>精霊が偽りの宇宙の修正を完了したら、もう宇宙は存在するようには、見えなくなります。もう存在するようには見えなくなる、と言ったのは、もともと本当は存在していないからよ。
>真の宇宙とは神の宇宙あるいは天国のことだし、偽りの宇宙とはまったく何の関係もない。(神の使者、26p)
これは目が覚めて起きている状態と、眠って夢を見ている状態に置き換えれば、
何の矛盾もないと思いますね。
起床して夢から覚めたら、もう夢は存在するようには、見えなくなります。もう存在するようには見えなくなる、と言ったのは、もともと本当は存在していないからよ。
真の宇宙とは今こうして起きている状態のことだし、夢の中の世界とはまったく何の関係もない。
こう言い換えられます。
目が覚めて起きた後も夢の中のことは覚えている。しかし夢は夢であって起きている今とは関係ない。
未だ夢を見ている人が夢の中で起床後のことを考えても無意味だし、
そもそも夢の中ではそういうことを考えること自体不可能ですね。
結局、自分が信奉する神対(おそらくはニールが創作したもの)が脅かされていると被害妄想に陥り、
そういう恐怖心から、とにかく何が何でも神使否定しなければ、という焦りがミエミエなんですね(笑)
あるときは、神対と神使は両立するといい、
別のときには、神対とACIMは両立するが神使だけが間違っていると言う。
しかし、神使の主張を否定すると、テーラワーダ仏教やアドヴァイタ、グノーシス、クリシュナムルティまで敵に回してしまうわけで、
大衆受けの安っぽいニューエイジの典型である神対がそれらを凌駕しているという主張は
どうにも説得力に欠ける話なんですけどね(笑)。
何しろ、Y2K問題が騒がれていた当時のニールの頭で考えた理屈を神に語らせていたわけですから。