から一所懸命読んでます 何週間かかることやら…
読み終わったら感想かきます

YouTube でラマナ・マハルシ師の古い映像をみると
いつも、ふんどし一丁で杖ついて歩くのがトレードマークみたいですが
あれほどライフスタイルが徹底してるのも凄い
78神も仏も名無しさん:2009/06/30(火) 19:03:43 ID:fBRYruaZ
>>76

EAT ITにくわえ、FATも面白かったです。パロディ知らなかったです。

>>77

be as you areがネットにあるのも知りませんでした。テーマ別にいろいろな
本から抜き出して書かれてあるので、興味ある部分から読むのもいいかも。
会話は抜き出したものだから、前後のつながりがないのが残念なところです。

あと、マハラジの瞑想経験も詳しく知りたいですね。あんまり書かれてないのかな。
79神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 05:01:21 ID:DTlNGkPs
>>68
マハラジの本には料理や食事制限の話は一切ありませんでした。僕が勝手にネットで
ヨガ関連の料理を調べてみただけなんですが、無駄骨だったみたい…
ていうか、なんと彼自身が少量の肉食と喫煙を告白してる箇所を発見
もう真我探求以外は何でもアリって感じ。このシンプルな潔さが気に入った w

I AM THAT 54章より引用 (訳は福間巌 氏)
質問者: 身体は私に深く影響を与えます。多くの意味において、身体は私の運命なのです。
 私の反応、運命や恐れ ― 生来のものであれ、後天的なものであれ、それらはすべて
 身体を根底としています。わずかな量の酒や薬物か何かで、すべては変わってしまいます。
 薬物が抜けきるまでは、私は別人となってしまうのです。
マハラジ: これらすべては、あなたが身体だと考えることによって起こるのだ。真我を
 見いだしなさい。そうすれば、薬物さえあなたに影響を与えることはできないだろう。
質問者: あなたは喫煙しますか?
マハラジ: 私の身体はいくつかの習慣を保っている。それは死に至るまで続いていく
 かもしれない。それらには何の害もないのだ。
質問者: あなたは肉を食べますか?
マハラジ: 私は肉を食べる人たちのなかに生まれた。そして私の子供たちは肉を食べて
 いる。私もほんの少し食べるが、気にするほどのことではない。
質問者: 肉食は、殺すことを意味します。
マハラジ: いかにも。私は終止一貫していることを主張したことはない。あなたは
 絶対的な一貫性が可能だと思っている。例えを示して証明してみなさい。自分自身で
 実践していないことを説いてはいけない。
80神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 05:04:25 ID:DTlNGkPs
訪問者が「ラマナアシュラムから来た」と自己紹介する場面は多いんですが、ニサルガ
ダッタ・マハラジ自身が珍しく、バガヴァーン・ラマナ・マハルシについて少し
論評するシーンを一箇所だけ見つけました(実際に接触があったか否かは不明)。

「私は在る」I AM THAT 70章 冒頭より
Q: I have been at Sri Ramanashram and also I have visited Rishikesh.
 Can I ask you what is your opinion of Sri Ramana Maharshi?
M: We are both in the same ancient state. But what do you know of Maharshi? You
 take yourself to be a name and a body, so all you perceive are names and bodies.
Q: Were you to meet the Maharshi, what would happen?
M: Probably we would feel quite happy. We may even exchange a few words.
Q: But would he recognise you as a liberated man?
M: Of course. As a man recognises a man, so a jnani recognises a jnani.

質問者: 私はシュリー・ラマナアシュラムにいました。またリシケーシも訪れました。
 シュリー・ラマナ・マハルシについてのあなたの意見をうかがえるでしょうか?
マハラジ: 私たちはともに、同じ原初の状態のなかにいる。しかし、あなたはマハルシ
 の何を知っているのかね?あなたはあなた自身を名前と身体だと見なしている。
 だから、あなたの知覚するものすべては名前と身体なのだ。
質問者: もしあなたがマハルシに出会うならば、何が起こるでしょうか?
マハラジ: おそらく、私たちはまったく幸せに感じるだろう。二、三の言葉を交わし
 さえするかもしれない。
質問者: しかし、彼はあなたを解脱した人として認識するでしょうか?
マハラジ: もちろんだ。人が人を認識するように、ジニャーニはジニャーニを認識するのだ。
81神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 05:06:12 ID:DTlNGkPs
ラマナアシュラムの場所を調べてみた
ttp://maps.google.com/maps?f=q&source=s_q&hl=en&geocode=&q=RAMANASRAMAM+&sll=12.071553,79.271851&sspn=4.178295,4.65271&ie=UTF8&ll=12.223569,79.056507&spn=0.004079,0.004544&t=h&z=18

ニサルガ師在住のムンバイから、南東に1000kmも離れてるので、気軽には行けないみたい。
海外からインド修行の旅廻りに来た人が、飛行機or列車でムンバイまで来て
噂のニサルガ師を‘ちょこっとだけ’訪問して、最後に母国への長距離便に乗る
ってパターンが多かったのかも
82神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 05:27:12 ID:qR7uT5Ne
>>78
マハラジ自身は特別な瞑想を何もしなかったという話が、何箇所かでてきます。グルの
言葉を信じて「私とは何か?」→「私は在る」をひたすら考えながら日常生活してたらしい。
一番くわしく答えてる部分を、丸ごと引用してみます。

私は在る I AM THAT 78章の冒頭より (訳は 福間巌 氏)
Q: Are we permitted to request you to tell us the manner of your realisation?
質: あなたの真我の実現がどのように起こったのか、尋ねてもよいでしょうか?

M: Somehow it was very simple and easy in my case. My Guru, before he died,
 told me: Believe me, you are the Supreme Reality. Don't doubt my words, don't
 disbelieve me. I am telling you the truth -- act on it. I could not forget
 his words and by not forgetting -- I have realised.
マ: どうしたものか、私の場合それはとても簡単で、やさしいものだった。私のグルが
 亡くなる寸前に私に告げたのだ。「私を信じなさい。あなたは至高の実在なのだ。
 私の言葉を疑ってはならない。不信感をもってはならない。私は真実を伝えているのだ。
 それに基づいて行動しなさい」と。私には彼の言葉を忘れることができなかった。
 そして忘れないことで、私は真我を実現したのだ。

Q: But what were you actually doing?
質: しかし、実際にあなたは何をしたのでしょうか?

M: Nothing special. I lived my life, plied my trade, looked after my family,
 and every free moment I would spend just remembering my Guru and his words.
 He died soon after and I had only the memory to fall back on. It was enough.
マ: 何も特別なことはしなかった。私は私の人生を生き、商売に励み、家族の面倒を見、
 時間の許すかぎり、私のグルと彼の言葉を覚えていたのだ。じきに彼は逝き、私は記憶に
 頼ることしかできなかった。それで充分だったのだ。
83続き:2009/07/05(日) 05:29:22 ID:qR7uT5Ne
Q: It must have been the grace and power of your Guru.
質: それはグルの恩寵と力だったに違いありません。

M: His words were true and so they came true. True words always come true.
 My Guru did nothing; his words acted because they were true. Whatever I did,
 came from within, un-asked and unexpected.
マ: 彼の言葉は真実だった。だからそれは実現されたのだ。真実の言葉はつねに実現される。
 私のグルは何もしなかった。彼の言葉が働きかけたのだ。なぜなら、それらは真実だった
 からだ。何であれ、私のしたことは願わず、求めずして内側から起こったものだ。

Q: The Guru started a process without taking any part in it?
質: グルは自ら参加することなしに、一連の変化を起こしたということでしょうか?

M: Put it as you like. Things happen as they happen -- who can tell why and
 how? I did nothing deliberately. All came by itself -- the desire to let go,
 to be alone, to go within.
マ: あなたの好きなように表現するがいい。ものごとは起こるように起こるのだ。
 なぜ、どうしてなのかを誰が言えるだろうか?私は何ひとつ意図的にしなかった。
 手放そうという熱望、ひとりになること、内側へと向かうこと、すべてはひとりでに
 起こったのだ。
84続き:2009/07/05(日) 05:34:40 ID:qR7uT5Ne
Q: You made no efforts whatsoever?
質: あなたはまったく何の努力もしなかったのでしょうか?

M: None. Believe it or not, I was not even anxious to realise. He only told me
 that I am the Supreme and then died. I just could not disbelieve him. The rest
 happened by itself. I found myself changing -- that is all. As a matter of
 fact, I was astonished. But a desire arose in me to verify his words. I was so
 sure that he, could not possibly have told a lie, that I felt I shall either
 realise the full meaning of his words or die. I was feeling quite determined,
 but did not know what to do. I would spend hours thinking of him and his
 assurance, not arguing, but just remembering what he told me.
マ: 何ひとつしなかった。私は真我を実現しようと苦悩していたわけでさえない。
 彼は私に「あなたは至高なるものだ」と告げ、そして死んだのだ。私にはただ彼を
 疑うことができなかった。それ以外はすべてひとりでに起こっていった。私は変わり
 つづけていく私を見ていた。ただそれだけだ。実のところ、私は驚いている。しかし、
 彼の言葉を立証したいという熱望が湧いてきたのだ。私には彼が嘘をついているはずが
 ないというあまりにも強い確信があったため、彼の言葉の完全な意味を実現するか、
 そうでなければ死ぬしかないと感じたのだ。私の決意は強固なものだったが、何を
 すべきか知らなかった。私は何時間も彼のことと彼が確約した言葉を想い、議論する
 ことなく、ただ彼の言った言葉を覚えていたのだ。
85続き(終り):2009/07/05(日) 05:45:14 ID:o70HSi1Z
Q: What happened to you then? How did you know that you are the Supreme?
質: そして、何があなたに起こったのでしょうか? どのようにしてあなたが至高なる
 ものだと知るに至ったのでしょうか?

M: Nobody came to tell me. Nor was I told so inwardly. In fact, it was only in
 the beginning when I was making efforts, that I was passing through some
 strange experiences; seeing lights, hearing voices, meeting gods and goddesses
 and conversing with them. Once the Guru told me: 'You are the Supreme Reality',
 I ceased having visions and trances and became very quiet and simple. I found
 myself desiring and knowing less and less, until I could say in utter
 astonishment: 'I know nothing, I want nothing.'
マ: 誰かがそれを伝えにきたわけではない。内面でそう言われたのを聞いたわけでもない。
 事実、努力をしたのは、ほんのはじめのころだけだ。私は光を見たり、声を聞いたり、
 神々に出会ったり、彼らと話をしたりという奇妙な体験を通り抜けてきた。ひとたび
 グルが私に「あなたは至高の実在だ」と言ったとき以来、幻想や超越状態を体験する
 ことはなくなり、とても静かに、そしてシンプルになった。私は欲望をもつことや
 知ろうとすることがだんだんなくなっていき、最後にはまったくの驚きとともに、
 「私は何も知らない。私は何も欲しくない」と言うまでに至ったのだ。
86神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 06:22:26 ID:o70HSi1Z
で、僕自身の感想なんですが、ニサルガダッタ・マハラジはもしかして、選ばれた人
あるいは‘特別な素質を持ってた人’だったからこそ、簡単に悟れたのでは?
という気がしてきた。彼のグルはそれをきちんと見抜いた「予言者」的立場だったのかも。
David Godman 氏の「 Be as you are 」を読むと、バガヴァーン・ラマナ・マハルシも
16歳のときに突然、神秘体験をして悟り始めたそうですが、やっぱ特別な資質に恵まれ
てた、言い換えると多くの人に教えを広めるため‘悟る運命にあった’のかも。
何十年も修行しても進展しない、と悲嘆にくれてマハラジに相談する気の毒な人も
本にでてくるので、余計そういう印象を持ちました。

ところで福間巌さんは、‘realise’をズバリ「真我を実現する」という訳語に
ほぼ一貫して統一なさってるのが、興味深い。
ちょうどラマナ・マハルシの Be as you are の最初の方の箇所を連想しました↓

Q: How to know this by direct experience?
[中略]
A(Maharshi): One cannot describe that state. One can only be that.
 Of course, we loosely talk of Self-realization, for want of a better term.
 How to `real-ize' or make real that which alone is real ?

唯一の real な物をどうやって real-ize できるのか、っていうシャレが面白い
87神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 06:58:41 ID:5C1YDL6W
 マハリシは、人の精神的な成長の違いがあることを認めています。ほんのわ
ずかな人、前世で修業を終えている人は、真理をきくだけで悟るらしいです。
そのほかの大多数は頑張って修行に励まないといけないみたいです。

 マハリシは今世では人間の師から指導もなしに悟ったから、例外中の例外だ
と思います。

 マハラジは十分修行して成熟したころに師から最後に真理の言葉を聞き、さ
とったみたいですね。マハラジの師についてもすごい興味があります。

 realizeの訳はどうかな〜っと個人的に思います。マハラジはrealizeのあと
に目的語をいれてないから、「理解する」とか「悟る」にしていたほうがいい
と思います。
 マハリシの引用の説明みたいに、SELFはrealizeされるものでなく、実際は
SELFを隠しているmayaをのぞくことが修行らしいです。まあ、マハリシも相手
にあわせて、realize SELFということもあったでしょうが。
 しかし、mayaをとりはらうという説明も、SELFが隠れているという説明もほ
んとはおかしくて、「SELFしかない」が究極的な真理でしょうね。説明はわれ
われの立場を考えてなされているものだから。
88神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 09:57:15 ID:h3Aw3F/f
>>60
ずっと規制で書き込み出来なかった。
真我を説く人がそのさらに奥に究極の状態があることを理解し、その上で方便として真我を説くなら問題はないな。
ACIMも胡散くさそうで本を読む気がしなかったんだが、ちゃんと限界を設けそれを説明してるなら、良心的と言える。
89神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 15:17:42 ID:mq7+tpQT
>>88
そういう書き込みをるあんたは何さまなんだよw
90神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 15:34:01 ID:2Kg4EEDE
>>89
何様なんだろうな?
仮に形成されただけの俺は、この瞬間は人間ということになってるけどな。
91神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 16:24:33 ID:ll1zGdXY
>>88
マハラジの本でも二段階説っぽい箇所を見つけたので引用します(僕の早とちりかも?)。

私は在る I AM THAT 99章の末尾 (訳: 福間巌 氏)
Q: What comes first -- the abandoning of the mind or self-realisation?
M: Self-realisation definitely comes first. The mind cannot go beyond itself
 by itself. It must explode.
Q: No exploration before explosion?
M: The explosive power comes from the real. But you are well advised to have your
 mind ready for it. Fear can always delay it, until another opportunity arises.
Q: I thought there is always a chance.
M: In theory -- yes. In practice a situation must arise, when all the factors
 necessary for self-realisation are present. This need not I discourage you.
 Your dwelling on the fact of 'I am' will soon create another chance. For,
 attitude attracts opportunity. All you know is second-hand. Only ‘I am' is
 first-hand and needs no proofs. Stay with it.

質問者: マインドを放棄することと真我の実現、どちらが先に来るのでしょうか?
マハラジ: 真我の実現がかならず先に来る。マインドはマインドによってそれ自体を
 超えることはできないのだ。それは爆発しなければならない。
質問者: 爆発の前に探求はないのでしょうか?
マハラジ: 爆発力は実在からやってくるのだ。だが、あなたはマインドをそのときに
 備えておくように充分教えられている。次の機会がやって来るまで、恐れはつねに
 それを遅らせることができる。
質問者: 私はチャンスがいつもあるものだと思っていました。
マハラジ: 論理的にはそのとおりだ。実際は、真我実現のために、すべての必要要因が
 揃った状況が生じなければならないのだ。このことで落胆することはない。「私は在る」
 という事実にとどまることが、別のチャンスをすぐにつくり出すだろう。なぜなら、
 態度が好機を引き寄せるからだ。あなたの知っていることはすべて間接的な知識だ。
 ただ、「私は在る」だけが直接の、そして証明を必要としないものなのだ。
 それとともにとどまりなさい。
92神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 19:08:29 ID:5C1YDL6W
>>91

マハラジはマインドをどう定義しているのですか?

読んだ限りでは、二段階説のようには思えませんが。つまり、真我を超えた
あとになにかあるという段階をマハラジは主張してますか?

93神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 20:05:57 ID:mq7+tpQT
>92
アジズとの対話という本でそのことに触れられている。
94神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 20:56:11 ID:mq7+tpQT
でもねも、真我さえ実現していない人が、構造的にその先にあると言われているものを心配しても仕方がないんだが。
つーか、そういうことを気にかけていること自体、真我とは程遠いところにいることの証左でもあるしw
95神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 21:07:12 ID:5C1YDL6W
58で言ったように、

SELF(真我)は二元性を超越した状態であるので、それより先に何かを達成
しようとする主体もいなければ、目標となる対象もない。

誰が何を目指すのか?



96神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 21:24:55 ID:P3Gcv+qr
>>81
ラマナアシュラムのあるティルヴァンナーマライはそれほど遠いところではありませんよ。

インド南方の大都市チェンナイからバスで4〜5時間ほどで着きます。チェンナイについてオートリキシャでバスステーションまで行き、バスに乗っていれば到着します。
そこにはラマナ・マハルシのグルにしてシヴァ神そのものである聖山アルナーチャラがあります。

アシュラムにはメディテーションルームがあり、いかなる国のいかなる人にも開放されています。
またアルナーチャラを登ればラマナがかつて住んでいたスカンダ・アシュラムや
ビルバークシャ洞窟があり、驚くほどのパワーを与えてくれます。
ラマナアシュラム周辺には欧米や韓国・日本からきた修行者が多数滞在し、賃貸の部屋やネットカフェ・スーパーなどがあります。
日本からインドに移り住み、ティルヴァンナーマライに永住している日本人が何人もいまして食事や部屋のことについて親切に教えていただけます。
またラマナアシュラム付属の図書館には、英語だけでなく日本語の文献も多数置いてあり、日本では絶版になった本も取り揃えてあります。

ラマナは真我探求(アートマ・ヴィチャーラ)だけでなくアルナーチャラに対してのバクティも強く説いています。
もしもラマナの修行法に強くひかれる気持ちがあって時間的余裕があるならば、一週間でもラマナアシュラムに滞在されることをお勧めします。

金銭的にもインド(チェンナイ)と日本の往復に滞在費(一日300ルピーとみて750円程度)ですので、それほど高くはないかと思います。
97神も仏も名無しさん:2009/07/05(日) 21:36:12 ID:5C1YDL6W
≫96

実際にラマナアシュラムへ行かれたのですか?よろしければ、体験談などおき
かせください。
9896:2009/07/08(水) 00:44:14 ID:uZPQGv8J
>>97縁があって昨年に2ヶ月ほど滞在してきました。

朝は4時ごろに起きて、甘いチャイを飲んでから瞑想。修行者用のレストランで朝食を食べてからアルナーチャラ山の上にあるテンプルで瞑想。
昼に下山して昼食を取り図書館でラマナ関係の本をよんだり、ネットカフェで日本のサイトを見たり。
夕食後は自転車でアルナーチャラのまわり13キロほどを一周してました。
といっても基本的にその日の気分で行動をかえていましたが。やるきの出ない日は部屋でヨーガをしたりごろごろしてました。
インドの気候は昼の日差しが激烈ですので、昼以降はあまり出歩けないんです。

宿や食事などは中学生程度の片言英語でなんとか生活できました。また複雑な問題でも現地に永住している日本人のかたが教えてくれたため乗り切れました。
詳しくは「ラマナ・マハリシの臨在」というサイトがありますので、そちらをご覧ください。私もこのサイトのおかげでラマナアシュラムに行けましたから。
9996:2009/07/08(水) 00:45:44 ID:uZPQGv8J
あとラマナの不二二元論に惹かれるのでしたら、以下の参考文献をお勧めします。ニサルガダッタ・マハラジと本質的に同じであるため非常に役にたつと思います。
私の場合、現地に永住している日本人の方に「私は在る」を貸していただき、マハラジのことを知りました。というか滞在している日本人でマハラジを知らない人がいませんでした。

  ●「あるがままに―ラマナ・マハルシの教え 」(単行本) デーヴィッド ゴッドマン (編集), 福間 巖 (翻訳)

  ●「不滅の意識―ラマナ・マハルシとの会話」 (単行本) 柳田 侃 (翻訳), ポール ブラントン, ムナガラ ヴェンカタラミア

  ●「ラマナ・マハルシの伝記―賢者の軌跡 」(単行本) アーサー オズボーン (著), 福間 巖 (翻訳)

  ●「覚醒の炎―プンジャジの教え」 (単行本) デーヴィッド・ゴッドマン (編さん), 福間 巖 (翻訳)

  ●「秘められたインド (単行本) 」ポール・ブラントン (著), 日本ヴェーダーンタ協会 (翻訳)

  ●「真の自己責任と自己実現の教えとしての新カルマ論 」(単行本) ポール ブラントン (著), Paul Brunton (原著), 大野 純一 (翻訳)

加えて「クリシュナムルティの瞑想録」やエックハルト・トールの「ニューアース」なども読む価値があるかと思います。
じゃっかんスレ違いの感も否めませんが、同じ不二二元論を唱えた聖者のつながりとしてお許しいただけますようお願いします。
100神も仏も名無しさん:2009/07/08(水) 19:22:23 ID:HeU0dble
>>98 99

ありがとうございます。参考になります。アルナーチャラが身近に感じられ
るようになりました。
101神も仏も名無しさん:2009/07/08(水) 19:30:00 ID:hl79bjgq
ニサルガダッタ・マハラジはカースト制度について何と言ってますか?
10281:2009/07/12(日) 15:50:07 ID:83H7gd+M
>>96,98,99
ラマナアシュラムやアルナチャーラ山の話ありがとうございます
臨場感ある現地レポは、いろいろな意味で考えさせられて興味深い

ニサルガダッタ・マハラジとバガヴァーン・ラマナ・マハルシの教えは
類似点が多く、質問内容によってはそっくり同じ比喩や言い回しを使って
回答してる様子も感じられたので、もしやマハラジはマハルシに
直接会ったことがあるのでは?というのが僕の思いつきだったのですが
マハルシ存命中の1950年まではインド国内航空網が庶民に普及してたとは
思えないし、マハルシ自身は、ティルヴァンナーマライ近辺から終生ほとんど
離れたことがないそうなので、ニサルガダッタ・マハラジのほうが

1) ボンベイ(ムンバイ)からマドラス(チェンナイ)まで列車で大旅行したか又は
2) マハルシ死後、彼関連の著作がインド内でも普及し、それを読破・暗記した

なんとなく1より2の可能性が大な気がしてきました
ニサルガダッタがラマナ・マハルシの直弟子でないのが残念
まぁ教えの方向性が一貫してれば、どうでもいいことかもしれないけど
103雑談:2009/07/12(日) 15:53:07 ID:83H7gd+M
チェンナイ(旧称マドラス)をWikipediaで調べたら、サン・トメ要塞てのがあって
キリストの使途トマス(ディドモ)のインド伝道説にちなむらしい…
えぇっ?これってもしや「神の使者」にでてくるパーサこと福音著者トマスが
最後に殺された場所がチェンナイ近傍なのかっ!? と驚きましたw

「神の使者」のゲイリー=トマスがまさか、シヴァ神舞踏伝説アルナーチャラ山や
マハルシの話題に、こんなとこでつながってくるとは思わなんだ
純粋不二元論ってあなどれないw
104神も仏も名無しさん:2009/07/12(日) 16:08:26 ID:83H7gd+M
あいかわらず初心者のままで、今さらな質問ですが
Bhagavan Sri Ramana Maharshi 師の呼び方の日本語訳として
マハリシ? マハルシ?
どっちが一般的なんでしょうか

最近の書名では「マハルシ」のほうが多いのかなと思ったけど
ネットでみると、公式にはマハリシ協会とかあるみたいだし

あと「マハリシ」で Google 検索すると、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギとかいう、
ラマナ・マハルシとは明らかに違う分野ぽい人も混じって出てくるので、戸惑います
一般的な敬称らしいし、ささいなことにこだわっても仕方ないけど
105神も仏も名無しさん:2009/07/12(日) 16:51:23 ID:83H7gd+M
>>101
日本のふつーの世俗人として僕も、インド社会での階級制の歴史的な重み?とか
最近あるのかどうか知らないけど『寡婦殉死』みたいな気の毒な親族プレッシャーとか
についてインド聖者・賢人たちがどんな風にコメントしてるのか興味がありました。

でもニサルガダッタ・マハラジ「私は在る」を通読した限りでは、直接それに触れた
対話は出てこなかったような感じです。もうちょっと広い話として
「今おこってる東パキスタン戦争(1971頃のバングラデシュ独立闘争を指す)をどう思うか」
とか「兵士に殺された幼児の写真を見てあなたは何も感じないのか」みたいな質問に
ニサルガはいつものように『世界を救うにはまず自分を救うのが先』論で答えてます。

僕としては先月、最初に読んでた頃は「はがゆい対応だな〜」と思ったんだけど
最近はこれが正論かなと納得し始めてます。戦争・人権・階級問題は‘外の問題’
そして実は‘内なる自我が投影した幻想問題’としてひとまず棚上げし
まず自分自身がマインドを鎮める練習を積めば、問題の本質(あるいは社会問題に
見えてたけど実はもっと別の問題だった、という本質)が見えてくるかもしれないと
考えるようになりました。

ついでに David Godman の Be As You Are (ラマナ・マハルシ対話集「あるがままに」)
原文pdf内を「 caste 」で検索してみたら、たった一箇所だけ

(Maharshi:) Expansion of love and affection would be a far better term for a
 true devotee of God than renunciation, for one who renounces the immediate
 ties actually extends the bonds of affection and love to a wider world
 beyond the borders of caste, creed and race.

おぉっ!と思って辞書で調べながら読んだら
「真我探求には家業や俗世を捨てる必要はない」という文脈の章で
階級制度や社会問題とはあまり関係ない話だった orz
106神も仏も名無しさん:2009/07/12(日) 17:26:49 ID:83H7gd+M
>>92
ご指摘の通り、やっぱり僕の早とちり癖だったみたいです
ニサルガがここで言ってる‘マインド’は、たぶんマハルシ師の使う
I-thoght あるいは狭い用途の Mind (他所の ego に近い?)と同様だと思います

realize すると mind-explosion の覚悟ができる、つまり一時的に自我を鎮めるんでなく
完全に自我を消失するプロセスの話って感じ。
だから >>95 の 「唯一の実在=SELF」になりきってしまえば、主体や対象という
区分が完全に無いはず、という意見がたしかに一番妥当な気がしてきました。

ところで、Be as you are の後半には他のヨガのいろんな方法(クンダリーニとか?)で
『一時的なマインド鎮静・恍惚に浸っても、またマインド復活するしグルなしは危険』
みたいなマハルシの警告・解説があるようなので(まだちゃんと読めてないけど)、
二段階説として考えるよりは、僕みたいな独学初心者むけの、「途中で罠にはまらない
ための戒め」として銘記すべきアドバイスだと受け止めることにしました

ちょうど >>51 さんが挙げた留意事項に該当するかも

>>94
>真我さえ実現していない人が、構造的にその先にあると言われているものを心配しても仕方がない

うっ…… ずばり僕にとって鋭い指摘…… 反論できないw
すみません、地道に精進します
107神も仏も名無しさん:2009/07/12(日) 17:55:36 ID:83H7gd+M
>>87
>マハラジの師についてもすごい興味があります。

ニサルガの先生にあたるシッダラメシュバール師の解説を偶然みつけました
Siddharameshwar Maharaj (1888-1936)
ttp://www.angelfire.com/realm/bodhisattva/sadguru.html
(僕も見つけただけで、まだ読めてません、すみませんw)

>>93
興味がわいたので、アジズ・クリストフ師を検索してみました
Aziz Kristof (Biography) (1962/5/11〜)
ttp://www.angelfire.com/realm/bodhisattva/aziz.html
ニサルガ本の英訳者モーリス・フリードマン氏と同じ、ポーランド出身てのが面白い
ニサルガダッタの本を読んで感銘を受けた…云々。直接は会ってないのかな?
日本とかにも来て道元・只管打坐その他を学んだそうですね

アジズとの対話 (天野清貴氏のサイト)
ttp://www2.wbs.ne.jp/~leela/aziz.senden.html
を見つけたので、少し読みました。残念ながら、
ニサルガダッタ・マハラジについては、章の目次しか掲載されてない orz
あくまでも、アジズ・クリストフ師の思想からみると、ニサルガダッタ・マハラジの
対話内容も二段階説に還元できる、という視点なのでしょうか?
本を未購入なので、具体的な感想は何も書けなくて、すみません
108神も仏も名無しさん:2009/07/12(日) 18:27:28 ID:83H7gd+M
ニサルガダッタ・マハラジとラマナ・マハルシ(マハリシ)の違いについて

Be As You Are (>>77)をぼちぼち読んでます。
「 Self enquiry - misconceptions 」(真我の探求方法の誤解について)
という章を見てたら、どうやら僕も誤解してたかも、って気がしてきた。

>>70 でも紹介した通りニサルガ師は、自分でないものを切り落としていく?
自己否定をあちこちで推奨してますが、これは
『ネチネチ法』(Neti-Neti approach)として、マハルシ師は非推奨みたいですね。
そんなまだるっこしいことはせず、ずばっと「 Who am I ?」に焦点を合わせれば
自然とマインドが鎮まって、そのソースはどこから来るか、と考える練習が続けられる
というアプローチ。

全体の方向性は二人とも同じだけど、自己否定にネチネチと粘着するwよりも
「私は誰?」のほうがストレートかも。ニサルガも別の対話で、マハルシ師の
Who am I 法を引用してるから、僕はこっちを採用したい気分

Be as you are の中の主婦への回答で、家事や仕事に忙しい人は
短縮形で「I」一言だけでもいい、みたいなマハルシの助言があったのが気に入りました。

世界の中心でアイを叫… (ry
109神も仏も名無しさん:2009/07/12(日) 20:02:20 ID:pkVj3fNz
>>108
>全体の方向性は二人とも同じだけど、自己否定にネチネチと粘着するwよりも
>「私は誰?」のほうがストレートかも。ニサルガも別の対話で、マハルシ師の
>Who am I 法を引用してるから、僕はこっちを採用したい気分

ブッダも同じネチネチ法を用いたんだよ。体も我ではない、脳も我ではない。そうやってどんなに突き詰めても我なんてものは見つからない。だからこそ無我なんだが、同じことやって真我という真逆の
結論に達するのが面白いな。
もしかしたら真我と無我は同じものかもしれないけど。

>世界の中心でアイを叫… (ry

そんな君にはまごころを…(ry
110神も仏も名無しさん:2009/07/13(月) 20:30:38 ID:SwOWf/HO
>どんなに突き詰めても我なんてものは見つからない

ラマナの創作なのか昔からのヒンドゥの喩えなのか知らないが、10人目の男の話を思い出した。
10人の男が川を渡り終わって人数を数えてみると9人しかいない。
そんなはずはない、と別の男が数えてみたが、やはり1人足らない。
次から次へと別の男が数えるが、どうしても9人しかおらず、
男たちは「誰か川に流されてしまった」とおいおいと泣き出した。

長いので端折ると、全員自分を勘定に入れるのを忘れていた、という話。
仏陀で言えば、「突き詰めて見つからなかった」と言うお前は誰なんだ?ってことだな。
答え:慌てん坊さん。
111神も仏も名無しさん:2009/07/13(月) 22:21:15 ID:81RXE5f8
>>110
うまい!w
112神も仏も名無しさん:2009/07/13(月) 22:53:58 ID:6Wu+Vs0a
>>110
なんとか一般的な喩えで説明しようという努力は買うが、その数え忘れた自分さえ一時、ある瞬間に形成されたはかないものでしかないんだがなあ。
113神も仏も名無しさん:2009/07/16(木) 07:32:48 ID:bMbStJTP
ニサルガダッタ・マハラジとラマナ・マハルシだったら、まるっきりレベルが違うでしょ?
本当に悟りを得ていたらカルマの影響は受けないと言っても自ら進んで肉食も喫煙もやらないと思うから

でもラマナ・マハルシいわく他人のことより自分が真我に在りなさい、他人は他人で真我に在る
といったことらしいから、誰が悟ってるかとかは本質的には無益な話題な訳だけど
114神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 00:15:03 ID:8txKd/fK
>>112
うーん?言ってることは俺の「慌てん坊さん」と似たような意味であって、
どこが反論なのか分からないが。
組み合わせてみよう。
「その数え忘れた自分さえ一時、ある瞬間に形成されたはかない慌てん坊さんでしかないんだがなあ。」
ほら。
115神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 07:42:38 ID:Qtx2spZf
>>114
はかない慌てん坊さんが真我であることなど無いということですよ。
つまり、真我なんかどこにもないということです。
116神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 16:33:16 ID:k2XP7rwT
>>115
そのことをあなたは体得されているのですか?
ただの受け売りなのであれば、
そういう観念こそが、はかない慌てん坊さんそのものでしょう。

117神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 16:34:26 ID:jjeTv8zj
RS: Have there been living people whom you regarded as your Gurus, or who had an especially strong impact on you spiritually?

DG: I think the four key spiritual figures would be Lakshmana Swamy, Saradamma, Nisargadatta Maharaj and Papaji. I have to include
  Ramana Maharshi on this list, even though I never met him while he was alive. I feel him as strongly as I have felt any other teacher.
The Self that took the form of Ramana Maharshi is my Guru. He lit the lamp of enlightenment in the Heart of a few of his devotees,
 and when I sit in the presence of these beings I am receiving the luster, the light of Ramana Maharshi through them.
So I will not say that my Guru has a particular form. I will say that the light of Arunachala became manifest in Ramana,
 and through him it was passed on to Lakshmana Swamy, Papaji, and Saradamma. When I bask in their light,
 I am basking in the living, transmitting light of Arunachala Ramana.

Nisargadatta does not belong to this lineage,
 but he was an enormously beneficial presence in my life in the late 1970s
and early 80s. I used to go and see him as often as I could.
He repeatedly told me "you are consciousness"
 and on a few rare, glorious occasions I understood what he was talking about.
He was not simply giving me information, he was instead describing my own state,
 my own experience in that moment. That was his technique.
He would talk endlessly about the Self until you suddenly realized directly, "Yes, this is what I am right now."

David GodmanのHPからニサルガダッタ・マハラジに関する記述です。
118神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 17:19:18 ID:jjeTv8zj
ttp://www.davidgodman.org/interviews/nis1.shtml

David Godmanのニサルガダッタ・マハラジについてのインタビューです。
上の英語の貼り付けは、ラマナ・マハリシについてのインタビューのときの一部です。
119神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 17:43:02 ID:ps3v6vNk
>>117 ありがとう!(アク禁中で携帯からごめん)
「恩寵の扉が開くまで」(フーマンとの対話)の
ttp://www.leela.jp/garace/day2-8.html
中のアドバイタ批判が不安だったので、とても勇気付けられました!
120神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 21:17:43 ID:jjeTv8zj
≫119

アク禁ってどうしてなるんですか?

アドバイタ批判の内容はどんな感じですか。
121神も仏も名無しさん:2009/07/18(土) 23:56:32 ID:8txKd/fK
>はかない慌てん坊さんが真我であることなど無いということですよ。
>つまり、真我なんかどこにもないということです。

最初の文は同意するが、そこから「つまり」以降は飛躍しすぎでは?

縁によって形成されたすべてのものには自性がないから無我。
お釈迦さんはそこで止め、ヒンドゥは後を続ける。
では、その縁、形成が起こる全体はどうだろう?
全体には他がないから自ずから存在し、自性があるだろ。
122神も仏も名無しさん:2009/07/20(月) 07:30:30 ID:aGFCzXMO
Maharaj very rarely spoke about his life, and he didn't encourage questions about it.
I think he saw himself as a kind of doctor who diagnosed and treated the perceived spiritual ailments of the people who came to him for advice.
His medicine was his presence and his powerful words.
Anecdotes from his past were not part of the prescription.
Nor did he seem interested in telling stories about anything or anyone else.

マハラジはほとんど稀にしか彼の人生について語りませんでしたし、それについて質問することも勧めませんでした。
私が思うには、マハラジは自分自身を、アドヴァイスを求めにきた人々のスピリチュアルな疾患を診断し、治療する一種の医者と考えていたようです。
彼の薬とは、彼の存在と力強いことばでした。
過去の逸話は処方薬の一部ではありませんでした。
また彼は他のことや他の人についての話をすることにも興味がないように見えました。

インタビューの訳。ぼちぼちやっていくかも。
123神も仏も名無しさん:2009/07/20(月) 22:16:29 ID:VWd3RmWd
この本を読めるだけでも、その人は結構レベル高いと思う。
内容は般若心経と同じだよね。
124119:2009/07/23(木) 02:25:43 ID:nBC+6K8U
>>120
>アク禁ってどうしてなるんですか?

複数板を無意味レス連投で荒らす人を締め出すため、2ch運営が該当プロバイダや
地域単位で書込みを禁止する。たまたま同範囲の接続を使う無関係な人々も、皆
巻き添えを喰らって規制される(読むだけはできる)。
特に全鯖規制の時は2chのどこにも書けなくなるので大迷惑。

プロバイダが該当者に警告メールなどで対応完了すると規制解除されるが、
普通は数日から数週間を要する。その間やむを得ずどうしても急ぎレスしたい時、
自分は入力に不慣れな携帯を使うので大変。
125119:2009/07/23(木) 02:35:43 ID:nBC+6K8U
>>120
>アドバイタ批判の内容はどんな感じですか。

本流のマハリシやパパジと違って、安易な悟りの誤解や浅薄なサットサング(対話集会)等の
流行現象を、アドヴァイタ・ムーヴメントとして、天野キヨタカ氏は危惧してます。
フーマン・エマミ師もアドヴァイタを、‘純粋意識があなたの本性だ’と説くだけの
ものとして批判しているようです。詳しくはリンク先(修善寺のリーラスペース)を参照。

これを見て自分は、ニサルガダッタ・マハラジがはたして
本物の覚者なのか亜流的な偽者なのか、という点が不安になったのですが
デヴィッド・ゴッドマン氏のインタビューを読んで、やはり本物なんだと安堵しました。
126神も仏も名無しさん:2009/07/23(木) 03:16:37 ID:nBC+6K8U
ニサルガダッタ・マハラジの唯一の自著の全文(英語)を見つけた
「Self Knowledge and Self Realisation」(1963)
ttp://www.inner-quest.org/NisargadattaSR.htm

マラティ語「Atmagnyana and Paramatmayoga」から、ボンベイの Elphinstone大学
Vasudeo Madhav Kulkarni 教授が英訳して、Jean Dunn 女史が編集
しかし彼女の関係者など、わずか数十部しか配られなかったそうなので、稀少かも?

読んでみると dhyana (meditation:瞑想) だけでなく bhakti (devotion:献身)の
話題が多い。ラマナ・マハルシの「あるがままに」の用語を借りるなら、Self-Enquiry
だけでなく、神への Unconditional Surrender (無条件降伏?)も重視してます。
このニサルガ自身の著書は、後年の「I AM THAT」の対話内容と、かなり雰囲気が
違う感じなので、少し戸惑いました。
127126:2009/07/23(木) 03:42:04 ID:nBC+6K8U
上掲のニサルガ自著の中の「第6章. THE LILA OF GOD (神の戯れ)」で、
なぜ我々は現世の様々な出来事をムリヤリ体験しなければならないかについて

If the purpose of all this be inquired into, we get different accounts from
 different people. Some claim it is because of the actions of millions of
 previous lives, but nobody has the direct experience of these past lives;
 it is obvious that this is fiction.

という文がでてくるんだけど、つまり「輪廻転生はフィクション」てことかな?
ニサルガダッタが輪廻説を明確に否定する側だとすると、自分としてはかなり焦る。
輪廻に基づく「神との対話」や「神の使者」etc. それどころか、他のヒンドゥ教義や
仏教一般のカルマ/輪廻論が、全部否定されることになってしまう orz

上の英文について、自分の読み方がおかしいだけかもしれないけど
128神も仏も名無しさん:2009/07/24(金) 23:03:23 ID:9rXBclzz
>>127
マハラジやラマナ、プンジャジは輪廻転生をあるけれどもないとしています。
というのは最終的に自分が自我でも肉体でもなく真我であるとわかったときに
世界はただひとつの真我でしかなく、そこに生も死も輪廻転生もありません。

ラマナは「無知が存在する限り輪廻転生は存在する。昔も今もこれからも輪廻転生は存在しない」と明言しています。
この場合の無知とは「私は体である、世界は実在している」という錯覚をさします。

ところが真我を実現する前には、神々が実在するのと同様に輪廻転生は実在します。
つまり真我を実現してやっと輪廻転生などはなかったと解るのですが、真我を実現する前にはそれは厳然として存在しているのです。
ですが輪廻転生とカルマの理論は、宿命論的怠惰と弱者に対する無慈悲につながりやすいものです。
インドでは奴隷階級に生まれたものが社会的反抗を起こさせないために、カルマと輪廻の理論が悪用されています。

ですから魂が学ぶために何度もやり直していることは確かですがそれを他者に公言することは避けたほうが良いかと思います。
詳しくはポール・ブラントンの「真の自己責任と自己実現の教えとしての新カルマ論 」をお読みください
129127:2009/07/25(土) 03:52:50 ID:8IjBePvi
>>128
わかりやすく丁寧に解説して頂いてありがとうございます。
根深い階級・職業差別(ヴァルナ・ジャーティ制)の問題と
輪廻論の関係も、ついうっかり忘れがちな点ですね。
真我実現前の無知な段階でのみ輪廻が存在してる、という
教えをもっとよく考えてみることにします。

What Is Karma Paul Brunton  でGoogle検索したら、このスレの >>99 もヒット。
既にちゃんと紹介してもらってたのに、見逃しててすみません orz
130神も仏も名無しさん:2009/07/27(月) 10:14:41 ID:jh6IjBKG
>>125

天野キヨタカさん、フーマン・エマミ師 初めて名を聞く人でした。いろいろな方がいらっしゃるんですね。
彼らはどんな内容を教えているか気になるところです。


55 Therefore, one who talks advaita without actual experience of that truth is just the same as a dvaitin [a dualist].
Neither speech nor mind has any access to that supreme state.
He that abides in that state has no doctrine whatever.

56 Those who think of themselves as advaitins say [from intellectual conviction alone] that the world is unreal, miserable and inert [unconscious].
Others [professing dvaitins] say otherwise.
But in the result all are alike.

ラマナ・マハリシの弟子のLakshman Sarmaが書いた詩。辛辣に感じるが、いい箴言であると思う。
頭だけの理解はダメってことですね。
131神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 07:40:33 ID:8FHVul6O
>>130
英語読めるってカッコええなぁー。
132神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 08:03:24 ID:eVMWSSi6
なんだよ、英語だったのかよ。
頭だけの理解に自信あり。
133神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 18:01:51 ID:M/GCCt5v
>>128
それは仏教で言うところの勝義諦と世俗諦の話であって、どちらも真理には違いないということでしょ。

そのうち勝義諦についてなぜアドヴァイタの人は真の我が有るという言い方をするんだ?
実際は無我のほうがよほど表現的には正しいと思うのだけど。
同じことを言ってるのだとしても、表現の厳密さにはこだわったほうがいい。
134神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 18:05:19 ID:MBj+xVkv
涅槃の境地が有るという言い方も厳密にはおかしいのかもしれんが。完全無我の境地が有ると言ってるわけだからね。
135神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 18:39:51 ID:hX2ekBqd
>>131 賛辞へのお礼。

55  それゆえに、真理の実際の経験なしに不二論を語るひとは、単に二元論者と同じである。
    言葉も、こころも、至高の状態には何のかかわりもない。
    その状態に住まう人は、いかなる教義も保持していない。

56 (単に知的な理解だけから)みずからを不二論者とみなす人は、世界を非現実のもので、
    みじめで、生命のない(意識のない)ものという。
    他の人(二元論を信じて)は別のように言う。
    しかし結局みんな似たようなものである。
136神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 18:50:37 ID:8EWGSIn3
>>135の55を>>133はよく噛み締めてみることだな。
137神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 21:08:19 ID:o5gu8nIR
>>133
ここはニサルガダッタ・マハラジのスレだということはわかってる?
上座部の知識をひけらかしたいのなら、相応のスレでどうぞ。
君は情報としての知識しか持ち合わせていないから、
どのスレに行っても相手にされないとは思うけどね。
138神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 21:35:24 ID:KLKDyNU+
>>137
あの究極の無を実際に見れば、誰でもわかるんだよ。正しくは見るわけではない。あれは無そのものだからな。
全てはあれから生まれ、あれに戻る。あるともないとも言えない。あると言えば真我だし、ないと言えば無我になる。
だがそこになにか確固としたものがあるというのはやはり間違いなんだ。言葉ではこれ以上表現出来ない。
どんな手段を使っても偶然でもなんでもいいから一度体験すればわかる。真我があって欲しいというのはやはり人間の欲望でしかないんだ。

128の内容はまさにその通りなんだが、表現が問題だと言ってるだけだ。
真我があるという表現が、何か永遠のものが欲しいという人間の存在欲求を満たしてしまうんだよ。
逆に何もない、完全な無という結論は人を恐怖に陥れる。だがそちらのほうが真実に近いのだからしょうがない。

マハリシも悟りの二段階説を唱えてるという話があるが、それは正しい。
139神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 21:38:23 ID:KLKDyNU+
×マハリシ
○マハラジ
140神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 21:46:38 ID:iGrUT7jx
真我という表現が悪いんだよ。真理とか法則とかのほうがよほど適切だ。

真我があるという結論に安住してしまうことこそが悟りの最大の障壁だ。
ひどい言い方をすれば涅槃も悟りもない。解脱もない。だがそれはあるレベルでは確かにある。あるといえばある。ないといえばない。
すべてはレベルとものの見方の問題で、しかもそれはあるものに完全に包括されている。円環を描いているともいえるが、その円環も実はない。
解脱しもう二度とこの世に生まれないシャカムニ仏陀でさえその現象の一部でしかない。
141神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 22:10:03 ID:ymrdnpam
真我か無我かなんてこと自体、実はどうでもいい。表現がどう違おうが真理はひとつだ。
これらは全て、己自身が今こうして生きていることや死後どうなるかへの不安やおそれ、恐怖にどうかたをつけ生きていくかの道具にすぎない。
真理を知り不安の無くなった人間はいくつかのことをするだけだ。

そのまま涅槃に入って死ぬ
安堵感を胸にたんたんと日々をいきる
教えを説いて回る

マハラジは二つ目と三つ目の間の子だな。

問題となるのは真理は一つなのに、それを表現する媒体としてこの不完全な三次元の肉体と言葉を使わざるを得ないことだ。
そのまま死んだらどうでもいいんだが、なんでもいいから表現しようとすると真我か無我かというようなややこしいことになってしまう。

分かってる者同士ならなにが言いたいか分かるが、分からない者にどう表現すれば伝わりやすいかについてはどうしても意見が分かれる。同じ物を見、体験したって表現は変わるだろ?

アドヴァイタが言ってることは正しいよ。たがその表現は俺からすれば誤解を多く招きかねないものとしかおもえない。
142神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 22:10:55 ID:8EWGSIn3
>>138-140
だ。か。ら。
そういう本の受け売りをしたいのなら上座部のスレでどうぞって言われてるのがわからないのか?w
143神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 22:23:57 ID:8EWGSIn3
>>141
で? どうして欲しいんだ?w お前の自己顕示欲を満足させられればそれでいいのか?
144神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 22:36:43 ID:uf2yQzRc
>>142
上座部がどうしたとかそんな低レベルな話はどうでもいい。俺は真理の話をしてる。

仏陀でさえその中の一部でしかないなんて上座部で言ったら大変なことになるよ。
145神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 22:38:46 ID:hX2ekBqd
世の中には変わった方がいるみたいですね。おめでたいというか、なんというか。

人並み程度の謙虚さもないのに、なぜ真理を説けるのだろう。自己欺瞞に気づかないのかな。
146神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 22:53:26 ID:8EWGSIn3
>>144
あのね、日本語わかる?
ここはニサルガダッタについて語るスレなの。わかるかな?
お前の受け売りの知識を書き込んで自己顕示欲を満たすためのスレじゃないんだよw
何か主張したいことがあるんなら自分でブログでもつくってそこで勝手にオナニーしてろ、馬鹿が。
147神も仏も名無しさん:2009/07/28(火) 23:08:59 ID:BDV75fUo
>>146
もうちょっと丁寧に言わないと通じないと思うよ。
148神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 08:24:14 ID:piPU/wYs
>>146
受け売りの知識と体験から出た言葉の違いも読み取れないとは可哀想に。
あんたがなんの体験も無いのがよく分かるよ。
マハラジの体験が否定されたわけでもなんでもなくその表現に再検討を問う書き込みが続いただけなのに、マハラジが否定されたように感じてしまったんだね。
149神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 11:55:49 ID:hGMV7yDp
う〜ん。ここはインドな香りがするスレだな…ビートルズって何しにインド行ったんだか?わけわかんねえ。
150神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 12:28:05 ID:ThlsiZH4
マハラジってインド人だし
151神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 18:59:17 ID:hXa5gQgz
>>148
あなたが上座部仏教を信奉しているからと言って、
上座部とは何の関係もないスレに突然やってきて、
言葉の使い方がおかしい、俺様の言うとおりに変えろ、
というほうがよっぽどおかしいでしょう。
その程度なんですか、上座部というのは。
152神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 19:10:12 ID:VTPF1UQX
まあ何ですな。
りんごのことをアップルと言ってもいいし、水のことをウオーターと言ってもいいし。
名前が変わると味が変わるなんてこともないわけです。

真我でも無我でも神でも道でも無でも般若波羅蜜多でも、全部同じものですし。
また日本人のいう真我とインド人の言うプルシャやアートマンも微妙にニュアンスが違うでしょうし。
これまた同じ日本人でも各人微妙に考えている定義が違うでしょうし。

「プティングの味は食べてから語りましょう」と秘められたインドで言ってましたし
真我実現するまではその内容や定義について語るのは避けたほうがいいでしょう。
153神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 19:29:34 ID:hXa5gQgz
俺様はすごい体験をしたんだ、俺様は真理を知っているんだ、
というその俺様っていったい何なのかってことですね。

無我どころかバリバリのエゴそのものじゃないですか。

笑止千万ですね。
154神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 20:01:45 ID:areJzLsK
俺様なんてのはただの道具だよ。プディングやアップルを食べるためのな。

食べもせず本で他人の言うこと読んで、それで真我があると思い込めるのだから幸せなものだ。
その思い込みにケチつけられたからと言って気分を害する前にまず自分で食べたらどうだ?そうしたら俺の言ってることが分かるだろう。

エゴがあるように見えるのもあるレベルでは真理だが別のレベルでは妄想になる。俺の書き込みにエゴしか見えないのはそういうフィルターがあんたにかかってるからに過ぎない。

この三次元世界で全てが光の粒子だったら生活出来ないだろ。ラーマクリシュナがいつもサマーディにい続けたらそのまま死ぬだけだ。
三次元世界で生きるというのは肉体にしろ精神にしろ他者との分離、エゴという幻想をまとうということなんだよ。ニームカロリババの一見わがままに見える所業にもそういうあるレベルの真理を理解させる意味がある。
155神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 20:25:08 ID:hXa5gQgz
本で他人の言うこと読んで、それで真我があると思い込んでいる、
というのもあなたにそういうフィルターがかかっているからでしょうw

それであなたはどうして欲しい?

凄い凄い! あなたの言うとおりです、ニサルガダッタの本なんか捨ててあなたについていきます!
と言って貰えれば満足ですか?
156神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 20:27:36 ID:hXa5gQgz
テーラワーダスレで相手にされないものだから、
ここなら相手にされると思っていましたか?

宛てが外れて残念でしたね。
157神も仏も名無しさん:2009/07/29(水) 20:32:45 ID:OAZl85ju
>>155
誰かについてきて欲しいなら匿名でなんか書かないよw
158神も仏も名無しさん:2009/07/30(木) 08:03:30 ID:V70SKsrO
>>156
最初からスルーしてあげればいいのに、相手にしてあげてるじゃん。
159神も仏も名無しさん:2009/07/31(金) 20:28:17 ID:L7OgrOtq
29 For every creature there are three states: waking, dream and deep sleep.
   Sustaining these three there is another sleep, the sleep of ignorance.

  すべての生物にとって3つの状態がある。起きている状態、夢見ている状態、深い眠りの状態。
  これら3つを支えている別の眠りがある。知らないこと(無知)という眠りである。

  Sri Ramana Paravidyopanishadより
  
160神も仏も名無しさん:2009/07/31(金) 20:48:05 ID:L7OgrOtq
33 Those that are overwhelmed by this sleep of ignorance are the seers of this bad dream, the world.
  And so long as this ignorance does not cease by the right awareness of the real Self, the souls have to wander in this maze of the three states.

 知らないこと(無知)という眠りにより制圧されている人々は、世界というこの悪い夢を見る人である。
 真実の自己という正しい自覚により、この知らないこと(無知)がやまない限り、人々は3つの状態という迷路のなかをさまよわなければならない。

 Sri Ramana Paravidyopanishadより
161神も仏も名無しさん:2009/07/31(金) 20:57:15 ID:L7OgrOtq
34 Thus, every creature is asleep: none in this world of souls is awake.
  Only the sage, who, being firmly established in the fourth state, having transcended the three states, and who is free from ignorance, is awake.

 それゆえに、すべての生物は眠っている。世界中の人々のうち誰も目覚めていない。
 唯一、聖者だけが、第4の状態にしっかりと打ち立てられ、3つの状態を超越し、知らないことから自由であり、目覚めている。

  Sri Ramana Paravidyopanishadより
162神も仏も名無しさん:2009/07/31(金) 21:18:36 ID:L7OgrOtq
60 Since the sage has no creed of his own, he never engages in [useless] discussions.
  All creeds are approved by him.
  He does not [seek to] unsettle the faith of anyone.

 聖者は自分自身の信条を持っていないため、彼は決して無意味な議論に従事しない。
 すべての信条は彼に受け入れられる。
 彼は誰の信仰も動揺させることがない。

 Sri Ramana Paravidyopanishadより
163神も仏も名無しさん:2009/07/31(金) 21:29:31 ID:L7OgrOtq
61  Therefore, the aspirant should, with a mind at peace, cease from hatred of other faiths and from all disputation,
   and engage in sadhana as taught by his own faith, intent on winning deliverance.

  それゆえ、信仰者は、平和な心で、他の信仰への敵対心とすべての論争から退き、
  自身の信仰に教えられたように修練に取り組むのがよい。解放を勝ち取ることを意図して。

  Sri Ramana Paravidyopanishadより
164神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:08:53 ID:dBwqwW1R
悟ろうが、悟るまいがどうでも良い事だ。きみたちが成さねばならぬただひとつの事…それは「他者救済」だ。ギャーナやバクティなど今は語っている場合ではない。すべて捨てよう…すべて捨てよ!
165神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:19:26 ID:7b37UnNj
81 There will be no end to doubt until one gets established in the supreme state.
Only in that state is there an end of all doubts, due to the extinction of the doubter, [the ego].

至高の状態に確立するまで、疑うことには終わりがないだろう。
  その状態においてのみ、疑う者(エゴ)の消滅による、すべての疑いの終わりがある。

  Sri Ramana Paravidyopanishadより
166神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:20:03 ID:dBwqwW1R
サマーディに没入する者たちなど「今は」放っておけばよい。役にも立たない連中だ。年間自殺者三万人、果てなきデフレ・スパイラル、失業率激化…まずこれらを救う宗教以外信じない!たった一個のおにぎりが食べる事もできず飢え死させるような人格を信じない!
167神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:24:03 ID:dBwqwW1R
なに?ブッダ?そんな過去の遺物にいつまで捕われているのかね?彼があたかもきみたちより偉大であったかのように…拳を握り、天に唾し、「我はそれなり」と宣言しろ!それがヴェーダーンタ流だ
168神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:34:02 ID:7b37UnNj
91  As the dream world is known to be unreal for the reason that it vanishes upon waking,
  so this waking world is also proved to be unreal by its vanishing in the light of the real Self.

  夢の世界が、目覚めるときに消えることにより、非現実のものであることがわかるように、
  起きている時の世界もまた、真実の自己の光の中で消えることにより、非現実のものであると証明される。

  Sri Ramana Paravidyopanishadより
169神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:41:05 ID:7b37UnNj
92  But ignorant men, who are averse to winning the supreme state, put forth an endless series of arguments, [trying to refute this teaching].
   The sages clear the doubts generated by these arguments so that earnest aspirants may not be deluded by them.

   しかし、知らない(無知な)ひとは、至高の状態を勝ち取ることに反発して、他の教えを論破しようと、きりのない論争を仕掛けてくる。

   聖者は、それらの論争から起こる疑いをはらす。熱心な信仰者が惑わされないように。

   Sri Ramana Paravidyopanishadより
170神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 08:51:31 ID:7b37UnNj
105  Every creature first identifies his own Self with the body, and thereby concludes that the body is real.
   Then it comes to believe that all forms that are seen are also real.

   すべての生物は、はじめに、自分自身の自己を肉体と同一化し、それから肉体を現実的なものと結論づける。
   それから、見られるすべての形体も、現実的なものと信じるようになる。

   Sri Ramana Paravidyopanishadより
171神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 09:00:47 ID:7b37UnNj
125  The world is a totality of the five kinds of sensations, namely sounds and the rest, and nothing else.
    All these are only mental impressions. Hence, the world is nothing but the mind.

   世界とは、音やその他の、5種の感覚の総合であり、それ以外の何者でもない。
   それらすべては、単にこころの印象である。ゆえに、世界はこころ以外の何者でもない。

    Sri Ramana Paravidyopanishadより
172神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 09:06:50 ID:dBwqwW1R
だが、そのような「崇高」にして「高度」な哲学を見いだした者たちは、みな「メシ」を食って生きていた。人はパンのみにて生きるにあらず、されどパン無くして生きることあたわじ
173神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 09:09:16 ID:7b37UnNj
136  The argument, ‘The mind is small and the world is vast. How can it be within the mind?’ is also mistaken.
    It has been taught by the sage that it is the mind that is vast [not the world].

   「こころは小さくて、世界は広大である。どうして世界がこころの中にあることができるのか」という議論も誤りである。

    聖者によって、広大であるのは、世界でなく、こころである、と説かれている。

   Sri Ramana Paravidyopanishadより
174神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 09:11:04 ID:dBwqwW1R
この世の一切物はマーヤーだ。実に結構な主張だ。実に有閑階級の堕落を正当化させるにプラクティカルな主張だ。この世界がクソだめだとしても、すべては幻影なのだから…お前らは無知無明なのだとは…たいした哲学だ
175神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 09:13:11 ID:dBwqwW1R
しかし、シャクティのちからはあなたがたを容赦なく引き裂く!なにが智慧だ!なにが無知だ!両者ともに災いなるかな…
176神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 09:21:06 ID:7b37UnNj
137  The mind is vaster than even the sky, and in it are the five elements of creation, the outer space [sky] and the rest.
    Consciousness in its motionless state is Brahman; the same when moving is mind.
    Thus it has been made clear [by Bhagavan] that the mind is of the nature of Brahman.

   こころは大空よりも広大であり、その中に、創造の5つの要素(地水火風とか?)と外側の空間(大空)とそのほかがある。
   静止した状態にある意識がブラフマンであり、動いている状態がこころである。
   それゆえ、尊者により、こころはブラフマンの本質であると、明らかにされている。

   Sri Ramana Paravidyopanishadより  訳が難しいなあ。
177神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 13:33:40 ID:N448e9oU
>ID:dBwqwW1R

お前はすっこんでろ 
178神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 13:41:00 ID:dBwqwW1R
↑うるせえ木端!頼まれても来るか!ヴァカやロー!オナニー猿風情がナメた口ききやがって
179神も仏も名無しさん:2009/08/01(土) 14:08:40 ID:ey6DQk4j
>>178
がんばれ。
なんだか知らんが人生をがんばれ。
180神も仏も名無しさん:2009/08/02(日) 07:22:29 ID:0UTExQ+q
The existence of their own Self is inferred by some from mental functioning, by the reasoning, ‘I think, therefore I am’.
    These men are like those dull-witted ones who ignore the elephant when it goes past, and become convinced afterwards by looking at the footprints!

   ある人々には、自分自身の自己の存在は、こころの働きから、「われ思う故に我あり」という論理により推測される。
   そのような人々は、象が通り過ぎているのを見過ごして、足跡をみることにより(象が通り過ぎたことを)後で確信するまぬけな人々のようである。
   
    Sri Ramana Paravidyopanishadより  訳があやしいかも
181神も仏も名無しさん:2009/08/02(日) 19:30:09 ID:qSVV7om3
>>1
>I AM THAT 私は在る
これ単純な翻訳ミスだろ。THATが翻訳されてない。
「私はそれである」が正しい翻訳だろ。
これはウパニシャッド哲学のウッダーラカの言葉だろ。
そんなこととっくの昔に指摘されてるって?
そりゃまた、失礼します多。
182神も仏も名無しさん:2009/08/02(日) 20:34:04 ID:u2czWm+S
「私は在る」は(日本語版独自の)副題だろjk
183神も仏も名無しさん:2009/08/02(日) 21:56:23 ID:qSVV7om3
”I AM THAT I AM.” が神の言葉だね。www
184神も仏も名無しさん:2009/08/02(日) 22:13:13 ID:/eDpsPd3
431 It is not taught that the world is completely unreal.
It is not [unreal] like the horn of man or a horse.
If it were wholly unreal, it would not appear at all.
But it does appear because of its confusion with its substratum, the reality.

   世界は完全に非現実であると説かれているのではない。
   世界は人間や馬の角のように非現実ではない。
   世界が完全に非現実であるなら、世界は全く現れないだろう。
   しかし、世界は世界のもとにあるもの、つまり現実、との混同のためにまさに現われている。

   Sri Ramana Paravidyopanishadより  
185神も仏も名無しさん:2009/08/02(日) 22:21:22 ID:/eDpsPd3
432  The unreality that has no substratum, such as the son of a barren woman and the like, does not appear at all.
   But the unreality which appears on a substratum, like the snake seen in a rope, appears as real.

   不妊の女性の息子などのように、もとにあるものない非現実のものは全く現れない。
   しかし、もとにあるものの上に現われた非現実のものは、ロープを蛇と見るように、現実的なように現れる。

   Sri Ramana Paravidyopanishadより  
186神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 01:42:36 ID:VDO7UYL6
>>181-183
(Be as you are/あるがままに ラマナ・マハルシとの対話
 の終盤の The Nature of God の章より)
(Maharshi:) Of all the definitions of God, none is indeed so well put as the
 Biblical statement `I am that I am' in Exodus 3. There are other statements,
 such as Brahmaivaham [Brahman am I], aham Brahmasmi [I am Brahman] and soham
 [I am he]. But none is so direct as the name Jehovah which means `I am'.
 The absolute being is what is. It is the Self.

(参考:出エジプト記 3章14節 [旧約聖書の新共同訳]より)
神はモーセに、「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われ、また、
 「イスラエルの人々にこう言うがよい。『わたしはある』という方が
 わたしをあなたたちに遣わされたのだと。」

よく判らないけど、神の名を考えるとき、ヒンドゥ教のブラフマンよりも、ユダヤ
(キリスト、イスラム)教の「ヤーウェ」(古い訳語でエホバ)を考えたほうが
ズバリ I am that I am に相当するので、Self(真我)と同一性がイメージしやすい
と、ラマナ・マハルシは思ってたように読めた。
ニサルガ本の英語タイトルも、これを踏襲する形なのかも。
187続き:2009/08/03(月) 02:04:02 ID:VDO7UYL6
ところが面白いことに、ニサルガダッタ・マハラジの英語の本文(>>2)
「I AM THAT / Dialogues of Sri Nisargadatta Maharaj」 のPDF内部
を改めて全文検索してみると、何箇所か出てくる「I am that」は
全部否定的にしか語られてないことに気づいた。
I am that や I am this でなく、単に 「I AM」を考えなさい、っていうのが
マハラジの常套句みたい(たとえば >>70 で挙げた章)。

つーことは、日本語版のタイトルがむしろ正しくて、英語版の表題は微妙に間違ってる?
英訳者のモーリス・フリードマンは、ラマナ・マハルシとも親しかったそうなので
ニサルガ本の英語タイトルつけるとき、少し誤解したのかな? …ん〜、謎だ
188神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 06:47:19 ID:NGLOPJG1
David Mostly about his Guru, Siddharameshwar Maharaj, and the effect he had had on his life.
    I think his love for his Guru and his gratitude to him were always present with him.
Nisargadatta Maharaj used to do five bhajans a day simply because his Guru had asked him to.
Siddharameshwar Maharaj had passed away in 1936, but Nisargadatta Maharaj was still continuing with these practices more than forty years later.

ほとんど師のシッダラメシュワール(?)・マハラジと彼がマハラジの人生に与えた影響についてです。
彼は、師への愛情と感謝の気持ちをいつも持っていたと思います。
ニサルガダッタ・マハラジは一日に5つのバージャン(奉仕の気持ちを表す歌みたい)を行っていました。それは単純に師が彼にするように頼んだからです。
シッダラメシュワール(?)・マハラジは1936年に亡くなりましたが、ニサルガダッタ・マハラジはその後40年以上もその習慣を続けました。

david godaman との対話から
189神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 07:02:52 ID:NGLOPJG1
I once heard him say, 'My Guru asked me to do these five bhajans daily, and he never cancelled his instructions before he passed away.
I don't need to do them any more but I will carry on doing them until the day I die because this is the command of my Guru.
I continue to obey his instructions, even though I know these bhajans are pointless, because of the respect and gratitude I feel towards him.'

「わたしの師はこれら5つのバージャンを毎日するように言いました。彼は亡くなる前に、かれの教示を決して取り消しませんでした。
 私はそれらをする必要はないのですが、私が死ぬまでし続けるでしょう。これは師の命令だからです。
 私は彼の教示に従い続けます。たとえ、それらのバージャンが無意味だと知っていても。それは、彼へ感じるわたしの尊敬と感謝ゆえです。」
 と彼が言うのをかつて私は聞きました。

 続き
190神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 07:52:42 ID:c64YHgwm
二サルガダッタ・マハラジって、正直、凡庸な、よくありがちなインドの聖者って気がする。つまんねえんだよ。言ってることでお里が知れる。俺が求める大乗仏教の聖者では無い事は確かだな。
191神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 07:57:00 ID:c64YHgwm
例えば、「仏教発見!」って新書を書いた人じゃないけど、いまブッダが目の前にいて、「私は悟った」と言われても「あっそう?ご苦労様。じゃ」って感じで相手する気しない。人々を救済し、具体的に尊敬に価する偉大な善行を成さない限り、信用出来ない
192神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 08:25:54 ID:Q25tqp31
>>191
たとえば?
俺はマザーテレサは立派だとは思うが、悟ってるようには見えない。
193神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 08:27:54 ID:c64YHgwm
要するにごたくはどーでもいい。耳タコなんだ。「パーフェクト・サルベージ」能力を持った大聖者でないと困る。ラーマクリシュナ・パラマハンサのようにボディタッチだけで人々を悟らせる能力を持つとか、空から食い物やら、金の雨を降せるとか…そういう能力
194神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 08:30:28 ID:c64YHgwm
失礼しました。俺自身修業中の身ゆえ、これ以上の発見はあえて、自粛させていただきます
195神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 08:43:12 ID:WVl6fjCP
>>193
気持ちは分かるが、それはただのメシア待望論だよ。誰でもいいから助けてくれーってやつ。
196神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 09:21:25 ID:NGLOPJG1
D: Will the Guru help us to know the Self through initiation etc.?
M: Does the Guru hold you by the hand and whisper in the ear?
You may imagine him to be what you are yourself.
Because you think you are with a body,you think He also has a body to do something tangible for you.
His work lies within, in the spiritual realm.

 師は儀式などを通して、私たちが自己を知るのを助けてくれますか?

 師はあなたの手を握り、耳元で囁きますか?
 あなたは自分自身のように師を想像しているかもしれません。
 あなたは自分が肉体と共にあると思っているので、師もまたあなたのために触れることのできるなにかを行うための肉体を持っていると思っています。
 師の働きは内側に、精神的な領域にあります。
 
 maharshi gospel から
197神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 10:32:41 ID:NGLOPJG1
D: What is the significance of the Crucifixion?
M: The body is the cross.
Jesus, the son of man, is the ego or ‘I-am-the-body’-idea.
When the son of man is crucified on the cross, the ego perishes, and what survives is the Absolute Being.
It is the resurrection of the glorious Self, of the Christ — the son of God.

イエスの十字架での死の意義は何ですか?
 
肉体は十字架です。
  イエス、人間の息子、はエゴ、もしくは「私は肉体である」という思いです。
  人間の息子が十字架の上で磔にされたとき、エゴが消滅し、生き残ったものは絶対的な存在です。
それは、栄えある自己の、キリスト、つまり神の息子、の復活です。

 maharshi gospel から


198神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 10:42:33 ID:NGLOPJG1
D.: What is the nirvana of Buddha?
M.: Loss of individuality.

仏陀の涅槃とはなんですか?

個人性の消滅です。

talk with Sri Ramana Maharshiより
199神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 11:06:01 ID:NGLOPJG1
M.: Nirvana is Perfection.
  In the Perfect State there is neither subject nor object
; there is nothing to see, nothing to feel, nothing to know.
Seeing and knowing are the functions of the mind.
In nirvana there is nothing but the blissful pure consciousness “I am.”

涅槃とは完全です。
完全な状態において、主体も客体もありません。
  見るものなにもなく、感じるものもなく、知るものもありません。
  見ることと知ることは、心の働きです。
  涅槃において、至福の純粋な意識、「私はある」、以外存在しません。

  talk with Sri Ramana Maharshiより
  
200神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 12:05:21 ID:XsCnm0Ts
>>199
主体も客体もないのになんで私だけはあるんだよw
言葉の使い方に問題があることにいい加減きづいたほうがいい。
主体も客体もないという状態があるだけだろ。状態というのは確かにあるが、それは存在があるということとは別だし。
その状態を認識する何かが存在すると言いたいのだろうが、感受作用は一時的に形成されたものにすぎず、それを真我と思い込んでるだけだ

究極の至福にいるときは私なんかない。後からその状況を顧みることが出来るせいで、その瞬間にも観賞者という存在かいたように思うだけだ

完全に我が100%崩壊しきったあの状態を味わえば分かることなんだがなあ
ありゃ本当にとんでもない世界だよ
201神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 12:27:41 ID:7r4iRXMS
観賞者、真我さえも殺しきったところに完全に無としか表現し得ない真実がある。
無というのも間違いだが、他に表現しようがない。そこには真我も無我も全部含まれてる。
202神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 12:29:17 ID:RqYxBMH3
>>200-201
素晴らしい素晴らしいw
お前はその完全に我が100%崩壊しきった状態を体験したんだな?
素晴らしい素晴らしいw
お前が一番だよwww
203神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 12:33:36 ID:c64YHgwm
「生死も無ければ涅槃も無い。生死と涅槃を異なるものと主張するのは、嘘偽りのやから」「一も無くまた、二も無し」「華厳経」
204神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 12:41:50 ID:95aj2Iwi
>>202
分かったならもう真我がある、私はあるとか言うの止めような
ものの言い方の問題にすぎないんだが

>>203
正しい。
205神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 13:16:26 ID:RqYxBMH3
>>204
言論の自由を侵害することはできないよw
で、それを書き込んでるお前は一体何者なんだ?
自我は消え去ったんじゃなかったっけ?w
206神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 13:19:19 ID:RqYxBMH3
ここはニサルガダッタ・マハラジに関するスレ。

魔境に嵌ってしまったお前の公開オナニーの場じゃないんだ。

わかるか? 

わかったらテーラワーダスレにお帰り。
207神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 13:31:54 ID:eHqdsi/I
真我があるではなく真理がある、法があるなら正しいのに。
マハラジもラマナマハルシも言ってるコトは正しいのに、この言い方の
せいで損してるとおもう。
それだけ一般大衆は無いことに耐えられない、有るということしか聞いてもらえないということなのかもしれないが。
208神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 13:38:34 ID:RqYxBMH3
>>207
そう言うお前も典型的な一般大衆だが?w
209神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 13:50:24 ID:eR9bQLdv
>>208
そりゃそうだが、俺は真我なんかないという大衆だからな。共産党に投票するようなものかw

自我が崩壊した体験をしたところで、言葉を使ってなにかを伝えようとするなら自我という方便は使わざるを得ないからな。
完全に崩壊させそこにあり続けることを選択してないし。
それやると、肉体を支えてくれる在家が必要になる。

方便とわかってれば自我も真我も
なんだってありだよ。
210神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 13:57:06 ID:RqYxBMH3
>>209
いいから死ねよ。どうして生きている必要がある。死ね。死ねばそれでOK
211神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:05:58 ID:RqYxBMH3
本の受け売りで上から目線で語っている自分の滑稽さに気づけ。
気づいたら死ね。
212神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:10:58 ID:dnxdIKYt
>>210
そうやって死んでるのたくさんいるよ
インドだと珍しくもなんともない。

日本でもダンテスダイジとかその可能性が高い。
213神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:13:18 ID:dnxdIKYt
>>211
俺が体験したのは事実だからどうしようもないんだよな。
214神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:23:59 ID:RqYxBMH3
>>213
だ・か・ら。

それをここに書き込んでどーすしたいわけ?

スレタイを読めないのか?

自分でブログつくって、そこで思う存分オナニーしてろよ、カス
215神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:24:57 ID:RqYxBMH3
ま、本当に体験してるんなら、こんなところでベラベラ得意になって書き込まないわなw

本の受け売りで上から目線を演じたいだけ。
216神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:27:42 ID:dnxdIKYt
>>214
なぜ真我という言い方をインドの聖者は好んてするのか
どうしてそれを一般大衆はしんじてしまうのか

そういうことに興味が有る
217神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:31:11 ID:RqYxBMH3
興味があるのならそれを眺めてればいいだけだろう。
どうしてお前の指定した言葉を使わなくてはならない、
お前の受け売りの説を受け入れなければならない、
と主張するんだ?

結局自己顕示欲を満たすことが目的だろうがw
218神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 14:41:21 ID:dnxdIKYt
>>215
お前さ、儀式に参加させてあげると言ったら来る?
それが海外でも来る勇気ある?
数週間の時間取れる?
あるなら、真我すら超越する機会を教えてあげてもいいが、思い込みがあると逆に真我の存在を確固としたものにしてしまうこともあるからなー

>>216
ただニヤニヤ眺めるだけというような性格の悪い存在にはなりたくないからな
君とのやりとりでどういう人が真我論やマハラジに取り組んでるかよく分かって勉強になる。
219神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 15:03:41 ID:RqYxBMH3
いいから自分のブログをつくってそこでストレス発散しとけ。
このスレの人たちに迷惑をかけるな。
220神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 15:26:06 ID:2mnZqHFg
>>200

主体−客体というセットがないということです。

真理の体験者以外には、そのセットの中にいるはずです。

私という主体がいて、世界という客体がある。

私が消えたところで、世界も消える。その状態をSELF、I am that I am

existence-conscious-blissとあらわしている。

私(自我)と私(自己)を混同しないようにすればいいのでは。

これはたんに私の知的理解です。

状態を感じる何かなんてないことはわかるでしょう。jkとか使いますか(笑)。
221神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 15:32:36 ID:1CeVOMFS
>>220
その真理の体験者が問題なのです。
体験者はセットの外にいるんですよね?
じゃあその外とはなんなんです?
222神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 15:34:58 ID:RqYxBMH3
病気だな、こいつ
223神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 15:47:21 ID:2mnZqHFg
>>221

真理の体験者などいませんよ。
真理しかない。
セットがある、というのもignoranceな人の(あなたを除いたわれわれの)視点でしょう。
内も外もない。
真理しかない。
224神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:01:17 ID:xelUbMoG
>>223
あなたのいうことはまったく正しい。
真理しかない。
だがその真理とは、無がある、というような言い方をする時のあるであって、我があるなどの存在があるというというときに使われるあるではない。

なぜそれが真我がある、私はあるに変わってしまうのでしょうか?
225神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:07:40 ID:2mnZqHFg
「無がある」ってどういうことですか?

無は「無い」でしょう。

無いけど、ある、のほうが変でしょう。
226神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:23:00 ID:7zlpbgFi
>>225
無は無い。そのとおり。
でも状態としてはあるでしょう。無いという状態があるわけです。
227神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:23:55 ID:2mnZqHFg
‘If even the mind is unreal, then it will follow that what remains is only a void, since in deep sleep there is nothing at all.’
 Those who raise this contention are committing the mistake of forgetting themselves!

「もし、心が非現実のものであるなら、残るものは無となるでしょう。深い眠りにおいては何もないのだから。」
 この論争を提起する人は、自分自身を忘れるという誤りをおかしている!

 Sri Ramana Paravidyopanishad 162より
228神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:28:01 ID:2mnZqHFg
How can this void be known at all if there is no one to witness it?
This void is certainly not without a witness.
Hence, this void is not the final reality.

それを目撃するものがなければ、無はいったいどうやって知られるのですか?
無は決して目撃者がいないわけではない。
それゆえ、無は最終的な真理ではない。

Sri Ramana Paravidyopanishad 163より

229神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:28:22 ID:RqYxBMH3
いいからテーラワーダ信者は巣に帰れ。

テーラワーダに入信してると人に迷惑をかけたくなってくるのか?

それがヴィパッサナーの成果なのか?
230神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:31:51 ID:2mnZqHFg
>>226

苦労して無(void)ついて調べました。

無が「状態としてある」なんて言えるのですか。

無は「ない」でしょう。なぜあなたは、無を「ある」ように扱うのですか?
231神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:34:34 ID:QaEytwnp
>>227
その提起した自分は本当に存在してると言えるのですか?

マトリックスのスミスと同じようなものです。
232神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:38:37 ID:2mnZqHFg
>>231

質問の意味がよくわかりません。
233神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:41:07 ID:QaEytwnp
>>230
からっぼの箱という状態は、箱の中になにも無いという状態があって成り立ちます。なにか入ってると成り立ちません。

無という状態があるなんて、こんな簡単な説明で済んでしまうことです。
234神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:44:01 ID:QaEytwnp
>>232
では232番を書き込んだあなた。あなたは本当にいると言えるのですか?

同じことは私にも言えます。レスを返したからといって本当に私は存在するのでしょうか?
ただの自答返答作成マシーンの働きかもしれません。
235神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:45:01 ID:0Bp9887J
>>233
いや、だから、箱があるじゃん。
箱という基盤が有って、無が存在する。
236神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:46:13 ID:RqYxBMH3
>>234
そういうことをここに書き込む意図は何だ?
237神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:47:34 ID:RqYxBMH3
自分を評価して欲しい、自分を凄いと言って欲しい、

こういう動機が背景にあるから説得力ゼロなんだ。

言ってることも本の受け売りばかり。
238神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 16:47:42 ID:2mnZqHFg
からっぽの箱の中が「無」ということですか?

では、箱は何を指しているのですか?

無において、箱なんて「ない」でしょう。


239神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:00:49 ID:dBueO5O/
>>238
ではその箱をAからBへ移動しましょう。
からっぼの箱という現象はBへ移動したけど、さっきまて箱が置いてあったA地点はどうなったでしょう。箱もなにもありません。
もはや箱の外壁もなにも無い。無いという状態しかそこにはありません。比較対象すら存在しない。
240神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:06:06 ID:2mnZqHFg
>>239

比較対象すら存在しない「無」であるのに、なぜ無を「状態がある」という

一般的に、存在を意味する「ある」や「状態」という言葉をわざわざ使うのですか?

241神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:08:56 ID:RqYxBMH3
>>239
質問に答えられないんだな。

いいからテーラワーダスレに帰れ。

みんな迷惑してるんだよ、お前に。
242神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:09:08 ID:cUsrxoOS
>>236
あなたがたのあるという意識に再検討を促すためさ。

この問を徹底的に突き詰めた先にデカルトの我思う故に我ありとか、観賞者とかが生まれて来る。どうしようもなく否定できない認識主体があるように思える。

それって本当にあると言えますか?
243神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:10:06 ID:2mnZqHFg
そろそろ疲れてきたからやめます。

皆さんには、不毛な議論で、見苦しかったかもしれませんが、マハリシの詩を紹介できたので勘弁して下さい。

やはり自分の正しさを証明しようとする議論は面白くありませんね。

紳士的な情報交換がいちばん。

244神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:12:11 ID:RqYxBMH3
>>242
そんなことは誰もお前に依頼していない。

テーラワーダスレに帰れ、と言ってるのがわからないのか?

むこうじゃ相手にされないから、ここでうっぷん晴らしか?

スレタイをもう一度確認しろ。

お前はお呼びじゃないんだよ。
245神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:15:21 ID:RqYxBMH3
本で読んだ知識の受け売りはすぐに見破られるし、誰も説得できない。
そもそも誰かを説得しようとしている時点でお前が何も体験していないことがよくわかる。
そもそもお前が説得しようとしている相手は存在するのか?ww
246神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:16:11 ID:c64YHgwm
宗教もこれからはISOを申請取得しないと駄目な時代になりそげだ。簡単なはなしだ。「無」を観察しているのは誰か?ってこったよ。だから、いにしえの聖者は「沈黙は雄弁に勝る」ってな態度をとった。ブッダの無記みたいに
247神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:18:34 ID:0Bp9887J
どうも自我と真我の区別がついてないんだよなぁ。
お前が無い無いと言ってるのはアドヴァイタでもそう言ってんだよ。
何でわざわざ真我と「真」がついてると思ってんだ。
たまには人の話をちゃんと聞いて、184−185を読め。
お前は存在しないよ。時がたてば滅びる。
お前はただの言葉と世界の記憶の集合体。
借り物の集まり。
248神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:18:52 ID:c64YHgwm
本の受け売りって、そりゃあまず100パーセント受け売りだろうな…「体験」したヤツが2ちゃんでシコシコ書き込みするか?まあ、なかにはそんなユニークな聖者がいるかも?それはそれで面白い
249神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:33:39 ID:qv2YeByC
>>240
それは言語を用いるという行為の限界です。直感的知覚を言語に落とし込むのは極めて限定的で誤解を招くものになるのはどうしようもない。

涅槃があるというのと同じく、無があるとしか表現し得ない。

>>246
その無を観察する能力すら本質的には無であり、観察出来るというのも一時的に形成された仮の能力でしかない。
観察してる自分という思い込みすら、いつか消えてなくなり観賞者は、いなくなる。
250神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:36:33 ID:qv2YeByC
>>248
おまえは人のことを受け売りとかいうまえに、なんでもいいからまずは体験しろ。真我があるというならそれをありありと体験してこい。
お前こそマハラジとかマハルシの受け売りじゃんかよ。
251神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:48:32 ID:BBHu0ySY
ブッダが悟ったあとになぜ、真理を説いたって労多くして功少なしだからやめておこうと思ったかよく分かる。
あれは言葉でどんなに言っても通じない、体験してもらうしかない。だが真我体験すら無い、本の受け売りしかしてない人間には本の上で表現された真我が究極に思えて仕方ないのだろう。
体験として真我に到達した人間ですらそれに安住してしまい、そのさきにまだまだ何かがあることが分からない人も多いから難しいのはわかるが。

そろそろお暇するが、まずは真我に到達してみな。体験として。そうすれば俺の書いてたことが本当か嘘か分かるから。そこで真我に安住するもよし。俺のように先に進むもよし。
252神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:53:27 ID:RqYxBMH3
>>249
という、本の受け売りね。いいからテーラワーダスレにお帰り。

>>250
いつどこで受け売りしたよ? その箇所を指摘してみ?w

>>251
お前自身のことだよ、受け売りでしかないくせに、そうやって上から目線で語ろうとしているお前のこと。
お前が真我にさえ到達していないことはお前の書き込みによって明らかだ。
何しろお前は他人を説得しようとしてるんだからなw
そのことがお前が何も体験していないことのゆるぎない証左だよw
253神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:55:51 ID:Y+517i1m
>>245
この現象世界ては確かに存在してるが、次元を変え見方を変えたら存在してない。
254神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 17:56:02 ID:RqYxBMH3
なぜ他人を説得しようとしていることが何もわかっていない証左になるのか、
自分自身でよく感がえてみるんだな、スマサナーラの尻馬に乗って暴れている劣等感の塊くんw
255神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:02:26 ID:Y+517i1m
>>252
じゃあ俺はなんの本の受け売りだ?
タイトル教えてくれ。

俺の体験と似たようなことが本に書かれていたとしても、俺は実際にこの身で体験したからどうしようもない。いくら受け売りと言われてもな。

じゃあ真我真我言う奴は本当にそれを体験したのか?
体験しといてその程度の反論しかできないとは情けない。もっと確信もてよ。真我が究極だと言い切れ。
それが出来ないってのは体験してないということだろ。
256神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:06:08 ID:Y+517i1m
>>254
他人を説得もなにも、この世で生きるなんてのは死ぬまでの暇つぶしだからな。どうせ潰すなら真理につながるものだけにするのが有意義な潰し方だ。
257神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:08:27 ID:RqYxBMH3
>>255
テーラワーダなんだろ。あのスレでもお前は暴れていたよな?

いいか、ここはニサルガダッタ・マハラジについて語るスレなんだよ。

そこに頼まれてもいないのに勝手に乱入してきて、
俺様の指示に従え、俺様が正しい、お前たちは間違っている、と言って暴れているのがお前なんだ。

迷惑だからテーラワーダスレか、自分のブログで主張しろと言ってるだけだよ。

どうしてこのスレにそこまで執着するんだ?

このスレの住人は突然乱入してきたお前に従わなければならない如何なる理由があるんだ?

いい加減にしろ、ゴミ野郎。
258神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:16:09 ID:RqYxBMH3
>>256
暇潰しなんかしてないでとっとと死ねよw 今すぐ死ね。
迷惑なんだよ、お前という「存在」はw
259神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:24:51 ID:zyD4Zy02
>>258
反論出来なかったら死ねか。情けないね。他人の命を大事に
出来ないような奴が真理にたどり着けることはないだろうな。

マハラジや真我を学ぶ前に慈悲を学んだほうが君のためになる。がんばれ。
260神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:26:13 ID:0Bp9887J
>>259
つかぬ事を聞くけど、どうも人格の壊れ具合、思い込み具合がドラッグ臭いんだけど。
アヤワスカかなんか?
261神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:31:52 ID:ftmEZ0SV
>>260
アヤワスカも経験あるけど、真我に
たどり着くのが限界だった。
それ以降は瞑想とヨガだな。薬物ではある程度までしか行けない。そこから先は自業自得でがんばるのみ。
262神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:36:29 ID:0Bp9887J
だけど意識の中の体験って結局、テレビみたいなもんじゃなくない?
ドラッグやるといろいろ体験したりいろんな考え世界観になるけど、
あくまで画面上のバリエーションというか。
考えのバリエーションというか。
辿り着いたのも画面の一つに過ぎないというか。
映ってないのも含めてね。
263神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:45:38 ID:9N/nQADu
>>262
その体験からどういう知恵や洞察を導き出すかがポイントなんだが、そのためにはともかく経験しないとはじまらない。

本の受け売りだって立派な体験だが、 百聞は一見にしかずという言葉もあり、知恵が生まれやすい体験にはやはり大きな違いがあると思う。
264神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:50:45 ID:0Bp9887J
まあ、俺もドラッグやっていたので自我が崩壊するとか自分がいないとかは
当然分かるんだけどね。気が狂うギリギリのところというか。
でもそれを超えて自我が静かになると何も無い。
つっても何もないことは無い。何かある。
何も無い状態になったならそこからまた自分が立ち上がることは無い。
深い眠りからでさえちゃんと立ち上がってくるからね。
265神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 18:58:48 ID:eYLWKoGC
>わかったらテーラワーダスレにお帰り。
気持はわかるが、テーラワーダスレでも持て余すと思う。
そもそもこの人は仏教徒かどうかも怪しい。
266神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 19:03:20 ID:j2O/F4h6
>>264
いいとこ突くね。さすが体験の
ある人はちがう。

でも、そのなにかあるというのをもっと突き詰めてみてよ。
たしかにこの世界でふたたび自分を立ち上がらせるためにはそれなりの業を残しておかないといけないんだけど、それが真我と
言える存在なのか?
それすら捨てきったところになにがあるかを垣間見ることは出来る。

悟りは神秘体験+理詰めだから、そこまで体験あればあとは自力でなんとかなるはず。無理ならあとは自分の精神と肉体のみを活用する道でがんばってみて。

>>265
無我と言ってるのがブッダだけだから、それに賛同する俺は仏教徒なんだと思う。
267神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 19:42:25 ID:0Bp9887J
理詰めでいいなら。
アドヴァイタを知ってる?
真我は知覚できないってのが基本なんだよ。
知覚するには知覚する対象と知覚するものとその間とに分裂することが必要となる。
これではすでに全体でなくなる。だから知覚、体験は無く真我であることしかできないとされる。
また真我は常に実現されているのであって、新たに実現されることも無い。
結局このすべてが真我。
お前のやってることは真我を切り刻んで「これが真我か、これでもない」と
延々やってるだけというか。
ちょうど人間の体を切り刻んで「これが命か」と探し回っているような。
268神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 20:05:21 ID:gqvnSzGq
暴れてるのは山田孝男の生徒かw

でドラッグやって気が狂ったと。

確かに死んだほうが世の中のためだなw
269神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 21:11:56 ID:oGtmItvk
>>267
>これではすでに全体でなくなる。だから知覚、体験は無く真我であることしかできないとされる。

◯◯とするというのは仮定や仮設をするということだろう。知覚出来ないからそういうことにしておこうという、単なる概念に過ぎない。
言ってることは正しいんだけどな。言い方がよくない。俺もバガヴァットギータはじめアドヴァイタは勉強したが、なぜそこまで正しいのにいきなり真我があるという結論に飛躍するんだと思うことが多かった。

知覚、体験できないのならば、それは無いというほうが適してないか?なぜそこで真我があるという言い方をする?
我だろうがなんだろうが、なにかがあるという概念が執着を生み出し解脱をさせなくするというブッダは正しい。
真我に執着してしまうとそこで満足して解脱出来なくなる。それがあるという概念の限界だ。
だが無はなあ。なにせ無だから、執着する対象として成立し得ない。
まして真我という存在するものに合一感を持つと、あるものはいくらでも分離出来る。つまりは再び輪廻を繰り返す可能性がある。
ところが無くなると、二度とその一連の生が繰り返される可能性はない。無くなったものをどうやってまた分離出来る?

>また真我は常に実現されているのであって、新たに実現されることも無い。
>結局このすべてが真我。

結局なにもない、真我すらないというのが真理、法則、ダルマ。真理は常に実現され、あるレベルにおいては真我と言えるものを形成する。

>お前のやってることは真我を切り刻んで「これが真我か、これでもない」と
>延々やってるだけというか。
>ちょうど人間の体を切り刻んで「これが命か」と探し回っているような。

それこそブッダが無我を語る時の説明の仕方だろ。
この宇宙のあらゆるものを究極にまで切り刻み、全てがある法則に包括される粒子でしかないことに気づいた時、そこにはあらゆる我が存在しないことが分かる。すべては法則、真理、ダルマでしかない。その法則を知覚するために形成された真我ですら解体を余儀なくされる。

法則、真理、ダルマを真我という言い方で表現するのが適切とは思わない。全ては無常だから、真我という常態的存在はあり得ない。
270神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 22:03:19 ID:c64YHgwm
残念ながらあなたの主張は無効です。「真我」を滅し去った「体験をした」のなら完全なる無をも滅した無を「体験している」というというなら、それはすでに言語矛盾です。初期仏教に毒されましたな。もし、あなたが無我を体験しているなら、それを体験したのは誰か?
271神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 22:18:27 ID:c64YHgwm
やはりジュニアーナヨーガは無理がある。バクティヨーガがいいな。
272神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 22:33:41 ID:RqYxBMH3
267の完勝だな。

269の馬鹿さ加減が浮き彫りになってひたすら哀れだw
273神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 23:01:15 ID:BZWsBIKX
>>270
ある特定の状態を体験もしないのにあると言うのはそれこそ推測、妄想でしかありません。
光は受光体の存在で始めて近くされますが、光も受光体もともに究極のレベルにおいては同じものです。それが立場を変え視点を変えレベルを変えることで分かるようになる。

もっと正しく言えば、真我なり無と一体である時はそれを客観視することは不可能であり、定義付けもできません。ですがそこから意図的に分離することにより、それを定義付けることが出来るようになる。
そもそも我々が使ってる言語や認識の枠組みというのはそういう主客二分を前提のルールとしたものだから、どんなにそれを用いたところであの状態を完全に説明することは不可能です。

そもそも言語を用いる以上、表面的な矛盾の発生は阻止し得ない。そのうえでそれでも厳密性を求めた場合、真我があるという言い方は的確とは言えません。
274神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 23:04:15 ID:BZWsBIKX
>>270
体験したのは誰か?
あえて言えば光を体験するために作り出した受光体です。それだって無常の理にとらわれた一時的なものであり、いづれ光と同じものとなります。すべては流転するのですよ。
確固とした真我など残念ながらありません。
275神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 23:29:36 ID:RqYxBMH3
>>273
意図的に分離したのはどこの誰だ? はい、君の負け。
276神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 23:30:48 ID:RqYxBMH3
>>274
確固とした真我などない、と認識しているのは誰だ? はい、君の負け。
277神も仏も名無しさん:2009/08/03(月) 23:30:51 ID:c64YHgwm
しかしながら、「流転」を認めてますね?すべて無常OKです。しかしながら、なにかしら基底となるものが、存在しないと輪廻流転の主体も無くなりますね?つまりは、個別的真我が宇宙的無制限的大我に融合すると涅槃。しかし、これとて我の変形亜種であるに過ぎないのでは?
278神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 02:03:57 ID:Wq7MfuHy
真我探求
279神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 02:22:47 ID:aDzHB5ZD
真理は常にパラドキシカルである、
ということがわからないと、このような不毛な議論で時間を無駄にする。

280神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 07:43:19 ID:ay6oufIb
Did he ever talk about the time he was with Siddharameshwar, about what passed between them?

Not on any of the visits I made.
Ranjit Maharaj once came to visit during one of his morning sessions.
They chatted in Marathi for a few minutes and then Ranjit left.

彼はシッダラメシュワールと共にいた時について、彼らの間で交わされたことについて話をしましたか?

私が訪れた時は一度もありませんでした。
ランジット・マハラジが、かつて、朝ののセッションのときに訪問してきました。
彼らはマラティ(場所?)で、数分間、話をして、ランジットは出て行きました。

281神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 07:56:13 ID:ay6oufIb
Maharaj simply said, 'That man is a jnani. He is a disciple of my Guru, but he is not teaching.'
End of story.
That visit could have been a springboard to any number of stories about his Guru or about Ranjit, but he wasn't interested in talking about them.
He just got on with answering the questions of his visitors.

マハラジはあっさりと「あの人はジニャーニです。彼は私の師の弟子ですが、彼は教えていません。」と言いました。
話は終わりです。
この訪問は、彼の師とランジットについての多くの話の出発点になりえたのですが、彼はそれらについて話すことに興味がありませんでした。
彼は、ただ訪問者の質問に答え続けました。

Remembering Nisargadatta Maharajから



282神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 09:36:23 ID:ay6oufIb
But ignorant men, who are averse to winning the supreme state, put forth an endless series of arguments, [trying to refute this teaching].
The sages clear the doubts generated by these arguments so that earnest aspirants may not be deluded by them.

しかし、知らない(無知な)ひとは、至高の状態を勝ち取ることに反発して、他の教えを論破しようと、きりのない論争を仕掛けてくる。
聖者は、それらの論争から起こる疑いをはらす。熱心な信仰者が惑わされないように。

Sri Ramana Paravidyopanishad 92より


283神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 09:42:50 ID:ay6oufIb
But ignorant men, who are averse to winning the supreme state, put forth an endless series of arguments, [trying to refute this teaching].
The sages clear the doubts generated by these arguments so that earnest aspirants may not be deluded by them.

しかし、知らない(無知な)ひとは、至高の状態を勝ち取ることに反発して、この教えを論破しようと、きりのない論争を仕掛けてくる。
聖者は、それらの論争によりもたらされる疑いをはらす。熱心な信仰者がそれらに惑わされないために。

Sri Ramana Paravidyopanishad 92より  少し改訳


284神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 10:10:04 ID:5nWBTFkm
>>283
そういう聖者がこのスレにもいてくれれば話は早いのにな
285神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 10:56:59 ID:OHqVFsxt
>>276
意図的に分離したのも認識してるのも一時的に形成された認識作用にすぎないよw

よく使われるのに川の喩えがある。千曲川、利根川、いろいろあるけど、川を構成する水は一時たりとて同じものではなく移り変わる。水源から河口までの間にいる間その水は千曲川の水と呼ばれるが、河口から出た瞬間から海の水となる。
その水もいつか蒸発し科学変化を起こし水素になり酸素になる。
千曲川自身、流れを変え名前を変えいつか消えてなくなる。
これが千曲川なのだという確固としたものなどないが、目の前にある川はとりあえず千曲川であって、それも間違いではない。

いわゆる自我や輪廻の核となるものも同じことで、その時々で一時存在はするが、それもいづれ無常に消え去る。確固としたものが未来永劫連綿と続くわけじゃない。
千曲川を構成する水が瞬間瞬間変わるように、続いてると思い込んでる自我や真我もその瞬間ごとに入れ替わってる。それでも千曲川は千曲川としてかりそめに存在しているのも事実。
286神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 12:11:33 ID:ay6oufIb
What else did you glean about his background and the spiritual tradition he came from?

He was part of a spiritual lineage that is known as the Navnath Sampradaya.
This wasn't a secret because he had photos or pictures of many of the teachers from his lineage on his walls.
He did a Guru puja every morning at the end of which he put kum kum on the foreheads of all the teachers in his lineage and on the photos of everyone else he thought was enlightened.

彼の経歴と彼の出身の宗教的な伝統について、他に何を学びましたか?

彼はナブナス・サンプラダヤ(?)として知られている宗教の系統に属しています。
これは、秘密ではありません。というのも、彼は、彼の系統の多くの先生の写真や絵を、壁に掛けていました。
彼は、毎朝、師へのプージャ(お供え、みたいなもの?)をしており、その最後に彼の系統のすべての先生のおでこと彼が悟っていると思ったすべての人の写真にクムクム(儀式に使う粉みたい)をつけました。

結構、訳に苦労します。むずかしい。
287神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 12:19:03 ID:IQk8ZprB
285は無知の極み…もう反論する気にもなれない。仏教は誤りだったと誰か勇気を持って主張する猛者はいないかな?
288神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 12:20:07 ID:IQk8ZprB
仏教を鉄拳もちてボコれ!でないとスレの流れがつまらなくなる
289神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 12:26:53 ID:ay6oufIb
I should mention that his walls were covered with portraits.
Ramana Maharshi was there, and so were many other famous saints who were not part of his lineage.
Mixed in with them were other pictures, such as one of Sivaji, a famous Marathi warrior from a few hundred years ago.

彼の壁が肖像画で覆われていたことも言っておきましょう。
ラマナ・マハルシがそこにいました。彼の系統に属していない数多くのその他の有名な聖者もいました。
それらと混ざって、数百年前の有名なマハラーティーの戦士である、シヴァジような他の絵もありました。

細かいところごまかして訳してます。Remembering Nisargadatta Maharajから
290神も仏も名無しさん:2009/08/04(火) 12:39:28 ID:ay6oufIb
I once asked him why Sivaji had made it onto his walls, and he said,
'My son wants me to keep it there.It's the logo on our brand of beedis.
He thinks that if it is mixed in with all the other pictures that I do puja to, sales will increase.'

かつて私はなぜシヴァジが壁にかかっているのか尋ねました。彼は、
「息子がそこに掛けておくように私に頼んだからです。シヴァジは我々の扱うビーディ(インドのたばこ)に書かれたロゴです。
彼は、シヴァジが、私がプージャを行うすべての他の絵と混ざっていたら、売上げがあがると考えています。」と言いました。

なんか意外な話。
291神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 01:40:58 ID:J6n8Dafh
>>269
遅くなった。

ふと思ったが、知覚されないのに「無がある」と言うのも
知覚されないのに「真我がある」というのも同じことだな。
知覚できないなら無いでいいなら、
「真我は無い」、「無は無い」でいいだろ?
真我が執着を生むなら、明らかにお前も無と輪廻と解脱に執着してるし。

まあ、こんなすべては言葉遊びだな。こんなすべてが実在でない。
スイカとスイカという言葉の違いは分かるのに、たまに非実在の方と戯れて
しまうのはなぜなんだろうね。そんで疲れると。
292神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 06:37:37 ID:WzlmVYnm
What did he say about all these photos of the people from his lineage?
Did he never explain who they were?

Never.
I only found out what their names were a few years later when I came across a book by R. D. Ranade, who was in a Karnataka branch of the sampradaya.
He, or rather his organization, brought out a souvenir that contained the same photos I had seen on Maharaj's walls, along with a brief description of who they were.

彼は、彼の系統をひく人々のそれらすべての写真について何か言いましたか?
彼は、彼らが誰であるか一度も説明しなかったのですか?

一度もなかったです。
数年後、サンプラダヤのカルナータカー(インド西部の州)支部にいるR.D.ラダナの本に偶然出会ったとき、彼らの名前を見つけただけです。
彼、というか彼の組織は、私がマハラジの壁にかかっているのを見た写真を含んだ、お土産をもってきました。写真には、彼らが誰であるかの短い記述が添えられていました。
293神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 06:43:50 ID:WzlmVYnm
I do remember one interesting story that Maharaj told about the sampradaya.
He had been answering questions in his usual way when he paused to give us a piece of history:

私はマハラジがサンプラダヤについて語った興味深い話を覚えています。
歴史の一部を私たちに与えるために一息ついたとき、彼はいつものやり方で質問に答えていました。
294神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 06:55:58 ID:WzlmVYnm
'I sit here every day answering your questions, but this is not the way that the teachers of my lineage used to do their work.
A few hundred years ago there were no questions and answers at all.
Ours is a householder lineage, which means everyone had to go out and earn his living.

「私はここにすわって、あなたたちの質問に毎日答えていますが、これは私の系統の先生が仕事を行っていた方法ではありません。
数百年前は、質問も答えもまったくありませんでした。
私たちは家に住む系統です。つまり、みな家を出て、生計を立てなければいけない、ということです。

以下、マハラジの話。
295神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 07:03:33 ID:WzlmVYnm
Travel was difficult.
There were no buses, trains and planes.
In the old days the Guru did the traveling on foot, while the disciples stayed at home and looked after their families.
The Guru walked from village to village to meet the disciples.

旅行は困難でした。
バスも電車も飛行機もありませんでした。
古い時代は、師は徒歩で旅をして、その間、弟子は家にいて、家族の世話をしていました。
師は、村から村へ、弟子に会うために、歩きました。
296神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 07:10:02 ID:WzlmVYnm
If he met someone he thought was ready to be included in the sampradaya, he would initiate him with mantra of the lineage.
That was the only teaching given out.
The disciple would repeat the mantra and periodically the Guru would come to the village to see what progress was being made.

もし、師がサンプラダヤに招かれる準備ができたと思う人に会うと、その系統のマントラで彼を手ほどきしました。
それが与えられた唯一の教えです。
弟子はマントラを繰り返し唱え、時々、師はどれぐらい上達したかを確かめに村に来ました。
297神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 07:22:59 ID:WzlmVYnm
When the Guru knew that he was about to pass away, he would appoint one of the householder-devotees to be the new Guru,
and that new Guru would then take on the teaching duties
: walking from village to village, initiating new devotees and supervising the progress of the old ones.'

I don't know why this story suddenly came out.
Maybe he was just tired of answering the same questions again and again.

師は自分が亡くなろうとしていることを知ると、家に住む信者のひとりを新しい師に任命しました。
そして、新しい師はそれから教えるという責務を引き受けました。
つまり、村々をめぐり歩き、新しい信者を手ほどきし、古い信者の上達を監督するという責務です。」

私はなぜこの話が急に出てきたのか知りません。
たぶん、彼は、同じ質問に何度も何度も答えるのに飽きていたのでしょう。

以上、Remembering Nisargadatta Maharajから

298神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 14:19:57 ID:NUCkSIiN
なんて、I AM THAT を「私はある」と訳すのだ?

私はそれである。

じゃないのかね?
299神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 14:51:54 ID:esPE/lQM
>>298
「I AM」の訳が「私は在る」
>>182も言ってるがタイトルの「私は在る」は副題的なものだろ
本文中では「I AM THAT」はちゃんと「私はそれだ」って訳されてるし
300神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 15:06:24 ID:NUCkSIiN
>>299
レスありがとう。
日本語訳がミスリードするのはやめて欲しいわ。
(正確には、私は在る も含意しているのかもしれないけど。)
301神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 15:25:20 ID:532LjI9F
>>298
ttp://www.enlightened-spirituality.org/Nisargadatta_Maharaj.html

Incidentally, the book-title I Am That is somewhat confusing. The Maharaj
 always taught that one must stand prior to all identifications with
 "I am this" or "I am that" and dwell in the basic "I am" sense until the
 Divine Grace of one's Real Nature awakens one to the Absolute Awareness
 beyond even the "I am"-sense. Thus, the word "That" in the book-title
 I Am That refers only to the Absolute prior to and beyond the "I Am."

↑を読めばわかるかも。日本語としては「私はそれである」よりも
「私は在る」のほうが、マハラジの原意に近い気がする。
マハラジの母語である、マラティ語版のタイトルではどうなんだろう?
ていうか「私はそれである」だと、格好悪くてあまり売れないかもw

邦題が英語の原題と違う例は、書籍・映画・TV等いくらでもあるので
あまり目くじらたてる必要はないかと思う。
たとえば僕が思いつく例では、ハイデッガーの哲学書
「Being and Time」(独語: Sein und Zeit) → 一般には「存在と時間」だけど
Being は、存在(existence)というよりも「〜であること」のニュアンスが強い。
だから強いていえば「〜であること、と時間」とか、いっそ「‘在’と‘時’」の方が
いいと思う。でも「存在と時間」で、すっかり定着してしまってるし。
302神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 15:41:49 ID:NUCkSIiN
>>301
残念です。読めませんorz

私はそれである じゃ、売れないねw

I AM THATという表現はキリスト教圏の人にはピンと来るんだろう。
すると、パラレルに考えて、どっかの欽定訳「私はある」という表現に対応させたのか・・・。
303神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 15:44:37 ID:532LjI9F
ttp://www.maharajnisargadatta.com/biography_nisargadatta_maharaj.php
Maharaj left his mortal frame in 1981, suffering with throat cancer.

マハラジは咽喉ガンで亡くなったらしい。喫煙と何か関係あるかな?
それともサットサングで熱心に喋りすぎたのだろうか…

(同じページの引用続き)
An example of one who was moved by his works is Aziz Kristof, billed as a
 non-traditional Advaita Zen master, who, upon reading Nisargadatta's book
 I Am That, writes most eloquently:

 "At that moment, I knew that I found my master. He spoke to my essence,
 his spirit deeply touched my heart. From him I realised the necessity of
 stabilising the State Presence to which I was already awakened. He called
 this the I Am-ness. For the first time, I received clarity regarding the
 Path and recognised the necessity of the right effort. Maintaining the
 State of Presence became a new task; it was a new challenge. I went for
 long walks, attempting not to lose the State, not for a single moment."

アジズ・クリストフ師が、マハラジの本に感銘を受けて、さらに
ステート・オブ・プレゼンス(SP)に関する記述がでてきたので
ちょっとびっくりしました。
304神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 18:09:23 ID:WzlmVYnm
>>302

翻訳の問題より、アイアムザットが、マハラジの教えに矛盾してみえるところが問題にされています。

「アイアムあれこれ」、とせず、「アイアム」であるべきで、その「アイアム」の感覚もこえて、「絶対的な意識」に目覚めるというのがマハラジの教えみたいです。

それで、そのザットは「絶対的な意識」を指しているということみたい。
305すいません:2009/08/05(水) 18:35:19 ID:0EdvF8B6
翻訳している方へ。マハラジの生活記録じゃなく、具体的に何をスピーチしたか?その部品を翻訳して欲しいんですけど…
306神も仏も名無しさん:2009/08/05(水) 20:46:58 ID:hRH5Daq1
>>305

それは、I AM THATとかを読んだほうがいいんじゃないですか?
インタビューでは、教えより、そのほかの情報のほうがメインになってしまいますし。
I AM THATは日本語に翻訳されてますよ。
307神も仏も名無しさん:2009/08/06(木) 00:07:17 ID:PD5HKQaK
確かに議論は悟りの方向性とは逆だ
308神も仏も名無しさん:2009/08/06(木) 06:32:45 ID:hbSqLGkA
I have heard that Maharaj occasionally gave out a mantra to people who asked.
Was this the same mantra?

Yes, but he wasn't a very good salesman for it.
I once heard him say, 'My Guru has authorised me to give out this mantra to anyone who asks for it, but I don't want you to feel that it is necessary or important.
It is more important to find out the source of your beingness.'

わたしは、マハラジが時々、頼まれた人にマントラを与えていたということを聞きました。
これは同じマントラですか?

ええ、しかし彼はそれについては、とてもよいセールスマンではありませんでした。
私はかつて彼が、「私の師は、私に、求める人誰にでもこのマントラを与える権限を与えましたが、私はそれが必要や重要であるとあなたに感じてほしくありません。
あなたの存在の源を捜すことのほうがより重要です。」
309神も仏も名無しさん:2009/08/06(木) 06:40:54 ID:hbSqLGkA
Nevertheless, some people would ask.
He would take them downstairs and whisper it in his or her ear.
It was Sanskrit and quite long, but you only got one chance to remember it.
He would not write it down for you.
If you didn't remember it from that one whisper, you never got another chance.

しかしながら、頼む人はいました。
彼は、そういう人々を階下へ連れて行き、耳元でそのマントラを囁きました。
それは、サンスクリット語で、とても長いものでしたが、一度しか覚える機会はありませんでした。
彼は、それを書き記しませんでした。
その一度のささやきで覚えられなかったら、別の機会を得ることはありませんでした。
310神も仏も名無しさん:2009/08/06(木) 09:45:33 ID:aaMCIjJE
>>302
>私はそれである じゃ、売れないねw
いや、「私はそれである」はインド哲学では有名なウパニシャッドの
哲人ウッダーラカの言葉「お前はそれである」を思い出させるだろ。
すなわちブラフマンとアートマンは本質として同じだという梵我一如
の思想だね。
311神も仏も名無しさん:2009/08/06(木) 15:55:37 ID:EHsesfIg
I am that I am 私は在りて在る者なり
312神も仏も名無しさん:2009/08/08(土) 07:20:04 ID:MJvjOIAw
What other teaching instructions did Siddharameshwar give him?
Was he the one who encouraged him to teach by answering questions, rather than in the more traditional way?

I have no idea if he was asked to teach in a particular way.
Siddharameshwar told him that he could teach and give out the Guru mantra to anyone who asked for it, but he wasn't allowed to appoint a successor.
You have to remember that Nisargadatta wasn't realised himself when Siddharameshwar passed away.


シッダラメシュワールは、ほかにどんな教えに関する指示を彼に与えましたか?
シッダラメシュワールが、彼に、伝統的な方法より、質問に答えるという方法で教えることを勧めたのですか?

マハラジが特定の方法で教えるように頼まれたか、私は知りません。
シッダラメシュワールは、彼に、求める人だれにでも、グル・マントラを与えることができると伝えましたが、彼は後継者を任命することを許可されてませんでした。
あなたは、シッダラメシュワールが亡くなったとき、彼が悟っていなかったことを覚えているでしょう。

have to rememberてどうやって訳せばいいんだろう?
313神も仏も名無しさん:2009/08/08(土) 08:00:02 ID:MJvjOIAw
What about personal details?
Did Maharaj ever talk about his childhood or his family?
Ramana Maharshi often told stories about his early life, but I don't recollect reading a single biographical incident in any of Maharaj's books.

That's true.
He just didn't seem interested in talking about his past.
The only story I remember him telling was more of a joke than a story.

個人的なストーリーについてはどうですか?
マハラジは、子供や家族について今までに話したことはありますか?
ラマナ・マハルシは人生の初期の話をよくしましたが、私はマハラジの本の中で、伝記的な出来事を一つも読んだ記憶がありません。

それは本当です。
彼は、単に、過去を語ることに関心がないようでした。
私が覚えている、かれが語った唯一の話は、話というより冗談みたいなものです。

だいぶ意味が通るように意訳してます。
314神も仏も名無しさん:2009/08/08(土) 10:26:39 ID:MaHW4ydL
>>311
大文字で書かないとw

私はなるところのものとなる。
315神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 06:46:16 ID:VqgsokW9
Some man came in who seemed to have known him for many years.
He talked to Maharaj in Marathi in a very free and familiar way.
No translations were offered but after about ten minutes all the Marathi-knowing people there simultaneously broke out into laughter.
After first taking Maharaj's permission, one of the translators explained what it was all about.


マハラジと長年親交があるような人がきました。
彼は、気さくで親しげに、マハラーティー語でマハラジに話しかけました。
通訳は行われませんでした。約10分後、マハラーティー語を知っている人みんなが、一斉に笑い始めました。
マハラジの許可を取ってから、通訳の一人が事の顛末を説明しました。

Marathiはマハラーティー語で、南西インドの地方の言葉みたいです。
9000万人ぐらいしゃべる人がいて、インドで四番目に多く話されているらしいです。
316神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 07:03:48 ID:VqgsokW9
'Maharaj says that when he was married, his wife used to give him a very hard time.
She was always bossing him around and telling him what to do.
"Maharaj do this, Maharaj go to the market and buy that."'
She didn't call him Maharaj, of course, but I can't remember what she did call him.

「マハラジが言うには、結婚していた時、妻はいつも彼にとてもつらく当っていました。
 彼女はいつもマハラジをこき使い、仕事を言いつけていました。
 『マハラジ、これをやりなさい。マハラジ、市場にいって、あれを買ってきなさい。』」
もちろん、彼女は彼をマハラジと呼びませんでしたが、私は彼女が何と呼んだのか覚えていません。

マハラジは、偉大な王、という意味みたいです。マハルシは、偉大な仙人・聖者、とかかな。

 
317神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 07:25:00 ID:VqgsokW9
The translator continued:
'His wife died a long time ago, when Maharaj was in his forties.
It is usual for men of this age who are widowed to marry again, so all Maharaj's relatives wanted him to find another wife.
He refused, saying, "The day she died I married freedom".'
I find it hard to imagine anyone bossing Maharaj around, or even trying to.
He was a feisty character who stood no nonsense from anyone.

通訳の人がつづけて、
「かなり昔にマハラジの妻が亡くなりました。マハラジが40代の時です。
 妻を亡くした、この年齢の男性は再婚するのが一般的です。マハラジの親せきは彼が別の妻を探すことを望みました。
 彼が断わって言うには、『彼女が亡くなったに日に、私は自由と結婚しました』。」
誰かが、マハラジをこき使ったり、それを試みることさえ、私には想像するのが難しいです。
彼は、怒りっぽい性格で、誰の愚かな行為も見逃しませんでした。

最後の訳はかなり意訳です。もっといい訳があると思います。
318神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 14:58:41 ID:KtEUVg6S
>>315-317
単語を辞書で引いてとりあえず強引に読み進む自分のレベルと
ニュアンスを汲み取って話の流れを正しく理解するレベルの差を痛感しました orz
意訳でも構わないので、こういうエピソードの紹介はとてもありがたいです。

本で読んだ‘賢者ニサルガ’のイメージと違って、‘身近なおっさん’を
感じさせる話なので、親しみがわいてますますマハラジが好きになりそうですw
319神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 19:16:21 ID:hN3f6edz
>>318

ありがとう。今後もがんばります。

翻訳は素人だから、誤訳御免でお願いします。
320神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 19:31:21 ID:hN3f6edz
From what I have heard 'feisty' may be a bit of a euphemism.
I have heard that he could be quite bad-tempered and aggressive at times.

Yes, that's true, but I just think that this was part of his teaching method.
Some people need to be shaken up a bit, and shouting at them is one way of doing it.

私が聞いたところによると、「怒りっぽい」という表現は少し婉曲的ではありませんか。
彼はときどき、非常に気難しく、攻撃的になったと聞いています。

それは本当ですが、それは単に、彼の教える方法の一部であったと思っています。
少し揺さぶられる必要のある人もいます。そういう人に怒鳴ることは、揺さぶる方法の一つです。
321神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 19:50:09 ID:hN3f6edz
I remember one woman asking him, rather innocently,
'I thought enlightened people were supposed to be happy and blissful.
You seem to be grumpy most of the time.
Doesn't your state give you perpetual happiness and peace?'
He replied, 'The only time a jnani truly rejoices is when someone else becomes a jnani'.

私は、ある女性が、無邪気な様子で、彼に尋ねたことを覚えています。
「悟った人々というのは、幸福に充ち溢れているものとばかり思っていました。
 あなたは、ほとんど、気難しいように見えます。
 あなたがいる状態で、あなたは常に幸福と平和を感じていないのですか?」
彼は、「ジニャーニーが本当に喜ぶ唯一のときは、誰かがジニャーニーになった時です」と答えました。 


322神も仏も名無しさん:2009/08/09(日) 20:09:10 ID:hN3f6edz
How often did that happen?

I don't know. That was another area that he didn't seem to want to talk about.
I once asked directly, 'How many people have become realised through your teachings?'
He didn't seem to welcome the question:
'What business is that of yours?' he answered.
'How does knowing that information help you in any way?'

それ(誰かが悟りを開くこと)はどれぐらい起こったのですか?

わかりません。それは、彼が話したくないように見えた、もうひとつのテーマでした。
かつて私は、直接尋ねたことがあります。「あなたの教えを通じて、どのぐらいの人が悟りましたか?」
彼はその質問を歓迎していないようでした。
「それは、あなたに何の関係があるのですか?」と彼は答えました。
「あなたにとって、その情報を知ることが、なんの役に立つのですか?」
323神も仏も名無しさん:2009/08/15(土) 11:55:11 ID:rDuWYIJn
'Well,' I said, 'depending on your answer, it might increase or decrease my level of optimism.
If there is a lottery with only one winning ticket out of ten million, then I can't be very optimistic about winning.
But if it's a hundred winning tickets out of a thousand, I would feel a lot better about my chances.

私は言いました。「あなたの答えによって、私の楽観主義が強まるか、弱くなるでしょう。
もし、1000万に1つの当りくじしかないと、当りくじを引くことにそんなに楽観的になれません。
でも、1000に100の当りくじがあるなら、チャンスがかなりあると感じるでしょう。
324神も仏も名無しさん:2009/08/15(土) 12:03:45 ID:rDuWYIJn
If you could assure me that people are waking up here, I would feel good about my own chances.
And I think feeling good about my chances would be good for my level of earnestness.'

もし、あなたが人々がここで目覚めている(悟っている)ことを断言してくれるなら、自分のチャンスを期待できます。
そして、自分のチャンスが期待できると、私はより熱心に取り組むことになるでしょう。」
325神も仏も名無しさん:2009/08/15(土) 12:19:18 ID:rDuWYIJn
'Earnestness' was one of the key words in his teachings.
He thought that it was good to have a strong desire for the Self and to have all one's faculties turned towards it whenever possible.
This strong focus on the truth was what he termed earnestness.

「熱心さ」は彼の教えのキーワードの一つでした。
彼は、自己(真我)に対して強い欲求をもつことと、可能な時はいつでもそれへすべての能力を傾けることを良いことだと考えていました。
この真理へ強く焦点を置くことを、彼は「熱心さ」と呼んでいました。

326神も仏も名無しさん:2009/08/15(土) 12:37:18 ID:rDuWYIJn
I can't remember exactly what Maharaj said in reply except that I know he didn't divulge any numbers.
He didn't seem to think that it was any of mine or anyone else's business to know such information.

マハラジが、(悟りを開いた)人数を明かさなかったこと以外は、答えとして正確に何を言ったか覚えていません。
彼は、そのような情報を知ることは、私やほかの誰かに関係あることと思っていないようでした。

ふー、このインタビューかなり長い、、、。

327神も仏も名無しさん:2009/08/16(日) 06:36:03 ID:Yv5jaUIE
Maybe there were so few, it would have been bad for your 'earnestness' to be told.

That's a possibility because I don't think there were many.

Did you ever find out, directly or indirectly?

おそらく、ほんのわずかしかいなかったから、(悟りを開いた人数を)話されたらあなたの「熱意」に悪い影響を与えたでしょう。

そうかもしれません。私は(悟りを開いた人が)多くいたと思っていません。

直接的か、間接的に、今までに(悟りを開いた人を)見つけたことがありますか?

328神も仏も名無しさん:2009/08/16(日) 07:59:22 ID:j6Ied8aM
Not that day.
However, I bided my time and waited for an opportunity to raise the question again.
One morning Maharaj seemed to be more-than-usually frustrated about our collective inability to grasp what he was talking about.

その日は見つかりませんでした。
しかし、私は再び質問をする機会を待ちました。
ある朝、マハラジは、我々がみんな彼の話すことを理解できないことに、いつもよりいらいらしているように見えました。
329神も仏も名無しさん:2009/08/16(日) 08:09:19 ID:j6Ied8aM
'Why do I waste my time with you people?' he exclaimed.
'Why does no one ever understand what I am saying?'
I took my chance: 'In all the years that you have been teaching how many people have truly understood and experienced your teachings?'

「なぜ私は、あなたたちとともに時間を無駄にしているか?」と彼は声をあげました。
「なぜ、誰も私の言っていることを理解しないのですか?」
私はチャンスを得ました。「あなたが教えてきたすべての期間で、どれぐらいの人があなたの教えを本当に理解し、体験しましたか?」

こんな状況で質問するとは、davidさん勇気あるなあ。
330神も仏も名無しさん:2009/08/16(日) 08:15:34 ID:j6Ied8aM
He was quiet for a moment, and then he said, 'One. Maurice Frydman.'
He didn't elaborate and I didn't follow it up.

彼は少しの間だまっていました。そして、「1人。モーリス・フリードマン」と言いました。
彼はそれ以上詳しく述べませんでしたし、私は、話を続けませんでした。
331神も仏も名無しさん:2009/08/17(月) 06:33:54 ID:mVz0RMID
I mentioned earlier that at the conclusion of his morning puja he put kum kum on the forehead of all the pictures in his room of the people he knew were enlightened.
There were two big pictures of Maurice there, and both of them were daily given the kum kum treatment.
Maharaj clearly had a great respect for Maurice.

先ほど言いましたが、朝のプージャの終わりに、彼は、部屋にある、彼が悟りを開いたと知っていた人々のすべての写真のおでこに、クムクムをつけていました。
そこにはモーリスの2つの大きな写真があって、その両方に毎日クムクムがつけられていました。
マハラジは、明らかに、モーリスに多大な敬意を払っていました。
332神も仏も名無しさん:2009/08/17(月) 06:53:22 ID:mVz0RMID
I remember on one of my early visits querying Maharaj about some statement of his that had been recorded in I am That.
I think it was about fulfilling desires.
Maharaj initially didn't seem to agree with the remarks that had been attributed to him in the book,
but then he added, 'The words must be true because Maurice wrote them. Maurice was a jnani, and the jnani's words are always the words of truth.'

私は、マハラジを訪れたときに、I am Thatに記録された彼の話のいくつかについて質問したことを覚えています。
それは、欲望を満たすことについてだった思います。
マハラジは、初め、本の中で彼のものとされている発言に同意していないようでしたが、
彼は、「その言葉は真実に違いありません。なぜなら、モーリスがそれらを書いたからです。モーリスはジニャーニです。そして、ジニャーニの言葉はいつも真実の言葉です。」と付け加えました。

333神も仏も名無しさん:2009/08/17(月) 18:19:53 ID:4DAgizSj
マハラジは死のうが生きようが「私は在る」といったようだけど、
地球が木っ端微塵に消し飛んでも、やっぱりそれでも関係なく「私は在る」のかな。
この宇宙もただの夢なのかしら。まあそんな気もするんだけど。
334神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 19:48:07 ID:gu4oAaiT
j6Ied8aMさん

素晴らしい!! あなたの訳楽しみにしています
335神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 21:34:22 ID:GFqX7JV1
I have met several people who knew Maurice, and all of them have extraordinary stories to tell about him.
He visited Swami Ramdas in the 1930s and Ramdas apparently told him that this would be his final birth.
That comment was recorded in Talks with Sri Ramana Maharshi in the late 1930s, decades before he had his meetings with Maharaj.

私はモーリスを知っている人々と会ったことがあります。会った人すべてから、彼に関する驚くような話を聞きました。
彼は1930年代にスワミ・ラムダスを訪れました。ラムダスは、彼に今世が最後の生まれになると告げたようです。
この話は、1930年後期の「Talks with Sri Ramana Maharsi」に記録されています。彼がマハラジにあう数十年前のことです。

ちょっと訳をサボってました。楽しみにしてる人がいるようなので再開。
336神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 21:44:54 ID:j8gme8q/
私も楽しみにしてます!
応援
337神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 21:53:22 ID:GFqX7JV1
He was at various stages of his life a follower of Ramana Maharshi, Gandhi, and J. Krishnamurti.
While he was a Gandhian he went to work for the raja of a small principality and somehow persuaded him to abdicate and hand over all his authority to people he had formerly ruled as an absolute monarch.

彼は、さまざまな立場を経験しました。ラマナ・マハルシ、カンジー、クリシュナムルティとともにいました。
彼がガンジーと行動を共にしていた時、小さい公国の王に仕えにゆき、王に専制君主として以前に支配していた人々へ、すべての権限を放棄し、譲ることをすすめました。

うーん、微妙な訳だ。
338神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 22:07:21 ID:GFqX7JV1
His whole life is full of astonishing incidents such as these that are virtually unknown.
I have been told by someone who used to be a senior Indian government official in the 1960s that it was Frydman who persuaded the then India Prime Minister Nehru to allow the Dalai Lama and the other exiled Tibetans to stay in India.

彼の人生は、このような驚くべき出来事でいっぱいです。それらは、事実上、知られていません。
これは、1960年代に、年配のインド人の役人をしていたひとから聞いた話です。それによると、当時のインドの首相であるネルーを説得して、ダライラマと追放されたチベット人のインドでの居住を許可させたのは、フリードマンです。
339神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 22:16:33 ID:GFqX7JV1
Frydman apparently pestered him continuously for months until he finally gave his consent.
None of these activities were ever publicly acknowledged because Frydman disliked publicity of any kind and always tried to do his work anonymously.

フリードマンは、最終的に許可が出るまで、ネルーを数カ月にわたり苦しめた(説得した)みたいです。
これらの活動のどれも、公には知られていません。というのも、フリードマンはどのような評判も好まず、いつも匿名で仕事をしようと試みました。

フリードマン、、、すごい人だ。
340神も仏も名無しさん:2009/08/23(日) 22:25:22 ID:GFqX7JV1
337改訳

ガンジーと行動を共にしていた時、彼は、小さい公国の王に仕えに行き、
王をなんとかして説得し、すべての権限を放棄させ、以前に専制君主として支配していた人々へ、それらの権限を譲らせました。

persuadeを変に訳してました。
341神も仏も名無しさん:2009/08/24(月) 20:54:00 ID:ZOO8E92V
What were Frydman's relations with Ramana Maharshi like?
Did he leave a record?

There are not many stories in the Ramanasramam books,
and in the few incidents that do have Maurice's name attached to them, Ramana is telling him off,
usually for trying to give him special treatment.
In an article that Maurice wrote very late in his life,
he lamented the fact that he didn't fully appreciate and make use of Bhagavan's teachings and presence while he was alive.

フリードマンとラマナ・マハルシの関係はどのようなものですか?
何か記録がありますか?

ラマナアシュラムにある本のなかには、多くの話はありません。
モーリスの名前がでてくる数少ない出来事の中で、ラマナはモーリスを叱っていました。
たいていは、モーリスがラマナに特別な待遇をしようとしたことが原因です。
晩年に書いた文章の中で、モーリスは、バガヴァンの存命中に、その教えと存在を十分に理解し、役立てることをしなかったことを悔やんでいます。

バガヴァンはラマナ・マハルシのことを指してます。よくつかわれる敬称の一つです。
342神も仏も名無しさん:2009/08/24(月) 21:12:26 ID:ZOO8E92V
However, he did use his extraordinary intellect and editing skills to bring out Maharshi's Gospel in 1939.
This is one of the most important collections of dialogues between Bhagavan and his devotees.
The second half of the book contains Frydman's questions and Bhagavan's replies to them.
The quality of the questioning and the editing is quite extraordinary.

しかしながら、彼は、素晴らしい知性と編集の技術を使い、1939年にMaharshi's Gospelを出版しました。
この本は、バガヴァンと帰依者との間で交わされた対話を集めたものの中で、最も重要な一つです。
本の後ろ半分には、フリードマンの質問とそれに対するバガヴァンの答えが含まれています。
その質問と編集の質は、ほんとうに驚くべきものです。

Maharshi's Gospel はPDFで無料で手に入ります。
343神も仏も名無しさん:2009/08/25(火) 07:13:45 ID:gFDYCziD
A few hundred years ago a French mathematician set a difficult problem and challenged anyone to solve it.
Isaac Newton solved it quickly and elegantly and sent off the solution anonymously.
The French mathematician immediately recognized that Newton was the author and apparently said, 'A lion is recognized by his claws'.

数百年前に、あるフランスの数学者は、難しい問題を作り、誰か解いてみろ、と挑戦しました。
アイザック・ニュートンは、その問題を、すばやく華麗に解き、匿名で解答を送りました。
フランスの数学者は即座に、ニュートンが書いた人であるとわかり、「そのかぎ爪をみれば、ライオンであるとわかる」と言ったようです。
344神も仏も名無しさん:2009/08/25(火) 07:17:41 ID:gFDYCziD
I would make the same comments about the second half of Maharshi's Gospel.
Though Frydman's name has never appeared on any of the editions of the book,
I am absolutely certain that he was the editor and the questioner.

私には、Maharshi's Gospelの後ろ半分についても、同じことが言えます。
フリードマンの名前は、この本のどの版にも現れていませんが、
彼が編集し、質問をしたということについて絶対的な確信があります。
345神も仏も名無しさん:2009/08/25(火) 20:27:49 ID:yz0rp8Tb
So far as you are aware Maharaj never publicly acknowledged anyone else's enlightenment?

There may have been others but the only other one I know about,
since I witnessed it first-hand, was a Canadian – at least I think he was Canadian – called Rudi.

あなたが知る限りで、マハラジは、皆の前で、誰かほかに悟った人がいることを一度も認めませんでしたか?

ほかにもいたでしょうが、じかに見て、私が知っている唯一の人は、
カナダ人の(少なくとも私は彼をカナダ人と思っているのですが)ルディという人です。
346神も仏も名無しさん:2009/08/25(火) 20:40:17 ID:yz0rp8Tb
I had listened to some tapes before I first went to Maharaj and this man Rudi featured prominently on them.
I have to say that he sounded utterly obnoxious.
He was pushy, argumentative and aggressive; apparently Maharaj threw him out on several occasions.
I had never met Rudi; I only knew him from the tapes I had heard.

私はマハラジに初めて会う前に、テープをいくつか聞いていました。テープでは、このルディという男がとくに目立ってました。
彼は非常に嫌な印象であったと言わざるを得ません。
彼は、厚かましく、議論好きで、攻撃的でした。マハラジは彼を何回か追い出したようでした。
私はルディにあったことがありませんでした。テープから彼を知っていただけでした。
347神も仏も名無しさん:2009/08/25(火) 20:50:47 ID:2U9URlrj
yz0rp8Tbさん 続き楽しみにしてますよ

ところでこれは何の訳なのですか?
348神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 06:16:06 ID:clz/ULrA
>>347

 マハラジと実際会ったこともあるDavid Godmanさんへの、ハリエットという人が質問している
マハラジに関するインタビューです。
 題名は「Remembering Nisargadatta Maharaj」で、ニサルガダッタ・マハラジの思い出、みた
いな感じです。David GodmanさんのHPに全文があります。
349神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 06:30:06 ID:clz/ULrA
Then one day Maharaj announced, 'We have a jnani coming to visit us this morning. His name is Rudi.'
I laughed because I assumed that Maharaj was making fun of his pretensions to enlightenment.
Maharaj could be quite scathing about people who claimed to be enlightened, but who weren't.

それからある日、マハラジは「 今朝、我々をジニャーニが訪れに来ます。名前はルディです。」と皆の前で言いました。
私は笑いました。というのも、マハラジが彼の見せかけの悟りをからかっていると思ったからです。
マハラジは、悟ったと主張しているが、本当はそうでない人についてはまったく容赦がありませんでした。
350神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 06:37:32 ID:clz/ULrA
Wolter Keers, a Dutch advaita teacher, was someone who fell into that category.
Every so often he would come to Bombay to see Maharaj,
and on every visit Maharaj would tell him off for claiming to be enlightened when he wasn't.
 
オランダ人でアドヴァイタを教えている、ウォルター・キーアスは、このカテゴリーに入るひとです。
とても頻繁に、マハラジに会いに彼はボンベイにきて、
そのすべての訪問の際に、マハラジは悟っていないのに悟ったと主張していることを叱っていました。
351神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 06:52:39 ID:clz/ULrA
On one visit he started lecturing Wolter before he had even properly entered the room.
There was a wooden stairway that led directly into the room where Maharaj taught.
As Wolter's head appeared above the top step, Maharaj suspended his other business and started laying into him.
'You are not enlightened! How dare you teach in the West, claiming that you are enlightened?

ある訪問の際には、マハラジは、ウォルターがちゃんと部屋に入る前に、彼に説教し始めました。
マハラジが教えている部屋へと直接につながっている、木製の階段がありました。
ウォルターの頭が階段の一番上の段からあらわれたとき、マハラジは、ほかの仕事を中断し、彼へと注意を向け始めました。
「あなたは悟っていません!よくもまあ、西洋で、自分が悟っていると主張して教えてられるもんですね。」
352神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 12:38:19 ID:GtlrenWL
clz/ULrAさん >>348ありがとうございます。
英語が読めない私にとってあなたの訳は大変助かります。
とても興味がある内容なのでこれからもよろしくお願いします。
353神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 15:11:29 ID:C8LBEaGO
>>298
I AM THAT I AM. をどう訳すんだ?
354神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 19:54:22 ID:lVBvGomE
On one of my other visits Wolter was due to arrive and Maharaj kept asking when he was going to appear.
'Where is he? I want to shout at him again. When is he going to arrive?'
On that particular visit I had to leave before Wolter came so I don't know what form the lecture took,
but I suspect that it was a typically hot one.

私のある訪問の際に、ウォルターが来る予定で、マハラジはいつ彼が現れるのかと尋ね続けました。
「彼はどこにいますか?私は、もう一度、彼を怒鳴りつけてやりたい。いつ彼は到着しますか?」
その訪問の際には、私はウォルターが来る前に出発しなければならなかったので、説教がどのような形をとったかを知りませんが、
とくに激しいものになったと思います。
355神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 20:02:42 ID:lVBvGomE
Anyway, let's get back to Rudi.
When Maharaj announced that a 'jnani' was due, I assumed that Rudi was going to get the Wolter treatment.
However, much to my amazement, Maharaj treated him as the genuine article when he finally showed up.

それはともかく、ルディに話を戻しましょう。
マハラジが「ジニャーニ」が来る予定であると皆の前で言った時、私はルディがウォルターと同じ扱いをされることになると思いました。
しかしながら、非常に驚いたのですが、マハラジは、彼がとうとうあらわれたときに、彼を本物としてもてなしました。
356神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 20:14:43 ID:lVBvGomE
After spending a good portion of the morning wondering when Rudi was going to appear,
Maharaj then asked him why he had bothered to come at all.

いつルディが現れるのかと思い、朝のかなりの時間を費やしたあとに、
マハラジはなぜ彼がわざわざ来たのか尋ねました。

これ訳が難しいです。文法がいまいちわからない。いい加減です。
357神も仏も名無しさん:2009/08/26(水) 20:23:26 ID:lVBvGomE
'To pay my respects to you and to thank you for what you have done for me.
 I am leaving for Canada and I came to say goodbye.'

Maharaj didn't accept this explanation:
'If you have come to this room, you must have some doubt left in you.
 If you were doubt-free, you wouldn't bother to come at all.

「あなたへの敬意を表すためと、私にしてくれたことに対する感謝をするためです。
 私はカナダへ行くので、お別れを言いに来ました。」
マハラジはこの説明を受け取りませんでした。
「あなたがこの部屋に来たのなら、あなたの中に疑問が残っているはずです。
 あなたに疑いがないのなら、わざわざここに来ることはありません。

 以下、マハラジの言葉がつづきます。
358神も仏も名無しさん:2009/08/27(木) 07:08:29 ID:HDRglnEE
I never visit any other teachers or Gurus because I no longer have any doubts about who I am.
I don't need to go anywhere. Many people come to me and say,
"You must visit this or that teacher. They are wonderful,"
but I never go because there is nothing I need from anyone.
You must want something you haven't got or have a doubt to come here.
Why have you come?'

私は、ほかの先生やグルをたずねたことは一度もありません。「私は誰か」ということについて何の疑問もないからです。
どこかほかへ行く必要もありません。多くの人は私のところへにきて、
「あれこれの先生をたずねるべきですよ。彼らはすばらしい。」と言います。
でも私は行きません。誰から何も必要としないからです。
ここに来たのだから、あなたはまだ得ていない何かを求めているか、疑問があるはずです。
なぜここに来ましたか?」

マハラジの言葉終わり。
359神も仏も名無しさん:2009/08/27(木) 20:50:20 ID:ytX5uKkz
Rudi repeated his original story and then kept quiet.
I was looking at him and he seemed to me to be a man who was in some inner state of ecstasy or bliss
 that was so compelling,he found it hard even to speak.
I still wasn't sure whether Maharaj was accepting his credentials,
but then the woman he had arrived with asked Maharaj a question.

ルディは初めに行ったことを繰り返し、それから黙っていました。
私は彼を見ていました。彼は、内的な恍惚か至福の状態にいるようで、
 彼はしゃべることさえできないようでした。
私は、まだ、マハラジが彼の証明書を受け取ったかどうか(彼をジニャーニと認めたかどうか)わかりませんでした。
 その時、ルディと一緒に来た女性がマハラジに質問しました。
 
360神も仏も名無しさん:2009/08/27(木) 20:55:30 ID:ytX5uKkz
Maharaj replied, 'Ask your friend later. He is a jnani.
 He will give you correct answers. Keep quiet this morning.
 I want to talk to him.'

マハラジは答えて、「後であなたの友人に尋ねなさい。彼はジニャーニです。
 彼があなたに正しい答えをするでしょう。今朝は黙っていてください。
 私は彼と話がしたいのです。」

ルディは初めに「言った」ことを繰り返し、それから黙っていました ←訂正
361神も仏も名無しさん:2009/08/28(金) 10:08:44 ID:kQneYoZ0
翻訳者さん Good!
362神も仏も名無しさん:2009/08/28(金) 19:42:52 ID:G30ygQxX
It was at this point that I realised that Maharaj really did accept that this man had realised the Self.
Rudi then asked Maharaj for advice on what he should do when he returned to Canada.
I thought that it was a perfectly appropriate question for a disciple to ask a Guru on such an occasion,
but Maharaj seemed to take great exception to it.

この時点において、私は、マハラジが本当にこの人が真我(自己)を悟っている事を認めていることがわかりました。
ルディはマハラジに、カナダへ帰って何をすべきかとアドヴァイスを求めました。
それは弟子にとって、このような状況でグルに尋ねるには、最適の質問のように私には思えました。
しかし、マハラジはそれに対して非常に腹を立てているようでした。
363神も仏も名無しさん:2009/08/28(金) 19:46:37 ID:G30ygQxX
'How can you ask a question like that if you are in the state of the Self?
Don't you know that you don't have any choice about what you do or don't do?'

「もしあなたが真我(自己)の状態であるなら、どうしてそのような質問ができるのですか?
 あなたは、することとしないことについて何の選択権も持っていないことを知らないのですか?」
364神も仏も名無しさん:2009/08/28(金) 19:55:38 ID:G30ygQxX
Rudi kept quiet.
I got the feeling that Maharaj was trying to provoke him into a quarrel or an argument,
and that Rudi was refusing to take the bait.
At some point Maharaj asked him, 'Have you witnessed your own death?' a
nd Rudi replied 'No'.

ルディは黙っていました。
私は、マハラジがルディを挑発して、口論に持ち込もうとしているような感じを受けました。
ルディは誘いに乗る事を拒否していました。
そうこうするうちに、マハラジはルディに「あなたは自分自身の死を目撃しましたか?」とたずねました。
ルディは「いいえ」と答えました。

365神も仏も名無しさん:2009/08/28(金) 20:08:09 ID:G30ygQxX
Maharaj then launched into a mini-lecture on how it was necessary to witness one's own death in order for there to be full realisation of the Self.
He said that it had happened to him after he thought that he had fully realised the Self,
and it wasn't until after this death experience that he understood that this process was necessary for final liberation.

するとマハラジは、真我(SELF)完全に悟るために自分自身の死を目撃することがいかに必要かについての小講義を開始しました。
彼は、その体験は、彼が真我(SELF)を完全に悟ったと思った後に起こり、
そして、死の体験の後にはじめて、この過程が最終的な解放に必要であることを理解したと言いました。
366神も仏も名無しさん:2009/08/28(金) 20:16:44 ID:G30ygQxX
するとマハラジは、真我(SELF)「を」完全に・・・ ←訂正
367神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 06:37:50 ID:D8FC+Hz/
I hope somebody recorded this dialogue on tape because I am depending on a twenty-five-year-old memory for this.
It seems to be a crucial part of Maharaj's experience and teachings but I never heard him mention it on any other occasion.
I have also not come across it in any of his books.

だれかがこの会話をテープに録音していればよいのですが。私は、25年前の記憶に頼っているので。
死の体験は、マハラジの経験と教えのきわめて重要な部分のように思えますが、私はそのことを彼が別の機会に言うのを一度も聞いてません。
彼のどの本の中でも、そのことに出会っていません。
368神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 06:44:13 ID:D8FC+Hz/
Maharaj continued to pester Rudi about the necessity of witnessing death,
but Rudi kept quiet and just smiled beatifically.
He refused to defend himself, and he refused to be provoked.

マハラジは、死を目撃することについて、ルディを困らせ続けましたが、
ルディは黙っていて、ただ幸せそうに微笑んでしました。
彼は、自分を擁護することを拒んでいました。そして、挑発されることを拒んでいました。
369神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 07:06:14 ID:D8FC+Hz/
Anyway, I don't think he was in any condition to start and sustain an argument.
Whatever state he was in seemed to be compelling all his attention.
I got the feeling that he found articulating even brief replies hard work.

ともかく、私は、彼が議論を始め、続けるような状態にないと思いました。
彼がどのような状態であれ、それは彼の注意をすべて奪っているようでした。
私は、彼には短い答えを言うことさえ大変な仕事になっている、という感じを受けました。
370神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 20:07:42 ID:/wSkYqNr
Finally, Rudi addressed the question and said, 'Why are you getting so excited about something that doesn't exist?'
I assumed he meant that death was unreal, and as such, was not worth quarrelling about.
Maharaj laughed, accepted the answer and gave up trying to harass him.

終に、ルディは質問に答えて言いました。「なぜあなたは存在しないものについてそんなに躍起になっているのですか?」
彼の意図するところは、死とは非現実的であり、そのようなものは言い争う価値のないものである、ということだと思います。
マハラジは笑い、その答えを受け入れました。そして、彼を悩まそうとすることをやめました。
371神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 20:21:44 ID:/wSkYqNr
'Have you ever had a teacher like me?' demanded Maharaj, with a grin.
'No,' replied Rudi, 'and have you ever had a disciple like me?'
They both laughed and the dialogue came to an end.
I have no idea what happened to Rudi.
He left and I never heard anything more about him.
As they say at the end of fairy stories, he probably lived happily ever after.

「いままでに私のような教師をもったことはありますか?」マハラジはにっこり笑いながら尋ねました。
「いいえ」と彼は答えました。「今までに私のような弟子を持ったことはありますか?」
彼らはともに笑い、対話は終わりました。
私はルディに何が起こったのかわかりません。
彼は去り、私は彼についてそれ以上何も聞いていません。
おとぎ話の最後によく言うように、おそらく彼は、いつまでも幸せに暮らしたのでしょう。

1ページ目が終わりました。これ6ページあるんです。読者は何人いるのかなあ。

372神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 20:46:17 ID:tYAIN93R
なんかルディすごいね

訳者さんぜひ頑張ってください
373神も仏も名無しさん:2009/08/29(土) 21:54:23 ID:Pnh14fcy
>>373
>1ページ目が終わりました。これ6ページあるんです。読者は何人いるのかなあ。

私の仲間は全員楽しみにしています 10人くらいいます。
全国ではあなたの翻訳を楽しみにしている人は100人はいるでしょう
今後も継続してください お願いします!!!
374名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 06:23:33 ID:4GKTxHhc
Harriet:
You say that Maharaj never visited other teachers because he no longer had any doubts.
Did he ever talk about other teachers and say what he thought of them?

David:
He seemed to like J. Krishnamurti.
He had apparently seen him walking on the streets of Bombay many years before.
I don't think that Krishnamurti noticed him.

マハラジは、もはやどんな疑いも持っていないから、ほかの教師を訪れなかった、とあなたは言いました。
彼は、ほかの教師について話したり、その人たちについてどのように考えているかしゃべったことがありますか?

彼はジッド・クリシュナムルティが好きなようでした。
何年も前に、彼はボンベイの街路をクリシュナムルティが歩いているのを見たようでした。
クリシュナムルティが彼に気付いたかどうか、私は知りません。

仲間がいるのですか?「マハラジを輪読する会」の仲間とかかな(笑)。
100人もいらっしゃるようなので、できるだけがんばります。
ここから、ほかのスピリチュアルの教師の話が出てきます。お楽しみに。



375名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 06:31:43 ID:4GKTxHhc
Afterwards, Maharaj always spoke well of Krishnamurti and he even encouraged people to go and see him.
One day Maharaj took a holiday and told everyone to go and listen to Krishnamurti instead.
That, I think, shows a high level of approval.

その後、マハラジはいつもクリシュナムルティのことを褒め、人々に彼に会いに行くことを勧めさえしました。
ある日、マハラジは休暇を取り、かわりに皆にクリシュナムルティのところへ行き、話を聞くように言いました。
このことは、彼がクリシュナムルティを十分に認めていることを示している 、と思います。
376名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 13:44:28 ID:KzyuM9B+
>>374
>仲間がいるのですか?「マハラジを輪読する会」の仲間とかかな(笑)。

373です。そんな大げさなものではありませんが、私は仲間に翻訳のことを教えてもらいました。
そして私はまたその仲間にといった具合です。仲間内では評判です。
今ではもう2〜3人増えているでしょう

>100人もいらっしゃるようなので、できるだけがんばります。

我々の小グループで10人ちょっとですから、全国だと100人どころではないと思います

>ここから、ほかのスピリチュアルの教師の話が出てきます。お楽しみに。

期待しています!!
377名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:03:50 ID:BQsFnU9g
The most infamous teacher of the late 1970s was Osho, or Rajneesh as he was in those days.
I once heard Maharaj say that he respected the state that Rajneesh was in,
but he couldn't understand all the instructions he was giving to all the thousands of foreigners who were then coming to India to see him.

1970年代で最も悪名高い教師はオショーです。彼はその当時、ラジニーシという名でした。
私はかつて、マハラジが、ラジニーシのいる状態を尊敬していると言うのを聞きました。
しかしマハラジは、その当時、ラジニーシに会いにインドにきている数千の外国人に彼が与えているすべての指導をまったく理解できませんでした。
378名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:18:36 ID:BQsFnU9g
Although the subject only came up a couple of times while I was there,
I got the feeling he liked the teacher but not the teachings.
When Rajneesh's foreign 'sannyasins' showed up in their robes,
he generally gave them a really hard time.
I watched him throw quite a few of them out,
and I saw him shout at some of them before they had even managed to get into his room.

そのテーマは私がそこにいたときに、数回持ち上がっただけでしたが、
マハラジは、教師に好意はあるが、教えにはないという印象を受けました。
ラジニーシを信奉する外国の修行者らが彼らのローブを付けて現れたとき、
マハラジは彼らにたいてい厳しく当りました。
私は、マハラジが、かなりの数の彼らを追い出すのを見ました。
また、マハラジが、彼らがマハラジの部屋に入ろうとする前にさえ、彼らに怒鳴るのを見たことがあります。
379神も仏も名無しさん:2009/08/30(日) 20:19:05 ID:ALY95d3U
I heard a story that he also encountered U. G. Krishnamurti in Bombay.
I will tell you the version I heard and you can make up your own mind about it.
It was told to me by someone who spent a lot of time with U. G. in the 1970s.

私はマハラジがボンベイでクリシュナムルティに出会った話も聞きました。
私はあなたに、私がきいたバージョンを話します。あなたはそれについて自分で判断してください。
これは、私が1970年代にクリシュナムルティと共に長い時間を過ごした人から聞いた話です。

ここから、ちょっと訳が難しく感じます。間違いがあったら教えてください。

380神も仏も名無しさん:2009/08/30(日) 20:37:04 ID:ALY95d3U
It seems that Maurice Frydman knew U. G. and also knew that he and Maharaj had never met,
and probably didn't know about each other.
He wanted to test the theory that one jnani can spot another jnani by putting them both in the same room, with a few other people around as camouflage.
He organised a function and invited both of them to attend.

モーリス・フリードマンはクリシュナムルティを知っており、彼とマハラジが面識がないのも知っていて、
それぞれについて知らなかったようです。
彼は、幾人かのカモフラージュの人を周りに配置した部屋に、二人のジニャーニを入れることで、ジニャーニがほかのジニャーニを見つけれるという理論を試したいと思いました。
彼は場をつくり、両方とも出席するよう招待しました。

わかりにくい訳ですみません。訳している本人が首をかしげています。
381神も仏も名無しさん:2009/08/30(日) 20:46:51 ID:ALY95d3U
U. G. spent quite some time there, but Maharaj only came for a few minutes and then left.
After Maharaj had left Maurice went up to U. G. and said,
'Did you see that old man who came in for a few minutes. Did you notice anything special? What did you see?'
U. G. replied, 'I saw a man, Maurice, but the important thing is, what did you see?'

クリシュナムルティは結構な時間そこにいましたが、マハラジは数分間いただけで、帰りました。
マハラジが帰ったあと、モーリスはクリシュナムルティのところに行って、言いました。
「数分の間来ていた年寄りの男性を見ましたか?何か特別なことに気付きましたか?何をあなたは見ましたか?」
クリシュナムルティは「モーリス、私は1人の男性を見ました。でも重要なことは、あなたが何を見たかです?」と答えました。

382神も仏も名無しさん:2009/08/30(日) 20:56:21 ID:ALY95d3U
The next day Maurice went to see Maharaj and asked, 'Did you see that man I invited yesterday?'
A brief description of what he looked like and where he was standing followed.
Then Maurice asked, 'What did you see?'
Maharaj replied, 'I saw a man Maurice, but the important thing is, what did you see?'

次の日、モーリスはマハラジに会いに行き、尋ねました。「あなたは昨日、私が招待した男性を見ましたか?」
彼がどのような風貌をしているかと、どこに立っていたかの短い描写が続いてありました。
それからモーリスは、「あなたは何を見ましたか?」とたずねました。
マハラジは「モーリス、私は1人の男性を見ました。でも重要なことは、あなたが何を見たか、です」と答えました。

上の訳も、「でも重要なことは、あなたが何を見たか、です」に訂正。
383神も仏も名無しさん:2009/08/30(日) 21:59:09 ID:pyP2XQD9
う〜ん、なんかミステリアスな話ですね・・・

>>380の最初は
  モーリス・フリードマンはクリシュナムルティと知り合いだったようで、また、
  クリシュナムルティとマハラジは会ったことがなく、
  おそらくお互いのことを知らないということも知っていたようです。
ということでは?
384神も仏も名無しさん:2009/08/31(月) 06:13:16 ID:08ejSxXq
>>383

ありがとうございます。訳はご指摘の通りだと思います。
knowとknewが多くて混乱していました。

It seems that Maurice Frydman knew U. G.
and also knew that he and Maharaj had never met,
and probably didn't know about each other.


モーリス・フリードマンはクリシュナムルティと知り合いだったようで、
また、 クリシュナムルティとマハラジは会ったことがなく、
おそらくお互いのことを知らないということも知っていたようです。
385神も仏も名無しさん:2009/08/31(月) 06:41:13 ID:08ejSxXq
It's an amusing story and I pass it on as I heard it,
but I should say that U. G.'s accounts of his meetings with famous teachers sometimes don't ring true to me.
I have heard and read his accounts of his meetings with both Ramana Maharshi and Papaji,
and in both accounts Bhagavan and Papaji are made to do and say things that to me are completely out of character.

これは面白い話なので、私が話を聞いた通りに伝えています。
でも、クリシュナムルティの有名な教師に会ったことに関する話は、ときおり、私には本当らしく思えない、といわざるをえません。
私は、彼がラマナ・マハルシとパパジの両方に出会ったことに関するの話を聞いたり、読んだりしましたが、
両方の話で、バガヴァンとパパジは、私からしてみれば、まったく柄にあっていないな事をさせられたり、言わされたりしています。
386神も仏も名無しさん:2009/08/31(月) 21:16:34 ID:eYwyO6rQ
When Maharaj told Rudi that he had no interest in visiting other teachers, it was a very true statement.
He refused all invitations to go and check out other Gurus.
Mullarpattan, one of the translators, was a bit of a Guru-hopper in the 1970s, and he was always bringing reports of new teachers to Maharaj,
but he could never persuade him to go and look at them.
So, reports of meetings between Maharaj and other teachers are not common.

マハラジがルディに、ほかの教師を訪れることに興味がないと言った時、それは本当に真実の言葉です。
彼は、他のグルのところへ行き、調べようとする誘いをすべて断わっていました。
翻訳者の一人のムラルパッタンは、1970年代、グルを次々訪れていて、いつもマハラジに新しい教師の報告をもってきました。
しかし、彼はマハラジを説得して、グルたちを見に行かせることはできませんでした。
ですから、マハラジと他の教師との会合の報告は、よくある事ではありませんでした。

387神も仏も名無しさん:2009/08/31(月) 21:27:05 ID:eYwyO6rQ
Papaji ended up visiting Maharaj and had a very good meeting with him.
In his biography he gives the impression that he only went there once,
but I heard from people in Bombay that Papaji would often take his devotees there.

パパジは結局マハラジを訪れ、彼ととてもよい出会いをしました。
彼の自伝では、彼がそこへ一回しか行かなかったという印象を与えますが、
私はボンベイにいる人々から、パパジがよく彼の信奉者たちをそこへ連れて行っていたと聞きました。
388神も仏も名無しさん:2009/08/31(月) 21:41:42 ID:eYwyO6rQ
He visited quite a few teachers in the 1970s,
often when he was accompanying foreigners who had come to India for the first time.
It was his version of showing them the sights.
They would never ask questions; they would just sit quietly and watch what was going on.

パパジは1970年代に、多くの教師を訪問しました。
そのとき、彼はよく、インドに初めて来た外国人をつれていました。
それが、彼の名所を案内するやり方でした。
彼らは決して質問をしませんでした。彼らは静かに座り、起こっている事を見ていただけでした。
389神も仏も名無しさん:2009/09/01(火) 06:24:09 ID:kJIMYS8W
ふむふむ 日本にはほとんど入ってきてない情報ですね
続きが楽しみです
390神も仏も名無しさん:2009/09/01(火) 06:49:16 ID:ANWddbnp
Harriet:
What was Maharaj's attitude to Ramana Maharshi and his teachings?
Did you ever discuss Bhagavan's teachings with him?

David:
He had enormous respect for both his attainment and his teachings.
He once told me that one of the few regrets of his life was that he never met him in person.
He did come to the ashram in the early 1960s with a group of his Marathi devotees.
They were all on a South Indian pilgrimage tour and Ramanasramam was one of the places he visited.

マハラジのラマナ・マハルシとその教えへの態度はどのようなものでしたか?
彼とバガヴァンの教えについて議論したことはありましたか?

マハラジは、その達成と教えの両方を非常に尊敬していました。
かつて彼は私に、人生におけるわずかな後悔の一つは、マハルシ本人に会ったことがないことだと言いました。
彼は1960年代初期に、マハラティー地方の信奉者と一緒にラマナ・アシュラムにやってきました。
彼らはみな、南インドへの巡礼の旅の途中で、ラマナアシュラムは彼が訪れた場所の一つでした。

ちなみに、ラマナ・マハルシは1950年に亡くなっています。彼はティルヴァナマライを一度も離れませんでした。
391神も仏も名無しさん:2009/09/01(火) 20:48:11 ID:dsV4YFZh
With regard to the teachings he once told me,
'I agree with everything that Ramana Maharshi said,
with the exception of this business of the heart-centre being on the right side of the chest.
I have never had that experience myself.'

マハルシの教えに関しては、彼はかつて私にこういいました。
「私はラマナ・マハルシが言ったことに、1つを除いて、すべて賛成します。
それは、右胸にあるハート・センターに関することです。
私は自分自身でそのような経験はしませんでした。」

ハートセンターのハートはSELF(真我)の別名で、体のどこに真我があるかと問う人を納得させるために、
一応、右胸にあるとマハルシが説明している。
マハルシはSELFは体の外・内にあるとは、本当は言えない、と述べている。たぶん。
いい加減な私の記憶から説明しました。
392神も仏も名無しさん:2009/09/01(火) 23:58:41 ID:7VK/gRtH
マハルシは「中心は胸にある、悟った多くの人間が同じことを言ってる」みたいに言ってた
気がする、記憶なんであいまいだけど
そこは自分もちょっとピンとこなかった、どうなんだろうか
中心だとかセンターだとかがあるのだろうか、ないのだろうか
393神も仏も名無しさん:2009/09/02(水) 20:20:38 ID:X7T8t+cu
I discussed various aspects of Bhagavan's teachings with him and always found his answers to be very illuminating.
He asked me once, 'Have you understood Ramana Maharshi's teachings?'
Since I knew he meant 'Had I actually experienced the truth of them?',
I replied, 'The more I listen to Maharaj, the more I understand what Bhagavan is trying to tell me'.

私はマハラジとバガヴァンの教えの様々な側面を議論しました。彼の答えはいつも新たな理解を導くものでした。
彼はかつて私に聞きました。「ラマナ・マハリシの教えを理解しましたか?」
私は彼の意味するところが、「教えの真理を実際に経験したか?」ということを知っていたので、
「あなたの話を聞くにつれ、バガヴァンが私に伝えようとしていることの理解がより深まります。」と答えました。

394神も仏も名無しさん:2009/09/02(水) 20:29:10 ID:X7T8t+cu
I felt that this was true at both the theoretical and experiential levels.
His explanations broadened and deepened my intellectual understanding of Bhagavan's teachings
and his presence also gave me experiential glimpses of the truth that they were all pointing towards.

私は、このことが理論と経験の両方のレベルで本当であると感じました。
彼の説明は、私のバガヴァンの教えの知的な理解を広げ、深めました。
そして、彼の存在により、私は、その教えが指し示している真理をわずかばかりですが経験しました。
395神も仏も名無しさん:2009/09/03(木) 15:19:01 ID:WoVAkuud
今日の更新はまだかなあ
ワクワク
396神も仏も名無しさん:2009/09/03(木) 22:01:21 ID:aJ18iQtC
I have to mention Ganesan's visit here.
V. Ganesan is the grandnephew of Ramana Maharshi and in the 1970s he was the de facto manager of Ramanasramam.
Nowadays, his elder brother Sundaram is in charge.

ここでガネサンの訪問について言うのがいいでしょう。
V.ガネサンはラマナ・マハルシの甥の息子で、1970年代にラマナアシュラムの事実上の管理者でした。
今は、彼の上の兄のスンダラムがその役についています。

>>395 更新できない時もあるので、そのときはご勘弁を。
397神も仏も名無しさん:2009/09/03(木) 22:11:34 ID:aJ18iQtC
Ganesan came to visit Maharaj for the first time in the late 1970s.
As soon as he arrived Maharaj stood up and began to collect cushions.
He made a big pile of them and made Ganesan sit on top of the heap.
Then, much to everyone's amazement,
Maharaj cleared a space on the floor and did a full-length prostration to him.

ガネサンは、1970年代後半にマハラジを初めて訪れに来ました。
彼が到着するとすぐに、マハラジは立ち上がり、クッションを集め始めました。
マハラジはクッションを高く積み上げ、ガネサンをつみ重なったクッションの一番上に座らせました。
そして、皆が驚いたことに、
マハラジは床にスペースをつくり、彼に全身での平伏をしました。
398神も仏も名無しさん:2009/09/03(木) 22:15:36 ID:aJ18iQtC
When he stood up, he told Ganesan,
'I never had a chance to prostrate to your great-uncle Ramana Maharshi,
so I am prostrating to you instead.
This is my prostration to him.'

彼は立ち上がり、ガネサンに言いました。
「私はあなたの偉大な伯父であるラマナ・マハルシに平伏する機会が一度もありませんでした。
ですから、代わりに、あなたに平伏します。
これは私のラマナ・マハルシへの平伏です。」
399神も仏も名無しさん:2009/09/04(金) 13:11:30 ID:16mBlxa4
>>396
了解です ごゆっくりどうぞ 
400神も仏も名無しさん:2009/09/05(土) 10:16:21 ID:8UyEi1Kp
Harriet:

That's an extraordinary story! Were you there that day?

David:

Yes, I was sitting just a few feet away.
But the truly extraordinary thing for me was what happened next.
Maharaj and Ganesan chatted for a while, about what I can't remember.

それは驚かされる話ですね。あなたはその日そこにいたのですか?

ええ、私はほんの数フィート離れて座っていました。
でも、わたしにとってほんとうに驚かされることは次に起こったことです。
マハラジとガネサンはしばらく話をしていました。何についてかは思い出せません。

フィートは30センチぐらいだから、1メートルぐらい離れていたのかな。

401神も仏も名無しさん:2009/09/05(土) 10:42:18 ID:8UyEi1Kp
Then Maharaj made an astonishing offer:
'If you stay here with me for two weeks,
I guarantee you will leave in the same state as your great-uncle Ramana Maharshi.'
Ganesan left that day and didn't come back.
I couldn't believe he had turned down an offer like that.

マハラジは驚くべき申し出をしました。
「もしあなたがわたしと一緒にここに2週間いれば、
あなたの偉大な伯父であるラマナ・マハルシと同じ状態になることを保証します。」
ガネサンはその日に出発し、戻りませんでした。
私は、彼がそのような申し出を断わったのを、信じられませんでした。

leave in the...のleaveの訳がよくわかりませんでした。
402神も仏も名無しさん:2009/09/06(日) 21:03:09 ID:8+mSVPpT
If someone of the stature of Maharaj had made an offer like that to me,
I would have immediately nailed myself to the floor.
Nothing would have induced me to go away before the time was up.
When I returned to Ramanasramam I asked Ganesan why he hadn't stayed.
'I didn't think he was serious,' he replied. 'I just thought he was joking.'

もし私にマハラジという名声を持つ人がそのような申し出をしたなら、
私は即座に自分自身を床にくぎつけにするでしょう。
その期間が過ぎるまで、私を離れる気にさせるものは何もないでしょう。
私がラマナ・アシュラムに戻った時、ガネサンになぜとどまらなかったのか尋ねました。
「私はかれが真剣だと思いませんでした。彼は冗談を言っているとだけ思いました。」と答えました。



403神も仏も名無しさん:2009/09/09(水) 19:27:13 ID:eVd6Jpz7
お願いだから続きを
404神も仏も名無しさん:2009/09/09(水) 20:38:58 ID:aIXVVfYI
まあまあゆっくり待ちましょう 翻訳者さんがやる気をなくすのが一番怖いですから

やはり全国では100人以上いますね
405神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 01:17:23 ID:40Eqz8Vi
ラマナ・マハルシをよく知るガネサンからみると、
マハラジはまだ本物になっていないように見えたのかも知れないね。
406神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 01:37:33 ID:5alrbiNa
いやマハラジはガネサンを試したんじゃないかな
407神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 10:17:41 ID:6kcSO81R
It was during this visit that Maharaj asked Ganesan to start giving talks in Ramanasramam.
'I have been to Ramanasramam,' he said, 'and you have wonderful facilities there.
Many pilgrims come, but no one is giving them any teachings.

この訪問の際に、マハラジはガネサンにラマナ・アシュラムで講義を始めるように頼みました。
彼は言いました。「私はラマナ・アシュラムに行ったことがあります。そこは素晴らしい設備があります。
多くの巡礼者が訪れますが、彼らに教えを与えるものが誰もいません。

408神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 10:30:38 ID:6kcSO81R
It is a sacred and holy place but people are leaving it and coming here because no one is teaching there.
Why should they have to travel a thousand miles to sit in this crowded room when you have such a great place?
You need to start giving talks there.
You need to start explaining what Ramana Maharshi's teachings are.'

そこは尊く神聖な場所ですが、人々はそこを離れ、ここに来ます。そこで誰も教えていないからです。
それほど優れた場所があるのに、彼らはなぜ、千マイルも旅して、この狭い部屋で座らなければならないのですか?
あなたはそこで講義を始めなければなりません。
あなたはそこで「ラマナ・マハルシの教えがなんであるか」を説明し始めなければなりません。

ちょっと筆不精でした。ぼちぼちがんばります。
ちょっと風邪ひいてます。寒暖の差が激しいので、皆さんも気をつけて。
409神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 10:38:41 ID:5alrbiNa

>>408
ゆっくりで構いませんので是非続けてください。
410神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 20:53:58 ID:X+YzPxoA
Ganesan was unwilling to follow that advice either, or at least not at the time.
There is a strong tradition that no one is allowed to teach in Ramanasramam.
Ramana Maharshi is still the teacher there and no one is allowed to replace him.

ガネサンはその助言に従うのも好みませんでした。少なくとも、その時は。
ラマナ・アシュラムでは誰も教えることを許可されていないという、確固とした伝統があります。
ラマナ・マハルシはそこでは依然として教師であり、彼にとり替わることはだれにも許されていません。
411神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 21:04:36 ID:X+YzPxoA
It is not just a question of having a new Guru there
; the ashram management does not even encourage anyone to publicly explain what Ramana Maharshi's teachings mean.
Ganesan didn't want to rock the boat and incur the ire of his family and the devotees who might object, so he kept quiet.

それはそこで新しいグルをもつという問題だけではありません。
アシュラムの管理者は、ラマナ・マハルシの教えの意味するところを、公の場で説明することを誰にも勧めることさえしません。
ガネサンは、問題を起こし、反対するだろう彼の家族と信奉者の怒りを買うことを望んでいなかったので、黙っていました。
412神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 21:13:19 ID:X+YzPxoA
It is only in the last few years that he has started teaching,
but he is doing it in his own house, rather than in the ashram itself.
The ashram is still very much a teacher-free zone.

ほんの最後の数年の間に、彼は教え始めました。
しかし、彼はそれを、アシュラムでというより、彼の家でしました。
アシュラムは依然として、まったく教師がいない領域のままです。
413神も仏も名無しさん:2009/09/10(木) 23:37:25 ID:TpXr5RuU
話の流れをさえぎって申し訳ないのですが、
V・ガネーシャ氏の行動はいたしかたないものです。

ラマナアシュラムではラマナ・マハルシが死ぬ直前に
「私がどこにいこうというのかね。私はここにいる」
と言っています。

かの地ではラマナとアルナーチャラがサッド・グルとして今も臨在されています。
沈黙のグルがおられるために、他のグルは必要がないのです。

余談ですがラマナの弟子でジニャーナであったプンジャジ(パパジ)は北部のラクノウで沈黙による教え
サットサンを行っていました。
414神も仏も名無しさん:2009/09/11(金) 00:10:50 ID:i7SA7VmV
ガネサンは正しいよ。
彼は悟りに安住せずに、悟りを済ましている。
みんなが持つ沈黙のグル以外に、グルはいない。

415神も仏も名無しさん:2009/09/11(金) 00:18:58 ID:IrQ04oso
だね
>>401の教えは、ラマナ・マハルシの教えとは大きく違うから
416神も仏も名無しさん:2009/09/11(金) 01:45:08 ID:Tx/LJU0Y
マハルシの弟子で覚者のラクシュマナ・スワミも沈黙によるサットサンをしているよ

ttp://www.youtube.com/watch?v=h-BeVGCINic
ttp://www.geocities.com/sriramanashramam/lakshmana_swamy.html
417神も仏も名無しさん:2009/09/11(金) 10:09:29 ID:FMQRb+Sj
I talked to Ganesan recently about Maharaj and he told me a nice story about a Frenchwoman whom to he took there.
'When I started to visit Maharaj some of Bhagavan's devotees criticized me for abandoning Bhagavan and going to another Guru.
Many of them seemed to think that going to see Maharaj indicated that I didn't have sufficient faith in Bhagavan and his teachings.

私は最近ガネサンとマハラジについて話しました。彼は、彼がそこに連れて行ったフランス人の女性についてのいい話を私に語りました。
「私がマハラジを訪問し始めたとき、バガヴァンの信奉者の中には、私を、バガヴァンを見捨てて、別のグルのところへ行こうとしていると非難する人もいました。
そういう人々の多くは、マハラジに会いに行くことは、バガヴァンとその教えに私が十分に信頼を持っていないということを示していると思ったようです。
418神も仏も名無しさん:2009/09/11(金) 10:14:56 ID:FMQRb+Sj
I didn't see it that way.
I have visited many great saints, and I never felt that I was abandoning Bhagavan or being disrespectful to him by going on these trips.
A Frenchwoman, Edith Deri, was one of the women who complained in this way.

私はそのように思いませんでした。
私は多くの偉大な聖者を尋ねましたが、それらの旅行にいくことで、私はバガヴァンを見捨てているとか、彼に対して敬意を欠いているとは決して感じませんでした。
フランス人の女性の、エディス・デリは、そのように文句を言う女性の一人でした。
419神も仏も名無しさん:2009/09/12(土) 06:03:21 ID:ZYbRBABN
We were in Bombay together and I somehow convinced her to accompany me on a visit to Maharaj.
She came very reluctantly and seemed determined not to enjoy the visit.
'When we arrived Maharaj asked her if she had any questions.
She said that she hadn't.

私たちはボンベイに一緒にいました。私は何とか説得して、彼女をマハラジの訪問の際に私と一緒に来るようにしました。
彼女はいやいやながらきて、この訪問を楽しむまいと決意していたようです。
私たちが到着すると、マハラジは彼女に質問はないかと尋ねました。
彼女はないと言いました。
420神も仏も名無しさん:2009/09/12(土) 06:11:11 ID:ZYbRBABN
'"So why have you come to see me?" he asked.
'"I have nothing to say," she replied. "I don't want to talk while I am here."
'"But you must say something," said Maharaj. "Talk about anything you want to. Just say something."

「では、なぜ私に会いに来たのですか?」と彼は尋ねました。
「何も言うことはありません。ここにいる間、何も話したくありません。」と彼女は答えました。
「でも、あなたは何か言わなければいけません。あなたが望むことについて何でもいいから話しなさい。試しに何か言ってみなさい。」
421神も仏も名無しさん:2009/09/12(土) 06:17:08 ID:ZYbRBABN
'"If I say something, you will then give some reply, and everyone will then applaud because you have given such a wonderful answer.
 I don't want to give you the opportunity to show off."
'It was a very rude answer, but Maharaj didn't show any sign of annoyance.

「もし私が何か言えば、あなたは何か返答するでしょう。そして、皆が、あなたが素晴らしい返答をしたことで、ほめたたえるでしょう。
 あなたに見せびらかすための機会を与えたくありません。」
これはとても失礼なこたえですが、マハラジは苛立つ様子をまったく見せませんでした。
422神も仏も名無しさん:2009/09/12(土) 21:05:50 ID:WgMNhmqJ
'Instead, he replied, "Water doesn't care whether it is ing thirst or not".
'And then he repeated the sentence, very slowly and with emphasis.
He often repeated himself like this when he had something important to say.

かわりに、彼は「水は、渇きをいやしているか、いやしていないかを、気にしません。」と答えました。
そして、彼はその言葉を繰り返しました。とてもゆっくりと、そして強調して。
彼はよく、重要なことを言うとき、このように同じことを繰り返して言いました。
423神も仏も名無しさん:2009/09/12(土) 21:18:46 ID:WgMNhmqJ
'Edith told me later that this one sentence completely destroyed her skepticism and her negativity.
The words stopped her mind, blew away her determination to be a spoilsport,
and put her into a state of peace and silence that lasted for long after her visit.'

エディスは後で私に、この一文が完全に彼女の疑い深い態度と消極性を破壊した、と話しました。
その言葉は彼女の心を止め、他人の興をそぐ人でいようとする彼女の決意を吹き払い、
、彼女をその訪問後も長くつづいた平和と静寂の状態にしました。」

ここまでがGanesanがこのインタビューの語り手のDavidに話したストーリーです。
424神も仏も名無しさん:2009/09/13(日) 11:21:17 ID:+kXRB1Ms
>>423
お疲れさまです、
いつも楽しみにしています!
425神も仏も名無しさん:2009/09/14(月) 05:46:04 ID:lqHa4qJA
Harriet:
I have read on many occasions that Ramana Maharshi preferred to teach in silence.
I never get that impression with Nisargadatta Maharaj.
Did people ever get a chance to sit in silence with him?

ハリエット:

私は多くの場合、ラマナ・マハルシが沈黙において教えるのを好んだということを読みました。
ニサルガダッタ・マハラジにはそのような印象を受けたことはありません。
マハラジとともに沈黙して座るという機会を得た人々はいるのですか?
426神も仏も名無しさん:2009/09/14(月) 05:55:39 ID:lqHa4qJA
David:
During the years that I visited it was possible to meditate in his room in the early morning.
I forget the exact timings, but I think that it was for an hour and a half.
Maharaj would be there, but he would be going about his normal morning activities.

デイビッド:

私が訪問した期間では、朝の早い時間に彼の部屋で座ることはできました。
正確な時間を忘れましたが、一時間半だったと思います。
マハラジはそこにいましたが、朝の普段の活動に精をだしていました。
427神も仏も名無しさん:2009/09/14(月) 05:59:56 ID:lqHa4qJA
He would potter around doing odd jobs
; he would appear with just a towel around his waist if he was about to have a bath
; sometimes he would sit and read a newspaper.

彼は奇妙な仕事をしながらうろうろしていました。
もし、風呂に入ろうとしているなら、腰にタオルだけ巻いて現れました。
ときどき、座って新聞を読みました。
428神も仏も名無しさん:2009/09/15(火) 05:53:47 ID:i8J8EtKK
I never got the feeling that he was making a conscious effort to teach in silence
in the way that Ramana Maharshi did by looking at people and transmitting some form of grace.
However, he did seem to be aware of the mental states of all the people who were sitting there,
and he not infrequently complained about them.

私は、相手をじっと見て、何らかの形の恩寵(グレイス)を伝えることによる、ラマナ・マハルシが行った方法で、
彼が沈黙において教えようと意識的な努力をしているという感じを全然受けませんでした。
しかし、彼はそこで座っている人々すべての心の状態に気付いていたようでした。
そして、その状態に文句を言うのも、そうまれではありませんでした。
429神も仏も名無しさん:2009/09/15(火) 06:02:40 ID:i8J8EtKK
'I know who is meditating here and who is not,' he suddenly announced one morning,
'and I know who is making contact with his beingness.
Only one person is doing that at the moment.
The rest of you are all wasting your time.'
Then he carried on with whatever he was doing.

「私はだれがここで瞑想していて、誰がしていないか知っています。」彼はある朝、突然、宣言しました。
「だれが彼の存在(ビーイングネス)と接触しているかも知っています。
 この瞬間にたった一人しかしていません。
 残りの人々は時間を無駄にしているだけです。」
そして、彼はしていることを続けました。
 
430神も仏も名無しさん:2009/09/15(火) 20:29:51 ID:hV4P4XtQ
It was true that many people didn't go there to meditate.
They just saw it as an opportunity to be with him in his house.
They might be sitting cross-legged on his floor,
but most of the time they would be peeping to see what he was doing instead of meditating.

たしかに、人々の多くはそこへ瞑想しに行っているわけではありませんでした。
そこに行くことを、マハラジの家で一緒にいる機会と考えていました。
彼らは床に足を組んで座っていたかもしれませんが、
ほとんどの間、瞑想する代わりに、マハラジがしていることを覗き見していました。
431神も仏も名無しさん:2009/09/15(火) 20:48:17 ID:hV4P4XtQ
One morning he got tired of being spied on this way and exploded:
'Why are you people cluttering up my floor like this?
You are not meditating; you are just getting in the way!
If you want to go and sit somewhere, go and sit on the toilet for an hour!
At least you will be doing something useful there.'

ある朝、彼はそのようにひそかに見られることに飽き飽きして、爆発しました。
「なぜあなたたちは床にそんなふうに群がってるのですか?
 あなたたちは瞑想していません。ただ邪魔になっているだけです。
 もしどこかに行って座っていたいなら、トイレにいって一時間座りなさい。
 少なくともそこではなにか有意義なことをしているでしょう。」

きびしい〜。
432神も仏も名無しさん:2009/09/15(火) 23:55:34 ID:fW5fr5CU
マハラジもアジズもフーマンも好きよ
433神も仏も名無しさん:2009/09/16(水) 02:02:36 ID:izeTMLtm
ああ、マハラジも空病患者だ。
434神も仏も名無しさん:2009/09/16(水) 10:34:19 ID:UIOpZqTf
マハラジが一貫して一番主張しているのは真剣さだから
435神も仏も名無しさん:2009/09/19(土) 12:09:44 ID:cBcFeC7X
結局、戻ってきても
誰にも理解されないという辛い人生になるのかな。
436神も仏も名無しさん:2009/09/21(月) 05:49:17 ID:dIpJ813f
Harriet:
What about the other times of the day, when he was available for questioning?
Did he ever sit in silence during those periods?

David:
There were two periods when it was possible to question him: one in the late morning and one in the evening.

ハリエット:

一日のそのほかの時間はどうですか?彼に質問することができた時間など。
彼はその間、沈黙して座っていたことはありますか?

デイビット:

彼に質問できる時間は二回ありました。一つは午前中遅くと、夕方です。

437神も仏も名無しさん:2009/09/21(月) 06:00:30 ID:dIpJ813f
Translators would be available at both sessions.
He encouraged people to talk during these sessions, or at least he did when I first started going to see him.
Later on, he would use these sessions to give long talks on the nature of consciousness.
He never sat quietly if no one had anything to say.
He would actively solicit questions, but if no one wanted to talk to him, he would start talking himself.

両方のセッションでは、通訳してもらえました。
彼はセッションの間、人々に会話することを勧めました。少なくとも、私が彼に会いに行き始めた時はそうでした。
後に、彼はセッションで、意識の性質について長い話をするようになりました。
誰も言うことがないとき、彼は決して静かに座っていませんでした。
彼は積極的に質問を求めました。しかし、だれも彼と話したくないなら、自分で話し始めました。
438神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 06:23:11 ID:0Nrbn5fd
I only ever had one opportunity to sit with him in complete silence and that was at the beginning of the summer monsoon.
When the monsoon breaks in Bombay, usually around the end of the first week of June,
there are very heavy rains that bring the city to a standstill.

私は一度だけ彼とともに完全な沈黙の状態で座る機会がありました。それは、夏のモンスーン期の初めのことです。
たいてい6月の最初の週あたりですが、ボンベイでモンスーン期がはじまったとき、
雨が大量に降り、都市はマヒしてしまいます。
439神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 06:33:36 ID:0Nrbn5fd
The storm drains are generally clogged, and for a day or so people are walking round in knee-deep water.
And not just water.
The sewers overflow and the animals that live in them drown.
Anyone brave enough to go for a paddle would be wading through sewage, waterlogged garbage and the corpses of whatever animals had recently drowned.
Public transport comes to a halt since in many places the water level is too high to drive through.

排水管はたいてい詰まってしまい、一日かそこらは、膝まである水の中を歩き回るはめになります。
しかも、ただの水じゃありません。
下水管があふれて、そこに住む動物がおぼれます。
水をかきわけて進む勇気のある人は、水浸しのごみと、いましがたおぼれた動物の死体が浮いた汚水の中を通ることになります。
公共交通機関は休止します。水位が高すぎて、運行できないからです。
440神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 10:36:27 ID:08OuNcbb
インドの雨季は大変そうだな
441神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 17:15:44 ID:HhBoyfA4
One afternoon two of us waded through the floodwaters to Maharaj's door.
We were both staying in a cheap lodge about 200 yards away, so it wasn't that much of a trek.
We scrubbed off the filth with water from a tap on the ground floor
and made our way up to Maharaj's room.

午後に私たち二人は、洪水をかきわけ、マハラジの家のドアに辿り着きました。
二人とも200ヤードばかり離れた安宿に泊まっていたので、大した道のりでもありませんでした。
水につかっていないフロアーにある蛇口から出る水で、ゴミをこすり落として、
マハラジの部屋に進みました。 
442神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 17:25:49 ID:HhBoyfA4
He seemed very surprised to see us.
I think he thought that the floods would keep everyone away.
He said in Marathi that there would be no session that afternoon because none of the translators would be able to make it.
I assume he wanted us to leave and go home, but we both pretended that we didn't understand what he was trying to tell us.

彼は私たちを見てとても驚いたようでした。
彼は洪水で誰も来れないだろうと考えていたと思います。
彼はマハラティー語で、通訳が誰もこれないだろうから、午後のセッションはないと言いました。
彼は私たちが出て行き、家に帰ることを望んでいたようですが、二人とも伝えようとしている内容がわからないふりをしました。

443神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 17:41:49 ID:HhBoyfA4
After one or two more unsuccessful attempts to persuade us to go,
he gave up and sat in a corner of the room with a newspaper in front of his face so that we couldn't even look at him.
I didn't care.
I was just happy to be sitting in the same room as him.
I sat there in absolute silence with him for over an hour
and it was one of the most wonderful experiences I ever had with him.

もう一、二回、私たちを説得して出て行かせようと成功する見込みのない試みの後、
彼はあきらめ、新聞を持って部屋の隅っこで座りました。新聞は、彼の顔さえ見ることができないように、顔の前に広げられていていました。
私は気にしませんでした。
私は彼と同じ部屋で座っていることで、ただ幸せでした。
私はそこで彼と、完全な沈黙の状態で、一時間以上、座っていました。
それは、私が今までに彼とともにいた時にした経験の中で、最も素晴らしいものの一つでした。
444神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 17:57:01 ID:HhBoyfA4
I felt an intense rock-solid silence descend on me that became deeper and deeper as the minutes passed.
There was just a glow of awareness that filled me so completely, thoughts were utterly impossible.
You don't realise what a monstrous imposition the mind is until you have lived without it,
completely happily, completely silently, and completely effortlessly for a short period of time.

私は、強烈な岩のようにしっかりした沈黙が私に向かってくるのを感じました。それは、一分ごとにどんどん深くなって行きました。
ただ気づき(意識)が増していき、私を完全に満たしました。考えることは全く不可能なことでした。
心がいかに途方もない負担になっているかは、心なしで生きてみて初めてわかります。
少しの間、完全に幸せで、完全に静かで、完全にリラックスして。
445神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 20:30:00 ID:HhBoyfA4
For most of this time I was looking in the direction of Maharaj.
Sometimes he would turn a page and glance in our direction,
and when he did he still seemed to be irritated that we hadn't left.
I was smiling inwardly at his annoyance because it wasn't touching me in any way.
I had no self-consciousness, no embarrassment, no feeling of being an imposition.
I was just resting contentedly in my own being.

ほとんどの時間、私はマハラジの方を見ていました。
ときどき彼はページをめくり、私たちのほうを見ました。
そうしているとき、彼は私たちが出ていかないことに、依然としてイライラしているようでした。
私は心の中で彼が苛立っていることに微笑んでいました。彼の苛立ちは全く私に影響しませんでした。
私には自意識がありませんでした。きまりの悪さもありませんでした。迷惑になっているとも感じませんでした。
私はただ満足して、自分の存在に根をおろしていました。
446神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 20:44:19 ID:HhBoyfA4
After just over an hour of this he got up and shooed us both out.
I prostrated and left.
Later on, I wondered why he didn't sit in silence more often
since there was clearly a very powerful quietening energy coming off him when he was silent.
Ramana Maharshi said that speaking actually interrupted the flow of the silent energy he was giving out.
I have often wondered if the same thing happened with Maharaj.

ちょうど一時間以上そうしたあと、彼は立ち上がり、私たちをシッシと追い出しました。
私は平伏して、出て行きました。
のちに、なぜ彼があんまり沈黙のうちに座らないのかと不思議に思いました。
彼が沈黙しているとき、彼からとても強力な落ち着かせるエネルギーが出されていることは明らかだからです。
ラマナ・マハルシは、話すことは彼が出している沈黙のエネルギーの流れを邪魔する事になると言いました。
私はマハラジにも同じことが起こったのではないかとよく不思議に思いました。

つかれた〜。今日はここまで!
447神も仏も名無しさん:2009/09/22(火) 21:33:19 ID:08OuNcbb
>>441〜446
おつかれさまです!

いや〜、いい話だ。
448神も仏も名無しさん:2009/09/23(水) 19:58:34 ID:4X1VxEJF
Harriet:
And what was your conclusion?

David:
I realised that it was not his nature to keep quiet.
His teaching method was geared to arguing and talking.
That's what he felt most comfortable doing.

ハリエット:

それであなたの結論としては?

デイビット:

黙っていることは、彼の性質ではないと理解しました。
彼の教え方は、議論したり、話したりする方に重点が置かれています。
彼はそのやり方を一番心地よく感じていました。

449神も仏も名無しさん:2009/09/23(水) 20:09:55 ID:4X1VxEJF
Harriet:
Can you elaborate on that a little more?

David:
I should qualify what I am about to say by stating that most of it is just my own opinion,
based on observing him deal with the people who came to him.
It doesn't come from anything I heard him say himself.

ハリエット:

そのことについてもう少し詳しく説明できますか?

デイビット:

初めに言っておきますが、今から私が話そうとしていることは、ほとんどが私の意見にすぎません。
私の意見は、彼がやって来た人を扱うのを観察したことに基づいてます。
彼が自分自身で言ったことに基づいてはいません。
450神も仏も名無しさん:2009/09/26(土) 21:39:11 ID:lQhiXiS0
When people first came to see him, he would encourage them to talk about their background.
He would try to find out what spiritual path you were on, and what had brought you to him.
In the face of Maharaj's probing questions visitors would end up having to justify their world-view and their spiritual practices.
This would be one level of the interaction.

彼にはじめて会いに来た時、彼は相手の背景を話すよう勧めました。
彼は相手がどのような精神的な道のりにいるか、また、何が彼のもとにその人を連れてきたかを知ろうとします。
マハラジが探るような質問に直面して、訪問者は自分の世界観と精神の修行を正当化しなければならなくなります。
これが相互作用のひとつのレベルです。
451神も仏も名無しさん:2009/09/26(土) 21:47:41 ID:lQhiXiS0
At a deeper and more subtle level Maharaj would be radiating an energy,
a sakti, that quietened your mind and made you aware of what lay underneath the mind and all its ideas and concepts.
Now imagine these two processes going on simultaneously.

より深くて微妙なレベルでは、マハラジはあるエネルギーを放出しています。
それはシャクティで、心を静め、心とそのなかにあるすべての概念の下にあるものに気付かせます。
今、この二つのプロセスが同時に進行していると想像してください。
452神も仏も名無しさん:2009/09/26(土) 22:05:49 ID:lQhiXiS0
With his mind the questioner has just constructed and articulated a version of his world-view.
Underneath, though, he will be feeling the pull of his beingness,
the knowledge of what is truly real,as opposed to the ideas that he merely thinks to be real.
Maharaj's energy will be enhancing awareness of that substratum all the time.

心によって、質問者は自分の世界観を作り上げ、言葉で表現しています。
下では、しかし、自分の存在の引力を感じているでしょう。
それは、本当に現実的なものを知ることであり、現実的であると考えただけの概念とはまったく違います。
マハラジのエネルギーは、基盤にあるものへの気づきを常に高めているでしょう。

訳が難しくなってきました。
453神も仏も名無しさん:2009/09/26(土) 22:19:05 ID:lQhiXiS0
At some point the questioner will become acutely aware of what seem to be two competing realities
: the conceptual structure he has just outlined, and the actual experience that underlies it.
There was a certain look that appeared on some people's faces when this happened
: a kind of indecisive 'which way should I go?'

ある時点で、質問者は2つの矛盾するように見える現実に強く気づくでしょう。
ひとつは、たった今自分で説明した概念的な構造で、もうひとつはその下にある実際の経験です。
これが起こった時、その人の顔にはある表情があらわれました。
それは、一種の優柔不断な「どちらの方向に行けばいいのか」という表情です。
454神も仏も名無しさん:2009/09/26(土) 22:26:01 ID:lQhiXiS0
Sometimes the questioner would realise immediately that all his ideas and beliefs were just concepts.
He would drop them and rest in the beingness instead.
This, for me, was the essence of Maharaj's teaching technique.

ときどき、質問者は自分のすべての考えや信念は概念に過ぎなかったと即座に理解しました。
それらを捨ててしまい、かわりに存在(ビーイングネス)に安らいました。
これが、私にとっては、マハラジの教授法の真髄でした。
455神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 14:12:07 ID:ZZLEiUyi
He wouldn't try to convince you by argument.
He would instead make you argue yourself into a position that you felt to be true,
and then he would undercut that position by giving you a taste of the substratum that underlay all concepts.
If you were ready for it, you would drop your attachment to your concepts and rest in what lay underneath them.

彼は議論で相手を確信させようとしませんでした。
かわりに、自分自身によって自分が真実だと感じる立場に立つことになり、
それから、自分が持つすべての概念の下にある基盤(基にあるもの)の味わいを相手に与えることで、その立場の下を切り取りました。
もし相手の準備が整っているならば、自分の概念に対する愛着を捨て、その下にあるものに安らいました。

訳がむずかしい。どうも不自然な日本語になってしまいます。
456神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 14:25:09 ID:ZZLEiUyi
If not, you would blunder ahead, going deeper and deeper into the minefield of the mind.
Some people got it quickly.
Others, who were desperate for a structure to cling to, would come back again and again with questions that were designed merely to refine their understanding of his teachings.

そうでなければ、相手は戸惑って、心という地雷原にどんどん深入りしていきました。
すばやく理解した人もいました。
そうじゃない人は、しがみつくための構造を強く欲していて、彼の教えに対する理解を深めるためだけに用意された質問を何度もすることになりました。

わかりにくい。
457神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 14:40:00 ID:ZZLEiUyi
Talking to visitors and arguing with them was an essential part of this technique.
For it to work effectively Maharaj required that visitors talk about themselves and their world-view
because he needed them to see that all these ideas were just concepts having no ultimate reality.
He needed people to look at their concepts, understand their uselessness and then reject them in favour of direct experience.

訪問者とはなしたり、議論するのは彼のテクニックのなかで不可欠な部分でした。
テクニックが効果を発揮するためには、マハラジは訪問者が自分自身と自分の持つ世界観について語る事を必要としました。
というのも、彼には、それらの考えすべてが究極的な現実性をもたない概念にすぎないということを確かめるために、訪問者の話が必要だったからです。
彼は、概念を調べ、それらの無益さを理解し、直接経験のほうを選んで概念を拒絶するために、人々が必要でした
458神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 17:28:06 ID:3ezNDyd+
>>457
He needed A to 〜
は、「彼はAにぜひ〜して欲しかった」、じゃないかな。
459神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 17:43:23 ID:mawRqvQU
>>458

そうなんです。間違えました。以下、訂正です。

because he needed them to see that all these ideas were just concepts having no ultimate reality.
He needed people to look at their concepts, understand their uselessness and then reject them in favour of direct experience.

なぜなら、彼は彼らにそれらの考えすべてが究極的な現実性をもたない概念にすぎないということ理解して欲しかったのです。
彼は、彼らに概念を調べ、それらの無益さを理解し、直接経験のほうを選んで概念を拒絶してほしかったのです。
46010人グループ:2009/09/27(日) 18:57:43 ID:dynQyHeB
翻訳者さん その他の皆さん 素晴らしいです ありがとうございます
461神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 21:19:17 ID:bN1ZvUZt
I should mention here the limitations he put on the types of question that he was willing to answer.
He would sometimes tell new people,
'I am not interested in what you have heard or read.
I am not interested in second-hand information that you have acquired from somewhere else.
I am only interested in your own experience of yourself.
If you have any questions about that, you can ask me.'

ここで、マハラジが進んで答えようとする質問が限られていたことに触れておくのがいいでしょう。
彼はときおり新しく来たひとに、
「私はあなたが聞いたり読んだりしたことに興味がありません。
 私はあなたがどこからか仕入れてきた受け売りの情報に興味がありません。
 私はあなた自身の経験だけに興味があります。
 そのことに関して質問があるなら、私に尋ねることができます。」
と言いました。
462神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 21:36:32 ID:bN1ZvUZt
Later, after you had had your initial dialogues with him, he would introduce an even more stringent test for questions:
'I am not interested in answering questions that assume the existence of an individual person who inhabits a body.
I don't accept the existence of such an entity, so for me such questions are entirely hypothetical.'

後に、彼と最初の対話をした後、彼はよりいっそう厳しい試練を質問者に与えました。
「私は肉体の内にいる個人が存在しているという仮定にもとづく質問に答えることに興味がありません。
 私はそのような実体の存在を認めてません。だから私にとってはそのような質問はまったく仮定のものです。」
463神も仏も名無しさん:2009/09/27(日) 21:57:19 ID:bN1ZvUZt
This second constraint was a real conversation killer.
You couldn't say, 'How do I get enlightened?' or 'What do I do?'
because all such questions presuppose the existence of an 'I',
an assumption that Maharaj always used to reject.

この第二の制約は、本当に会話の殺し屋でした。
あなたは、「どうやって私は悟ればいいのか?」や「私は何をすればいいのか?」と言えません。
なぜなら、そのような質問のすべては「私」の存在を仮定しているからです。
その仮定は、マハラジがいつも拒否していたものでした。

今日はここまで!また次回。
464本を読むと馬鹿になる:2009/09/28(月) 01:27:07 ID:U+nRXznb
禅書も含め、精神世界本はすべて無駄な知識に過ぎない
465神も仏も名無しさん:2009/09/29(火) 10:16:56 ID:Mrh5ZOrf
本当に不必要になって初めて無駄な知識といえるのだ
466神も仏も名無しさん:2009/09/29(火) 10:33:00 ID:2R+wC+in
知識は必要とも言えるし、知識は全て無駄とも言える
必要とか無駄とか思う自己は真我ではない
467神も仏も名無しさん:2009/09/29(火) 19:32:09 ID:MWgarth+
和訳の文章読んでみると、U.G.クリシュナムルティの言葉とダブりますね
468神も仏も名無しさん:2009/09/29(火) 20:15:36 ID:52pYpqQ8
I still have vivid memories of him listening as translators explained in Marathi what some questioner had said.
As he understood the gist of what the question was Maharaj's face would sometimes turn to a scowl.
He would clench his fist, bang it on the floor and shout 'Kalpana! Kalpana!' which means 'Concept! Concept!'
That would sometimes be the only answer the questioners would get.
Maharaj was definitely not interested in massaging visitor's concepts.
He wanted people to drop them, not discuss them.

私は、通訳がマハラティー語で質問の内容を説明していてるのを、マハラジが聞いている様子を鮮明に記憶してます。
質問の要点がわかると、マハラジの顔はときどきしかめっ面に変わりました。
彼はこぶしを握り締め、床をたたいて、「カルパナ!カルパナ!」と声をあげました。カルパナは概念という意味です。
質問者が得られる解答はそれだけの時もありました。
マハラジは訪問者の概念を扱うことにまったく興味がありませんでした。
彼は概念を捨ててほしかったのであり、概念について議論してほしくなかったのです。
469神も仏も名無しさん:2009/10/03(土) 06:24:34 ID:jZk7dZc2
When this second restriction effectively cut off most of the questions that people like to ask Gurus,
Maharaj would fill the vacuum by giving talks about the nature of consciousness.
Day after day he would continue with the same topic, often using the same analogies.

この第二の制限が効果的に人々が師に聞きたがる質問のほとんどを切って落としたとき、
マハラジは空いた時間で意識の性質について語りました。
来る日も来る日も、彼は同じ話題をつづけました。たいてい同じ喩えを使いました。
470神も仏も名無しさん:2009/10/03(土) 06:34:48 ID:jZk7dZc2
He would explain how it arises, how it manifests and how it subsides.
In retrospect I think he was doing what the ancient rishis of India did when they told their disciples 'You are Brahman'.
When a jnani who is established in Brahman as Brahman says to a disciple, 'You are Brahman,'
he is not merely conveying a piece of information.

彼は意識がどのように起こるか、どのように現れるか、どのように止むか、を説明しました。
今から考えると、彼は古代のインドの聖者が弟子に「あなたはブラフマンです」と言った時にしたことをしていたのだと思います。
ブラフマンにブラフマンとして確立したジニャーニが、弟子に「あなたはブラフマンです」と言った時、
それは単に一つの情報を伝えているのではありません。
471神も仏も名無しさん:2009/10/03(土) 06:44:00 ID:jZk7dZc2
There is a power and an authority in the words that, in certain cases, makes the listener become and experience Brahman as he hears the words.
This is a power and an authority that only jnanis have.
Other people can say 'You are consciousness,' 'You are Brahman,' endlessly,
but these will just be pieces of information that you can store in your mind.

その言葉には力と権威があります。その言葉を聞いて、相手がブラフマンになり、ブラフマンを経験した場合もありました。
これがジニャーニのみが持っている力と権威です。
他の人も「あなたは意識です」「あなたはブラフマンです」といくらでも言うことはできますが、
その言葉は心にため込むことができる情報に過ぎないでしょう。
472神も仏も名無しさん:2009/10/03(土) 06:57:55 ID:jZk7dZc2
When a jnani tells you this, the full authority of his state and the full force that lies behind it are conveyed in the statement.
If you take delivery of that information in the heart, in consciousness, then you experience that state for yourself.
If you take delivery in your mind, you just store it there as an interesting piece of information.

ジニャーニがあなたにその言葉を伝えたとき、彼の言葉のもつ最高の権威とその裏にある最高の力が、その言葉を通じて運ばれます。
もし相手がその情報をハートで、つまり意識で、受け取ったなら、自分自身でその状態を経験します。
もし相手が心でその情報を受け取ったなら、あなたはその情報を一つの興味深い情報として心にしまうだけです。
473神も仏も名無しさん:2009/10/03(土) 07:12:11 ID:jZk7dZc2
When Maharaj told you endlessly 'You are consciousness,' if you received that information in utter inner silence,
it activated an awareness of consciousness to such an extent that you felt,
'He isn't just telling me something; he is actually describing what I am, right now in this moment'.

マハラジがあなたに「あなたは意識です」と際限なく言うとき、もしあなたがその情報を完全な内なる静寂において受け取ったなら、
その言葉により、あなたは意識に気づき始めます。その程度は、あなたがどのくらい
「彼はただ私に何かを伝えているのではありません。彼はまさに今、この瞬間、私がなんであるかを実際に描き出しています。」
と感じるかによります。
474神も仏も名無しさん:2009/10/03(土) 11:11:54 ID:Ks9fGJCK
翻訳者さん、いつも楽しく読ませていただいています!
47510人グループ:2009/10/03(土) 12:37:40 ID:QyML69aS
いやあ 今日の翻訳も素晴らしかった!!

心が洗われる
476神も仏も名無しさん:2009/10/04(日) 08:54:20 ID:JdMf7hfT
Harriet:
Did this ever happen to you?

David:
Yes, and I think that this is what he was referring to when he talked about 'getting the knowledge'.
It wasn't an intellectual knowledge he was talking about, and it wasn't Self-realisation either.

ハリエット:

あなたにもそれは起こりましたか?

デイビット:

ええ。私はこのことが彼が「知識を得ること」について話しているときに言わんとしていることだと思います。
彼が話しているのは頭の知識ではなく、真実の自分の実現でもありません。

SELFをここでは「真実の自分」と訳しました。英英辞典ではSELFはそのような含意があったので。


477神も仏も名無しさん:2009/10/04(日) 09:23:07 ID:JdMf7hfT
It was a state in which concepts temporarily dissolved leaving a simple awareness of the being that underlay them.
While they lasted the states were very useful;
they gave you the conviction and the direct experience that there was something real and enduring that exists whether the mind is there or not.

それは、概念が一時的になくなり、概念の下にある存在への単純な気づきが残っている状態です。
その状態が続く間、それはとても役に立ちます。
その状態を体験することで、心があろうがなかろうが存在している現実的な不朽の何かがあるということを確信し、直接に経験するからです。
478神も仏も名無しさん:2009/10/04(日) 09:33:35 ID:JdMf7hfT
Harriet:
All this is very interesting, but as you have said, a lot of it is your own personal conjecture.
Did Maharaj ever confirm himself that this is what he was doing, or trying to do, with the people who came to him?

David:
Not directly.
He never explained or analysed his teaching methods, or not while I was there.

ハリエット:

とても興味深い話ばかりですが、あなたが言われたように、多くはあなたの個人的な推測です。
マハラジ本人が、これが自分に所に来た人に自分がしていることだとか、しようとしていることだ、とはっきり言ったことはありますか?

デイビット:

直接そのように言ったことはありません。
彼は自分の教え方を説明したり、分析したりしたことは決してありません。私がそこにいた時は、ですが。
479神も仏も名無しさん:2009/10/04(日) 09:52:43 ID:JdMf7hfT
Most of what I have just said comes from my own experience and my own interpretation of what I saw going on there.
Other people may have other theories to explain what was going on.
However, the facts of the matter are indisputable.
People came to Maharaj, had talks or arguments with him, and at some point dropped their accumulation of ideas
because they had been convinced that a direct experience invalidated all the long-held cherished notions they had accumulated.

私が今話した事のほとんどは、私自身の経験とそこで起っていることの私の解釈に基くものです。
他の人には、起こっていたことを説明するための他の理論があるでしょう。
しかしながら、物事の事実は争えません。
人々はマハラジのところに来ました。彼と会話し、議論しました。ある時点で、彼らは積り積もった概念を落としました。
彼らは、直接の経験が、積もり積もった長い間もっていて大事にしていた概念すべての説得力を無くしてしまったと確信したからです。
480神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 22:16:15 ID:l9jWSE+w
Let me tell you about one conversation I had with because it gives some good circumstantial evidence for what I have just been trying to explain.
Firstly, I should mention that I sometimes used to argue with Maharaj simply because I knew that he liked people to argue with him.
He seemed to like the cut and thrust of debate, and if no one had anything to say or ask, I would pick up the ball and start a discussion with him.

私が彼としたある会話について話しましょう。その会話は、私が今説明しようと試みていることのための良い間接的な証拠となるからです。
初めに言っておきますが、マハラジが人々に議論してほしいと思っている事を私が知っていたという単純な理由で、私はマハラジとときどき議論したものでした。
彼は活発に議論をすることを好んでいるようだったので、もしだれも言うことや尋ねることがなかったら、私が問いかけに応じて議論を始めました。
481神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 22:24:44 ID:l9jWSE+w
I can't remember any more exactly what we talked about on this particular day,
but I do remember that we spoke for about five minutes,
during which time I was ostensibly pointing out what I claimed were contradictions in his teachings.
He, meanwhile, was doing his best to convince me that no contradictions were involved.

その日に私たちが何について話したかはっきりと覚えていません。
でも、私は5分間しゃべったことを覚えています。
その間に、私ははっきりと私が主張しているのは彼の教えにおける矛盾だと指摘しました。
彼は、その間、矛盾していないことを私に納得させようとできる限りのことをしました。
482神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 22:34:49 ID:l9jWSE+w
It was all very good-humoured and I think he knew that I was only disputing with him because,
firstly, we both liked talking and arguing about spiritual topics and, secondly, no one else had any urgent questions to ask.
After about five minutes, though, he decided to bring the discussion to a close.

マハラジはとても上機嫌でした。彼は私が彼と議論している理由を知っていたと思います。
単に、一つ目は、私たちは共にスピリチュアルな事柄について議論するのを好んでいたということで、二つ目は他に誰も切羽詰まった質問がなかったという理由です。
しかしながら、5分後には、彼は議論を終わりにすることを決めました。
483神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 22:45:37 ID:l9jWSE+w
'I don't think you really understand the purpose of my dialogues here.
I don't say things simply to convince people that they are true.
I am not speaking about these matters so that people can build up a philosophy that can be rationally defended, and which is free of all contradictions.

「あなたはここでの私との対話の目的を本当に理解していないように思えます。
 私は人に真実であるということを納得させるためだけに話をしません。
 私は、人々が理性的に正当性を主張でき、全く矛盾のない哲学を構築するために、話をしているのではありません。
484神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 22:54:33 ID:l9jWSE+w
When I speak my words, I am not speaking to your mind at all.
I am directing my words directly at consciousness.
I am planting my words in your consciousness.
If you disturb the planting process by arguing about the meaning of the words, they won't take root there.
Once my words have been planted in consciousness, they will sprout, they will grow, and at the appropriate moment they will bear fruit.

私が言葉を話すとき、あなたの心に向かって話しているのではありません。
私は言葉を直接に意識へと向けています。
私は言葉をあなたの意識に植えているのです。
もしあなたが言葉の意味ついて議論することで、この植える過程を妨げるなら、言葉はそこに根を下ろさないでしょう。
いったん私の言葉が意識に植えられたら、言葉は芽吹き、育ち、適切な時期に実を付けるでしょう。


485神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 22:59:14 ID:l9jWSE+w
It's nothing to do with you.
All this will happen by itself.
However, if you think about the words too much or dispute their meaning, you will postpone the moment of their fruition.'

それはあなたと無関係なことです。
すべてはひとりでに起こるでしょう。
しかし、あなたが言葉について考えすぎたり、その意味を議論したりすると、実がなる時期を遅らせることになるでしょう。」
486神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 23:08:03 ID:l9jWSE+w
All this was said in a very genial tone.
However, at this point, he got very, very serious.
Glowering at me he said very sternly,
'Enough talking. Be quiet and let the words do their work!'

これらすべてはとても優しい口調で言われました。
しかし、ここに至って、かれは非常に真剣になりました。
私を睨みつけ、とても厳しい調子でこう言いました。
「話は十分です。静かにしなさい。言葉に自分の仕事をさせましょう!」
487神も仏も名無しさん:2009/10/07(水) 23:22:38 ID:l9jWSE+w
End of conversation.
I always recollect this exchange with happiness and optimism.
I feel I have been graced by his presence and further graced by the words of truth he has planted within me.
I think those words will always be with me and I know that at the appropriate moment they will bloom.

会話は終わりました。
私はこのやり取りを思い出すたびに、幸福で、楽観的になります。
私は彼の存在によって祝福されていて、さらに彼が私の中に植えた真実の言葉で祝福されていると感じています。
その言葉は常に私と共にあると思います。そして、適切な時期に花開くとわかっています。

2ページ目が終わりました。やった〜。
48810人グループ:2009/10/08(木) 02:42:50 ID:JAwZm5g6
翻訳者さん
お疲れ様です。
いつもありがとうございます。
489神も仏も名無しさん:2009/10/16(金) 16:37:55 ID:I4Rn7KS/
3ページ目はいかないのかな???

いって欲しいな 

素敵な翻訳だし
490神も仏も名無しさん:2009/10/17(土) 12:01:21 ID:KMzLIxQf
n
491神も仏も名無しさん:2009/10/17(土) 12:10:07 ID:kn0zalgq
自分も3ページ目待ってます。是非お願いします!
492神も仏も名無しさん:2009/10/22(木) 08:52:01 ID:5f66LP9m
翻訳者さん、気が向いたらまたよろしくお願いいたします。
493神も仏も名無しさん:2009/10/28(水) 22:34:40 ID:xuttWGmd
保守
494神も仏も名無しさん:2009/10/29(木) 00:33:50 ID:ZCUTd8e3
マハラジの弟子のラメッシ・バルセカールの本はすごく良かったよ
この記事で知ったけど

ttp://haitaka.blog19.fc2.com/blog-entry-654.html
495神も仏も名無しさん:2009/10/31(土) 04:17:27 ID:krtagve+
翻訳者さん Please!!
496神も仏も名無しさん:2009/11/13(金) 00:04:04 ID:2A9VSYxX
k
497神も仏も名無しさん:2009/11/21(土) 23:26:44 ID:+PQ/rPso
保守
498神も仏も名無しさん:2009/11/22(日) 23:43:33 ID:9aIKQmj7
翻訳者さんを待ってられなくなったので私が続きを訳してみます。
誤訳等いろいろ不備もあると思いますので
細かいことでも指摘してくださると助かります。

"Remembering Nisargadatta Maharaj"
Page3
499神も仏も名無しさん:2009/11/22(日) 23:44:33 ID:9aIKQmj7
Harriet: Have you obeyed his instructions? Have you stopped thinking about the teachings?

David: Until you showed up today I hadn't really thought about the teachings for years.
I haven't even read many of the new books of dialogues that have come out about him.

Harriet:
あなたは彼の指示に従ったのですか? それともその教えについて考えることを止めたのですか?

David:
今日あなたが現れるまで、実は何年もその教えのことを忘れていました。
彼のことが書かれている新刊の対話集を読むことさえほとんどありませんでした。
500神も仏も名無しさん:2009/11/22(日) 23:45:14 ID:9aIKQmj7
That answer I gave a few minutes ago, 'The more I listen to Maharaj, the more I understand what Bhagavan is trying to tell me,' is in one of the books but I didn't find out until a few years ago.
My former wife Vasanta was reading the book and she said, 'There is someone here from Ramanasramam. Do you know who it is?'
She read a few lines and I realised that it was me.

数分前に私が言った「マハラジの話を聞くほどに、バガヴァンが私に言わんとしていたことへの理解が深まる」という返答もそれらの本の一冊に載っていたのですが、私は数年前までそれを知りませんでした。
私の先妻Vasantaがその本を読んでいて言ったのです。「ラマナアシュラムから来たという人のことが書かれているのですが、誰のことだか分かりますか?」
彼女が何行か読み上げて、それが私であるということが分かったのです。
501神も仏も名無しさん:2009/11/22(日) 23:48:09 ID:9aIKQmj7
I used to read I am That cover to cover about once a year, but I don't even do that any more.
Sometimes, if I am in the Ramanasramam library, I pick up I am That and read the opening sequence of chapter twenty-three.
It is a beautiful description of the jnani's state that I never tire of reading.
Other than that, I rarely read or think about the teachings any more.

私はかつてほぼ年に一度は「I AM THAT」を始めから終わりまで読んだものでしたが、もうすっかり読まなくなってしまいました。
時々、ラマナアシュラムの図書館にいる時には、「I AM THAT」を手にとって第二十三章の始めの部分を読むこともあります。
それはジニャーニ(賢者、真我を実現した人)の状態に関する素晴らしい記述で、決して読み飽きることがない個所なのです。
それに比べて他の部分は、もはや読むこともその教えについて考えることもほとんどありません。
502神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 00:05:59 ID:II5v1vsm
Having said that, I think it would be correct to say that I have more than enough other concepts in my head which are all acting as a herbicide on the words of truth that Maharaj planted within me.
However, I have great faith in the irresistible power of Maharaj's words.
Sooner or later they will bear fruit.

と言うよりも、こう言ったほうが正しいのでしょう。私の頭の中にはありあまるほどの観念があって、それらがすべて、私の内にマハラジが植え付けた真理の言葉に対する除草剤として働いてしまうのだと。
しかしながら、私はマハラジの言葉の圧倒的な力に大きな信頼を置いているのです。
遅かれ早かれそれらは実を結ぶことになるでしょう。
503神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 00:06:51 ID:II5v1vsm
Harriet: Ramesh Balsekar used to say, 'The only effective effort is the immediate apperception of reality'.
Some people would take that to mean that if you don't get the direct experience as the Guru, in this case Maharaj, is talking to you, you are not going to get it at all.
Are you sure you are not just suffering from a case of wishful thinking?

Harriet:
Ramesh Balsekarはいつも言っていました。「努力する価値があることはただ一つ、真実を直接知覚することだ」と。
それを次のような意味にとる人たちもいるでしょう。もしグルと、この場合はマハラジですが、話をしている時に相手が直接体験をすることがないならば、真実を得ることは決してないだろう、と。
あなたは自分が希望的観測という病を患っているだけではないと言い切れるのですか?
504神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 00:07:32 ID:II5v1vsm
David: There is something in what you say.
If you could keep your intellect out of the way when Maharaj was speaking, his words, and the authority behind them, would do their work.
When he spoke he wasn't asking you to join in the process at all.
How could he be asking you to do anything when he knew that you didn't exist?

David:
あなたの言うことには一理あります。
マハラジが話をしている時にもし相手が自分の知性を脇に置いていられるなら、彼の言葉とその背後にある威光が働きかけたことでしょう。
彼が話をしていた時、彼はその過程に加わるようにとは決して言っていませんでした。
相手が存在しないことを知っていて、どうして何かをするように言うことができたでしょう。
505神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 00:12:30 ID:II5v1vsm
He wasn't asking you to understand, and he wasn't saying, 'Do this and you will be enlightened'.
He wasn't addressing you at all.
He was directing his words at the consciousness within you in an attempt to make you aware of who you really were.

彼は理解を求めてはいませんでしたし、「こうすれば悟りを得ることができるだろう」ということも言ってはいませんでした。
彼は決して相手に話し掛けているのではありませんでした。
彼は相手に、自分は本当は誰なのかということを気付かせようとして、言葉を相手の意識に注いでいたのです。
506神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 00:13:10 ID:II5v1vsm
However, if his words didn't immediately produce results, he knew that they might deliver the goods later on.
Remember what happened in his own case.
Siddharameshwar told him that he was Brahman.
Nisargadatta struggled with this for three years until he finally dropped his doubts and realised it to be the truth.

しかしながら、もし彼の言葉がただちに結果を生むことがなくても、のちのちそれらが効いてくるだろうということを彼は知っていました。
彼自身に何が起こったかを思い出してください。
Siddharameshwarは彼に、彼はブラフマンであると言いました。
ついに疑いを捨ててそれが真理であると悟るまで、ニサルガダッタは三年間そのことと格闘したのです。
507神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 00:13:57 ID:II5v1vsm
There is a power in a jnani's words and that power does not dissipate two seconds after the jnani has uttered them.
It lingers and it carries on being effective; it carries on doing its work.

ジニャーニの言葉には力があり、その力はジニャーニから発せられた二秒後に消え去るようなものではないのです。
それはいつまでもとどまって、効果を及ぼし続けるのです。働きかけ続けるのです。
508神も仏も名無しさん:2009/11/23(月) 16:19:02 ID:7x542ZyL
主語は「わたし」に――相手の心に響く伝え方 (ITmedia)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_company_bu__20091123_5/story/itmedia20091121013enterprise/

 仕事をしていると、会社の仲間や顧客に対してさまざまなメッセージを伝える機会がある。
 その中でも指導や指摘、依頼のメッセージは伝える側も伝えにくく、言われる側も嫌な思いをしかねない。
 一方期待や感謝などのメッセージは、伝える側にとっては少し気恥ずかしいが、伝えられた側はうれしい気分になる。
 このように、メッセージにはネガティブなものもあればポジティブなものもある。
 今回はこうしたメッセージの種類にかかわらず、少し意識するだけで自分の気持ちを正直に伝え、相手の心に響かせる方法をお伝えしよう。

●メッセージの伝え方で受け取る側の気持ちも変わる
 われわれの仕事は複数のメンバーで構成されることが多い。第三者とのかかわりは自分の仕事にも影響を及ぼすものだ。
システム開発の現場を例に取ると、前工程の担当者が他部署の担当や顧客であった場合、彼らが仕様を決めてくれないために、開発が思うように進まないことがよく起きる。
このような場合、相手に改善を依頼する必要がある。
509神も仏も名無しさん:2009/11/30(月) 02:36:52 ID:u0ucDf4l
新しい翻訳者さんが出てたのですね!!!

ベリーサンクスです 期待しています

頑張ってください
510神も仏も名無しさん:2009/11/30(月) 21:57:09 ID:qu23Ofg6
Harriet: Did Maharaj himself corroborate this?

Harriet:
マハラジ自身がそれを裏付けたのですか?

David: Yes. I can't remember how the subject came up, but I heard him say, 'The words of enlightened beings have a power that makes them endure.
The great saints of the past gave out their teachings, and those teachings have survived because there is an inherent power and authority in them.

David:
はい。どのようにしてその話題になったかは思い出せませんが、私は彼が次のように言うのを聞きました。「悟りを得た人の言葉はそれらを持続させる力を持つ。
過去の偉大な聖者たちは彼らの教えを公表し、その教えは生き残ってきた。その中に固有の力と威光があったからだ。
511神も仏も名無しさん:2009/11/30(月) 21:57:51 ID:qu23Ofg6
Other people may have been saying the same thing at the same time, but the words of those people have disappeared because there was no power in them.
The words of jnanis have endured because they have the power and authority of the Self behind them.'

I mentioned this answer to Papaji when I was interviewing him a few years ago.
He gave it his whole-hearted endorsement.

同じ時に同じことを他の人たちも言ったかもしれないが、彼らの言葉は消え去っていった。その中に力が無かったからだ。
ジニャーニの言葉はそれらの背後にある真我の力と威光ゆえに生き残ったのだ。」と。

私は数年前パパジにインタビューした時、このことを話してみました。
彼は心から同意してくれました。
512神も仏も名無しさん:2009/11/30(月) 21:59:50 ID:qu23Ofg6
Harriet: When you say that the words 'have endured' does that mean that they have simply endured in books, as remembered quotations, or do they still have the power to awaken people, even centuries after they were spoken?
Is not the immediate presence of the Guru necessary for that?

Harriet:
あなたが「生き残った」という時、それは単純に本の中に引用文として残ったという意味なのですか? それともそれが話された何世紀か後でさえもなお人々を目覚めさせる力を持っているという意味なのですか?
それにはグルが目の前に居る必要があるのではないですか?
513神も仏も名無しさん:2009/11/30(月) 22:01:47 ID:qu23Ofg6
David: I think I would have to say that a living human Guru is necessary for all but the most mature to realise the Self.
However, once you have seen a real Guru and been with him, his presence is always with you.
You can tune into his presence, his grace, and his power in any number of ways: through his photo, through thinking about him, and through reading his words.

David:
ほとんどの場合、真我を実現するためには生きているグルの存在が不可欠だと言わざるを得ないでしょう。
しかしながら、一度実在するグルに会って彼と共に居たことがあるなら、彼の存在は常にあなたと共にあります。
いくつもの方法で彼の存在と恩寵、力に触れることが出来ます。彼の写真を通して、彼を思うことによって、あるいは彼の言葉を読むことによって。
514神も仏も名無しさん:2009/12/01(火) 23:17:49 ID:DPwsYvRu
すばらしい

新翻訳者さんありがとうございます
515神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:44:40 ID:dkuYBxaM
Harriet: Again, I feel compelled to ask, 'Is this your own opinion or do you have some support from Maharaj to back it up?

Harriet:
あらためて訊ねたいのですが、それはあなた個人の意見なのですか? それともマハラジがそれを裏付けるようなことを言ったのですか?

David: I remember a conversation I had with Maharaj on my first visit.
I can't remember how we got round to the subject, but we ended up talking about the power of the Guru and the various channels it manifested through.
I had been deeply impressed and deeply moved by I am That, and I told him so.

David:
私が初めてマハラジを訪ねた時に交わした会話を思い出します。
どのようにしてその話題に到ったかは思い出せませんが、最終的にはグルの力とその力のさまざまな伝達手段についての話になりました。
私は「I AM THAT」に深い感銘を受け、深く心を動かされていたので、彼にそう話しました。
516神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:45:39 ID:dkuYBxaM
Me: For several months I have been reading I am That.
Through those words I felt a very strong connection with you and the teachings.
Can one have a connection with a Guru simply by reading his words, or is it necessary to come in person to see him?

私:
ここ数ヶ月の間私は「I AM THAT」を読み続けていました。
その言葉を通して私はあなたとあなたの教えに対して非常に強いつながりを感じています。
ただグルの言葉を読むだけでグルとのつながりを得ることはできるのでしょうか? それとも彼に直接会いに行く必要があるのでしょうか?
517神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:46:32 ID:dkuYBxaM
Maharaj: The words will do their work wherever you hear or read them.
You can come here and listen to them in person, or you can read them in a book.
If the teacher is enlightened, there will be a power in them.

マハラジ:
どこにいようとあなたが聞いた言葉あるいは読んだ言葉は働きかけるだろう。
ここへ来て直接聞いてもいいし、本で読んでもいい。
もし師が悟りを開いているならば、その言葉には力があるだろう。
518神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:47:29 ID:dkuYBxaM
Me: In my particular case I read the words of a Guru who was still alive, and those words compelled me to come here and see you.
Perhaps your words had such a strong effect because you are still alive and teaching.
I made contact with a living teacher, a living presence.
What about a hypothetical case of someone picking up I am That in fifty years' time, and in a country several thousand miles away.
That person will never have a chance to see you.
Will those words still have the power to transform and awaken?

私:
私個人の場合ですが、私はまだ生きているグルの言葉を読んで、その言葉が私をここへ来させあなたに会うように駆り立てたのです。
あなたの言葉がそのように強い影響力を持つのはおそらくあなたがまだ生きて教えを説いているからでしょう。
私は生きている師、生きている存在に触れました。
仮に「I AM THAT」を五十年後、何千マイルも離れた国で手にした人がいた場合はどうでしょうか。その人があなたに会う機会は決してないでしょう。それらの言葉は変容させたり目覚めさせたりする力をまだ持っているのでしょうか?
519神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:50:38 ID:dkuYBxaM
Maharaj: Time and space exist in your mind, not in the Self.
There is no limit to the power of the Self.
The power of the Self is always present, always working, always the same.
What varies is the readiness and willingness of people to turn their attention to it.
If someone picks up this book ten thousand miles away in a thousand years' time, those words will do their work if the reader is in the right state to listen to and assimilate the words.

マハラジ:
時間と空間はあなたのマインドの中にあるのであって、真我の中にはない。真我の力は限りない。真我の力は常に存在し、常に働き、常に同じだ。
変化するのは人々が注意を真我に向けるための覚悟と意欲だ。
もし誰かがこの本を一万マイル離れた場所で千年の後に手にしたとしても、読み手がその言葉を聞き、吸収するためにふさわしい状態にあるならば、その言葉は働きかけることだろう。
520神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:51:24 ID:dkuYBxaM
He didn't actually say that one could get enlightened by reading the words of a dead Guru, but he was quite clear that the words of an enlightened being, even in book form, were charged with a power that future generations could tune into.
I think I asked this particular question because of my relationship with Ramana Maharshi.
I was the 'hypothetical' person in the question who had discovered the words of great but deceased Guru.
I suppose I really wanted to know whether Ramana Maharshi could be the Guru for someone like me who had been born years after he passed away.
Maharaj didn't really answer that question for me, but he did convince me that a considerable part of the power and the authority of Guru could be found in his recorded teachings.

死んだグルの言葉を読むことによって悟りを得ることができると実際に彼が言うことはありませんでしたが、悟りを得た存在の言葉が、それが本の形であっても、未来の世代が共鳴できるだけの力を蓄えていると彼は強く確信していました。
私はラマナ・マハルシと私の関係ゆえにこのような質問をしたのだと思います。
私がその質問における「仮の」人物、つまり偉大な、しかしもう亡くなってしまったグルの言葉に出会った人物でした。
ラマナ・マハルシの死後何年も経ってから生まれた私のような者にとって彼がグルになりうるのかどうかを私は本当に知りたかったのだと思います。
マハラジが実際に私のためにこの問いに答えることはありませんでしたが、グルの力と威光の相当量をその記録された教えの中に見出すことが出来るのだと、私に確信させてくれたのです。
521神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:52:31 ID:dkuYBxaM
Over time, I came to the conclusion that a living human Guru really is necessary for the vast majority of people, but at the same time I have a great respect for the power that resides in the recorded words of such people.

長い年月の間に私は、実際には大多数の人々にとって生きているグルの存在は不可欠だという結論に達しましたが、同時に私はそのような人々の記録された言葉の中に存在する力に対して、たいへんな敬意を抱いているのです。
522神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:56:07 ID:dkuYBxaM
Harriet: Was this particular dialogue recorded?
I think it would be quite an important one for the many people such as myself who have only discovered Maharaj in the years since he passed away.

Harriet:
その対話は記録されたのですか? 
それは私のようにマハラジの死後何年も経ってから彼を見出した多くの人々にとって非常に重要なことだと思うのですが。
523神も仏も名無しさん:2009/12/08(火) 21:58:14 ID:dkuYBxaM
David: I doubt it.
It was a very quiet afternoon session, and only a few of us were there.
There were never any organised recordings.
People who had a tape recorder would bring it along and make a recording from wherever they were sitting in the room.
In the last couple of years several people were doing this, but when I first went, hardly anyone was doing it.

David: 記録されていないでしょう。
それはとても静かな午後のセッションで、参加者はごく少人数しか居ませんでした。
まとまった記録はまったくありません。テープレコーダーを持っている人はそれを持ち込んで、部屋の中で座っている位置から録音していました。
最後の二年間はそうした人が何人か居ましたが、私が初めて行った時はほとんど居ませんでした。
524神も仏も名無しさん:2009/12/09(水) 10:34:20 ID:Joan4LM7
翻訳者さん、感謝しています。
自分の「今」にも感謝しています。
525神も仏も名無しさん:2009/12/09(水) 10:42:28 ID:iT+jgVpo
どこにいようとあなたが聞いた言葉あるいは読んだ言葉は働きかけるだろう。

どこであなたが聞いたり、読んだりしても、それらの言葉は役目を果たすでしょう。
526神も仏も名無しさん:2009/12/09(水) 15:28:07 ID:f3PDZ8JO
新翻訳者さん

ありがとうございます

自分のペースで頑張ってください
527神も仏も名無しさん:2009/12/11(金) 12:26:45 ID:6W5YRf0t
In the last couple of years 最後の2,3(数)年間は、
528神も仏も名無しさん:2009/12/12(土) 11:13:40 ID:9zmWDPkh
改訳

This world of empty names and forms, which are the
imagination of the five senses and an appearance in
the pure Supreme Self, should be understood to be
the mysterious play of Maya, the mind, which rises
as if real from Self, Sat-Chit.

この空虚な名称と形態からなる世界は、五感が想像したものであり、
純粋な至高の「自分自身」の中にある見せかけのものであり、
maya(幻影)の、「自分自身」=「サットーチット(存在ー意識)」
から現実のように生じた心の、不可思議な遊びであると理解するのがよい。

guru vachaka kovai

新しい翻訳者さんの訳は分かりやすくて良いですね。がんばってください。
529神も仏も名無しさん:2009/12/12(土) 11:30:25 ID:9zmWDPkh
改訳

O men, do not argue and quarrel amongst yourselves
about the reality of heaven and hell. As long as and
as far as this present world is real, till then and to
that extent heaven and hell are also real.

地獄や天国の現実性について議論したり、いい争いをしないでおこう。
この現在の世界が現実的である間は、またその程度において、
そのときまで、その程度まで地獄や天国もまた現実的である。

guru vachaka kovai
530神も仏も名無しさん:2009/12/12(土) 11:59:44 ID:NO1K03W8
改訳

“Who am I?” – the scrutiny of the indispensable truth
of one’s own Self – is the sole life-current passing
through all the religions which have come to save us.
Thus should you know.

「私とは誰か」ー自分の「自分自身」という不可欠な真実を吟味することー
は、我々を救いに現れたすべての宗教に通底している唯一の命脈である。
そのように知りなさい。

guru vachaka kovai
531神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 12:28:03 ID:jV9330gU
Various religions teaching various principles have
come into existence in order to suit the various levels
of maturity of the minds of the people. Therefore
it is wisest to have an outlook of equality upon these
religions, which should be encouraged [and not condemned

様々な信仰を教えている様々な宗教は、人々の心の成熟の様々な度合いに
応じるために現れてきている。
それゆえに、もっとも賢明なことは、それらの宗教に対して平等な態度を
持つことであり、(それは)奨励されるべき(態度)である(非難されるべきでない)。

guru vachaka kovai

前に書き込んだ訳が見直してみると誤訳だらけなので、訂正してます。これも怪しいけれど。
532神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 12:38:17 ID:jV9330gU
Some assert, “This world before our eyes, though not
permanent, is real enough”. We deny it saying, “Permanence
is one of the marks of Reality”.

「私たちの目の前の世界は、永遠ではないが、十分に現実的である」と主張
する人たちがいる。我々は、「永続性は現実性の指標のひとつである」とい
ってそれを否定する。

guru vachaka kovai
533神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 12:53:06 ID:jV9330gU
Some people argue, “Though divided, this world we
see cannot be devoid of Reality”. We refute them
saying, “Wholeness is also a mark of Reality”.

「分割されているが、われわれが見るこの世界が、現実性を欠いているはず
がない」と論じるひとがいる。 我々は「全体性もまた現実性の指標の一つで
ある」といい、反論する。

guru vachaka kovai
534神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 13:08:09 ID:jV9330gU
Unless the body is taken to be ‘I’, otherness – the
world of moving and unmoving objects – cannot be
seen. Hence, because otherness – the creatures and
their Creator – does not exist, it is wrong to call Self
the Witness.

肉体を「私」とみなされなければ、(自分以外の)他のものー動くものと動
かない対象物である世界ーは見ることができない。
それゆえ、他のものー被造物とその造物主ーは(実際は)存在していないの
で、「自分自身」を「目撃するもの」と呼ぶのは誤りである。

guru vachaka kovai
535神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 13:31:51 ID:jV9330gU
D: What is the significance of the Crucifixion?
M: The body is the cross.
Jesus, the son of man, is the ego or ‘I-am-the-body’-idea.
When the son of man is crucified on the cross, the ego perishes, and what survives is the Absolute Being.
It is the resurrection of the glorious Self, of the Christ — the son of God.

イエスの十字架の上での死の意義は何ですか?
 
肉体とは、十字架です。
人間の息子であるイエスとは、エゴもしくは「私は肉体である」という思いです。
その人間の息子が十字架の上で磔にされたとき、エゴが消滅し、絶対的な存在が残ります。
それが、栄えある「自分自身」の、神の息子であるキリストの復活です。

maharshi gospel から
536神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 13:37:53 ID:jV9330gU
M.: Nirvana is Perfection.
In the Perfect State there is neither subject nor object
; there is nothing to see, nothing to feel, nothing to know.
Seeing and knowing are the functions of the mind.
In nirvana there is nothing but the blissful pure consciousness “I am.”

涅槃とは完全です。
完全な状態において、主体も客体もありません。
見る対象はなく、感じる対象はなく、知る対象はありません。
見ることと知ることは、心の働きです。
涅槃には、至福に満ちた純粋な意識である「私はある」以外存在しません。

talk with Sri Ramana Maharshiより
537神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 13:41:43 ID:jV9330gU
これで改訳終了。間違った訳を載せておくのがいやだったので、目に付く
ところを直しました。失礼しました。
538神も仏も名無しさん:2009/12/13(日) 15:05:19 ID:ZzJLlGUe
537さん ありがとうございました

大変有益な記事でした
539神も仏も名無しさん:2009/12/17(木) 01:08:17 ID:uyzP7LvI
>>537
ありがとうございました。多謝。
540神も仏も名無しさん:2009/12/19(土) 00:15:07 ID:Zog/Le/p
聖人と言われているような人は本でいろいろ見てきたけど、マハラジはすごい信頼できる。
俗に生きて俗のうちに消えていったから偉いとかではなくて、単純に良い波動、良いエネルギーを感じる。
こんなこというとオカルトだとか言われそうだが、実際にそう感じるからついそういうことを言ってしまう。
結局、僕らみたいな宗教にしか何者かを見いだせない人間というのは、それ。つまり心で理解する以外ないんだよね。
541神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:29:06 ID:gPVKSwnM
Harriet: You spoke about 'readiness' and 'willingness to listen' as being key factors.
Did Maharaj ever speak about how or why some people got the direct experience, while most people didn't?

Harriet:
あなたは「覚悟」と「聞く意欲」が鍵となる要因だと話をされました。
多くの人々が直接体験を得られないのにどのようにして、あるいはなぜ少数の人々は直接体験を得られたのか、マハラジが語ったことはあるのですか?

David: I did talk to him once about this.
It was on one of my later visits.
I had gone there with a friend of mine, Cary McGraw, and I discovered that it was Cary's birthday that day.

David:
そのことについては一度彼と話したことがあります。
ずっと後に訪問した時のことです。
私は友人のCary McGrawと一緒に行ったのですが、ふとその日がCaryの誕生日であることに気付きました。
542神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:29:54 ID:gPVKSwnM
When he told me, we were sitting in a cafe on Grant Road in the interval between the end of the bhajans and the start of the morning question-and-answer session.
While Maharaj's room was being swept and cleaned, we all had to disappear for half an hour or so.
Most of us would go for a tea or coffee break on Grant Road.

バジャン(ヒンドゥー教の神様を讃える曲/訳注)が終わって朝の質疑応答のセッションが始まるまでの間、私と彼はGrant Roadの喫茶店に座って話をしていました。
マハラジの部屋が掃き清められている間、皆は三十分ぐらいどこかへ行っていなければならなかったのです。
ほとんどの人はお茶やコーヒーを飲みにGrant Roadへ行っていました。
543神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:30:38 ID:gPVKSwnM
I asked Cary what he would like for a birthday present and he replied, 'Go back in there and have a good argument with Maharaj.
I used to love to listen to you when you used to harass him about his teachings, but nowadays you hardly open your mouth at all.
Go back in there and get him fired up about something.
That will be my birthday treat.'

Caryに誕生日プレゼントは何がいいかと尋ねると、彼はこう返事をしました。
「あそこへ戻ったらマハラジと何か面白い議論をして欲しい。
あなたがしばしば彼の教えに難癖をつけて彼を困らせていた時、あなたの話を聞くのは実に楽しかったのだけど、近頃あなたはちっとも口を開かなくなった。
あそこへ戻ってどうにか彼を焚きつけて欲しい。
それを誕生祝いにしよう」
544神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:37:13 ID:gPVKSwnM
I didn't feel much like asking anything, and I definitely didn't feel like embarking on a full-blown debate.
I think by that time Maharaj had finally subdued my argumentative tendencies;
I was quite content just to sit at the back and listen to what everyone else had to say.

私は何かを質問する気にはあまりなりませんでしたし、本格的な議論を始める気にはぜんぜんなりませんでした。
その時までに私の議論好きな性癖はマハラジによって抑えこまれてしまったのだと思います。
私はただ後ろの方に座ってほかの皆が話すことを聞いているだけで完全に満足だったのです。

We went back in, but I had no idea what to talk about.
When everyone had settled down, Cary gave me a nudge and I suddenly found myself talking about why some people get enlightened and others not.

私たちは戻って行ったのですが、私は何を話していいのか分かりませんでした。
皆が静まった時にCaryがそっと肘で突いてきたので、私は思わず、なぜ悟りを開ける人とそうでない人がいるのかについて話をし始めてしまいました。
545神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:38:12 ID:gPVKSwnM
'Ramana Maharshi,' I said, 'got enlightened in a few minutes.
It took you three years from the moment you met you Guru until you realised the Self.
Other people try for fifty years and don't succeed.
Why is it like this?
Are the people who try all their lives and fail doing something wrong?'

私は言ったのです。「ラマナ・マハルシは数分で悟りを開くことができました。
あなたが真我を実現するまでにはグルと出会った時から三年かかりました。
五十年努力してもうまくいかない人たちもいます。
どうしてそうなのでしょう?
一生努力してもうまくいかない人たちは、何か見当違いのことしているのでしょうか?」
546神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:39:29 ID:gPVKSwnM
Most other Hindu teachers would answer a question like this by saying that some people had more or less finished their work in previous lives and were therefore able to realise the Self very quickly in this life.
This wasn't an option for Maharaj because he steadfastly refused to accept that reincarnation took place at all.
This itself was a little strange to me because in the period that I used to visit him the dust jacket of I am That reproduced a dialogue with him in which he explained in quite some detail how reincarnation took place.

他のインド人教師ならたいていこのような質問にこう答えたことでしょう。
前世においてほとんど修行を完結していた少数の者だけが今生において非常に早く真我を実現できるのだと。
マハラジは輪廻が起こるということを一貫して否認していたので、そうは答えませんでした。
そのこと自体は少し奇妙に思ったのです。
というのは、私が彼を訪ねていた頃には「I AM THAT」のカバーに、輪廻がいかにして起こるか彼がかなり詳細に説明した対話が載っていたからです。
547神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:44:41 ID:gPVKSwnM
However, in the era that I visited him I never once heard him accept the validity of reincarnation, and he frequently said it didn't happen.
My question was really, 'If one discounts the theory of reincarnation, which you seem to do,
how can someone like Ramana Maharshi get enlightened with no desire for it, no effort and no practice, while everyone else struggles unsuccessfully for decades and fails?'

しかしながら、私が彼を訪れている時代に、彼が輪廻の妥当性を認めるのを私は一度も聞いたことがありませんでしたし、彼はしばしば輪廻は起こらないと言っていました。
私の質問は実際にはこうでした。「あなたもそうであるようですが、もし輪廻説を信じていないというなら、他の皆が何十年努力してもうまくいかずに失敗してしまうのに、
ラマナ・マハルシのような人はいかにして悟りへの願望や努力、修行なしに悟りを開くことができるのでしょうか?」

'It's the chemical,' announced Maharaj.
'Some people are born with a pure chemical and some are not.
Those with a pure chemical get enlightened, and those with an impure chemical don't.'

「それは化学物質だ」とマハラジは皆に言いました。
「純粋な化学物質を持って生まれてくる人もいればそうでない人もいるのだ。
純粋な化学物質を持っている人は悟りを開けるし、不純な化学物質だとそうはいかないのだ」
548神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:46:01 ID:gPVKSwnM
'The chemical' was one of Maharaj's idiosyncratic analogies or metaphors.
I think it was derived from the chemical on a roll of film.
We are all issued with a 'chemical' at the moment of conception, said Maharaj, and that is our destiny for this life.
In one sense it is like a roll of film, a script that has been given to us for this life.
Traditional Hinduism teaches that we have prarabdha karma, an unchangeable destiny for this life that is an inevitable result of actions that have been performed in previous lives.
Maharaj couldn't incorporate past-life activities into his 'chemical' theory, but he did have an alternative selection of factors to offer.

「化学物質」というのはマハラジ独特の言い回し、あるいは比喩の一つでした。
それは一本のフィルムにおける化学物質に由来していたのだと思います。
私たちは皆受胎の瞬間に「化学物質」を授けられるだとマハラジは言うのです。そしてそれがこの世での私たちの運命であると。
ある意味でそれは一本のフィルム、この世で私たちに与えられた脚本のようなものです。
伝統的なヒンズー教では、私たちはプララブダ・カルマを持っており、それは変えることの出来ないこの世での運命であって、前世での行いの必然の結果であると教えています。
マハラジは彼の「化学物質」理論に過去世の行為のことを組み込むことは出来ませんでしたが、彼は別の要因を提示してきたのです。
549神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:46:46 ID:gPVKSwnM
I can't remember whether it was during this particular conversation or on some other day, but I remember asking him about the components of 'the chemical'.
He replied that it was a combination of a wide variety of factors: parents' genes, astrological configurations at the time of conception, the future environment that one was going to be brought up in
- these were just a few that he mentioned.
These all coalesced at a particular moment and issued a body, or rather an embryo, with its appointed destiny.

この会話でだったか他の日のことだったかは思い出せませんが、「化学物質」の成分について彼に訊ねたことを覚えています。
それは多様な要因の組み合わせであると彼は答えました。
彼が挙げたもののうちごく一部ですが、その要因とは、両親の遺伝子、受胎時の占星術的な配置、その人が直面しようとしている将来の環境などです。
これらすべてがある特定の時期に融合して、身体、もっと正確に言えば胚に、定められた運命を授けるというのです。
550神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 13:54:59 ID:gPVKSwnM
'This is all very deterministic,' I said.
'If the purity of the chemical determines whether or not we get enlightened, why should we even care about it or not?
What is the point of trying or not trying, wanting or not wanting, if the purity of the chemical has already decided the matter for us in advance?
We may as well all go home.'

「それはずいぶん決定論的ですね」と私は言いました。
「もし化学物質の純度が悟りを開けるかどうかを決めるのならば、なぜ私たちはそれを心配したりしなかったりしなければならないのでしょう?
もし化学物質の純度によって私たちの状況が前もって決められているなら、試みたり試みなかったり、望んだり望まなかったりすることに何の意味があるのでしょう?
私たちは皆家へ帰った方がいいのです」
551神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 14:00:40 ID:gPVKSwnM
Maharaj replied, 'No, it is not completely determined in advance.
The vast majority of people in the world are born with a dirty chemical.
Nothing they do or don't do will make any difference.
Enlightenment is not for them, and most of them won't even care about such matters.
At the other end of the spectrum there will be an extremely small number of very pure beings who will become aware of their true nature without any striving or inclination.'
He didn't say so, but I assume he would have put Ramana Maharshi in this category.

マハラジは答えました。「いや。すべてが前もって決まっているわけではない。
この世界の大多数の人々は汚れた化学物質を持って生まれてくる。
彼らが何をしようとしまいと違いはない。
悟りは彼らのためのものではなく、彼らのほとんどはそんなことは気にかけようともしないのだ。
その正反対に、ごくわずかの非常に純粋な人間がいて、彼らは努力や願望無しに彼らの真の性質に目覚めてゆくのだ」
彼がそう言ったわけではありませんが、私は当然彼がラマナ・マハルシをその範疇に入れていただろうと思っています。
552神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 14:01:44 ID:gPVKSwnM
'Between these two extremes,' continued Maharaj, 'there are a small number of people whose chemical is only slightly impure.
These people have a chance to get enlightened.
If they can meet with a Guru who can show them the truth and if their earnestness and seriousness are high enough, they can purify their slightly dirty chemical and find out who they really are.
That is why we are all here today.
People who come to a teacher with a strong thirst for freedom are the ones who have only a few impurities.
They are the ones for whom liberation is possible.'

「この両極端の間には」とマハラジは続けました。
「ほとんど汚れていない化学物質を持つ人々が少数いる。
そういう人たちは悟りを開く見込みがある。
もし彼らが真理を示すことのできるグルに出会えて、しかも彼らの誠実さと真剣さが充分であれば、彼らはわずかに汚れた化学物質を浄化して、自分は本当は誰であるのかを見いだすことができるのだ。
それが私たち皆が今日ここにいる理由でもある。
自由への強い渇望をもって師の元にやってくる人々は、ごくわずかしか不純物を持っていない人たちなのだ。彼らは解放が可能な人たちなのだ」
553神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:37:44 ID:gPVKSwnM
Harriet: So did he think that the people who came to him were 'advanced'?
There must have been a mixture of all kinds of people.
They couldn't all have been candidates for liberation.

Harriet:
そうすると彼は彼の元を訪れる人々のことを「進んでいる」と考えていたのですか?
あらゆる種類の人々が混ざっていたはずです。
彼ら全員が解放に値したはずはありません。
554神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:38:32 ID:gPVKSwnM
David: Yes, there was a very eclectic mix of people there, from curiosity seekers to people who had travelled half way round the world because they were desperate for liberation and thought that Maharaj could help them.
I sometimes used to sit next to a homoeopathic doctor who lived a few streets away.
He had no interest in liberation and just saw Maharaj as a good source of entertainment.

David:
そうです。そこには珍しもの好きから、解放を強く望み、マハラジなら手助けをしてくれるだろうと考えて世界を半周旅してきた人まで、非常に多彩な人々がいました。
私は時々ほんの数通り先に住んでいる同毒療法の医師の隣に座ったものでした。
彼は解放には興味が無く、マハラジをただ娯楽の元として見ていました。

'This is the best show in the neighbourhood,' he told me once. 'I just come here because I like watching how Maharaj deals with all the people who come. I don't believe a word he says, but he puts on a good show.'

「これはこのあたりでは一番の見世物さ」と、彼はかつて私に言いました。「私はマハラジが来訪した人々にどう対処するかを見物するのが好きだからここに来てるだけさ。彼が言うことを信じてはいないけれど、彼は楽しい見世物を見せてくれる」
555神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:39:15 ID:gPVKSwnM
This man, incidentally, told me that Maharaj's language in the original Marathi was occasionally very crude and vulgar.
He told me that the translators, who were all respectable, middle-class Hindus, were probably too embarrassed to pass on the full force of his vulgarity.
At the end of the sessions he would take me aside on the street outside and take great delight in telling me about all the various sexual jokes and innuendos that the translators had omitted tell us.
I think the doctor's entertainment included watching his neighbours squirm as they listened to Maharaj's more outrageous remarks.

ついでに言うとこの男は、マハラジがマラティー語で喋っている言葉そのものは時々非常に粗野で下品になるのだと私に言いました。
通訳はまともな、中流階級のインド人だけれども、おそらく彼が邪魔しすぎてしまうのでマハラジの下品さが充分に伝わらないのだと彼は言いました。
そのセッションが終わった時に彼は道の脇に私を連れてゆき、通訳が私たちに話すのを控えたさまざまな下ネタの冗談や当てつけのすべてを、私に話しておおいに楽しんでいました。
私が思うに、隣席の人がマハラジのひどい言葉を聞いて動揺するさまを見るのも、この医師の娯楽の一部だったのです。
556神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:52:30 ID:gPVKSwnM
Maharaj to some extent determined the sort of people who were likely to come and stay by setting the agenda on what he was willing to talk about and what he wasn't.
He wasn't interested in what he called 'kindergarten lessons'.
That meant he generally refused to talk about many of the tenets of traditional Hinduism: ritual worship, karma and reincarnation, common practices such as japa, things like that.

マハラジは何を話して何を話さないか予定を組むことによって、滞在しに来ようとする人々をある程度選り分けていました。
彼は彼が「幼稚園の学習」と呼んでいたものに興味はありませんでした。
つまり彼は、儀式的な礼拝、カルマと輪廻、念誦のような慣習や、それに類することなど、伝統的なヒンズー教の教義について語ることをたいてい拒んでいたのです。
557神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:56:25 ID:gPVKSwnM
A large proportion of the foreigners who were there had come because they had read I am That.
They wanted to talk about liberation, not traditional Hindu practices and traditions, and Maharaj was happy to oblige them. The people who wanted to talk about other things soon left to find somewhere more suitable for their inclinations and interests.
Some, though, came with traditional ideas and beliefs and fell under the spell of Maharaj and his radical teachings, but I think these people were in the minority.

外国人の大多数は、「I AM THAT」を読んでそこへ来ていました。
彼らは伝統的なヒンズー教の儀式や伝承についてではなく、解放について話して欲しがっていて、マハラジも喜んで彼らの期待に応えていました。他のことを話したがる人々は彼らの好みや興味に適したより良い場所を見つけるためにすぐに去ってゆきました。
伝統的な考えや信念を持っていてもマハラジと彼の革新的な教えに魅せられる人もいましたが、そのような人は少数であったと思います。
558神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:57:51 ID:gPVKSwnM
I remember Mullarpattan telling us one day, 'I was a traditional Ram bhakta when I first arrived here.
I thought that if I could have a vision of Ram, I would be sure to join him in Vaikunta [Ram's heavenly realm] when I died.
The first day I came, Maharaj told me that Vaikunta didn't exist.
I was very shocked to hear a Guru speak like this, but I felt attracted to him and I stayed on.
Within a short period of time I dropped all my ideas about the gods and their heavens.'

ある日Mullarpattanが言ったのを覚えています。「初めてここに来たとき私は伝統的なラーマの帰依者でした。もしラーマの幻影を見ることができたなら、私は死んだ時にヴァイクンタ(ラーマの住む天国のような場所)でラーマといっしょになれるに違いないと考えていました。
私が初めて来た日に、マハラジは私に言ったのです。ヴァイクンタは存在しないと。
グルがそのように話すのを聞いて私は大きな衝撃を受けましたが、それでも彼に魅力を感じてそこに居続けたのです。
短期間のうちに私は神や神の国についてのあらゆる観念を捨て去りました」
559神も仏も名無しさん:2009/12/20(日) 21:59:47 ID:gPVKSwnM
Some of the other local people were very much interested in Maharaj's uncompromising teachings on liberation,
but during the time that I was there, the foreigners generally outnumbered the locals by about three to one in the morning question-and-answer session.
This could have been because many of the Bombay devotees had to go out to work, but even on weekends and holidays, the foreigners always outnumbered the Indians.

他の地元の人の中にはマハラジの徹底した解放の教えに対して非常に深い興味を持っている人もいましたが、
私がそこにいる間、たいてい朝の質疑応答セッションには三対一ぐらいの割合で地元の人よりも多くの外国人がいました。
それはボンベイの信者の多くは仕事に行かなければならなかったからですが、週末や休日でさえ常にインド人よりも多くの外国人がいました。
560神も仏も名無しさん:2009/12/21(月) 13:38:25 ID:9eJt3eo/
書き込めるかテスト
561神も仏も名無しさん:2009/12/22(火) 19:29:20 ID:Fb2I+MwU
新翻訳者さんの訳は大変分りやすくありがたいです

今後もよろしくお願いします
562神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:12:59 ID:MWni3w3F
There was a separate session in the evening that was conducted in Marathi.
We were never invited to that because there wasn't enough room for everyone, so I have no idea what went on in those sessions.

夕方にはマラティー語で行われる別のセッションがありました。
皆を入れるだけの十分な部屋が無かったので私たちは決してそのセッションには招かれませんでした。
したがってそのセッションで何が行われていたのかは分かりません。
563神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:14:10 ID:MWni3w3F
Harriet: Did you get the feeling that the foreigners were treated a little differently from the local people?

Harriet:
外国人は地元の人とは少し違った扱いを受けたという印象だったのですか?

David: I would just say that we had different attitudes, different backgrounds and, for the most part, different aspirations.
When we spoke to Maharaj, his answers reflected these differences.

私たちの方が違った姿勢、違った背景、そしてたいていは違った願望を持っていたのでしょう。
私たちがマハラジと話しているとき、彼の返答はその違いを反映していました。
564神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:14:57 ID:MWni3w3F
One morning a new Indian couple arrived and asked Maharaj in English a series of questions about how to live a detached spiritual life while they were in the middle of all their family and work responsibilities.
This is a standard question in India and everyone in the guru business must have a standard answer to it.
Maharaj dealt with them very politely and respectfully and talked to them for about fifteen minutes.

ある朝新顔のインド人夫婦が来て、家庭と仕事に責任がある中でどのようにして超然としたスピリチュアルな人生を送ればいいのかということについて、マハラジに英語で質問しました。
これはインドでは標準的な質問で、グルの務めをする人は皆標準的な答えを持っていたはずです。
マハラジは彼らをとても丁寧にうやうやしく扱い、一五分ぐらいかけて彼らに話をしました。
565神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:21:57 ID:MWni3w3F
At the end of that period he asked them to leave.
This was a little bit unusual.
Usually, when a questioner had finished talking to Maharaj he would go back to his seat and listen to what everyone else had to say.

その時間の終わりに彼は、彼らに出て行って欲しいと言いました。
これは少し珍しいことでした。
ふつうは、質問者がマハラジとの対話を終えるときまって自分の席に戻って皆が話すことを聞いていたのです。

On this occasion Maharaj watched them disappear down his staircase.
He waited about ten seconds more before bursting into a delighted laughter.

この時マハラジは彼らが階段を降りて姿を消すのを見守っていました。
彼は十秒ほど待ってから突然嬉しそうに笑い出しました。
566神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:22:50 ID:MWni3w3F
Slapping his thigh, he said, 'That is the sort of boring conversation I used to have every day before all you foreigners came along!'

ももを打って彼は言いました。「あれはあなたたち外国人が来る以前にも毎日のように交わしていた退屈な会話だ!」

I think he enjoyed talking to people who didn't come along to talk about all their family or work problems.
He also knew he could be more irreverent and risque with the foreigners, which was something he enjoyed.

彼は家族や仕事の問題でないことを話すために出席した人々となら対話することを楽しんでいたと思います。
彼はまた外国人相手なら多少は非礼できわどくなっても構わないと思っていて、何かそれを楽しんでいるようでした。
567神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:27:30 ID:MWni3w3F
Harriet: Can you give me an example?

何か例を挙げてもらえますか?

David: One morning he looked around and noticed that there were no local people there at all except for the one translator.
A mischievous look appeared on his face and he said, 'Three things are absolutely necessary for human life: food, oxygen and sex.'

David:
ある朝彼はあたりを見回して、通訳一人を除いては地元の人が一人もいないことに気付きました。
彼はいたずらっぽい表情を顔に浮かべて言いました。「人間が生きるのに絶対必要なものは三つ、食料と酸素そしてセックスだ」
568神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:33:07 ID:MWni3w3F
We all perked up. This was something different from the usual lecture on consciousness.
We waited for him to continue, to develop his theme and explain in more detail, but he refused to elaborate.
Instead he said, 'Come on! Somebody dispute that statement.
It's very controversial. Somebody disagree with me.'

私たちは皆色めきました。それはいつもの意識についての講義とは何か違ったものでした。私たちは彼が話を続けてその話題を発展させ、もっと詳しく説明するのを待ちましたが、彼は詳しく話すのを拒みました。
かわりに彼は言いました。「さあどうだ! 誰かこれに異議を唱えてみなさい。
異論はたくさんあるはずだ。誰か反論してみなさい」

It looked like he wanted to start an argument, but about what wasn't clear.
When no one else seemed interested in disputing his statement, I stepped into the breach to be the fall guy.

彼は議論を始めたいようでしたが、何についてなのかよく分かりませんでした。
彼の言ったことに誰も反論しようとしないように思えたとき、私が身代わりとなって援助の手を差し伸べました。
569神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 22:37:00 ID:MWni3w3F
'If you don't breathe for a few minutes, you die,' I began.
'If you don't eat for a few weeks, you die.
But I have never heard of anyone dying because they didn't have sex.
How can you say that it is essential for human existence?'

「もし数分間息をしなかったら死んでしまいます」と私は言い出しました。
「もし数週間何も食べなかったら死んでしまいます。
しかしセックスをしなかったために死んだ人がいるなど私は聞いたことがありません。
よくもセックスが人間の存在に不可欠であるなどと言えますね」
570神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 23:02:03 ID:MWni3w3F
Maharaj refused to explain himself.
Instead he just repeated himself.
'Three things are absolutely necessary for human life: food, oxygen and sex.'

マハラジははっきりと説明することを拒みました。
かわりに彼はただ繰り返して言ったのです。
「人間が生きるのに絶対必要なのは三つ、食料と酸素、そしてセックスだ」

I couldn't see where he was going with the conversation, or where he wanted me to go with it.
'Are you saying that we should all have sex because if we don't we will all die?'
I was trying to provoke him into revealing why he had suddenly brought this topic up.

私は彼がこの対話でどこに向かおうとしているのか、あるいは私をどこへ連れてゆきたいのか分かりませんでした。
「もしセックスをしなければ死んでしまうので、私たちは皆セックスをしなければならないとあなたはおっしゃるのですか?」
私は彼を挑発してなぜ彼が突然このような話題を持ち出したのかを明らかにしようとしていました。
571神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 23:02:45 ID:MWni3w3F
'No, I'm not saying that at all.
I'm simply saying, 'Three things are absolutely necessary for human life: food, oxygen and sex.'
I tried a couple of other approaches but didn't get anywhere, and no one else in the room seemed willing to pitch in and help out.
He just kept on repeating his original statement.

「いいや、私は決してそうは言っていない。
私はただ『人間が生きるのに絶対必要なのは三つ、食料と酸素、そしてセックスだ。』と言っただけだ」
私は他にもいくつかの方法で迫ってみましたがうまくいきませんでたし、協力したり手助けしてくれそうな人はその部屋に一人もいないように思えました。
彼は最初に言ったことを何度も繰り返すだけでした。
572神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 23:03:45 ID:MWni3w3F
After a few minutes he heard footsteps on the stairs.
He immediately started talking about consciousness, and as the new visitors, a group of local people, came into the room, he was well into one of his standard explanations.
He obviously didn't feel comfortable discussing sex in front of his Marathi devotees.
I never did find out what the point of his statement was because he never brought it up again.

数分後彼は階段で足音がするのを聞きました。
彼はすぐに意識についての話をし始め、地元の人の集団が新たな訪問者として部屋に入ってくると、彼はいつものような解説にすっかり没頭したのでした。
彼はマラティー語が分かる信者の前でセックスを話題にすることを明らかに快く思っていませんでした。
彼は二度とこの話題を持ち出さなかったので、私は彼が何を言わんとしていたのかついに知ることができませんでした。
573神も仏も名無しさん:2009/12/24(木) 23:12:54 ID:MWni3w3F
Page3終わりです。
応援してくださった方々、誤りをご指摘くださった方々、ありがとうございました。
あまり時間が取れなくて私ではなかなからちがあかないので
続きの翻訳はどなたかお願いします。
574神も仏も名無しさん:2009/12/25(金) 09:53:05 ID:Z5SZNBhA
>>573
お疲れさまでした。
とても勉強になりました。

また時間が出来たとき、是非お願いします。
ありがとうございました。
575神も仏も名無しさん:2009/12/25(金) 17:30:51 ID:gGAr7cyo
新翻訳者さんお疲れ様でした
私も574さん同様勉強になりました

537さん よろしければ新しい翻訳者になってもらえませんか?
537さんは英語が堪能そうなので
576神も仏も名無しさん:2009/12/25(金) 20:20:03 ID:fhyKeIPV
>>575

わたしは前任の翻訳者でして、、、もう隠居しております(笑)。

私の後任の方は、私より訳がうまかったので残念ですね。この小さいスペースに
書き込むのは、かなりつかれるんです。翻訳もいい加減にならないように
気をつけると結構骨が折れますし。それで、翻訳家の寿命が短いんだと思います(笑)。
577神も仏も名無しさん:2009/12/25(金) 23:48:11 ID:gGAr7cyo
>>576

そうですか 前翻訳者さんでしたか お疲れ様でした。色々とありがとうございました

せっかくいい流れなのでどなたかPlease!!
578神も仏も名無しさん:2010/01/01(金) 13:55:12 ID:tOspr2Sm
reality in forty verses 3 から

‘The World is true’; ‘No, it is a false appearance’;
‘The World is Mind’; ‘No, it is not’;
‘The World is pleasant’;‘No, it is not’
— What avails such talk?
To leave the world alone and know the Self,
to go beyond all thought of ‘One’and ‘Two’,
this egoless condition is the common goal of all.

「世界は真実である」;「いや、誤った見せかけである」;
「世界はこころである」;「いや、そうではない」;
「世界は心地よいものだ」;「いや、そうではない」
―このような会話がなんの役に立つのか?
世界はそっとしておき「自分自身」を知ること、
「一」と「二」についてのすべての考えを超えること、
このエゴのない状態がすべての人の共通の目的である。

あけましておめでとうございます。よい年になりますように。
579神も仏も名無しさん:2010/01/07(木) 15:09:21 ID:AiRgcd7a
誰かかいてくれないかな 訳してほしいいな
580神も仏も名無しさん:2010/01/08(金) 22:32:45 ID:UYn7VUfH
ほんとまた読みたいですな。
でも訳すのは大変そうですからな。
581神も仏も名無しさん:2010/01/08(金) 23:21:03 ID:gaxIAO3r
複数の翻訳者さんが5行ずつ、1週間に1度訳すのなんてのはどうでしょう?
あるいは前の人が訳せば、その後都合がいい時に5行訳すとか
3人いれば負担にはならないような気もします
582神も仏も名無しさん:2010/01/14(木) 00:38:57 ID:xmbE4wcM
578さん 英語が堪能そうですね

ふふふ お願いしますよ
583神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:03:18 ID:pn/UxmlC
Page3を訳した者です。
頑張ってPage4も訳してみることにしました。
英語力はかなり低くて、ほとんどの単語を辞書で引かなければならないような有様なので
かなり時間がかかると思いますがどうぞご容赦下さい。

"Remembering Nisargadatta Maharaj"
ttp://www.davidgodman.org/interviews/nis1.shtml
Page4
584神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:04:00 ID:pn/UxmlC
Harriet: From what you are saying, I get the feeling that Maharaj had
a great respect for the foreigners who came because they came looking
for the truth about themselves, not for some palliative, a practice or
belief that would keep them happy for a while.

Harriet:
あなたのおっしゃることからすると、マハラジは自分自身についての真実を探
しにやって来た外国人に対しては大きな敬意を払っていたけれども、しばらく
の間だけ幸せにしてくれるようなその場しのぎの手段や修練、教義を求めてやっ
てくる外国人にはそうではなかったという印象を受けます。

David: In one sense, yes. I did hear him say a couple of times that he
respected the fact that we had all abandoned our lives in the West in
order to come to India in search of liberation, but that didn't mean
that in practice he treated us respectfully. We all got shouted at on
various occasions, and we all got told off from time to time because
of things we did or said.

David:
ある意味では、そうです。解放を求めてインドへやって来るために、私たちが
皆西洋での生活を捨てて来たという事実は尊敬に値すると、彼が言うのを確か
に何度か聞きましたが、だからといって彼が実際に私たちをうやうやしく扱っ
たわけではありません。私たちは皆さまざまな折に怒鳴りつけられましたし、
私たちの言動のために時々説教もされました。
585神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:14:59 ID:pn/UxmlC
We were all a little fearful of him because we never knew when the
next eruption would come. We had all come to have the dirt beaten out
of us, in the same way that the dhobis clean clothes by smashing them
on rocks. Maharaj smashed our egos, our minds and our concepts on the
immovable rock of the Self because he knew that in most cases that was
the only way to help us.

次の怒りの爆発がいつ起こるのか分からないので、私たちは皆彼のことを少し
恐れていました。私たちは皆、洗濯人が布を岩に激しく打ち付けて洗うような
やり方で、自分たちから汚れを取り除いてもらうためにやって来ていました。
マハラジは真我の不動の岩に私たちの自我やマインド、観念を打ち付けたので
す。ほとんどの場合それが私たちを助ける唯一の方法であると彼は知っていた
からです。
586神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:16:15 ID:pn/UxmlC
I told you a few minutes ago that Maharaj discounted all theories of
reincarnation, but he did tell one story that possibly indicated that
we had all been searching for God in India before.
'At the end of the Ramayana,' he said, 'all the animals who had
helped Ram to win the war were given rewards. The monkeys were all
told that they could go to a monkey heaven. Now, what is heaven to a
monkey? Vast quantities of food, lots of fighting, and limitless sex.
So, all the monkeys were reborn as human beings in the West in the
twentieth century to experience their idea of "heaven". After some
time, though, they all began to get bored of all this excess. One by
one, they all started coming back to India because they wanted to find
Ram and be with him again.'

 マハラジは輪廻についてのあらゆる説を信用していなかったと数分前に私は
言いましたが、私たちが皆、以前インドで神を探していたということをうかが
わせる一つの物語を、彼が話したことがあります。
 彼は言いました。「ラーマヤナ(古代インドの大叙事詩/訳注)の終わりで、
戦に勝利するためにラーマを助けたすべての動物たちに褒美が与えられた。猿
たちは皆猿の天国へ行くことができたと語られている。さて、猿のための天国
とは何か? 膨大の量の食べ物、数多くの戦い、そして際限の無いセックス。
それゆえすべての猿たちは彼らの考えた『天国』を経験するために、二十世紀
の西洋で人間として生まれ変わったのだ。だが、いくらか時が経つと彼らは皆
この乱行に倦み始めた。彼らは再びラーマを見つけて彼と共にいることを望ん
で、相次いでインドに帰り始めたのだ」
587神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:24:02 ID:pn/UxmlC
Harriet:
彼はどんなことであなたに怒鳴ったのですか?

David: I remember one time trying to talk to him about effort. I think
I was talking about the various efforts I had made to realise the Self.
This was soon after I started going to see him. I didn't realise at
the time that the word 'effort' was a no-no in that room. He really
didn't like anyone using it. The idea that there was a person who did
something to achieve some spiritual state was a complete anathema to
him. He seemed to feel that it showed a complete lack of understanding
of his teachings.

David:
彼に努力について話そうとしていた時のことを覚えています。確か真我を実現
するために私がしたさまざまな努力について話していたのだと思います。それ
は彼に会いに行き始めてから間もない頃でした。私は「努力」という言葉がそ
の部屋では禁句であることに気付いていませんでした。彼はその言葉を使う人
を本当に嫌っていました。あるスピリチュアルな状態に到達するために何かを
する個人が存在するという考えは完全に彼の嫌うところでした。それは彼の教
えをまったく理解していないことの現れだと彼は感じているようでした。
588神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:25:07 ID:pn/UxmlC
When he started to get annoyed with me for using the word, I just
ploughed ahead, thinking innocently that he probably hadn't understood
what I was trying to say. The more I attempted to describe my
'efforts' and justify them, the more annoyed he got with me. I ended
up getting an earful about my wrong understanding and wrong attitude.
I was quite taken aback at the time. I had never come across a teacher
before who disparaged hard work and effort on the spiritual path. On
the contrary, all the others I had encountered had heartily endorsed
such activities. That's why I initially thought that there must have
been some kind of misunderstanding.

 私がその言葉を使ったことで彼がいらいらし始めた時、無邪気にも私は、お
そらく彼は私の言わんとしていることを理解しなかったのだと思いながら、た
だ話を先に進めたのです。私の「努力」を描写してそれを正当化しようとすれ
ばするほど、彼はいっそういらいらをつのらせました。結局私は自分の間違っ
た理解と間違った態度に対して大目玉をくらうことになりました。その時は非
常に驚きました。スピリチュアルな道において、熱心な勉強や努力を軽んじる
ような教師にはそれまで出会ったことがありませんでした。それどころか私が
出会った他の教師たちはそのような行為をさかんに推奨していました。それゆ
えそこにはある種の誤解があったに違いないと私は初めに考えたわけです。
589神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:28:09 ID:pn/UxmlC
I realised later that when Maharaj spoke, he wasn't giving
instructions that he wanted you to act on. He was simply telling you
who and what you were. You were supposed to understand and experience
what he was talking about, not turn it into a practice. Making a
practice out of it simply confirmed for him that you hadn't really
understood what he was saying. One question that always rubbed him up
the wrong way was, 'Yes, Maharaj, I understand intellectually what you
are saying, but what do I do to actually experience it?' If you said
that, you didn't understand him, or what he was trying to do, at all.

のちに私は、マハラジが話をしている時、彼は行動の指針となるような指示を
相手に与えているのではないということに気付きました。彼は純粋に相手自身
が誰であるのか、何であるのかを話していたのです。彼が話していることを理
解し、体験しなければならないのであって、実践に変えてはならなかったので
す。誤って実践しようとすることは、彼が何を話しているのか相手がまったく
理解しなかったということを立証しただけでした。いつも彼の神経を逆なでし
た質問は、「はい、マハラジ、あなたのおっしゃることを頭では理解しました
が、実際にそれを体験するには何をすればいいのでしょう?」というものでし
た。そう質問するということは、彼を、あるいは彼が何をしようとしているの
かを、まったく理解していないということだったのです。
590神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 01:33:28 ID:pn/UxmlC
587の最初の英文が抜けてました。
どうでもいいかもしれませんが一応書いておきます。

Harriet: What did he shout at you for?

一行の文字数を合わせてみたのですがかえって読みにくいですね……。
次からは改善したいです。
591神も仏も名無しさん:2010/01/15(金) 17:38:02 ID:FX3NQRgJ
583さん 感謝・感謝です!!

どうぞご自分のペースで訳されてください あせる必要はありませんので

我々ものんびり待ちます。

書いていただけることがありがたいです
592神も仏も名無しさん:2010/01/16(土) 09:10:57 ID:eCbhAC3w
まさにその通りです。

貴重な時間を割いて下さってありがとうございます。
593神も仏も名無しさん:2010/01/16(土) 12:28:14 ID:i2zfQi1n
すばらしいです。また楽しみにしています。
594神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 22:55:17 ID:wiu7tWV6
I have an embarrassing memory of another time he got angry with me.
One afternoon my attention was wandering and my mind was embroiled in
some larger-than-life ego fantasy. I was off in my own little world,
not really listening to what was going on. Maharaj stopped the answer
he was giving to someone else, apparently in mid-sentence, turned to
me and started shouting at me, demanding to know whether I was
listening and understanding what he was saying.

 それとは別の、彼が私に対して怒った時の恥ずかしい記憶があります。
ある午後、私は気が散っていて、私の心はある誇張された自我の幻想に巻き込まれていました。
私は自分の小さな世界の中にいて、実のところ何が話されているのか聞いていませんでした。
マハラジは誰か他の人への回答を不意にやめて、私の方を向いて怒鳴り始めました。
私が彼の言っていることを聞いているのか、理解しているのかどうかをただすためにです。
595神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 22:56:17 ID:wiu7tWV6
I did a little prostration as an apology and put my attention back
on what he was talking about. Afterwards, a few people wanted to know
why he had suddenly launched such a ferocious attack on me. So far as
they were concerned I was just sitting there minding my own business.
I definitely deserved that one, though. In retrospect I can say that
it increased both my attentiveness and my faith in him. When you know
that the teacher in front of you is continuously monitoring all your
thoughts and feelings, it makes you clean up your mental act quite a
bit.

私は詫びるために少し平伏して、彼が話していることに注意を戻しました。
あとで何人かの人が、なぜ彼は突然私にあのような猛烈な攻撃をしかけてきたのかを
知りたがりました。
彼らにしてみれば、私はただ自分のことに専念してじっと座っていただけなのです。
しかし私は確かに怒鳴られるに値しました。
あとから思えば、それは彼に対する注意力と信頼を共に強めてくれたと言えるでしょう。
面前にいる師が絶え間なく相手の考えや感情を監視していると知れば、
精神の悪癖はずいぶんと正されるのです。
596神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:01:32 ID:wiu7tWV6
On another occasion Maharaj got angry with me simply because one of
the translators didn't understand what I had asked. I said that the
previous day he had said one thing, whereas this morning he was saying
what appeared to be the exact opposite. The translator somehow assumed
I was criticising the quality of the translation on the previous day
and passed on my critique to Maharaj. He really got angry with me over
that, but that one just bounced off me because I realised immediately
that it was all due to a misunderstanding. Someone eventually told the
translator what I had actually said, and he apologized for all the
trouble his comments had caused.

 別の折には、単に通訳の一人が私の尋ねたことを理解しなかったのが原因で、
マハラジの怒りを買いました。
前日彼はあることを言ったのですが、
今朝はそれとはまったく正反対に思えるようなことを言っていると、私は言ったのです。
通訳はどういうわけか、私が前日の翻訳の出来を非難していると決めてかかって、
その批判をマハラジに伝えました。
はたして彼は私に対して怒り出しましたが、
それはまったくの誤解によるものだと私にはすぐに分かったので、私も怒り返したのです。
最終的には誰かが、本当は私がどう言ったのかを通訳に話したので、
彼は自分の言ったことが元で起きたすべてのごたごたに対して謝罪をすることになりました。
597神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:05:42 ID:wiu7tWV6
Harriet: Were the translators all good? I have been told that some
were better than others.

Harriet:
通訳は皆優秀だったのですか?
皆が優れていたわけではないと聞いたことがありますが。

David: Yes, there were good ones and not-so-good ones. I think
everyone knew who was good and who was not, but that didn't result in
the good ones being called on to do the work if they happened to be
there. There seemed to be some process of seniority at work.
The translators who had been there the longest were called on first,
irrespective of ability, and those who might have done a better job
would have to wait until these more senior devotees were absent.

David:
そうです、優れた通訳とそれほどでもない通訳がいました。
誰が優れていて誰がそうでないのか、皆分かっていたとは思いますが、
だからと言って、もし優秀な通訳がたまたまそこに居れば
その人が仕事を頼まれるというわけではありませんでした。
その仕事には年功制のようなものがあるようでした。
能力には関係なく、最も長くそこに居た通訳が最初に仕事を頼まれ、
より良い仕事のできる人がいても、古参の人たちが欠席するまで待たなければなりませんでした。
598神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:08:12 ID:wiu7tWV6
Harriet: Were the translators all good? I have been told that some
were better than others.

Harriet:
通訳は皆優秀だったのですか?
皆が優れていたわけではないと聞いたことがありますが。

David: Yes, there were good ones and not-so-good ones. I think
everyone knew who was good and who was not, but that didn't result in
the good ones being called on to do the work if they happened to be
there. There seemed to be some process of seniority at work.
The translators who had been there the longest were called on first,
irrespective of ability, and those who might have done a better job
would have to wait until these more senior devotees were absent.

David:
そうです、優れた通訳とそれほどでもない通訳がいました。
誰が優れていて誰がそうでないのか、皆分かっていたとは思いますが、
だからと言って、もし優秀な通訳がたまたまそこに居れば
その人が仕事を頼まれるというわけではありませんでした。
その仕事には年功制のようなものがあるようでした。
能力には関係なく、最も長くそこに居た通訳が最初に仕事を頼まれ、
より良い仕事のできる人がいても、古参の人たちが欠席するまで待たなければなりませんでした。
599神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:11:57 ID:wiu7tWV6
Mullarpattan was next down the pecking order. I liked him because he
was very literal. Possibly not quite as fluent as some of the others,
but he scored points with me because he stuck to the script both ways.
I once asked Maharaj a question through him, and when the answer came
back, it made absolutely no sense at all. Mullarpattan, though, was
beaming at me as if he had just delivered some great pearl of wisdom.

 Mullarpattanは次に低い序列の位置にいました。
彼はとても忠実に訳をするので私は彼が好きでした。
他の通訳に比べればあまり流暢ではなかったかもしれませんが、
彼は与えられた仕事のみに専念したという点でも、私の評価は高かったのです。
私はある時彼を通してマハラジに質問したのですが、
返って来た答えはまったくもって的外れなものでした。
しかしMullarpattanは、まるで偉大な叡智の真珠でも配ったかのように、
私に微笑みかけていました。

※英文三行目の意味がよく分かりませんでした。訳がかなり怪しいです。
  英語が分かる方のご意見を伺いたいです。
600神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:15:23 ID:wiu7tWV6
I thought about it again and it still made no sense, so I said,
somewhat apologetically, 'I don't understand any of that answer.
It doesn't make any sense to me at all.'
'I know,' replied Mullarpattan, 'it didn't make any sense to me either.
But that's what Maharaj said and that's what I translated.'

 私はあらためてその返答について考えてみたのですが、
依然として意味が分からなかったので、いくぶん詫びるように言ったのです。
「その返答はどうも理解できません。私にはまったく意味が分からないのです」
「分かっています」とMullarpattanは答えました。
「私も意味が分からないのです。しかしそれはマハラジが言ったことで、
私はそのとおりを訳したのです」

Somewhat relieved, I asked him to tell Maharaj that neither of us had
understood what he had said and requested him to explain the topic a
little differently. Then we got on with the conversation.
I really respected Mullarpattan for this. He didn't try to put some
sense into the answer, and he didn't tell Maharaj that his answer
didn't make any sense. He just translated the words for me in a
literal way because those were the words that Maharaj had intended me
to hear.

 いくぶん安心した私は、私たち二人が彼の言ったことを理解できなかったとマハラジに伝えて、
この話題についてもう少し他の説明をしてもらうよう彼に頼みました。
そのあと私たちは二人で会話を続けました。
 私はこのときのことでMullarpattanを本当に尊敬しました。
彼はその回答に意味を持たせようとはしませんでしたし、
マハラジの回答が意味を成していないことを彼に伝えもしなかったのです。
それらはマハラジが私に聞かせようとした言葉なので、
彼は私のためにただ忠実に翻訳したのです。
601神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:18:32 ID:wiu7tWV6
Right at the bottom, in terms of seniority anyway, was Ramesh
Balsekar. He didn't come to see Maharaj until some point in 1978.
I thought this was unfortunate because in my opinion, and in the
opinion of many of the other foreigners there, he was by far the most
skilful of all the translators. He had a good understanding of the way
foreign minds worked and expressed themselves, and a good enough
intellect and memory to remember and translate a five-minute rambling
monologue from a visitor. He was so obviously the best, many of us
would wait until it was his turn to translate. That meant there were
occasionally some long, embarrassing silences when the other
translators were on duty. Everyone was waiting for them to be absent
so that Balsekar could translate for them.

 年功の点でまさに最下層にいたのはRamesh Balsekarでした。
一九七八年のある時期まで、彼はマハラジに会いに来ていませんでした。
これは不幸なことだと思いました。というのも私の考えでは、
あるいはそこにいた外国人の多くの意見でもあるのですが、
彼は他の誰よりも、抜きん出て腕の立つ通訳だったからです。
彼は外国人の心がどのように働き、またそれをどう表現するのかについてよく理解していた上に、
訪問者たちの五分にもおよぶまとまりのない長話を、
記憶して翻訳するに充分な知性と記憶力を持っていました。
彼はまぎれもなく最高の通訳だったので、
私たちの多くは彼が通訳する番になるまで待っていたものです。
その結果、他の通訳たちが任に当たっているときは、時々長くばつの悪い沈黙がありました。
Balsekarに通訳してもらうために、彼らが欠席するのを皆待っていたのです。
602神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:22:37 ID:wiu7tWV6
All the translators had their own distinctive style and their own
distinctive phrases. When I read Jean Dunne's books in the 1980s I was
transported back into Maharaj's room because I would be hearing the
words, not just reading them. I would look at a couple of lines,
recognise Mullarpattan's style, or whoever else it happened to be, and
from then on I would hear the words in my mind as if they were coming
out of the translator's mouths.

 通訳は皆、独自のスタイルと独自の言い回しを持っていました。
一九八〇年代にJean Dunneの本を読んだ時、私はマハラジの部屋に思いを馳せました。
言葉をただ読んでいるだけではなく、その言葉が聞こえてくるかのようだったからです。
私は数行を見て、これはMullarpattanのスタイルだ、これはあの人のスタイルだと見分けがつき、
そしてその言葉がまるで通訳の口から出てきたかのように、心の中で聞いていたのでしょう。
603神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:29:05 ID:wiu7tWV6
Harriet: So all these books are simply a transcription of what the
interpreter said on the day of the talk. They are not translations of
the original Marathi?

Harriet:
ということはそれらすべての本は、その話の日に通訳が言ったことを
純粋に書き取っただけということになります。
それらはマラティー語の原文を翻訳したものではないのですか?

David: I don't know about the other books, but I know that's what Jean
did. For a couple of weeks I spent the afternoon in her flat, which
was near Chowpatthy Beach. On that particular visit, my own place was
too far away, so I just slept there at night. Jean was doing
transcriptions for Seeds of Consciousness at the time and she would
occasionally ask for my help in understanding difficult words on the
tape, or she would ask for an opinion on whether a particular dialogue
was worth including. I know from watching her work and from reading
her books later that she was working with the interpreter's words only.

David:
他の本については知りませんが、Jeanはそうしたのだと知っています。
二、三週間ほど私はChowpatthy海岸の近くにある彼女のアパートで午後を過ごしました。
その訪問の際、私の住居は遠すぎたので夜はそこで寝ていたのです。
その時Jeanは「Seeds of Consciousness」の翻訳をしていて、
時々私に、テープの中の難しい言葉を理解する手助けを求めたり、
この対話は含める価値があるかどうかと意見を聞いたりしました。
私は彼女の仕事を見ていましたし、のちに彼女の本も読んだので、
彼女が通訳の言葉のみを扱っていたと、私には分かるのです。
604神も仏も名無しさん:2010/01/22(金) 23:36:19 ID:wiu7tWV6
Harriet: Did she ask Maharaj if she could do this work?
How did she get this job?

Harriet:
彼女はその仕事をしていいかどうかマハラジに尋ねたのですか? 
彼女はどのようにしてその仕事を得たのですか?

David: From what I remember, it was the other way round. He asked her
to start doing the work. This created a bit of resentment amongst some
of the Marathi devotees, some of whom thought they had the rights to
Maharaj's words. There was an organisation, a Kendra that had been set
up in his name to promote him and his teachings, and certain members
seemed a bit miffed that they had been left out of this decision.
One of them came to the morning session and actually said to Maharaj
that he (i.e. the visitor) alone had the right to publish Maharaj's
words because he was the person in the Kendra who was responsible for
such things.

David:
私の覚えていることからすると、それは逆です。
彼がその仕事を始めるよう彼女に言ったのです。
このことはマラティー語を話す信者数人の間にちょっとした恨みを生みました。
彼らの中には、マハラジの言葉に対する権利を持っているのは
自分だと考えている人たちがいたのです。
Kendraという組織があって、
その組織は彼と彼の教えを広めるために彼の名義で設立されたのですが、
ある会員たちはこの決定から除外されたことに少し腹を立てているようでした。
その中の一人が朝のセッションに来て、実際にマハラジに言ったのです。
彼(すなわち訪問者)はKendraの中でそのようなことを担当している人物なので、
彼一人がマハラジの言葉を出版する権利を持っているのだと。
605神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 00:01:46 ID:66qEC3t8
I thought that this was an absurd position to take: if you set up an
organization to promote the teachings of your Guru, and your Guru
then appoints someone to bring out a book of his teachings, the
organization should try to help not hinder the publication.
Maharaj saw things the same way.

これはらちもない言い分だと思いました。
もし自分のグルの教えを広めるために組織を設立したのなら、
グルが彼の教えの本を出すことを誰かに命じたときは、
その組織は出版を妨げないよう手助けしようとするべきなのです。
マハラジも同じように考えていました。

In his usual blunt way he said, 'I decide who publishes my teachings,
not you. It's nothing to do with you. I have appointed this woman to
do the job and you have no authority to veto that decision.'
The man left and I never saw him again.

 いつものそっけない調子で彼は言ったのです。
「誰が私の教えを出版するかを決めるのは私であって、あなたではない。
あなたの出る幕ではない。私はこの女性に仕事を命じたのだ。
この決定を拒否する権利はあなたには無い。」
 その男は出て行きましたが、彼の姿を見ることは二度とありませんでした。
606神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 00:05:46 ID:66qEC3t8
Harriet: Did you never feel tempted to write about Maharaj yourself?
You seem to have written about all the other teachers you have been with.

Harriet:
あなた自身がマハラジについて書きたいと思ったことはないのですか? 
あなたが会ったことのある他のすべての教師については書いているようですが。

David: On one of my early visits Maharaj asked me what work I did at
Ramanasramam. I told him that I looked after the ashram's library and
that I also did some book reviewing for the ashram's magazine.
He gave me a strong look and said, 'Why don't you write about the
teachings?'

David:
まだ訪問しはじめて間もない頃、
マハラジは私にラマナアシュラムで何をしていたのかと尋ねました。
私はアシュラムの図書館を管理して、
アシュラムの雑誌でいくつかの本の論評したりもしたのだと話しました。
 彼はじっと私を見つめて言いました。
「なぜあなたはその教えについて書かなかったのですか?」
607神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 00:06:38 ID:/sONXGcU
おお またしても分りやすい訳文です

すごくありがたいです  
608神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 00:09:00 ID:66qEC3t8
I remember being a little surprised at the time because at that point
of my life I hadn't written a single word about Ramana Maharshi or any
other teacher. And what is more, I had never felt any interest or
inclination in doing so. Maharaj was the first person to tell me that
this was what I should be doing with my life.

 その時は少し驚いたのを覚えています。
というのも、私の人生のその時点では、ラマナ・マハルシや他の教師については
一言も書いたことがなかったからです。
そのうえ、私はそれまでそうすることに興味を持ったことも、
やってみたいと思ったこともなかったのです。
マハラジは、それこそが私の人生においてなすべきことだと教えてくれた最初の人物でした。

As for writing about Maharaj, the opportunity never really arose.
In the years that I was visiting him, I wasn't doing any writing at
all, and in the 80s and 90s I had lots of other projects and topics to
occupy myself with.

 マハラジについて書くことに関しては、実際に好機が訪れることはありませんでした。
彼を訪れている期間に私は一切執筆をしていませんでしたし、
八〇年代や九十年代には他の企画やテーマがたくさんあって忙しかったのです。
609神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 00:10:34 ID:66qEC3t8
Harriet: You have some good stories to tell, and some interesting
interpretations of what you think Maharaj was trying to do with
people. I am finding all this interesting, and I am sure other people
would if you took the trouble to write it down.

Harriet:
あなたには語るべきよい話がありますし、
マハラジが人々と共にしようとしていたことについての、あなたなりの興味深い解釈もあります。
私はこれらすべてが面白いと思いましたし、もしそれを記録してくださるならば、
きっと他の人たちも興味を持つことでしょう。

David: Yes, as I have been talking about all these things today,
a part of me has been saying, 'You should write this down'.
The feeling has been growing as I have talking to you. After you leave,
maybe I will start and try to see how much I can remember.

David:
そうですね。今日話をしている間中、私の中で「これは記録するべきだ」と声がしていたのです。
あなたと話をするにつれてその気持ちは高まってきました。
あなたが帰ったあと、書き始めてみて、どれだけ多く思い出せるか確かめてみましょうか。
610神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 00:14:07 ID:66qEC3t8
今日はここまでです。
連続投稿の制限があって書き込みしづらいです……。
611神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 11:01:06 ID:bpOaoUw/
今来ました。
ゆっくり、かみ締めながら、読ませて頂きます。

ありがとうございました。
612神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 15:12:40 ID:/sONXGcU
翻訳者さんありがとうございます

ここの読者の大部分があなたに感謝していると思います。

お疲れ様でした。
613神も仏も名無しさん:2010/01/23(土) 15:54:03 ID:/sONXGcU
翻訳者さん、提案ですが、もし英語の文章を書き込むことが大変であるならば、日本語訳文のみかかれてはいかがでしょうか?

英語の原文は書かれたところでわからない人間には分らないですし

翻訳者さんが自信がない訳のみ原文を載せて、他の人の評を仰ぐという形にされてはいかがでしょう?

そうすれば翻訳者さんの負担も減るのではないかと思います
614神も仏も名無しさん:2010/01/24(日) 21:53:04 ID:Ci9kJtMN
598と597は重複してますね……。
間違えて投稿してしまったようです。申し訳ありません。
本来598の位置に入るのは以下の文章です。

When I first went a man called Sapre did most of the morning
translations. He was very fluent and seemed to have a good grasp of
Maharaj's teachings, but he interpolated a lot of his own stuff in his
English answers. Two sentences from Maharaj might turn into a
two-minute speech from Sapre. Even though most of us didn't know any
Marathi, we knew that he must be making up a lot of his stuff simply
because he was talking for so long. Several people complained to
Maharaj about this, but he always supported Sapre and generally got
angry with the people who complained about him. That was the cause of
the outburst I just mentioned. Maharaj thought I was yet another
person complaining about Sapre's translations.

私が初めて訪れた時、Sapreと呼ばれる男性が朝のほとんどの時間を通訳しました。
彼はとても流暢で、しかもマハラジの教えをよく把握しているようでしたが、
彼は英語で答える際に、彼自身の考えをたくさん織り交ぜていました。
マハラジの二言に対してSapreは二分間もしゃべるような具合でした。
私たちのほとんどがマラティー語をまったく理解できなかったにもかかわらず、
彼があまりにも長く喋るということだけで、
彼は間違いなく独自の考えをでっちあげているのだということが分かりました。
このことでマハラジに抗議する人も何人かいましたが、彼はいつもSapreを支持して、
たいていは彼に不満を持つ人たちに対して腹を立てるのでした。
私が怒鳴られたのはこのためです。
マハラジは私がSapreの通訳にまだ不満を持っていると思ったのです。
615神も仏も名無しさん:2010/01/24(日) 21:56:25 ID:Ci9kJtMN
>>613
日本語訳だけを載せるというのは私も考えたのですが、
自分では気付かないようなミス等もあるでしょうし、
そういうのは英文も併記していないと見つかる可能性も低くなると思うので
やはり両方書くようにしたいのです。
そもそも、一度にまとめてたくさん投稿するのが良くないのかもしれません。
読む方も大変でしょうし。
次からは一度に少しずつ、小分けして投稿してみようと思います。
616神も仏も名無しさん:2010/01/25(月) 09:35:04 ID:6qia1sNV
>>613ではありませんが、御考察感謝します。
ありがとうございました。
617神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 16:29:49 ID:kiWQYPXz
素晴らしいです。感謝です。
618神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 22:35:54 ID:0C4K0f5v
Harriet: I suppose we should have talked about this much earlier,
but how did you first come to hear of Maharaj, and what initially
attracted you to him?

Harriet:
このことについてはもっと早く話すべきだったと思いますが、
どういういきさつで最初にマハラジのことを聞くようになったのですか? 
また、初めに彼のどこに魅了されたのですか?

David: Sometime in 1977 I gave a book, Cutting Through Spiritual
Materialism, by Chogyam Trunga, to a friend of mine, Murray Feldman,
and said that he would probably enjoy reading it. I knew he had had a
background in Buddhism and had done some Tibetan practices, so I
assumed he would like it. He responded by giving me a copy of I am That,
saying that he was sure that I would enjoy it. Murray had known about
Maharaj for years and had even been to see him when Maurice Frydman
was a regular visitor.

David:
一九七七年のある時、私はChogyam Trungaの「Cutting Through Spiritual Materialism
(精神の物質主義を断ち切って)」という本を、おそらく楽しく読めるだろうからと言って、
友人のMurray Feldmanにあげたのです。
彼には仏教の予備知識があり、チベットの修行もいくらかしてきたということを知っていたので、
当然それを気に入るだろうと思ったのです。
彼は返事として、きっと楽しめるからと言って、「I AM THAT」のコピーをくれました。
Murrayはマハラジのことを以前から知っていて、
Maurice Frydmanが常連だった頃にマハラジに会いに行ったこともあったのです。
619神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 22:38:34 ID:0C4K0f5v
I remember Murray's vivid description of the two of them together:
two old men having intensely animated discussions during which they
would both get so heated and excited, they would be having
nose-to-nose arguments, with lots of raised voices and arm waving.
He had no idea what they were talking about, but he could feel the
passion from both sides. In those days, if you visited Maharaj, you
were likely to be the only person there. You would get a cup of tea
and a very serious one-on-one discussion, with no one else present.

Murrayが彼ら二人を生き生きと描写したのを覚えています。
二人の老人が激しく活発な議論をしていた様子をです。
二人ともとても興奮して、さかんに声を荒げて腕を振りながら、
鼻を付き合わせて議論していたそうです。
彼は彼らが何を話しているのか分かりませんでしたが、両者の激情を感じることは出来ました。
そのころマハラジを訪れたなら、おそらくそこにいるのはその人一人だけだったでしょう。
お茶の一杯でも出されて、他に誰もいない中で、
とても真剣な一対一の議論が出来たことでしょう。

A few years later I heard Maharaj say, 'I used to have a quiet life,
but I am That has turned my house into a railway station platform'.

 数年後、私はマハラジがこう言うのを聞きました。
「わたしは静かな人生を送っていたのだが、『I AM THAT』が
私の家を鉄道の駅のプラットホームに変えてしまった。」
620神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 22:39:48 ID:0C4K0f5v
Anyway, back to the story. I am digressing before I have even started.
I went through the book and I have to admit that I had some resistance
to many of the things Maharaj said. I was living at Ramanasramam at
the time and practicing Bhagavan's teachings. There were clear
similarities between what Maharaj was saying and what Bhagavan had
taught, but I kept tripping over the dissimilarities: statements that
the 'I am' was not ultimately real, for example. However, the book
slowly grew on me, and by the end I was hooked. In retrospect I think
I would say that the power that was inherent in the words somehow
overcame my intellectual resistance to some of the ideas.

 それはともかく、話を戻しましょう。始める前に脱線してしまいました。
私はその本をよく読んでみたのですが、マハラジの言ったことの多くに
いくらか抵抗があったことを認めなければなりません。
私はその時ラマナアシュラムに住んでいて、バガヴァンの教えを実践していました。
マハラジが言ったこととバガヴァンの教えの間には明らかな類似点がありましたが、
私は相違点につまづいたままでした。
例えば、「私は在る」は究極的には実在ではないという主張などにです。
しかしながら、その本は次第に気に入るようになって、終わりまでには夢中になりました。
振り返ってみると、こう言えるだろうと思うのです。
その言葉に固有の力が、いくつかの考えに対する私の知的な抵抗を
どういうわけか抑え込んだのだと。
621神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 22:40:43 ID:0C4K0f5v
I went back to the book again and again. It seemed to draw me to
itself, but whenever I picked it up, I found I couldn't read more than
a few pages at a time. It was not that I found it boring, or that I
disagreed with what it was saying. Rather, there was a feeling of
satisfied satiation whenever I went through a few paragraphs. I would
put the book down and let the words roll around inside me for a while.
I wasn't thinking about them or trying to understand them or wondering
if I agreed with them. The words were just there, at the forefront of
my consciousness, demanding an intense attention.

 私はその本に繰り返し立ち戻りました。
それはそれ自身に私を引きつけるような感じがしましたが、いつそれを手にしても、
私は一度に数ページしか読めないことに気付きました。
退屈だったわけでも、書かれていることに異議があったわけでもありません。
それどころか、数段落読むたびに満腹になる感じがありました。
私は本を読むのをやめて、しばらくの間自分の内にその言葉を転がせました。
それについて考えたり、理解しようとしたり、疑ってみたりしていたわけではありません。
言葉は意識の最前面にただ在って、極度の注意を要求していました。
622神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 22:50:51 ID:0C4K0f5v
I think that it was the words and the teachings that initially
fascinated me rather than the man himself because in the first few
weeks after I read the book I don't recollect that I had a very strong
urge to go to see him. However, all that changed when some of my
friends and acquaintances started going to Bombay to sit with him.
All of them, without exception, came back with glowing reports.
And it wasn't just their reports that impressed me. Some of them came
back looking absolutely transfigured. I remember an American woman
called Pat who reappeared radiant, glowing with some inner light,
after just a two-week visit.

 私を初めに魅了したのは、彼自身よりもむしろその言葉やその教えだったと思います。
思い出してみても、その本を読んでからの数週間に、
彼に会いに行こうというとても強い衝動があったようには思えないからです。
しかしながら、私の友人や知人たちが彼とともに座るためにボンベイに行き始めてから、
すべてが変わりました。
彼らは皆、例外なく、熱烈な報告を持って帰ってきました。
そして私に感銘を与えたのは彼らの報告だけではありませんでした。
彼らのうちの何人かは、すっかり変貌を遂げて帰ってきたのです。
Patというアメリカ人女性は、たった二週間の訪問の後に、
内面の光で輝く、まばゆいばかりの姿で戻ってきたのを覚えています。
623神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 22:56:33 ID:0C4K0f5v
Papaji used to tell a story about a German girl who went back to
Germany and was met by her boyfriend at the airport. The boyfriend,
who had never met Papaji and who had never been to India, prostrated
full length on the airport floor at her feet.
He told her afterwards, 'I couldn't help myself. You had undergone
such an obvious illuminating transformation, I felt compelled to do it.'

 パパジはよく、ある若いドイツ人女性の逸話を話していました。
彼女はドイツに帰国して、空港で恋人に会いました。
パパジに会ったことがなく、インドにも行ったことがない彼は、
空港の床で彼女の足元に全身でひれ伏したのです。
 のちに彼は彼女に言いました。「僕にはどうしようもなかった。
君があんなにも明らかな変容を遂げて輝いていたものだから、
僕はそうせずにはいられなかったんだ」

I know how he felt. I never prostrated to any of the people who had
come back from Bombay, but I could recognise the radical
transformations that many of them had undergone. Even so, I think it
was several months before I decided to go and see for myself what was
going on in Bombay.

私には彼がどう感じたのか分かります。
私はボンベイから帰ってきた人たちにひれ伏したことなどありませんが、
彼らの多くが完全な変容を遂げたのを認めることができました。
それでも、ボンベイで何が起こっているのか自分で見に行こうと決意するには
それから何ヶ月もかかったと思います。



   今日はここまでにします。
624神も仏も名無しさん:2010/01/26(火) 23:18:52 ID:idFyDMxD
おお 素晴しい!! 翻訳者さんありがとうございます

続きが楽しみです
625神も仏も名無しさん:2010/01/27(水) 07:34:01 ID:yEcFO8y6
てすと
626神も仏も名無しさん:2010/01/27(水) 07:44:25 ID:yEcFO8y6
>>599

やっとアクセス禁止がとけたみたい。迷惑なまきぞえ。

he stuck to the script both waysのboth waysは、マハラジへの質問者の
言葉とマハラジ質問者への言葉の両方を表していて、全文の意味は、その
両方を自己流の解釈なしに正確に伝えていた、ということだと思います。
627神も仏も名無しさん:2010/01/27(水) 07:45:59 ID:yEcFO8y6
マハラジ「の」質問者への、、、でした「の」がぬけました。
628神も仏も名無しさん:2010/01/27(水) 17:02:46 ID:Rv0wmNPQ
今読ませて頂ました。
いつもありがとうございます!
629神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 22:55:03 ID:WNNv8Dg0
Harriet: What took so long? What made you wait?

Harriet:
なぜそんなに長くかかったのですか? 何があなたを待たせたのですか?

David: Something has just surfaced in my memory, something I haven't
thought about for years. After reading I am That a few times, I
developed a great faith in Maharaj's state and power. I knew he was
the real thing. I knew that if I went to see him I would accept any
advice that he gave me. Around that time I heard reports that a couple
of foreigners I knew had been to see him, and that he had advised them
both to go back to their respective countries. This alarmed me a bit.
I was very attached to being in Tiruvannamalai, and I definitely
didn't want to go back to the West. Something inside me knew that
if Maharaj told me to go back to England, I would go. I didn't want to
leave India, so I held off going to see him for a few months.

David:
私の記憶の中に何かが、長年考えることのなかった何かが、ちょうど浮んできたところです。
「I AM THAT」を数回読んだあと、
私はマハラジの境地と力に大きな信頼を持つようになりました。
彼は本物であると分かりました。
もし彼に会いに行ったら、彼が与えてくれるどんな助言をも受け入れるだろうと思いました。
その頃、私の知っている二人の外国人が彼に会いに行ったという報告を聞きました。
彼は二人に各自の国へ帰るよう助言したというのです。
これは私を少し不安にさせました。
私はTiruvannamalaiに居ることにとても執着していましたし、
西洋には絶対に帰りたくありませんでした。
私の中の何かが、もしマハラジが私にイギリスへ帰るように言ったら私はそうするだろう、
と言っていました。
私はインドを離れたくありませんでしたから、彼に会いに行くのを何ヶ月も避けたのです。
630神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:00:12 ID:WNNv8Dg0
There was another unresolved issue. I wasn't sure at that point
whether or not I needed a human Guru. The Ramanasramam party line has
always been that Bhagavan can be the Guru for everyone, even people
who never met him while he was alive. I seem to remember having a
knowledge of all the places in the Ramanasramam books and in I am That
where the subject of Gurus came up. I would read them quite often,
without ever coming to a final conclusion about whether I needed
a human Guru or not.

 他にも解決していないことがありました。
私はその時点で、人間のグルが自分に必要であるのかどうか、確信がなかったのです。
ラマナアシュラムの路線は常に、バガヴァンが皆にとって、
彼が生きている間に会ったことがない人にとっても、グルになりうるというものでした。
そういえば私は、ラマナアシュラムの本や「I AM THAT」の中で、
グルの話題がどこに出てきたのかをすべて覚えています。
自分に人間のグルが必要なのかどうか、いつまでも最終的な結論が出なくて、
相当頻繁にその箇所を読んでいたのでしょう。

Harriet: So what made you finally overcome your resistance to going to
Bombay?

Harriet:
それではボンベイへ行くことに対する抵抗を、最終的に抑え込ませたのは何だったのですか?
631神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:11:04 ID:WNNv8Dg0
David: An Australian woman, who had been before, suggested we go, and
I agreed. I always knew I would go sooner or later. I just needed
a push to get me going, and this invitation was it. I am trying to
remember when it was. I think it was the middle of 1978, but I can't
be more accurate than that.

David:
以前に会ったことがある、あるオーストラリア人女性が一緒に行こうと提案してくれて、
私は承知したのです。
遅かれ早かれ行くことになるだろうとは、いつも思っていました。
ただ行くためのきっかけが必要だっただけで、その誘いがきっかけとなりました。
それはいつのことだったでしょうか。
一九七八年の半ばだったと思いますが、それより正確なことは思い出せません。

Harriet: What were your first impressions? What happened when you
arrived?

Harriet:
第一印象はどうでしたか? 到着した時、どんなことが起こりましたか?

David: I remember sitting in his room, waiting for him to come
upstairs. I was very nervous and apprehensive, but I can't remember
why. I recollect trying to start a conversation with the man sitting
next to me, but he asked me to be quiet so that he could meditate.

David:
彼の部屋に座って、彼が階段を上がってくるのを待っていたことを思い出します。
私はとても神経質になって不安を感じていましたが、それがなぜだったは思い出せません。
隣に座っている男性と話をしようとしましたが、
彼は瞑想するために静かにしてほしいと言ったのを思い出します。
632神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:13:51 ID:WNNv8Dg0
Maharaj came in and a few minutes later I found myself sitting in
front of him, telling him who I was and why I had come. It was an
afternoon session and not many people were there. Since I was the
only new person present, he called me up to find out who I was and
what I wanted.

 数分後にマハラジがやって来て、気付くと私は彼の前に座って、
自分が誰で、なぜここに来たのかを話していました。
それはある午後のセッションで、人はあまり多くいませんでした。
新参の出席者は私だけだったので、私が誰で何を望んでいるのかを知るために、
彼は私を呼び寄せたのです。

I explained that I had come from Ramanasramam, that I had spent two
years there, and that I had been practising Bhagavan's teachings on
self-enquiry fairly intensively. At this period of my life I often
used to meditate eight hours a day, although by the time I met Maharaj
this was beginning to tail off a bit.

 私はラマナアシュラムから来たこと、そこで二年間過ごしたこと、
バガヴァンの自己探求の教えをかなり徹底して実践してきたことを説明しました。
人生のこの期間に、私はしばしば一日八時間の瞑想をしていたものですが、
マハラジに会う時までにこれは少し少なくなってきていました。
633神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:16:32 ID:WNNv8Dg0
Maharaj eventually asked me if I had any questions and I replied,
'Not now. I just want to sit and listen to you for a while.'
He accepted this and allowed me to disappear to the back of the room.
I should say at this point that I had already felt the power and the
peace of his presence in the room. It was something very tangible.

 やがてマハラジは何か質問があるかと私に尋ねたので、私は「今はありません。
私はしばらくの間座ってあなたの話を聞いていたいのです」と答えました。
彼はこれを受け入れ、部屋の後ろに下がることを許可しました。
私はすでにその部屋の中に彼の存在の力と静けさを感じていたのだと、
ここでは言えるでしょう。それは何かとても明らかに感じられるものでした。

Harriet: Did you go there with questions that you wanted to ask him?
Was there anything that you wanted to talk to him about?

Harriet:
彼に尋ねたいと思って質問を用意して行ったのではないですか? 
何か彼と話したいことがあったのでは?

David: I really can't remember. I knew I would end up talking to him,
but I didn't have any particular burning question.

David:
よく覚えていないのです。
最終的に彼と話すことになるだろうとは思っていましたが、
特別重大な質問があったわけではないのです。
634神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:18:04 ID:WNNv8Dg0
Harriet: How long did it take for you to summon up the courage to
start a dialogue with him?

Harriet:
彼と対話し始める勇気を奮い立たせるのにどれくらい時間がかかったのですか?

David: I think it was the next day, in the afternoon session. That
means I must have sat through two full sessions, just listening to
what other people had to say, and to what Maharaj had to say to them.

David:
それは翌日の午後のセッションだったと思います。
つまりそれは私が、丸々二回のセッションの間、他の人が話していることや
マハラジが彼らに言うことを、ただ聞きながら座っていたということを意味しています。

Eventually, when there was a lull in the conversation I asked, 'I
have been doing self-enquiry, trying to keep attention on the inner
feeling of "I", for several years, but no matter how intensively I try
to do it, I don't find that my attention stays on the "I" for more
than a few seconds. There doesn't seem to be an improvement in my
ability to keep my attention on this inner feeling of "I". Do the
periods of being aware of the "I" have to get longer and longer until
they become more or less continuous?'

 会話が途絶えた時に、やっと私は尋ねたのです。
「私は何年も、『私』という内なる感覚への注意を保ち続けようとする方法で
自己探求をしてきましたが、たとえ集中的にそうしようとしても、
数分以上『私』に注意を向けておけるようになりません。
この『私』という内なる感覚に注意を保つ能力が、向上する気配はありません。
『私』へ気付いている時間は、それがほぼ連続するようになるまで、
だんだんと長くしてゆかなければならないのでしょうか?」
635神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:24:22 ID:WNNv8Dg0
'No,' he replied, 'just having the strong urge to seek this "I" and
investigate it is enough. Don't worry about how well or how long you
are holding onto it. The strong desire to know the "I" will keep
taking you back to it when your attention strays. If something is
important to you, it keeps coming up in your mind. If knowing the "I"
is important to you, you will find yourself going back to it again and
again.'

 「いいや」と彼は答えました。「この『私』を探し求め、
それを詳細に調べようとする強い衝動がありさえすれば十分だ。
いかによく、あるいはいかに長くそれを掴み続けられるかを心配することはない。
『私』を知ろうとする強い願望は、あなたの注意がそれた時、
あなたにそれを思い出させ続けるだろう。
もし何かがあなたにとって重要ならば、それはあなたの心に浮かんで来続ける。
もし『私』を知ることがあなたにとって重要であるなら、
あなたは何度でもひとりでにそれに戻ってゆくだろう」

After that I think I talked to him almost every day, mostly about
various aspects of his teachings on consciousness. He seemed to
encourage questions from me, and I always enjoyed quizzing him.
However, the exact details of the questions and answers seem to have
slipped through the cracks of my memory.

 それからのちは、主に意識についての彼の教えに対するさまざまな見方について、
毎日のように彼と話したと思います。
彼は私からの質問を奨励しているようで、私はあれこれ質問するのをいつも楽しんでいました。
しかしながら、その質問と答えについての正確な詳細は、
どうやら記憶の隙間に消え去ってしまったようです。
636神も仏も名無しさん:2010/01/28(木) 23:26:56 ID:WNNv8Dg0
Page4終わりです。
応援してくださった方々、ありがとうございました。
また時間があったら続きも訳したいと思います。
もちろん、別の方が訳して下さってもいいですが。

>>626
なるほど、多分おっしゃるとおりだと思います。
前文の「忠実に訳をする」ということと、「stuck to the script」の
両方の点で(both ways)、ということかと思ってました。
ご教示ありがとうございました。
637神も仏も名無しさん:2010/01/29(金) 08:14:49 ID:7D9Gu1mM
>>634

I don't find that my attention stays on the "I" for more
than a few seconds.

数秒以上は、注意が「私」にとどまらないことに気がつきます。

secondは「秒」の間違いでしょう。
638神も仏も名無しさん:2010/01/29(金) 09:57:15 ID:q+781eZO
>>636
とても分かりやすいです。
まるで、マハラジを身近に感じているような錯覚さえあります。
そのほかの方々のご尽力も感謝します。
ありがとうございました。
639634:2010/01/29(金) 21:55:26 ID:qnoLVlG2
>>637
そうですね……「秒」でした。なぜか迷わず「分」と訳してました。
凡ミス恥ずかしいです……。
ご指摘ありがとうございました。
640神も仏も名無しさん:2010/02/02(火) 14:05:49 ID:qdOpbNFi
テスト
641神も仏も名無しさん:2010/02/02(火) 14:09:49 ID:qdOpbNFi
やっとお礼が書き込める なんだか分らないけどアクセス禁止になっていました。

翻訳者さん4ページの訳お疲れ様でした。感謝いたします。

あなたの訳は大変分りやすく臨場感があり、情熱すら感じます。

ぜひ今後も継続していただけたらと思います。

それと626さん あなたのような方がいらっしゃいますので我々が助かります。
ありがとうございました
642神も仏も名無しさん:2010/02/02(火) 16:55:50 ID:TFBPFXbS
また楽しみにしています。
643神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 22:54:01 ID:vEFpuE9U
Harriet: All this talk about Ramana Maharshi has reminded me of
something else that I wanted to ask. We started off this afternoon
with a question about why Maharaj isn't the topic of memoirs, at least
book length ones. A few people have written short accounts, but I have
never come across a full-length book about living with him. Many of
the Ramana Maharshi books are filled with stories of miraculous events
that seemed to be taking place around him. Many of his devotees tell
stories of how faith in Bhagavan changed their lives or somehow, in an
improbable way, transformed their destiny. I know that Bhagavan
himself disowned all personal responsibility for these events, but
that didn't stop people writing them down and attributing them to
Bhagavan's grace.

Harriet:
ラマナ・マハルシについての話を聞いていて、
尋ねたいと思っていた別のことを思い出しました。
私たちは今日の午後、マハラジについての回想録が、
少なくともちゃんとした本の形で出ていないのはなぜなのか、という質問から始めました。
短い記事を書いた人なら少しはいましたが、
彼と共に過ごした時の事を書いた、本らしい本には出会ったことがありません。
ラマナ・マハルシの本の多くは、
彼の周りで起こったと言われる奇跡的な出来事の話で満ちています。
彼の信者の多くが、バガヴァンへの信仰がどのように彼らの人生を変えたのか、
あるいはどのように、思いもしなかったような方法で、
彼らの運命を変えたのかを語っています。
これらの出来事に対する個人的な責任を、バガヴァン自身が否定したことは知っていますが、
それでも人々はそれを書くことや、
それをバガヴァンの恩寵によるものだと考えるのを止めませんでした。
644神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 22:55:36 ID:vEFpuE9U
I suppose my question is, did similar things happen around Maharaj,
and if they did, why did no one ever bother to write them down?

 私の質問はつまりこういうことです。
マハラジの周りでも似たようなことが起こったのでしょうか? 
もし起こったのなら、なぜ誰もそのことを書こうとしなかったのでしょうか?

David: I don't know how common such events were, but I know that they
did happen. And if similar things did happen to other people, I really
don't know why those who know about these events don't want to write
them down.
Let me redress the balance by telling one very long and very lovely
story.

David:
そのような出来事がどのくらいよくあったことなのかは分かりませんが、
それが起こったことは知っています。
そしてもし同じような事が他の人々にも起こったのなら、
なぜその出来事を知る人たちがそのことを書こうとしないのか、
私にはほんとうに分かりません。
 あるとても長く、とても素敵な物語を語ることで、そのバランスを正させてください。
645神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:02:33 ID:vEFpuE9U
At some point in the late 1970s I was asked to take a South American
woman called Anna-Marie to Bombay and look after her because she
hardly spoke a word of English. Her native language was Spanish and I
think she lived in Venezuela, but I have a vague memory that this
wasn't her nationality. I was planning to go to Bombay anyway to see
Maharaj, so I agreed to take her and look after her. Very early on in
our journey - we were still in Madras - I realised that I had been
given a bit of a basket case to look after. Anna-Marie was completely
incapable of looking after herself, and was incredibly forgetful.
Before we had even managed to get on the train to Bombay, she managed
to lose all her money and her passport. By retracing our steps, we
eventually tracked them down to a bookstore near the station.
Miraculously, the manager had found the purse and had kept it with him
in case we came back looking for it.

 一九七〇年代の終わりのある時期に、私はアンナ・マリーという南米の女性を、
ボンベイに連れて行って面倒をみるよう頼まれました。
というのも彼女はほとんど英語を話せなかったからです。
彼女の母国語はスペイン語で、彼女はベネズエラに住んでいたと思うのですが、
確か国籍は違ったような記憶があります。
私はいずれにしてもマハラジに会いにボンベイへ行く計画を立てていたので、
彼女を連れて行って面倒を見ることに同意しました。
旅のかなり早い時期に――私たちはまだマドラスにいました――
私はちょっとどうしようもない人の面倒をみる羽目になったと気付きました。
アンナ・マリーはまったく自分のことを自分で出来ず、
信じられないほど忘れっぽかったのです。
ボンベイ行きの列車に乗るまでに、もう彼女はお金とパスポートをなくしてしまいました。
来た道を後戻りして、私たちは結局、駅の近くの本屋でそれを見つけ出しました。
奇跡的にも、店長が財布を見つけて、
私たちが探しに戻ってくると思って持っていてくれたのです。
646神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:05:57 ID:vEFpuE9U
A few hours into our train journey from Madras to Bombay Anna-Marie
went to the bathroom. On Indian trains that means a squat toilet which
is just a hole in the floor with footrests on either side of it.
Anna-Marie was sitting there, doing her business, when the train
jolted on the tracks. Her glasses fell off and disappeared down the
hole in the floor. It turned out to be her only pair, and without them
she was more or less blind. I realised this later in the day when we
stopped at a station further down the line. Anna-Marie was standing on
the platform when the train started to pull out of the station. She
made no move to get on. When I realised what was happening, I jumped
off and pushed her onto the moving train. I had already realised that
she was having trouble seeing things, but I didn't realise how bad
things really were until I discovered that she couldn't see a moving
train, with about twenty-five carriages, that was about ten feet in
front of her.

 マドラスからボンベイまでの列車の旅を始めてから数時間経った時、
アンナ・マリーはお手洗いに行きました。
インドの列車のトイレというのは、床に穴が空いていて両脇に足台があるだけの、
しゃがんでするタイプのものなのです。
アンナ・マリーがそこに座って用を足していたとき、列車が軌道の上で急激に揺れました。
彼女の眼鏡が落ちて床の穴の中に消えてしまいました。
それは彼女の唯一の眼鏡であることが分かったのですが、
それ無しでは彼女はほとんど何も見えなかったのです。
私がそのことに気付いたのはその日の遅くになってからで、
遥かに路線を下って、私たちが駅に止まっていた時のことです。
列車が駅を発車し始めた時に、アンナ・マリーはプラットホームに立っていました。
彼女は乗ろうという動きを見せませんでした。
何が起こっているのかに気付いて、私は飛び降りて、動いている列車に彼女を押し込みました。
647神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:13:20 ID:vEFpuE9U
I had already realised that she was having trouble seeing things, but
I didn't realise how bad things really were until I discovered that
she couldn't see a moving train, with about twenty-five carriages,
that was about ten feet in front of her. I knew that my first priority,
once we got to Bombay, would be to get her a new pair of glasses.
I remembered that there was an optician quite near to Maharaj's house.
I had noticed it on previous trips while I was waiting to catch a bus
to go downtown.

彼女が物を見るのに難儀していることにはすでに気付いていましたが、
十フィートもある二五両ほどの列車が、
目の前で動いているのが見えないということを知るまで、
私は事の重大さに気付いていませんでした。
ボンベイに着いたら真っ先にしなければならないことは、
彼女の新しい眼鏡を買いに行くことだと思いました。
私はマハラジの家のすぐ近くに眼鏡屋があるのを思い出しました。
前回の旅で、繁華街へ行くためにバスを待っていた時にそれに気付いたのです。

Early the next morning, as soon as the shop opened, I took her in to
get her eyes tested and to get her some glasses. The test took a long
time, partly because of Anna-Marie's deficiency in English, and partly
because the optician couldn't work out what her prescription was.

 次の日の早朝、店が開くとすぐに、彼女に目の検査を受けさせて
眼鏡を手に入れさせるために、私は彼女を店へ連れてゆきました。
検査には長い時間がかかりました。
アンナ・マリーの英語力が足りなかったのもありますが、
眼鏡屋が彼女にどう処方していいのか分からなかったからなのです。
648神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:22:56 ID:vEFpuE9U
After about half an hour he came out and said, 'She needs to go to a
specialist eye hospital. I can't find out with my instruments here
what her prescription might be. There is something seriously wrong
with her eyes, but I don't know what it is. Take her to "Such and Such"
Eye Hospital.'

 三十分ほど後に彼は出てきて言いました。
「彼女は眼科の専門医のところへ行く必要があります。
ここにある私の器機では、彼女に何を処方すればいいのか導き出せないのです。
彼女の目には何か深刻な不具合があるのですが、私にはそれが何か分かりません。
『Such and Such』眼科へ彼女を連れて行きなさい」

Whatever the name was, I had never heard of it. He started to give
me directions, but since I didn't know Bombay, I wasn't able to follow
them. This was when the first 'miracle' of the day happened. It was to
be the first of many.

 名前がどうであれ、私はそれを聞いたことがありませんでした。
彼は道順を説明し始めましたが、私はボンベイのことには疎かったので、
理解できませんでした。
これがその日の最初の「奇跡」が起こった時です。
それが多くの奇跡の始めのものになりました。

'Don't worry,' said the optician, 'I'll take you there myself.'

 「心配しなくていいですよ」と眼鏡屋は言いました。
「私が連れて行ってあげましょう」
649神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:26:26 ID:vEFpuE9U
He closed his store - there were no assistants to man the counter
while we were away - and we set off on a walk across Bombay. We must
have walked over a mile before we finally arrived at the hospital. He
took us to the office of an eye surgeon he knew there and explained
that his instruments were not sophisticated enough to work out what
was wrong with Anna-Marie's eyes. He then left us and went back to his
store. I have encountered many acts of kindness in all the years I
have been in India, but I still marvel at this shop owner who closed
down his store for a couple of hours and then went on a two-mile
round-trip walk just to help us out.

 彼は店を閉めて――私たちが離れている間、店番をする店員はいなかったのです――
私たちはボンベイ横断の歩き旅に出発しました。
その病院についに到着するまでに、私たちは一マイル以上歩かなければなりませんでした。
彼は彼の知っている眼科医の診療室に私たちを連れて行って、
自分の器機はあまり精密でないので、
アンナ・マリーの目にどんな異常があるのか見い出せないのだということを説明しました。
そして彼は私たちと別れて自分の店へ帰りました。
インドにいた年月の間に数多くの親切な行為に出会いましたが、
私たちを助けるためだけに自分の店を何時間も閉めて、
二マイルを歩いて往復してくれたこの店主には、いまだに私は驚嘆させられるのです。
650神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:33:31 ID:vEFpuE9U
今日はここまでにしておきます。
651神も仏も名無しさん:2010/02/06(土) 23:38:03 ID:pwFZwQrv
ありがとうございます
お疲れ様でした
続きが楽しみです。どのような展開になるのですかね
652神も仏も名無しさん:2010/02/07(日) 07:04:02 ID:tCkO1BRF
>>648

翻訳ご苦労様です。

such and suchは「これこれの」とか漠然と物を表す言い方だと思います。
「なんとかという眼科」などの訳になるのではないでしょうか。
653神も仏も名無しさん:2010/02/07(日) 22:50:32 ID:5DYCc3+v
>>652
おっしゃるとおりでした!
どうして気付かなかったんだろう……(落)。
ご指摘ありがとうございました。
654神も仏も名無しさん:2010/02/08(月) 21:06:12 ID:+tms5w2r
遅くなりました。
翻訳ありがとうございます。
655神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 09:31:21 ID:pedAg9vP
いつも翻訳感謝です。
わくわくします!
656神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:20:43 ID:Zl53R+l+
The eye surgeon set to work on Anna-Marie's eyes. Even he was
impressed by how complicated her eyes were. He tried her out on
several machines and gadgets, but like the optician before him,
he failed to come up with a prescription.
'What is wrong with this woman?' he asked. 'How did she end up with
eyes like these?'
I shrugged my shoulders. 'I have no idea. I barely know her and she
hardly speaks any English.'

 その眼科医はアンナ・マリーの目の診察に取り掛かりました。
彼でさえも、彼女の目の悪化ぶりには驚いていました。
彼はいくつかの機械や器具を試してみましたが、前の眼鏡屋と同じように、
彼も処方を出すことはできませんでした。
 「この女性はどうしたのです?」と彼は尋ねました。
「どうしてこのような目になってしまったのですか?」
 私は肩をすくめました。
「分かりません。私は彼女のことをほとんど知りませんし、
彼女は英語をほとんど喋れないのです」

We went off to a different part of the hospital that, to my
untrained eye, seemed to have bigger and fancier machines. This new
combination of equipment finally came up with a reading for
Anna-Marie.

 私たちはその病院の別の場所へ行きました。
そこには、素人目には、より大きくてより高級な機械があるように思えたのです。
それらの装置を新たに組み合わせて使うことで、
ついにアンナ・マリーの診断が下されました。
657神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:30:19 ID:Zl53R+l+
Our curiosity had been piqued by this long complicated process so we
tried through sign language and the few English words she knew to
discover how Anna-Marie's eyes had come to be so peculiar. After a few
false starts she realised what we were asking. It turned out that she
had fallen out of a building in South America and had landed on her
face. Having watched her behaviour and activities in the previous two
days, I found this to be an entirely believable scenario. I don't
think I have ever come across someone who was so accident-prone.

この長く複雑な過程で好奇心が刺激されていたので、
私たちはどうしてアンナ・マリーの目がそんなにも異常な状態になったのかを、
身振り手振りと彼女の知っている数少ない英単語を頼りに探り出そうとしました。
何度かつまずきながらも、彼女は私たちが尋ねていることを理解しました。
彼女は南米にいる時にビルから落ちて顔を打ち付けたのだと判明しました。
前の二日間の彼女の振る舞いや行動を見ていたので、
これは完全に信用できる話だと分かりました。
私はこれまでにこんなにも事故に遭いやすい人には出会ったことが無いと思います。

Her eyes had been damaged in the fall and had been stitched in
various places. As a result of this surgery there were places on the
eyeball that had a very eccentric curvature. This accounted for the
first optician's inability to work out what she needed. Even the big
eye hospital took almost an hour to figure out what she needed.

 彼女の両目は落下したときに傷つけられ、さまざまな箇所で縫われていました。
この手術の結果として、眼球にかなり異常な湾曲をもつ箇所がありました。
最初の眼鏡屋が彼女の必要としていることを導き出せなかった理由はこれでした。
大きな眼科でさえ彼女が必要としていることを理解するのに一時間近くかかったのです。
658神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:32:56 ID:Zl53R+l+
I got to talking to the eye surgeon and discovered that we had a
mutual acquaintance in Tiruvannamalai. In fact, he knew quite a few of
Bhagavan's devotees. Like the optician before him, he decided to take
us under his wing.

 私はその眼科医と話し始めたのですが、
私たちにはティルヴァンナーマライに共通の知人がいるということが分かりました。
実は、彼は多くのバガヴァンの信者を知っていたのです。
前の眼鏡屋のように、彼は私たちの世話をすると決めました。

'Where will you go to get this prescription fulfilled?' he asked.
'Well, the first man we went to, the one who brought us here, was
very helpful to us. I would like to go back to him to give him the
business since he was so kind to us.'

 「あなたたちはこの処方箋を持ってどこへ行くのですか?」と彼は尋ねました。
 「そうですね、私たちが最初に訪れた人、私たちをここに連れてきた人ですが、
彼はとても私たちの力になってくれました。彼は非常に親切にしてくれたので、
彼の所へ戻って仕事を頼もうと思っています」

'No, no,' said the surgeon, 'he only has a little shop. He won't be
able to fulfill an order like this. It is too complicated. I will take
you to the biggest optician in Bombay.'

 「いやいや」と医者は言いました。「彼は小さな店しか持っていません。
彼にはこのような注文をかなえることは出来ないでしょう。これは非常に難しいのです。
私がボンベイでいちばん大きな眼鏡屋に連れて行ってあげましょう」
659神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:37:41 ID:Zl53R+l+
He too closed down his office and took us on another trip across
Bombay. As we walked through the front door of the store he was taking
us to, everyone jumped to attention. He was clearly a very respected
figure in the eye world.

 彼も診療室を閉めて、私たちをボンベイ横断のもうひとつの旅へ連れてゆきました。
彼に連れて行ってもらった店の正面玄関を私たちが歩いて通り抜けた時、
皆がさっと気を付けの姿勢になりました。
彼は眼科の世界ではとても尊敬される人物だったのです。

'These are my friends,' he announced, waving at us. 'They have a
difficult prescription to fulfill. Please do it as quickly as possible
because this woman can't see anything without glasses. She is
virtually blind.'

 「私の友人がいるのですが」と、彼は私たちに手を振りながら告げました。
「彼らは難しい処方箋を持っています。彼女は眼鏡無しでは何も見えないので、
出来る限り早く対処してやってください。彼女は事実上の盲人なのです」

He left us in the hands of the manager of the store and went back to
the hospital. The manager's big, beaming smile lasted as long as it
took him to read the prescription. He put it down on the counter and
started to talk to us very apologetically.

 彼は店長に私たちを任せて病院へ帰りました。
店長の大きな明るい微笑みは、処方箋を読んでいる限りは続きました。
彼はそれをカウンターに置くと、とても申し訳なさそうに話し始めました。
660神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:40:49 ID:Zl53R+l+
'Normally, we keep lenses for every possible prescription here in
the store. We have a huge turnover, so we can afford to make and keep
lenses that we have no customers for. Sooner or later somebody will
come and buy them, and everyone appreciates the fact that they can get
what they want on the spot, without having to wait for anything to be
made. But this prescription is such a ridiculous combination, no one
would ever think of making it or keeping it. Until I saw it myself I
would have guessed that nobody in the world had eyes that corresponded
with these numbers. We will have to make a special order and that will
take a long time because the glass grinders are out on strike at the
moment. Even if they go back to work, it will probably be weeks before
we can get them to make an order like this because they already have a
lot of pending orders.

 「通常なら、あらゆる処方箋に対応するレンズを店に置いているのです。
大きな売上高があるので、お客様がお求めにならないようなレンズを
作って置いておく余裕もあります。いずれは誰かがそれらを買いに来るでしょう。
そしてどんなものでも、作られるのを待つことなく、
その場で欲しいものを手に入れることができるという事を、皆様が高く評価して下さるのです。
しかしこの処方はこのように途方も無い組み合わせですから、
誰も作っておこうとか置いておこうとは思わなかったのでしょう。
私自身もそれを見るまでは、このような数字に一致する目の持ち主は
世界中に一人もいないと推測したと思います。
特注で作らなければなりませんが、それには長い時間がかかるでしょう。
というのもガラスの研磨職人たちがちょうどストライキ中で居ないのです。
彼らが仕事に戻ったとしても、すでにたくさんの注文を抱えているので、
このような注文の品を作らせるにはおそらく何週間もかかるでしょう。
661神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:43:46 ID:Zl53R+l+
I'm sorry, I can't help you, and nobody else in the city will be able
to help you either because this prescription is just too unusual for
anyone to stock.'

申し訳ありませんが、あなたたちのお役には立てません。
この街の誰もあなたたちの力にはなれないでしょう。
この処方は特殊すぎて誰も在庫を置いていないでしょうから。」

This apology took about five minutes to deliver. While it was going
on one of the boys from the store, who obviously didn't know any
English, picked up the paper and went to the storeroom to look for the
lenses. That was his job: to pick up the prescriptions from the front
office and find the corresponding lenses in the storeroom. Just as the
manager was coming to his conclusion, the boy reappeared with two
lenses that exactly corresponded to the numbers on the prescription.
The manager was absolutely flabbergasted.

 この弁明は五分ぐらいかかりました。それが続いている間に、
店の男の子の一人が、彼は明らかに英語をまったく知らない子でしたが、
紙を手に取って保管庫へレンズを探しに行きました。
売り場から処方箋を持って行って保管庫で一致するレンズを
見つけて来るのが彼の仕事だったのです。
ちょうど店長が結論に達しようとしていた時、
その男の子が二つのレンズを持って戻って来ました。
それは処方の数値とぴったり一致するものだったのです。
店長は完全に面食らいました。
662神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:54:00 ID:Zl53R+l+
'This is not possible,' he kept saying. 'No one would make and keep
lenses like these.'

 「ありえないことです」と彼はまだ言っていました。
「誰もこのようなレンズを作って置いておきはしないでしょう」

He finally adjusted the impossibility by saying that someone must
have ordered these lenses long ago and had forgotten to collect them.

 最終的に彼は、ずっと以前に誰かがこのレンズを注文したのに、
取りに来るのを忘れたに違いないと言って前言を訂正しました。

Because we had been declared friends of the great and famous eye
surgeon - we had only known him for about two hours - we were given a
massive discount and about half an hour later Anna-Marie walked out of
the store wearing what I was absolutely convinced was the only pair of
spectacles on planet earth that she could actually see the world
through. Now, was there a miracle in there, or were we just the
fortunate recipients of an amazingly serendipitous sequence of events?

 私たちは偉大で有名な眼科医の友人だと言われていたので
――知り合ってたった二時間ほどだったのですが――大幅に割引をしてもらいました。
そして三十分ほど後にアンナ・マリーは、彼女が実際に世界を見ることが出来る
地球上で唯一の眼鏡を身に付けて、店の外を歩いたのです。
さて、ここで奇跡は起きたのでしょうか? 
それとも驚くべき幸運な出来事がたまたま連続しただけなのでしょうか?
663神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 22:58:34 ID:Zl53R+l+
'I' decided to pick the initial optician who agrees to close down
his store and take us to the one eye surgeon in town who happens to
be interested in Ramana, who then takes us, against my wishes, to the
only store in Bombay where lenses can be found for Anna-Marie. I am a
bit of a sceptic, and in my jaundiced opinion there are too many good
things in that sequence to be attributed to chance alone.

 最初の眼鏡屋を選んだのは私です。
彼は自分の店を閉めて私たちを街のある眼科医に連れて行ってくれました。
その眼科医はたまたまラマナに興味を持っていて、私たちを、私の希望に反して、
アンナ・マリーのためのレンズを見つけることができる
ボンベイで唯一の店に連れて行ってくれたのです。
私はどちらかというと懐疑論者ですし、偏った意見かもしれませんが、
ただの偶然と考えるには一連の出来事には良い事が重なりすぎていると思うのです。

My own belief is that when you go to the Guru, the power of that
Guru takes care of any physical problems that may arise. He doesn't do
it knowingly; there is just an aura around him that takes care of all
these problems. We never even told Maharaj about Anna-Marie's glasses.
When we set off that morning, I just assumed that she had fairly
normal eyes and that within half an hour or so we would be able to buy
some glasses that would bring the world into focus.

 私独自の意見なのですが、グルのところへ行く時は、
どんな肉体的な問題が生じてもグルの力が対処してくれるのです。
彼は意図的にそうするわけではありません。
彼の周りにこのような問題すべてに対処してくれるという雰囲気があるだけです。
私はマハラジにアンナ・マリーの眼鏡のことを一言も話しませんでした。
その朝出発した時は、彼女はまったく普通の目を持っていて、
三十分かそこらの内に世界に焦点を合わすことのできる眼鏡を買えるだろうと、
私は決め付けていたのです。
664神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 23:00:35 ID:Zl53R+l+
今日はここまでにします。
「奇跡」の話はまだ続きます。

意訳っぽい箇所が結構あります。
またミス等ありましたらどんどん指摘して下さい。
よろしくお願いします。
665神も仏も名無しさん:2010/02/09(火) 23:04:53 ID:6KIhcik5
お疲れ様でした

続きを楽しみにしてます
666神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 00:13:28 ID:jUFHu/35
一度に多くの翻訳お疲れ様でした!
667神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 07:22:45 ID:SoZFe11u
>>658

翻訳ご苦労様です。完訳まであと少しですね。

'Where will you go to get this prescription fulfilled

細かいところで意訳したのかもしれませんが、get・・・fulfilledが訳出さ
れていなかったので、、、
直訳は、「この処方箋をみたすために、どこへ行かれるんですか?」
分かりやすくすると「この処方を出してもらいに、どこへ行かれるんですか?」
かなあ。
668神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 10:02:08 ID:61msiOsL
翻訳者さん、みなさん、ありがとうございます。

こちらを覗いて、更新されている時は、本当に時の計らいに感謝です。
669神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 10:11:34 ID:DRWgnevV
>>667
眼鏡処方はもうあって、それを元に眼鏡を作るのがfullfillじゃない?
670神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 13:04:29 ID:SoZFe11u
>>669

私の訳では、そういう意味にとれませんか?処方箋が指示書で、「処方をだす」
が、眼鏡を作ることを意味しているのですが。「処方する」のほうがいいのかも
しれませんね。

671神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 18:51:08 ID:DRWgnevV
>>670
ああ日本語の問題ですか。

処方箋に書かれた内容が処方で(というか処方が書かれた箋が処方箋)、
診察・検査して処方を決定することが「処方する・処方を出す」ではないでしょうか?

薬文脈なら調剤があるけど、眼鏡はぴったりの語彙ないし
眼鏡を作る意味ならそのまんま「それでこの眼鏡をどこで作るつもりなんですか」じゃダメなんですか?
672神も仏も名無しさん:2010/02/10(水) 20:13:01 ID:SoZFe11u
>>671

別にいいと思います。意訳するとそうなると思います。
673神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 11:02:01 ID:pIrurcP5
楽しく読ませてもらっている立場の私としては、それ程細かいところは気にしないですけどね。
674神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 21:44:53 ID:9aKmespS
This was not the end of the story. I told you it was a long one.
Anna-Marie was sitting with Maharaj every day for about a week, but of
course, she couldn't understand a word of what was going on. There was
no one there who spoke Spanish. Then, one morning, she appeared very
red-eyed and I asked her what was the matter.

 これで話が終わったわけではありません。本当にこれは長い話なのです。
アンナ・マリーは一週間ほど毎日、マハラジと共に座っていましたが、
当然彼女は何が話されているのか理解することが出来ませんでした。
そこにはスペイン語を話せる人は一人もいなかったのです。
そしてある朝、彼女は目をとても赤くして現れました。私はどうしたのかと尋ねました。

'I was up all night,' she said, in very broken English, 'praying for
a Spanish translator to come today. There is something I have to tell
Maharaj, and I need a translator to do it.'

 「一晩中起きていたのです」と、彼女は非常につたない英語で言いました。
「今日こそスペイン語の通訳が来ますようにと祈り続けていたのです。
私にはマハラジに話さなければならないことがあるのです。
そのためには通訳が必要なのです」

Later that morning, as we were all sitting in a cafe on Grant Road
in the interval between the end of the bhajans and the beginning of
the question-and-answer session, we noticed a new foreign face at an
adjoining table - a woman who was reading a copy of I am That.

 その朝遅く、バジャンが終わってから質疑応答セッションが始まるまでの合間に、
皆でグラントロードのカフェに座っていた時、
私たちは隣のテーブルに初めて見る外国人がいるのに気付きました。
それは女性で、「I AM THAT」のコピーを読んでいました。
675神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 21:51:01 ID:9aKmespS
We introduced ourselves and discovered that, surprise, surprise, she
was a professional Spanish-English translator who worked in Bombay and
who had recently come across Maharaj's teachings. She had decided in a
general sort of way to come and visit Maharaj, but only that morning
did her general urge translate into positive action. Anna-Marie, of
course, was over the moon. The translator she had spent all night
praying for had miraculously manifested on the next table to her about
fifteen minutes before the question-and-answer session started.

自己紹介をし合って分かったのですが、なんと、なんと、
彼女はボンベイで働いているプロのスペイン語通訳で、
最近マハラジの教えに出会ったというのです。
彼女はマハラジを訪ねに行こうと漠然と決めてはいたのですが、
その日に限って彼女の衝動が実際的な行動に変わったのです。
アンナ・マリーはもちろん大喜びでした。
来て欲しいと思って一晩中祈っていたその通訳が、
質疑応答セッションが始まる十五分ほど前に、
奇跡的に隣のテーブルに現れたのですから。

We all went back to Maharaj's room, curious to find out what
Anna-Marie wanted to say to him. This is more or less what she had to
say via the translator.

 私たちは皆マハラジの部屋に戻りました。
アンナ・マリーが彼に何を言いたいのか興味津々でした。
これはほとんど彼女が通訳を通して言わなければならなかったことです。
676神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 21:53:07 ID:9aKmespS
'I was living in Venezuela when I had a dream of a mountain and two
men. I found out soon afterwards that one of the two men was
Ramakrishna, but for a long time I didn't know who the other man was
or what the mountain might be. Then, last year, I saw a photo of
Ramana Maharshi and realised that this was the second man in the dream.
When I did some research to find out more about him, I soon realised
that the mountain in the dream was Arunachala. In the dream Ramana
Maharshi looked at me in a very special way and transmitted a
knowledge of his teachings to me. He didn't do it verbally. He just
looked at me, and as he was looking, I just felt that he was filling
me up with an understanding of his teachings, a knowledge that I could
articulate quite clearly, even though no words had passed between us.

 「ベネズエラに住んでいた時に、私はある山と二人の男性の夢を見ました。
後ですぐに、二人の男性のうちの一人はラーマクリシュナであると分かりましたが、
長い間、もう一人が誰なのか、その山がどこなのかが分かりませんでした。
そして昨年、私はラマナ・マハルシの写真を見て、
この人が夢の中の二人目の男性だと気付いたのです。
彼のことをもっと知ろうと調べ物をしていたとき、
夢の中の山はアルナーチャラ山であることがすぐに分かりました。
夢の中のラマナ・マハルシは非常に特別な見方で私を見つめて、
彼の教えに関する知識を私に伝えました。言葉で伝えたのではありません。
彼はただ私を見つめただけです。そして彼が見ている時、
私はただ彼が彼の教えの理解で私を満たしてゆくのを感じたのです。
私たちの間に言葉は交わされなかったにもかかわらず、
私はその知識をとてもはっきりと言い表すことができるのです。
677神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 21:56:47 ID:9aKmespS
I knew that I had to come to India to find out more about him.
I persuaded a friend of mine to bring me here, even though I knew that
Ramana Maharshi was no longer alive. I knew I had some business here
and something was compelling me to come. While I was in Tiruvannamalai
I heard about you, and I knew that I had to come and see you as well.
That same compulsion that made me come to India to find out about
Ramana Maharshi has made me come here as well. I don't know what it is,
but I knew that I had to come.'

私は彼のことをもっと多く知るためにインドに来なければならないと思いました。
ラマナ・マハルシはもう生きていないと知っていましたが、
私は友人を説得してここに連れてきてもらいました。
何か私のするべき事がここにあるのだと分かりましたし、
何かが私をここに来るよう駆り立ててやまなかったのです。
ティルヴァンナーマライにいる間にあなたのことを聞いて、
同じように私はあなたに会いに来なければならないと思ったのです。
ラマナ・マハルシを知るために私をインドに来させた同じ衝動が、
同じように私をここに来させたのです。
それが何なのか分かりませんが、私は来なければならないと分かっていたのです」

Maharaj interceded at this point: 'What were the teachings that were
transmitted to you in the dream? What did Ramana Maharshi tell you as
he was revealing his teachings in silence?'

 マハラジはここで訊ねました。
「夢の中で伝えられたのはどんな教えだったのかね? 
沈黙の中で教えを示した時、ラマナ・マハルシは何をあなたに語ったのかね?」
678神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 22:02:05 ID:9aKmespS
Anna-Marie talked in Spanish for about five minutes without any
translation being given by the interpreter. At the end of that period
the translator begin to explain what she had said. We all sat there,
absolutely dumbfounded. She gave a perfect and fluent five-minute
summary of Maharaj's teachings. They were quite clearly not Ramana's
teachings but Maharaj's, and this woman was giving a wonderful
presentation of them. I think it was one of the best five-minute
summaries of the teachings I had ever heard. And remember, this was
from a woman who was on her first visit, someone who had had very
little acquaintance with Maharaj's teachings before coming there that
day.

 アンナ・マリーは通訳なしでスペイン語で五分間ほど話しました。
それが終わると通訳が彼女の言ったことを説明し始めました。
そこに座っていた私たち全員が、すっかり言葉を失ってしまいました。
彼女は完璧かつ流暢にマハラジの教えを五分間に要約してみせたのです。
それは間違いなくラマナの教えではなくマハラジの教えでした。
この女性はそれを見事に説明していたのです。
その教えを五分間にまとめたものとしては、
それは私が聞いた中でも最高のものだったと思います。
そして思い出してください、これは初めて訪れた女性が言ったことなのです。
その日そこに来るまで彼女はマハラジの教えをほとんど知らなかったのです。
679神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 22:06:46 ID:9aKmespS
Maharaj seemed to be as impressed as everyone else there. He stood
up, took Anna-Marie downstairs and initiated her into the mantra of
his lineage by writing it on her tongue with his finger. I mentioned
earlier that he would volunteer to give out the mantra if anybody
wanted it. If someone asked for it, he would ordinarily whisper it in
his or her ear. This is the only case I know in which he gave out the
mantra without being first asked, and it is the only instance I know
of in which he wrote it with his finger on a devotee's tongue. What
does all this mean? I have absolutely no idea. I have long since given
up trying to guess or rationalise why Gurus do the things they do.

マハラジもそこにいる皆と同じように感銘を受けたようでした。
彼は立ち上がり、アンナ・マリーを階下に連れて行って、
彼の一門のマントラを、指で彼女の舌に書くことによって、伝授しました。
私は始めのころに、もし誰かがマントラを望むなら
彼は進んでそれを与えただろうと言いました。
もし誰かがそれを頼んだら、彼は通常依頼者の耳に囁いて教えたでしょう。
これは私の知る限り、彼が頼まれもしないのにマントラを与えた唯一の事例で、
またそれは私の知る限り、彼がマントラを指で信者の舌に書いた唯一の実例です。
このことは一体何を意味しているのでしょうか? 私にはまったく分かりません。
グルたちのすることについて、その理由を推測したり合理的に説明しようとするのを、
私はとうの昔にやめたのです。
680神も仏も名無しさん:2010/02/11(木) 22:07:34 ID:9aKmespS
今日はここまでにします。
「奇跡」の話はこれで終わりです。

>>667
get...fullfiledは直訳段階ではちゃんと訳してたのですが、
「処方をみたしに行く」というのをどう日本語にすればいいか
結構悩んでああいう訳になりました。
>>671さんのように訳した方が良かったでしょうね。
681神も仏も名無しさん:2010/02/12(金) 07:53:43 ID:SYx8Em0P
翻訳ご苦労様です。>>680 余計な指摘でした。申し訳ありません。

彼女の語ったマハラジの教えの要約が知りたいですね。マハルシが信者の夢に
出てくる話は他にもいくつか聞いたことはあるのですが、私の夢にはまだあらわ
れてきませんね(笑)。

奇跡と言えば、マハルシによると私たちがSELFを知らないと思い込んでることの
ほうが、驚くべきことのなかでもっとも驚くべきことらしいです。奇跡的なignorance
かな(笑)。
682神も仏も名無しさん:2010/02/12(金) 08:55:07 ID:jLCE6X2J
翻訳お疲れ様でした。

心より感謝を込めて、ありがとうございます。
683神も仏も名無しさん:2010/02/12(金) 10:14:41 ID:osnW3Je5
翻訳ありがとうございます。
感動的なエピソードでした。
684神も仏も名無しさん:2010/02/12(金) 18:50:53 ID:r1A+XFdx
翻訳お疲れ様でした。

幼少のころ親に本を読んでもらい、「続きがどうなるんだろう」とワクワクしながら聞いていた感覚を思い出しました。

ありがとうございました
685神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 22:52:34 ID:fb7Xx+m9
Harriet: That's a great story! So you would say that Maharaj was
looking after the welfare of devotees, in the same way that other
great Gurus were?

Harriet:
素晴らしい話ですね! それゆえあなたは、他の偉大なグルたちと同じように、
マハラジが信者たちの幸福に尽力していたとおっしゃるのですね?

David: I would answer a conditional 'yes' to that question. 'Yes'
because it is the nature of enlightened beings to be like this - they
don't have any choice in the matter because these things go on around
them automatically. However, on a more superficial level the answer
might be 'no'. If people took their personal problems to him, he might
get angry and say that it was none of his business. He didn't perceive
himself as someone who dealt with individual people who had problems.
I saw several people go to him to tell him that they had had all their
money or their passport stolen, and his standard response was to tell
them off for being careless.

David:
その質問には条件付きで「はい」と答えましょう。
そのようにすることは悟りを開いた存在のあるべき姿ですから「はい」と言えます。
――それらのことは彼らの周囲で自動的に起こることなので、彼らに選択の余地はありません。
しかしながら、もっと表面的なレベルでは答えは「いいえ」になるでしょう。
もし彼のところに個人的な問題を持ち込む人がいたら、彼は怒って、
それは自分とは何の関係もないと言ったでしょう。
彼は問題を抱える個々の人々に対処しようとは思っていませんでした。
彼のところに行って、パスポートや所持金すべてを盗まれてしまったと話す人を
何人か見ましたが、彼の反応はたいてい、不注意であったことを叱るというものでした。
686神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 22:56:39 ID:fb7Xx+m9
I told him once that I was worried about how much I was sleeping.
At the time, though, I did think this was a legitimate spiritual
question because I had read many teachers who had said that it was bad
to sleep a lot.

私はかつて、自分は眠り過ぎではないかと心配しているのだと彼に話したことがあります。
しかしその時は、これは正当なスピリチュアルな質問だと思ったのです。
なぜなら私は、多くの教師たちが眠りすぎるのは良くないと言うのを本で読んでいたからです。

His answer, though, was 'Why are you bringing your medical problems
to me? If you think it is a problem, go and see a doctor.'

 しかし彼の回答は、「なぜあなたは医学上の問題を持ち込むのかね? 
それが問題だと思うなら、医者のところへ行きなさい」というものでした。

In that particular case his advice turned out to be perfectly
correct. I discovered later that I was suffering from a major
infestation of hookworm, almost certainly as a result of walking
around India for years with no footwear. Hookworms eat red blood cells
and if they get out of control, they eat more than the body can
produce.

 この場合に限れば、結果的に彼の助言は完全に正しかったのです。
私は十二指腸虫の大量発生に苦しめられていたのだと、後で分かったのです。
それはほぼ確実に、履物を履かずに何年もインド中を歩いていた結果でした。
十二指腸虫は赤血球を食べるのですが、もし増殖を食い止めることができなくなれば、
体が作り出せる以上に食べてしまうのです。
最終的には重い貧血となって、いつでも倦怠感や眠気を感じることになるのです。
687神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 22:59:33 ID:fb7Xx+m9
Eventually, you get very anaemic, which means feeling tired and sleepy
all the time. So, in this particular case, what appeared to be a
cranky, dismissive answer was the most useful thing he could say.
I would say that the Self put the right words into his mouth at the
right moment, but at the time neither of us knew just how right they
were.

ですからこの場合は、一見意地が悪く、はねつけるように見えた回答は、
彼が言うことのできる最も有用なものだったのです。
真我が正しい言葉を正しい時に彼の口に置いたのでしょうが、
その時点では私たちは二人ともそれがいかに正しいのか分かっていませんでした。

Despite his generally irritable response when people went to him for
personal help, I think he was fully aware that he was looking after
all his devotees' well being, even though it may not have looked that
way a lot of the time.

人々が個人的な助けを求めてやって来た時、彼はいつもいらいらした反応をしましたが、
彼は自分が信者すべての幸福に尽力していることを完全に承知していたと私は思います。
多くの場合、そのようには見えなかったかもしれませんが。

Harriet: Again, can you give me an example of this, or is this just
guesswork?

Harriet:
またもやですが、何か例を挙げてもらえますか? 
それともそれはただの当て推量なのですか?
688神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:03:30 ID:fb7Xx+m9
David: I remember a large fat man from Madras who came to see Maharaj
with what he said was a problem: 'I have been doing japa for many
years and I have acquired siddhis as a result. If I am very pleased
with someone, very good things happen to him or her automatically.
I don't think about it or do anything. It just happens by itself.
But if I get angry with someone, the opposite happens. Very bad things
happen, and sometimes the person even dies. How can I stop these
things from happening?'

David:
マドラスからマハラジに会いに来た大柄の太った男のことを思い出します。
彼の言うことが問題でした。
「私はジャパ(念誦、マントラや神の名を繰り返し唱えること/訳注)を
長年にわたって行ってきたのですが、
その結果としてシッディ(超能力、神通力、奇跡を起こす神聖な力/訳注)を得ました。
もし私が誰かをとても喜ばせたら、とても良いことがひとりでに彼らに起こるのです。
私はそれについて何も考えませんし、何もしないのです。
それはただ自然に起こるのです。
しかし、もし私が誰かに腹を立てたなら、その反対のことが起こるのです。
とても悪いことが起こって、時にはその人が死ぬことさえあるのです。
このようなことが起こらないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?」

Maharaj told him, 'All these siddhis have come on account of your
japa. If you stop dong the japa, the siddhis will also stop.'

 マハラジは彼に言いました。
「それらすべてのシッディはあなたのジャパから来たのだ。
ジャパをやめればシッディも止まるだろう」
689神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:06:36 ID:fb7Xx+m9
'I don't think I can do that,' replied the man. 'The japa has taken
me over so completely, it is no longer voluntary. It just happens by
itself whether I want it to or not.'

 「そうできるとは思えません」とその男は答えました。
「ジャパはもう完全に私を支配して、もはや意志は働かないのです。
私が望もうと望むまいとそれは勝手に起こるのです」

Maharaj repeated his advice, but the man wasn't interested in
carrying it out. He looked very pleased with himself and I got the
feeling that he had just come there to show off his accomplishments.
My opinion was confirmed when he announced that he was now willing to
answer questions from anyone in the room. He hadn't come there to
receive advice, he had come to give it out.

 マハラジは同じ助言を繰り返しましたが、
その男はそれを実行することに興味を示しませんでした。
彼はとても自分自身に満足しているように見えましたし、
私は彼がただ自分の力を見せびらかすためだけにここへ来たのだと感じました。
この部屋に質問がある人が居るならこの場で答えてもいいと彼が言ったので、
私の見解は立証されました。
彼は助言をもらうために来たのではなく、それを発表するために来たのです。
690神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:07:57 ID:fb7Xx+m9
Maharaj asked him to leave and said that if he was really interested
in his teachings he could go in the evening to the house of one of his
women devotees, a Sanskrit professor who sometimes did translations
for him, and she would explain them to him. He was told not to come
back to the room. I suspect that Maharaj wanted to keep him away from
us because there was something strange and threatening about him. I am
not a very psychic kind of person but I could definitely feel an
unpleasant energy coming off this man. It was something that made me
feel physically queasy. He really did have an aura of bad energy
around him. I checked with some of the other people afterwards, and
some of them had felt the same way.

 マハラジは彼に出て行くように言い、もし本当に自分の教えに興味があるなら、
信者の一人にサンスクリット語教授の女性がいて、時々彼の翻訳もしているので、
彼女がそれを説明してくれるだろうから、夕方に彼女の家に行けばいいと言いました。
彼はその部屋には戻って来ないようにと言われました。
マハラジは彼を私たちから遠ざけておきたかったのではないかと私は思っています。
というのも彼には何か異様な、脅迫するような感じがあったからです。
私は霊感が強い人間ではないのですが、
その男から出る嫌なエネルギーを確かに感じることができました。
それは何か吐き気を催させるような感じのするものでした。
あとで他の人にも尋ねてみたのですが、同じように感じた人も何人かいました。
691神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:12:02 ID:fb7Xx+m9
All this took place in a morning session. That evening the Sanskrit
professor showed up an hour late, looking very flustered. Maharaj
immediately wanted to know what was going on.

 このことは朝のセッションで起こりました。
その日の夕方、サンスクリット語の教授が一時間遅れて、
ひどくいらいらした様子で姿を現しました。
マハラジはすぐに、何があったのかを知りたがりました。

'This man from Madras came to my house and I couldn't get him to
leave. I told him that it was time for me to come here, but he
wouldn't get up and go. I didn't really want to force him to go.
He might have got angry with me, and then I might have died.'

 「マドラスから来た男が私の家へ来たのですが、帰らせることができなかったのです。
私はここに来る時間だからと言ったのですが、彼は席を立とうとはしなかったのです。
私はほんとうは彼を無理矢理帰らせたくなかったのです。
彼を怒らせたら私は死んでいたかもしれないのです」
692神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:14:22 ID:fb7Xx+m9
Maharaj appeared to be outraged. He puffed out his chest like a
fighting cock going into battle and announced, very angrily, 'No one
can harm my devotees. You are under my protection. This man cannot do
you any harm. If he comes to talk to you again, throw him out when it
is time for you to come here. Nothing will happen to you.'

 マハラジは激怒したようでした。
彼は戦いに向かう闘鶏のように胸を膨らませて、とても怒って皆に言ったのです。
「誰も私の信者に危害を加えることはできない。あなたたちは私に守られている。
あの男はあなたたちにどんな危害も加えることはできない。
もし彼が再びあなたと話しに来たときは、ここに来る時間になったら彼を追い出しなさい。
あなたには何も起りはしないだろう」

This was the only occasion when I heard Maharaj make a strong public
declaration that he was protecting and looking after his devotees.

 マハラジが彼の信者を守っていることや面倒を見ていることを、
強く公に告知するのを私が聞いたのはこの時だけです。
693神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:15:35 ID:fb7Xx+m9
Maharaj himself had no fear of people like this. He told us once
about a yogi who had come to his beedi shop to test his powers. This
yogi apparently had many siddhis and he came to see if Maharaj, of
whom he had heard great things, could match him. Maharaj just went
about his business in the shop and refused all challenges to show off
what he could do. Eventually, in an attempt to provoke him into doing
something, the yogi said that he would curse him and make something
very bad happen to him.

 マハラジ自身はそのような人々を恐れていませんでした。
彼はかつて、あるヨギ(ヨガの行者)が彼の力を試しに
彼の煙草屋へやって来たときのことを話しました。
このヨギはどうやら多くのシッディを得たようで、
偉大であると聞いていたマハラジが、自分に敵うかどうかを見に来たのです。
マハラジは店の商売に精を出すばかりで、
ヨギが自分の力を見せびらかすための挑戦をすべてはねつけました。
最終的にそのヨギは、彼を挑発して何かをさせようと企て、
彼を呪って何かとても悪いことを起こさせると言ったのです。

Maharaj apparently looked at him with complete unconcern and said,
'You may be able to pull down a thousand suns from the sky, but you
can't harm me and you don't impress me. Now go away.'

 マハラジは完全に無関心な様子で彼を見ながら言ったそうです。
「あなたは空から千の太陽を引き降ろすことができるかもしれないが、
私に危害を加えることはできないし、あなたが私を感動させることもない。
さあ、立ち去るがいい」
694神も仏も名無しさん:2010/02/17(水) 23:16:49 ID:fb7Xx+m9
Page5終わりです。
みなさんいつも応援ありがとうございます。
細かいことでもどんどん指摘して下さるとありがたいです。
695神も仏も名無しさん:2010/02/18(木) 00:16:02 ID:EmziARMi
ありがとうございます、お疲れ様です。いつも楽しく読ませていただいています。
696神も仏も名無しさん:2010/02/18(木) 13:27:31 ID:eTQ7PlBL
翻訳者さん ありがとうございます

私は在るに載ってない数々のエピソードは非常に貴重です

それらを知ることができとても嬉しく思います

日本は高級精神世界の後進国と言わざるを得ません

もっとたくさん情報が入っていいはずです

ここの情報はたくさんの人が見ているでしょうから、翻訳者さんはある意味パイオニアです。

これからもよろしくお願いします
697神も仏も名無しさん:2010/02/19(金) 16:38:27 ID:QEKtMEIM
高級精神世界って何?
698神も仏も名無しさん:2010/02/19(金) 21:29:58 ID:DX7F1oFA
翻訳者さん、ありがとうございます。
翻訳、いつも楽しく読ませていただいております。
どうも、ありがとうございました。m(_ _)m
699神も仏も名無しさん:2010/02/20(土) 23:42:07 ID:G0GTHZlf
ところでデーヴィッド ゴッドマンさんは今も生きてティルバン・ナーマライで生活しています。

インドまで行けば生きた話が聞けると思いますよ。

英語ができなくても現地に永住している日本人が複数いますから
通訳をお願いすればなんとかなるかと。
700神も仏も名無しさん:2010/02/21(日) 16:55:56 ID:UFuhZkQT
今さっき来ました。
いつもながら分かりやすい翻訳をして下さってありがとうございます。
これからもお時間がある時にまた宜しくお願いします。
心から楽しみにお待ちしています。
701神も仏も名無しさん:2010/02/26(金) 19:36:12 ID:28lmQecm
★新刊情報
『誰がかまうもんか?! 〜ラメッシ・バルセカールのユニークな教え〜』
(ブレイン・バルドー 編 高木悠鼓 訳  ナチュラルスピリット刊 )
定価:2,625円 (本体2,500円+税)

◇内容紹介◇
悟りとは、悟りを「欲する人」が消えること。
ラメッシ・バルセカールが「主体」を問う!
『アイ・アム・ザット 私は在る』のニサガッダ・マハラジの弟子、ラメッシ・バルセカール。
本書は、2009年9月に他界した彼の残した言葉を、 ブレイン・バルドーが編集したものです。
「私とは誰か?」という、ラマナ・マハルシの問いの先にあり、
「存在するすべては意識である」という概念。
エゴとの新しい対峙方法、究極の理解とは何であるかなど、 観念的に展開する教えが
会話形式によってわかりやすく解かれています。
これまでの探求に対して、
「今の理解は何ですか?」
と、ラメッシ氏が直接問いかけてくるかのように 「悟り」の核心を軽妙に語りつくした1冊です。

■ラメッシ・S・バルセカール(Ramesh S. Balsekar):
1917年、インドの中流家庭に生まれる。
大学を卒業後、銀行に勤めながら、妻と3人の子供を養い、最後は頭取として手腕を発揮する。
銀行を退職後、師であるニサルガダッタ・マハラジに出会い、覚醒する。
それ以後長年、ムンバイの自宅や欧米で、世界中から訪れる探求者たちの質問に答える日々を送り、
2009年9月に92歳で生涯を終える。
702神も仏も名無しさん:2010/03/01(月) 09:47:07 ID:TocFTb0f
新刊情報ありがとうございます。
和訳の書籍が少しでも増えることは嬉しいですね。
703神も仏も名無しさん:2010/03/01(月) 13:03:02 ID:A76Fm27e
最近ここを知ったマハラジの一ファンですが、興味深い書き込みが多く
一気読みさせてもらいました。
本は「I AM THAT」を持っているだけですが、そこには描写されてない
マハラジの過激な一面を知れる翻訳のレスはとても面白いです。
マハラジは直接意識の本体に話しかけていたんですね、
時には怒鳴りつけながらw まったく他の聖者とは違うマハラジの
態度にますます惹き付けられました。
翻訳者の方に感謝しています。
704神も仏も名無しさん:2010/03/03(水) 18:55:40 ID:pJ61QKHM
6Pめもどうか
705神も仏も名無しさん:2010/03/03(水) 22:21:16 ID:4edqXGDM
Page6も今翻訳してるので、もうしばらく待ってください。
今週はちょっと忙しいので書き込むのは来週になると思います。

あと、誤訳がありました。
a copy of〜で、〜一冊(一部)という意味なのに、〜のコピーと訳していました。(恥
したがって、
>>618の後ろから三行目は
  彼は返事として、きっと楽しめるからと言って、「I AM THAT」を一冊くれました。
>>674の最後は
  それは女性で、「I AM THAT」を読んでいました。
というのが正しい訳になります。
失礼しました。
706神も仏も名無しさん:2010/03/04(木) 00:14:49 ID:v4tttqsa
わくわく
707神も仏も名無しさん:2010/03/04(木) 14:04:41 ID:kZFzuzlu
いつまでも気長に待たせていただきますので、感謝感謝です。
708704:2010/03/04(木) 14:47:27 ID:hO4YEoB2
>>705大変失礼しました
ごゆっくりどうぞ
気長に待ちますので
翻訳者さんに感謝です
709神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 21:50:13 ID:0xpyJKqo
Harriet: What about you? Were there any instances when you felt that
he was looking after you, taking care of your physical well being as
well as your spiritual health?

Harriet:
あなたについてはどうですか? 彼があなたの面倒を見て、
あなたの霊的な健康と同様に肉体面での健康にも留意していると、
あなたが感じた時はあるのですか?

David: There is nothing remotely as spectacular as Anna-Marie's visit,
but I can tell you the story of one trip I made to see him. There are
a few incidents on the way that are nothing to do with what you are
asking, but by the time I get to the end, you will realise what it is
all about.

David:
アンナ・マリーが訪れた時のような劇的な話は無いのですが、
ある旅で彼に会いに行こうとした時のことを話しましょう。
あなたが尋ねていることとは関係の無い出来事が途中で二、三出てきますが、
話が終わるまでにはそれがどういうことか分かるでしょう。
710神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 21:51:46 ID:0xpyJKqo
In 1980 I wanted to see Maharaj but I had no money at all.
I couldn't afford the train ticket, and I definitely couldn't afford
to stay in Bombay for more than a day or two. I accepted an invitation
to give a talk about Bhagavan at a seminar in Delhi on condition that
I could come back via Bombay. My train ticket was paid for by the
organisers, so that took care of the transport arrangements. My meagre
funds would allow me two days in Bombay, so I booked the tickets
according. In India you have to book your train tickets at least seven
to ten days in advance in order to get the train you want.

 一九八〇年のことです。
私はマハラジに会いたかったのですがお金がまったくありませんでした。
列車の切符を買う余裕もなく、
ボンベイに一日か二日以上滞在する余裕はまったくありませんでした。
私はデリーのセミナーでバガヴァンについての講演をするよう招待されたのですが、
ボンベイ経由で帰れることを条件に応じました。
列車の切符は主催者が支払ってくれたので、移動の手はずを整えることができました。
私の乏しい所持金ではボンベイに二日間滞在するのが限度だったので、
そのように切符を予約しました。
インドでは、望みの列車に乗ろうと思ったら少なくとも七日から十日前には
切符を予約しておかなければならないのです。
711神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 21:54:26 ID:0xpyJKqo
I made my speech in Delhi and then took the train to Bombay. On the
suburban train that ran from the main Bombay station to Grant Road I
had all my money, my passport (actually a temporary travel document
that was given to me while I waited for a new passport) and my onward
train ticket stolen. It was a classic piece of work. There is always a
crush as everyone piles into the carriage at the same time. In the
general scrummaging someone managed to slit the bottom of my bag and
remove my wallet. My first reaction was actually admiration. It had
been such a slick, professional job. The slit was only about half an
inch bigger than the size of the wallet, and the whole operation had
been in carried out in a couple of seconds while I was trying to
ensure that I got onto the train.

 私はデリーで講演してから、ボンベイ行きの列車に乗りました。
ボンベイの中心駅からグラントロードへ走る郊外列車で、私はすべてのお金とパスポート
(実際には、新しいパスポートを待っている間に与えられた仮の旅券)と
帰りの列車の切符を盗まれてしまいました。それは典型的な手口でした。
皆が同時に客車にどっと乗り込む時に、いつも押し合いへし合いがあるのですが、
そのどさくさに紛れて誰かがまんまと鞄の底に切れ込みを入れ、財布を抜き取ったのです。
私の最初の反応は、実は賛嘆でした。それはたいへんに巧妙な、プロの仕事でした。
その切れ込みは財布の大きさより半インチほど大きいだけでしたし、
すべての犯行は、私が列車に乗り込もうとしていた数秒の間に実行されたのです。
712神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 21:56:06 ID:0xpyJKqo
Fortunately, my local train ticket was in my shirt pocket. In
those days there was a Rs 10 fine (about 20 cents US at today's rate)
for ticketless travel, and I wouldn't have been able to pay it if I
had been unable to produce a ticket at my destination. When I arrived
at Grant Road, I didn't even have that much money to my name. I think
I had just over a rupee in loose change in one of my trouser pockets.
That constituted my entire worldly wealth. I walked to 10th Lane,
Khetwadi, the alley where Maharaj lived and invested all my change in
a cup of tea and a morning newspaper. It was very early in the morning
and I knew that it would be a couple of hours before anyone I knew
showed up. I didn't want to go in and tell Maharaj that I had been
robbed because I had seen how he had reacted to other people in that
situation. I was hoping to float a loan from someone I knew and then
find a floor to sleep on, because without a passport, I wouldn't be
able to check into a hotel.

 幸運なことに、郊外列車の切符はシャツのポケットの中にありました。
そのころは無賃乗車をすると十ルピー(今日のレートで約二十セント)の罰金でしたが、
到着駅で切符を出すことが出来なかったら、私はそれを払えなかったでしょう。
グラントロードに到着した時には、それほどのお金すら持っていなかったのです。
ズボンのポケットに小銭で一ルピー余りしか持っていなかったと思います。
それが私の全財産となりました。
私はマハラジの住んでいたケートワーディの十番通りを歩いて、
一杯のお茶と朝刊に小銭のすべてを使いました。それはまだ朝のとても早い時間で、
知り合いが現れるまで二、三時間はかかるだろうと思われました。
私はマハラジの所へ行って盗難に遭ったことを話したくはありませんでした。
なぜなら、このような状況で彼がどう人々に反応したかを知っていたからです。
私は誰か知り合いにお金を借りてから、どこか眠るための場所を見つけようと思っていました。
パスポート無しではホテルにチェックインできなかったからです。
713神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 21:59:08 ID:0xpyJKqo
Jean Dunne showed up around the time I expected and I told her what
had happened. I knew her well because she had lived in Ramanasramam
for a couple of years before she started to visit Maharaj in Bombay.
She lent me a few hundred rupees, which I assumed would be enough to
have a couple of days in Bombay and get back to Tiruvannamalai.
I planned to go to the train station later that morning and get a new
copy of my onward ticket issued. Maharaj, though, had other plans for
me.

 予想どおりの時間にジーン・ダンが来たので、私は何が起こったのかを話しました。
彼女はボンベイにマハラジを訪れ始める前に、
二、三年ほどラマナアシュラムに住んでいたので、私は彼女のことをよく知っていました。
彼女は何百ルピーかを貸してくれました。それだけあればボンベイで二、三日過ごして
ティルヴァンナーマライに帰るのに充分だと思われました。
私はその朝遅くに駅へ行って、帰りの切符を新たに発行してもらうという計画を立てました。
しかしながらマハラジは私のために別の計画を用意していたのです。

Someone told him that I had been robbed on the suburban train and I
braced myself for the expected lecture. Instead, he was astonishingly
sympathetic. He spoke to one of his attendants, a bank officer, and
asked him to put me up for the duration of my visit. I ended up in a
very nice house in quite a good area of Bombay. Quite a change from
the bug-ridden lodges that I usually had to frequent.

 誰かが彼に私が郊外列車で盗難に遭ったことを話したので、
私はきっと説教されるだろうと心構えをしました。
しかし彼はそうはせず、驚いたことに同情したのです。
彼は出席者の一人のある銀行員に話して、私が訪れる間は私を泊めるようにと彼に頼みました。
私はボンベイの一等地のとても素敵な家へ行くことになりました。
いつも出入りしなければならなかった虫だらけの宿屋とは大違いでした。
714神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 22:04:32 ID:0xpyJKqo
Later that morning I went to V. T. Station to get a new ticket. Much
to my amazement, there was no record of my name on any of the trains
that were leaving for Madras. In those days there were no computers;
all bookings were made by hand in big ledgers. A very civilised and
sympathetic railway official (you don't meet many of them when you are
not on Guru business in India!) took a couple of hours off to pore
over all the ledgers to find out the details of my ticket. There are
about 750 people on each train and I think there were three or four
trains leaving for Madras on the day that I planned to leave.

 その朝の遅くに、私はVT駅へ切符を再発行してもらいに行きました。
たいへん驚いたことに、マドラス行きのどの列車にも私の名前の記録はありませんでした。
当時はコンピュータは無かったので、予約はすべて大きな台帳に手書きで記録していました。
とても上品な思いやりのある鉄道職員が
(インドではグルの関わりがなければそういう人に会うことはほとんどないのです!)
私の切符の項目を見つけ出すために二時間以上かけて台帳すべてを詳しく調べてくれました。
列車ごとに約七百五十人がいましたし、
私が発とうと計画していた日にマドラスへ向かう列車は三、四本はあったと思います。
715神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 22:07:15 ID:0xpyJKqo
After scanning over 2,000 names for me, he regretfully announced that
I didn't have a reservation on any of the trains that were leaving
that day. I began to suspect that some power wanted me to stay in
Bombay because mistakes like this are very rare in the railway booking
system. In the twenty-seven years I have been using the trains here,
I have never ever arrived at a station and discovered that my booked
ticket simply didn't exist. I had no alternative except to go and buy
a new ticket, which I did with the funds I had borrowed from Jean. The
next train with a vacant berth wasn't leaving for over two weeks,
which meant that I had that much time to spend with Maharaj.

私のために二千の名前を調べたあとで、彼は残念そうに、
その日に出発するどの列車にも私は予約を入れていないと告げました。
私は何かの力が私をボンベイにとどまらせたがっているのではないかと思い始めました。
なぜならこのような手違いは鉄道の予約システムではとても稀だからです。
二十七年の間、私はここで列車を使ってきましたが、
駅に到着して自分の予約した切符がまったく存在しなかったことなど決してありませんでした。
私は新しい切符を買いに行くよりほかなかったので、ジーンから借りた資金でそうしました。
空席の寝台のある次の列車は二週間以上出発していなかったので、
マハラジとそれだけ多くの時間を過ごせることになりました。

I had come with very little money, expecting a two-day flying
visit. Instead, courtesy of Maharaj and a mysterious event in the
railway booking office, I had a luxurious two-week stay in a devotee's
house.

 私はほとんどお金を持たずに来たので、二日間のあわただしい滞在になると思っていました。
しかしそれどころか、マハラジと切符売場での不可思議な出来事のおかげで、
私は信者の家で快適に二週間滞在することができたのです。
716神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 22:14:41 ID:0xpyJKqo
今日はここまでにします。
717神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 22:45:46 ID:+hUiCdbb
どーもです翻訳者さん お疲れ様です 
718神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 23:04:42 ID:YywU98K3
翻訳者さんおつかれさまです
続きが楽しみです
719神も仏も名無しさん:2010/03/08(月) 23:44:10 ID:KmobY9GH
翻訳者さん、お疲れ様でした。
翻訳、どうもありがとうございました。
いつも、感謝しております。m(_ _)m
720神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 11:08:51 ID:tSZCzeaD
翻訳者さん、いつもありがとうございます。
また、時間の余裕の出来たとき宜しくお願いします。
721神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 21:50:17 ID:SROEdOGh
I made my way back to Maharaj's house and found that someone had
told him about the talk on Ramana Maharshi's teachings I had given in
Delhi a few days earlier. That was something else that I wanted to
keep quiet about. Maharaj had strong views on unenlightened people
giving public speeches about enlightenment. I had only agreed to do it
so that I would have a chance of coming to see him, but I suspected
that this wouldn't be a good enough excuse for him.

 私はマハラジの家へ戻って行ったのですが、
私が数日前にデリーで行ったラマナ・マハルシの教えについての講演のことを、
誰かが彼に話したということを知りました。
それについてはなるべく黙っていたかったのです。
マハラジは悟っていない人々が悟りについて公に話すことに対して
厳しい意見を持っていました。
私はただ彼に会いに来る機会を得られそうだからそれを引き受けたのですが、
彼にとってはそれは言い訳にもならないだろうと私はうすうす感じていました。
722神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 21:51:15 ID:SROEdOGh
I discovered that he had found out about the talk because when I
walked into his room he called me and asked me to come to the front of
the room. I went up and sat facing him in the place where the
questioners would usually sit.
'No, no,' he said, 'sit next to me, facing all the other people.'
My spirits sank. I knew that I wouldn't enjoy whatever he had in mind.

 その講演のことを彼が聞いたのだと分かったのは、彼の部屋に入っていった時、
彼が私を呼んで部屋の前へ来るように言ったからです。
私は進み出て、質問者がいつも座る位置に彼と向き合って座りました。
 「違う違う」と彼は言いました。「私の隣に座りなさい。他の人たちの方を向いて」
 私はげんなりしました。彼のしようとしていることが何であれ、
私には楽しめそうにないと思われました。

'Look at my little room,' he began. 'Only about thirty people come
to listen to hear me speak. But David here has just been giving
spiritual talks in Delhi. Hundreds of people apparently came to listen
to him, so he must be much better at it than me. So today David will
give a talk for us.'

 「私の小さな部屋を見てみなさい」と彼は言い始めました。
「私の話を聞きに来たのはたった三十人かそこらだ。
しかしここにいるデーヴィッドはデリーで霊的なことについての講演をしてきたばかりだ。
なんでも何百人もの人々が聞きに来たそうだから、彼は私よりも優れているに違いない。
だから今日はデーヴィッドから私たちに話をしてもらおう」
723神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 21:52:21 ID:SROEdOGh
This was worse than anything I could have imagined when he called me
up. I tried unsuccessfully to wriggle out of his invitation, but when
I realised that he wasn't going to back down, I gave a five-minute
summary of the paper I had read out in Delhi. It was about the unity
between the practices of surrender and self-enquiry in Bhagavan's
teachings. One of the translators asked me to go slowly so that he
could give a running translation for Maharaj. Through the duration of
the talk Maharaj was glaring at me very intently. I think that he was
waiting to pounce on me if I made some comment that he didn't agree
with. I made it to the end of my summary without being interrupted by
any scathing comments from Maharaj. I thought that this in itself was
quite a major accomplishment.

 これは私が彼に呼ばれた時に想像していたよりも遥かに悪いことでした。
彼の提案をなんとか誤魔化そうとしましたがうまくいきませんでした。
彼は引き下がるつもりはないと分かったので、
私はデリーで読んだ原稿を五分に要約して話しました。
それはバガヴァンの教えの中の、放棄の修練と自己探求の統一に関する話でした。
通訳の一人が、マハラジのために同時通訳するので
もっとゆっくり喋って欲しいと私に言いました。
話の続いている間、マハラジはじっと私を睨みつけていました。
何か彼の気に入らないことを私が言ったら、
激しく非難しようと待ち構えているのだと思いました。
マハラジの容赦ない批評に遮られることなく、私は話を終えました。
それ自体はとてもうまくいったと思いました。
724神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 21:57:45 ID:SROEdOGh
After my conclusion he looked at me and said in a fairly mild tone,
'I can't quarrel with anything you said. Everything you said was
correct.'

 私が話し終えると彼は私をじっと見つめてまったく穏やかな口調で言いました。
「あなたの言ったことにまったく異議はない。あなたの言ったことはすべて正しい」

Then he fired himself up and said very strongly and forcefully, 'But
don't go around giving talks about how to get enlightened unless you
are in that state yourself. Otherwise, you will end up like that
Wolter Keers.'

 そのすぐあとに彼は憤激して、とても強く激しい調子で言ったのです。
「しかしあなた自身が悟っていないのに、悟りを得る方法を話したりしてはならない。
さもないと、あなたもウォルター・キアーズのようになってしまうだろう」

I have already told you what he thought of Wolter Keers and his
teaching activities. That was a fate I was determined to avoid. All
this took place twenty-three years ago. I haven't given a public talk
since then.

 彼がウォルター・キアーズとその教育活動についてどう考えていたかは
すでにお話したとおりです。私はその運命を避けるよう決心させられました。
これは二十三年前の出来事ですが、それから私は公開の講演をしていません。
725神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 22:00:11 ID:SROEdOGh
I need to fast forward a bit here and get to the end of the story.
I arrived back in Tiruvannamalai more than two weeks later. I had no
income, no prospect of receiving any money from anyone, and I had a
debt of several hundred rupees that I owed to Jean. I went to work the
next morning in the ashram library and found an orange envelope on my
desk with my name on it. I opened it and found a bundle of rupee notes
inside. I counted them and discovered that it was exactly the same
amount that had been stolen from me in Bombay: not a rupee more, not
a rupee less. There was no mention of who had put the money there, and
no one ever came forward to say that he or she was the person
responsible. So far as I was aware, no one in Tiruvannamalai even knew
about the theft. I hadn't told anyone, and I had been back in
Tiruvannamalai less than twenty-four hours when the envelope appeared.

 話の結末に行くのに、ここで少し話を飛ばす必要があります。
私は二週間あまり後にティルヴァンナーマライに戻って来ました。
私は収入が無く、誰かからお金を受け取る見込みも無く、
そしてジーンから借りた数百ルピーの借金がありました。
次の日の朝、私はアシュラムの図書館に仕事をしに行ったのですが、
私の机の上に私宛てのオレンジ色の封筒があるのを見つけました。
開けてみると中にはルピー紙幣の束が入っていました。
数えてみるとボンベイで盗まれたのとまったく同じ額だったのです。
一ルピーの多寡もありませんでした。
誰がそこにお金を置いたのか何の手がかりもありませんでしたし、
その後も自分が置いたのだと名乗り出る人はいませんでした。
私が知る限りでは、ティルヴァンナーマライにはその盗難のことを知っている人は
一人もいませんでした。私は誰にも話しませんでしたし、
ティルヴァンナーマライに戻ってから二十四時間経たないうちにその封筒は現れたのです。
726神も仏も名無しさん:2010/03/09(火) 22:12:38 ID:SROEdOGh
I think this whole episode was orchestrated by the power that looks
after the affairs of devotees who have a strong urge to be with a Guru.
This power took me to Bombay, stole my money and ticket, removed all
traces of my booking from the railway ledgers, arranged excellent
accommodation for me for more than two weeks, brought me back to
Tiruvannamalai, where it then returned all my money to me via an
anonymous donor.

この出来事全体は、グルとともに居たいと強く願う信者たちを
導いている力によってお膳立てされたのだと私は思います。
この力が私をボンベイへ連れてゆき、お金と切符を盗ませ、
鉄道の台帳から私の予約の形跡をすべて消し去って、
私のために二週間以上もすばらしい宿を手配し、
ティルヴァンナーマライまで連れて帰ってから、
匿名の寄贈者を通じて私のお金をすべて返してくれたのです。


   今日はここまでにします。
727神も仏も名無しさん:2010/03/10(水) 08:58:30 ID:S0BSZ0mE
とても感動して胸が熱くなりました。
ありがとうございます。
728神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:06:11 ID:mGNqdIBb
Harriet: Where did you normally stay when you went to Bombay? What did
other visiting devotees do for accommodation? Where did you all eat
and sleep? I ask this because there was no ashram or centre where all
of Maharaj's devotees could stay.

Harriet:
ボンベイに行った時、いつもはどこに泊まっていたのですか? 
よそから来た他の信者たちは宿はどうしていたのですか? 
あなたたちは皆どこで飲食したり寝泊りしたのですか? 
私がこう尋ねるのは、マハラジの信者たちが全員泊まれるような
アシュラムや施設は無かったからです。

David: It depended on how well off you were. Bombay has always been an
expensive place to live in. If you didn't have much money, your choice
was very restricted. Some of my friends used to stay at a Buddhist
ashram, but that involved participating in a lot of their rituals,
which was something many of us didn't want to do because some of the
timings clashed with Maharaj's sessions.

David:
それはどれだけ裕福であるかによりました。
ボンベイは昔から住むのには高くつく土地だったのです。
お金を多く持っていないなら、選択肢は非常に限られました。
私の友人の何人かは仏教徒の寺院にいつも泊まっていましたが、
それには仏教徒たちの多くの儀式に参加せねばならず、
そうするとマハラジのセッションと時間的に重なってしまうこともあるので、
私たちの多くは敬遠していました。
729神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:07:30 ID:mGNqdIBb
There were some other cheap options that were either a long way away
or which also involved participating in some activity you didn't want
to, or submitting to strange rules that were not convenient. I avoided
all these places and always stayed at a cheap lodge that was about 200
yards from Maharaj's house, on the same alley. It was called the
Poornima, and many of us who were short of money ended up there. I
seem to remember that it was Rs 22 for a double room, an amazing price
for Bombay even in those days. A couple of streets away there was a
place that served cheap lunches to local people who were working in
the area. It was made of mud and there were no chairs or tables.
However, you could get a great lunch there - chapattis, dhal, and
vegetables - for Rs 1.40. I can't remember the exchange rate in those
days. I think it may have been about twelve rupees to the dollar. That
should give you some idea of the prices.

他にもいくつか安上がりの選択肢がありました。
それはどこか遠い所まで行くか、何かやりたくない活動に参加しなければならないか、
不便な慣れない規則に従うかのどれかでした。
私はそんな場所はすべて避けて、マハラジの家から二百ヤードほど離れた、
同じ路地にある安宿にいつも泊まりました。
そこはプールニマという名で、お金の不足している人の多くはそこに泊まることになりました。
確かダブルの部屋で二十二ルピーという、当時のボンベイでも驚くべき値段だったと思います。
何通りか先に、その地域で働いている地元の人々に安価な昼食を提供している場所がありました。
そこは泥で作られていて椅子もテーブルもありませんでした。
しかしそこでは、チャパティ(インドのパン/訳注)やダール(レンズ豆のカレー/訳注)、
野菜などの素晴らしい昼食を、一・四ルピーで食べることができるのです。
当時の為替レートは覚えていませんが、おそらく一ドル二十ルピーぐらいだったと思います。
これでおおよそどのくらいの値段かが分かるでしょう。
730神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:10:44 ID:mGNqdIBb
Maharaj would always ask where you were staying when you first went
to see him. If you said 'Poornima' he knew you were either short of
funds or being very careful about spending them. He clearly approved
of people who didn't waste money, and who got good bargains when they
went out shopping. He had spent his whole life being a businessman
who knew the value of a rupee, and it irked him considerably to see
foreigners wasting money or getting cheated.

 マハラジに初めて会いに行った人には、どこに泊まっているのかと彼はいつも尋ねていました。
もし「プールニマ」ですと言ったら、お金があまりないか、
お金を使うことにとても慎重になっているかのどちらかだと彼には分かったのです。
彼はお金を浪費しない人たちや、買い物に行ったときに安く品を手に入れる人たちを
明らかによしとしていました。
彼は人生のすべてを商売人として過ごしたのでルピーの価値を知っていましたし、
外国人たちがお金を浪費したり、ごまかされたりするのを見て相当うんざりしていたのです。
731神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:15:39 ID:mGNqdIBb
One morning when I was there visitors were offering flowers and
sweets to him. People would bring flowers to decorate the portraits
for the Guru puja that took place every morning, and some people
brought sweets that would be distributed as prasad at the end of it.
That day, three foreign women were standing in front of him with
flowers that had stems, which meant that they were hoping he would put
them in the vases that were kept near him. He asked the first one how
much she had paid, and when she told him he was shocked. He got angry
with her, said that she had been cheated, and refused to accept the
flowers. The second woman suffered the same fate. The third woman's
flowers were accepted because she had done a little bargaining and
had got the price down to a reasonable amount. Devotion didn't seem to
be a factor when it came to getting your flowers accepted. The best
way to get your flowers in his vase was to bargain ferociously for
them and get a price that would satisfy him.

 ある朝私がそこにいた時、訪問者たちが彼に花と菓子を捧げていました。
毎日行われているグルのプージャ(礼拝、儀式/訳注)のために、
肖像を飾ろうと花を持ってきたり、その終わりにプラサード(神や聖者に捧げた食べ物の
お下がり/訳注)として配られる菓子を持って来る人がいたのです。
その日、三人の外国人女性が茎のある花を持って彼の前に立ちました。
それは彼女たちが彼の傍にいつも置いてある花瓶に花を挿して欲しがっていることを
意味していました。彼は一人の女性にいくら払ったのかと聞いたのですが、
彼女の答えに彼は衝撃を受けました。
彼は怒って、彼女は騙されたのだと言って花を受け取るのを拒みました。
二人目の女性も同じ目に遭いました。三番目の女性の花は受け入れられました。
彼女は少し交渉してほどよい額に値段を下げてもらっていたからです。
花を受け入れてもらえるかどうかに信心は関係ないようでした。
彼の花瓶に花を挿してもらおうと思ったら、
猛烈に交渉して彼を満足させる値段にするのが一番の方法でした。
732神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:17:38 ID:mGNqdIBb
Now the subject of flowers has come up, I have to digress a little
mention the bhajan and the Guru puja that took place between the
meditation and the question-and-answer session. It was the only
occasion when Maharaj would allow people to garland him. After he had
been garlanded, he would stand in the middle of the room, banging
cymbals to the tune of the bhajan that was being sung. Mostly, his
eyes would be closed. At the beginning he would start off with small
finger cymbals one or two inches in diameter. As the bhajan hotted up
he would move on to bigger and bigger cymbals which would be passed on
to him by an attendant. The biggest pair were almost the size of
garbage can lids. They were huge and the noise they made was
ear-splitting. You could hear them several streets away.

 今、花の話題になったので、少し脇道にそれて、瞑想と質疑応答セッションの間に行われた
バジャンとグルのプージャについて少し触れておかなければなりません。
それは人々がマハラジに花輪をかけることを許された唯一の機会でした。
花輪をかけられた後に彼は部屋の中央に立って、
歌われているバジャンの曲に合わせてシンバルを打ち鳴らしていました。
たいてい彼の目は閉じられていました。
最初に彼は直径一、二インチ(約二・五〜五センチ/訳注)ほどの指シンバルから始めました。
バジャンが熱を帯びるにつれて、従者に手渡されながら、
彼はだんだんと大きなシンバルへと移ってゆきました。
一番大きなものはごみバケツの蓋ぐらいの大きさでした。
それは巨大なもので、耳をつんざくような音がしました。それは何通りか先でも聞こえました。
733神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:19:24 ID:mGNqdIBb
When Maharaj moved on to this biggest set of cymbals, he would already
be wearing so many garlands, they would be sticking out in front of
him, sometimes to a distance of about two feet. It wasn't possible to
bang the biggest cymbals without utterly destroying the garlands.
Maharaj would bang away with his eyes closed, and every time the
cymbals came together petals would fly off in all directions. By the
time it was all over, the floor would be covered with fragments of the
flowers he had shattered and sprayed all over the room. It was a
beautiful sight and I never got tired of watching him smash his
cymbals together and spray flowers in all directions.

マハラジがこの一番大きな一対のシンバルに移った時には、
彼はすでにとてもたくさんの花輪を身に帯びていて、それは彼の前に突き出ていて、
時には二フィート(約六十センチ/訳注)ほどにもなりました。
花輪をまったく壊さずに一番大きなシンバルを叩くのは不可能でした。
マハラジは目を閉じてやかましく音を立て、
シンバルが打ち鳴らされる度に花びらが四方八方に飛び散りました。
それがすべて終わる時までには、彼が部屋中に撒き散らした花の断片で床は覆われていました。
それは美しい光景で、私は彼がシンバルを叩いて四方に花を撒き散らすのを
見飽きることはありませんでした。
734神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:22:29 ID:mGNqdIBb
Let's get back to his parsimonious habits. I stayed at the Poornima
on a visit I made in 1979. I was spending two weeks with Maharaj
before flying back to England to visit my family for the first time
since I had come to India in 1976. My mother had sent me a ticket,
feeling, possibly with some reason, that if she didn't pay for my
trip, I might never come home again. I had accumulated orders for
copies of I am That from friends in England. The British price was
about ten times the price of the Bombay price, so all the Maharaj
devotees I knew in England had put in orders for cheap copies. I
appeared in Maharaj's room with this huge pile of books and asked him
to sign them all for the people who were waiting for them in England.

 彼のけちな習癖の話に戻りましょう。
一九七九年の訪問の際、私はプールニマに泊まりました。
二週間マハラジと共に過ごしていたのですが、それは一九七六年にインドに来て以来初めて、
家族に会いに英国へ帰る前のことでした。私の母が切符を送って来たのです。
おそらくなんらかの理由で、彼女が旅費を払わなければ、
私は二度と家へ帰って来ないと感じたのでしょう。
私はイギリスの友人たちから「I AM THAT」を何冊も注文されていました。
英国での価格はボンベイの約十倍だったので、英国にいる私の知人のマハラジ信者たちは皆、
安い版を求めて注文してきたのです。私は本の山を持ってマハラジの部屋に行き、
英国で待っている人たち全員のためにサインをして欲しいと彼に頼みました。
735神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 00:25:53 ID:mGNqdIBb
He looked at me very suspiciously and said, 'I thought you had no
money. How could you afford to buy all these books?'
I explained: 'They are not for me. They are for people in England
who don't want to pay the British price. They have sent me money to
bring them Indian copies.'
When I told him the retail price in London he was truly horrified.
'Take as many as you can! No one should pay that price for a book!'
He pulled out his pen and happily autographed all the books.

 彼はとても怪訝そうに私を見て言いました。
「あなたはお金が無いと思っていた。どうやってこれだけの本を買うことが出来たのかね?」
 私は説明したのです。「これは私のためのものではありません。
英国にいる人たちのためのもので、彼らは英国での値段では買いたくないのです。
インド版を手に入れるために彼らがお金を送ってきたのです」
 ロンドンでの小売価格を教えると、マハラジはほんとうにぞっとしました。
 「出来る限り多く引き受けなさい! 本のためにそんな額を払うべきではない!」
 彼はペンを取り出して、喜んですべての本にサインをしてくれました。



   今日はここまでにします。
736神も仏も名無しさん:2010/03/12(金) 11:08:49 ID:ELuujBsK
翻訳お疲れ様です。
マハラジはとてもユニークな方だったのですね。
けして孤高の人というわけではなく、私たち庶民と同じ目線で受け入れてくれる。
時に叱咤し、時に気前よく、とても人間味を感じてしまいました。
聖者に対して失礼な物言いになってしまいました、すみません。
いつも感謝しています。
737神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 13:57:40 ID:DVfrfbui
翻訳よみやすいです。いつも有り難うございます。
738神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 22:51:45 ID:9zZcJ1zR
Harriet: Did you carry on going to see him until he passed away? Were
you there in the final days?

Harriet:
あなたは彼が亡くなるまで会いに行き続けたのですか? 
最期の日々には居合わせたのですか?

David: No, and I didn't want to be. I didn't want sit there watching
him slowly die. I wanted to keep my memory of a man who was a
perpetual dynamo, an amazingly vital centre of force and energy.
I knew that he didn't regard himself as the body, but I didn't want to
be there, watching the cancer slowly reduce him to an invalid. I can't
remember the date of my last visit, but I do remember that he was
still talking without much trouble.

David:
いいえ。それに私はそこに居たくはありませんでした。
彼がゆっくりと死んでゆくのを見ながらそこに座っていたくはありませんでした。
果てしない精力家で、驚くほど活気のある、力とエネルギーの根源である人の記憶を、
私は持ち続けていたかったのです。
彼が自分を身体とみなしていないことを私は知っていましたが、
癌がゆっくりと彼を病弱者に変えてゆくのを見ていたくはなかったのです。
私が最後に訪れた日付は思い出せませんが、
彼がまだそれほど困難もなく話していたことは確かに覚えています。
739神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 22:54:44 ID:9zZcJ1zR
I haven't explained how Maharaj kept the traffic flowing through his
room. You need to know about this to understand what comes after.
Because of the restricted space available, Maharaj would generally
only allow people to spend about two weeks with him. New people were
coming every day and there simply wasn't enough room for everyone to
sit on the floor.

 マハラジが彼の部屋の人の流れをどうさばいていたかを説明していませんでした。
話の続きを理解するにはこのことを知っておく必要があります。
使える空間は限られていたので、マハラジはたいてい、
二週間ほどしか彼と共に過ごすことを許しませんでした。
新しい人々が毎日やって来るので、皆が床に座るには十分な場所が無かったのです。

When Maharaj saw that it was getting congested, he would pick out a
few of the people who had been there the longest and ask them to leave,
saying, 'You can leave now. New people have come and there is no room.'

 マハラジは混雑してきたと思うと、一番長くそこにいる人たちを数人選んで、
「あなたたちはもう去りなさい。新しい人たちが来て場所が無いのだ」と言って、
彼らに去るように言いました。
740神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 22:56:21 ID:9zZcJ1zR
The selected people would then have to leave, but if they were still
interested, they could come back after another couple of months and
put in another two weeks there. That was the system that many of us
followed: two weeks there followed by two or more months somewhere
else. Usually, when I arrived, I would tell him that I had a return
ticket to Madras in two weeks' time. He trusted me to leave on the
appointed day.

 選ばれた人々はそれからすぐに去らなければなりませんでしたが、
もし彼らがまだ興味があるなら、二ヶ月ほどすれば、
戻って来てまた二週間そこにいることができました。
二週間そこにいたら二ヶ月以上どこか他の場所に、
というのが私たちの多くが従った方式でした。
いつも私は到着した時に、二週間目にマドラスへ帰る切符を持っていると彼に伝えていました。
彼は約束の日に発つのを私に任せました。

On my final visit, though, I have a memory that I was trying to stay
few days longer than I had originally intended. I do remember that for
a couple of days I would sit in a back corner, hoping he wouldn't
notice me, because he knew that my time was up.

 しかし最後の訪問の際、私は最初に意図していたよりも
数日長く滞在しようとしていた記憶があります。
私が時間切れであることを彼は知っていたので、私は二、三日の間、
彼に気付かれないようにと願いながら後ろの隅の方に座っていたのを覚えています。
741神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:03:13 ID:9zZcJ1zR
One morning I couldn't get to my corner seat in time because something
delayed me. I found myself sitting quite close to him, effectively
blocking his view of some of the people who were immediately behind me.
I should mention that I am 6'2” and that my back is disproportionately
long for my size. I have short legs and a long back, which means that
when I sit on the floor with a straight back the top of my head is the
same distance from the floor as someone who is about 6'4”. Of course,
on that particular morning Maharaj wanted to have a conversation with
the person who was sitting immediately behind me, someone who was a
lot shorter than I was. I tried unsuccessfully to squirm out of the
way, and Maharaj tried to peer round me but it was no use because
there wasn't any extra floor space for me to manoeuvre in. We were
packed in like sardines in a can.

ある朝、私は何かで遅れて隅の席を取り損ねてしまいました。
気付くと私は彼にとても近い場所に座っていて、
彼の視界を遮って私のすぐ後ろにいる何人かを見えなくしていました。
私は六フィート二インチ(約百八十八センチ/訳注)で、
私の背中は身長に不釣合いな長さであることに触れておくべきでしょう。
私は胴長短足なので、私が背筋を伸ばして床に座ると、
床から頭までの高さは身長六フィート四インチ(約百九十三センチ/訳注)の人と
同じになってしまうのです。もうお分かりでしょうが、
その朝マハラジは私のすぐ後ろに座っている人と話をしたがったのです。
その人は私よりずっと背の低い人でした。
私はなんとか邪魔にならないようにと試みましたがうまくいきませんでし、
マハラジは私の周りを窺っていましたが無駄でした。
私を移動させられそうな場所はどこにもなかったからです。
私たちはすし詰め状態だったのです。
742神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:07:43 ID:9zZcJ1zR
Eventually Maharaj looked at me and said, with some irritation, 'Why
are you still sitting here taking up floor space? I can't see the
people behind you. You are full of the knowledge. You are so full of
the knowledge it is coming out of your ears and making a mess on my
carpet. You can go now and make space for other people.'

 最終的にマハラジは私を見て、少しいら立ちながら言いました。
「なぜあなたはいまだここに座って場所を占めているのかね? 
あなたの後ろの人たちが見えないではないか。あなたの知識は十分だ。
あまりに知識が多すぎて、耳から出てきて私の絨毯の上に散らかっている。
あなたはもう行きなさい。そして他の人たちのために場所を空けなさい」

That was the last time he spoke to me. I took his irascible remarks
to be a blessing and a benediction, a sort of graduation certificate.
I left that day and never went back.

 それが彼が私に話した最後の言葉でした。
私は彼の怒りっぽい一言を、祝福と恵み、そしてある種の卒業証書として受け取りました。
私はその日に発って二度と戻ることはありませんでした。
743神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:11:56 ID:9zZcJ1zR
Over the next few months I kept receiving reports about his failing
health but I never felt tempted to go back one more time. That is,
until he suddenly appeared in one of my dreams telling me to come and
see him. It was such a forceful dream, it woke me up. I lay there in
my bed, wondering if it really was him telling me to come, or whether
it was just my subconscious manifesting a secret wish to go and see
him one more time. I fell asleep without resolving the issue one way
or the other.

 それから数ヶ月にわたって、彼の健康悪化の報告を受け続けましたが、
もう一度戻ろうという誘惑を感じることはありませんでした。
彼が突然夢の中に現れて、会いに来るようにと言うまでは。
それはとても強烈な夢だったので私は目を覚まさせられました。
私はベッドに横たわったまま、それは彼が本当に来るように言っているのか、
あるいはもう一度彼に会いに行きたいという秘められた願望を、
潜在意識が明らかにしただけなのかと考えていました。
どちらにしても、問題を解決しないまま私は寝入ってしまいました。

A few minutes later he reappeared in my next dream, glaring at me:
'I just told you to come. Why didn't you believe me?'

 数分後、次の夢にも彼が現れて私を睨みつけました。
「来なさいと言っているのだ。なぜ私を信じないのか?」
744神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:15:45 ID:9zZcJ1zR
I woke up and knew that he wanted me to come. Maybe he wanted one
last chance to assault my stubborn ego. I didn't go and I can't give
any satisfactory excuses for my refusal to respond to this dream. This
was just before he passed away in 1981. I could give any number of
reasons, but none of them rings true to me or satisfies me. When I
study my memory of this event, I can't find any excuses that will pass
muster in my conscience. I didn't go, and to this day I can't remember
what stopped me.

 私は目が覚めて、彼が私に来て欲しがっているのだと知りました。
もしかすると彼は私のしぶとい自我を猛烈に攻撃するための
最後の機会が欲しかったのかもしれません。
私は行きませんでしたが、この夢に応じなかったことに
満足のゆく説明を与えることはできませんでした。
これは一九八一年に彼が亡くなる直前のことでした。
私はいろいろな理由を挙げることができましたが、どれも私にはもっともらしく聞こえず、
私を納得させませんでした。この出来事の記憶を検討してみても、
私はどう考えても筋の通った説明ができないのです。
私は行きませんでしたが、今でも何が私を止めたのかを思い出すことができません。

Harriet: Did the dreams continue? Did he ask you to come again?

Harriet:
その夢は続いたのですか? 彼はまた来るようにと言ったのですか?
745神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:20:42 ID:9zZcJ1zR
David: No, it was only on that one night. However, after he did die I
started to have vivid and regular dreams in which I was visiting him
in his room. I would go up the steps and find him there, sitting in
his usual seat, and giving out teachings in his usual way. My dream
logic would try to work out why he was still there, still teaching. In
the dream one part of me knew that he had died, but another part was
witnessing him still alive, still teaching in his usual corner. In
these dreams I would sometimes come to the conclusion that he hadn't
really died at all, that he had faked his death, waited until all the
crowds had left, and then gone back to teaching with a small group of
people who were somehow in on the game. My dream brain invented all
kinds of stories such as these, but even in the dreams they never
really convinced me. I knew something was wrong, but I couldn't quite
figure out what it was.

David:
いいえ。それは一晩限りでした。
しかし彼の死後、私が彼の部屋を訪れる鮮明な夢を定期的に見るようになりました。
私が階段を昇ってゆくと彼がいて、いつもの席に座って、
いつものように教えを授けていました。
私の夢の論理はなぜ彼がまだそこにいて、まだ教えているのかを解き明かそうとしていました。
夢の中で私は彼が死んだことを知りつつも、
まだ生きていて、まだいつもの場所で教えている彼を目撃しているのでした。
これらの夢の中で私は時々、彼は本当は死んでなどなく、死んだのだと見せかけて、
群集が皆去るまで待ってから、その計画に参加している少人数の集団と一緒に
教えに戻ったのだという結論に達しました。
私の夢見る頭はこのような類のありとあらゆる話をでっち上げましたが、
夢の中でさえそれらが実際に私を納得させることはありませんでした。
私は何かがおかしいと分かってはいましたが、
それが何であるのかまったく見当がつかないのでした。
746神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:25:40 ID:9zZcJ1zR
These dreams went on all through the 1980s and well into the 1990s.
The last dream in this sequence was different. I found Maharaj
teaching a small group of people inside the main room of the
Ramanasramam dispensary. This was unusual because I had never before
dreamed of him anywhere outside his room. Also, the people were
different. They were not the Indian faces who populated his room in
the earlier dreams. They were all foreigners, all people I knew well.
This time there was no doubt, no confusion about why or whether he was
still alive.

 これらの夢は一九八〇年代の間中続き、一九九〇年代になっても続きました。
この一連の夢の最後は違っていました。
私はマハラジがラマナアシュラムの診療所の中で、
少人数の集団に教えているのを見出したのです。
これは珍しいことでした。なぜなら彼の部屋以外の場所の夢を、
それ以前はまったく見なかったからです。
そしてまた、人々も違っていました。
彼らは初めのころの夢の中で彼の部屋に住んでいたインド人の面々ではなかったのです。
彼らは皆外国人で、私の良く知っている人たちばかりでした。
この時はなぜ彼が生きているのか、あるいは本当にまだ生きているのかと、
疑うことも、混乱することもありませんでした。

I looked at Maharaj, turned to my friends who were sitting on the
floor with him and said, with a great feeling of exaltation, 'See! I
told you! He's alive! He didn't die at all! He's still alive!'
The dream ended and I have never dreamt of him again.

 私はマハラジを見て、彼と共に床に座っている友人たちの方を向き、
激しく高揚した気分で言ったのです。「見て! 言ったでしょう! 
彼は生きてる! 死んでなんかいない! まだ生きてるんだ!」
 夢は終わって、再び彼の夢を見ることはありませんでした。
747神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:30:46 ID:9zZcJ1zR
Harriet: What did you make of all this? What did it all mean for you?

Harriet:
あなたはそのことをどう解釈したのですか? あなたにとって何を意味していたのですか?

David: I don't need Freud on this one. He didn't die because he was
never born. He is alive as the Self within me. He can't die. He is
inside, biding his time, waiting for the words he planted there to
destroy me and my little, circumscribed world. I know that he hasn't
given up on me, and I also know that one day he will prevail.

David:
このことについてはフロイトの出番はありません。
マハラジは死んではいないのです。
なぜなら彼は決して生まれてこなかったからです。
彼は私の中で真我として生きています。
彼は内側に居て、好機を待っているのです。
彼がそこに植え付けた言葉が、私と私の小さく限定された世界を破壊する時を。
私には分かるのです。彼は私を見限らなかったということ、
そして、いつか彼は成功するだろうということを。
748神も仏も名無しさん:2010/03/17(水) 23:32:07 ID:9zZcJ1zR
これでこのインタビューは終わりです。

かなり時間がかかってしまいましたが、なんとか終わりまで翻訳することができました。
誤訳等ありましたら遅くなっても構いませんのでご指摘よろしくお願いします。
読んでくださった皆様、応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。
749神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 00:09:15 ID:R5M/EsE0
翻訳者さんに感謝あるのみです
お疲れ様でした
750神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 01:08:13 ID:rPRBYrd6
深く感謝いたします。
本当にありがとうございます。
751神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 01:12:46 ID:04KfIZxt
いい話ですわ〜最後!!毎回楽しみに読ませて頂きました。
翻訳者さん、お疲れ様でした〜!!感謝感謝です!!
ますますマハラジファンになりました。
マハラジの数々の言葉を胸に熱烈に冷静に生きていきたいと思います。
752神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 03:57:14 ID:b3AmTc+W
いい話ですわ〜最後!!毎回楽しみに読ませて頂きました。
翻訳者さん、お疲れ様でした〜!!感謝感謝です!!
ますますマハラジファンになりました。
マハラジの数々の言葉を胸に熱烈に冷静に生きていきたいと思います。
753神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 06:58:44 ID:gZwbTNsu
翻訳、どうもありがとうございます。
いつも、楽しませていただいております。
どうも、ありがとうございました!
754神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 07:47:21 ID:YQa4/F/o
不思議な話ですね。

マハルシは、死の間際に「わたしがどこへ行くというのですか?私はここにいます。」
と言ったみたいです。

似ていますね。
755神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 08:39:44 ID:IufQys29
全ての聖者が肉体を去っても、そこに存在し続けることを意味するのですね。
彼らの蒔いた種が、私たちの心に深く根付き大きな花を咲かせる日を心まちにしています。
心からの感謝と祝福を!
756神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 11:36:28 ID:nxcvMzhH
いつも翻訳ありがとう〜。
757神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 13:30:42 ID:R5M/EsE0
翻訳者さん、お疲れ様でした。
このようなことをいきなり頼むのは大変恐縮なのですが、今度は
ttp://www.inner-quest.org/NisargadattaSR.htmの
SELF KNOWLEDGE AND SELF REALISATION
を訳していただくわけにはいかないでしょうか?
758神も仏も名無しさん:2010/03/18(木) 21:04:32 ID:PdwOE1YX
>>757
それはニサルガダッタ自身による唯一の著作ということで私も目を付けていたのですが、
ちょっと今は翻訳から離れて、その時間を読書や瞑想に当てたいなと思っていまして……
どなたか代わりに翻訳してくださる方はいらっしゃいませんでしょうか。
759757:2010/03/19(金) 00:52:35 ID:uZHWW757
>>758
そうですね 翻訳者さんには大変お世話になっていますし、これ以上定期的に時間をとらせてしまうことは申し訳ないですから
不躾なことを頼んでしまいました すいませんでした
もし将来時間と意欲がございましたらよろしくお願いします。
760神も仏も名無しさん:2010/03/19(金) 18:40:35 ID:uZHWW757
どなたかティルヴァンナマライに詳しい方教えていただけますか。

ラクシュマナ・スワミに会いに行きたいのですが、突然訪問者がサットサンに参加できるものなのでしょうか?
どのようなサットサンの状況になっているか詳しい方いらっしゃいませんでしょうか?
761神も仏も名無しさん:2010/03/19(金) 23:10:14 ID:ynuRDy2s
762神も仏も名無しさん:2010/03/19(金) 23:11:19 ID:ynuRDy2s
763神も仏も名無しさん:2010/03/19(金) 23:22:31 ID:N5LwGr79
実際に行ってみることをお勧めします。

現地に永住している日本人がたくさんいるので、彼・彼女たちに聞けば
すぐにでもわかります。

ラマナ・アシュラムやヴィルバークシャ・ケイブで座ること自体が
サットサンになりますから、行くだけの価値はあるかと思います。
764760:2010/03/19(金) 23:38:11 ID:uZHWW757
761,762,763さん どうも情報ありがとうございます

763さん、現地にそんなに日本の方がいらっしゃるのですか
驚きですね
765神も仏も名無しさん:2010/03/20(土) 21:55:22 ID:ybcOx01/
ラクシュマナ・スワミは現存するマハルシの直弟子の覚者で、マハルシと同じく沈黙のサットサンをしていますね。
http://lakshmanaswamy.blogspot.com/
http://www.youtube.com/watch?v=h-BeVGCINic
766760:2010/03/21(日) 13:06:11 ID:e4t3mika
765さん 情報ありがとうございます
皆さんのご協力に感謝です
サットサンは定期的に行われているのですかね?
いってみないと分らないのかな
767神も仏も名無しさん:2010/03/27(土) 12:21:04 ID:NL1sto93
サットサンはないみたい。
765のブログに、基本的に「スワミと奥さん?は人と会う気がなく、
ダルシャンするのは12月25日とディーパムの日だけ」って書いてある。
ただ、
http://mathrusrisarada.org/ ではそれにプラスして
「朝9時から10時の間、門の前で瞑想できる。その時手紙を
渡せるので、スワミは誰かと会うかもしれない。」とあって
可能性はある。
要は熱意次第ということらしい。
昔の禅寺みたいだね。



768神も仏も名無しさん:2010/03/27(土) 12:23:10 ID:NL1sto93
ごめん。age
769神も仏も名無しさん:2010/03/27(土) 12:31:06 ID:kZFaQHW+
ムトゥ 踊るマハラジャ
770760
>>767さん 情報ありがとうございます
英語ができない私にとって大変助かります!!
ありがとうございました!!