391 :
絶対神:
例えば、ここに自殺志願者がいる。
だが、そいつがただ自殺して終わるより、
「慈善団体に全資産を寄付してから自殺する方が世の中のためだろう」
その死も、単なる逃避以上の意味を持つはずだ(少なくてもそれによってある
程度福祉は充実する)。
「俺がカルト教祖をやってるのは要するにそういう事かもしれん」
この世の中にはどうしたって、誰かに親身に助けて貰わなければならない人間が
いる。
精神的に自立出来ない人間がいる。
「放っておくと自殺してしまう人間がいる」
そういう人間を救い、
「この世の救済のために働かせる」
「我が教団は、そういう授産施設だと私は思っている」