【シークレット】神智学総合スレッド【ドクトリン】

このエントリーをはてなブックマークに追加
163神も仏も名無しさん
ルシファーとは何でしょうか?
164宝珠愚者:2009/04/27(月) 19:40:30 ID:WI5dszHn
>>163
 イザヤ書の14:12〜:15にはルシファーについての有名な一説があります。「夜明けの子ルシファーよ、
いかにして天より隕ちしや。もろもろの国を倒しし者よ、いかにして斬られて地に倒れしや。汝、心中に
ていわく、《我は天に上がろう。星々の遙か上に王座を上げ、北の果ての集いの山に座し、高き雲悌に
登りて至上者のごとくなるべし》と。しかれど汝は冥府に落とされ、坑の下に入れられん。」
 しかし、ここでいうルシファーとは「輝くもの」のことであって、アラム語言語の「ベン・ショーハー」(闇の
子)をラテン語聖書の翻訳者が「ルシファー」と誤訳したまま英語聖書に入れてしまい、美しい言葉であっ
たので、ユダヤ本来の悪魔「アシュモダイ」(醜怪なる山羊)に切り換えられることなく、そのまま残されて
しまったものです。また、ルカ伝10:18でイエスが、「我れ天より稲妻のごとくサタンの落ちしを見たり」とい
われていることから、キリスト教社会では3世紀の早くから“ルシファー=サタン説”が成立してしまった。
しかし、本来の意味は、星を地上の英雄になぞらえる当時の習慣によって占星術者のMagiが、ひときわ
輝く明星を見て亡き英雄バビロンの王を悲しんでの比喩でした。
 参考文献:(淑徳短期大学教授/坂下 昇著『オカルト』カバル誕生ルシファ伝説/講談社刊)

 『Lucifer はもともと、ラテン語で「光を帯びたもの」(lux 光 + -fer 帯びている、生ずる)を意味し、キリス
ト教以前から「明けの明星」を指すものとして用いられ、オウィディウスやウェルギリウスなどの詩歌にも
見られる語である。無論、ヘブライ語の旧約聖書にも、ギリシャ語の新約聖書にも使われてはおらず、元
来は、サタンや堕天使といった伝説と一切無縁のものだった。』
 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
165宝珠愚者:2009/04/27(月) 19:42:56 ID:WI5dszHn
 ルシファーとは“輝くもの”であって、悪魔サタンなどとは全く関係がないのです。物質は霊化していき、
霊は物質に下るのです。私たちの進化の道程は物質の霊化です。意識を物質レベルから霊化させてい
く・・。しかし、創造の原理はその逆の霊の物質化なのです。霊の物質化は“ルシファーの反逆”として、
ルシファーの天国からの墜落として象徴されているのです。
 ルシファーというのは人間そのもの。人の神聖なる魂(ソウル)を指します。このことは、無限的意識存
在である神が更なる発展と成長のために、ご自身の限界点を測ろうとして有限界たる物質の創造を行
い、その物質の進化をご自身の経験の糧とすべく、人間の中に自ら---ご自身を分霊、断片と化して---
下って(入って)行かれたときの象徴となったものが“堕天使思想”となり、アダムとエバの“失楽園の物
語”となったことを意味しています。
 実は人間自身が神そのもの、神の“閃光(きらめき)”モナッドであるという真理を、ルシファー(輝くもの)
という神聖なる言葉の中に要約しているのです。

 オカルティズムに投げかけられる、主にキリスト教関係からくるところの「ルシファーを説くのは悪魔崇
拝」といった批判は、自ら無知を晒すものです。