【最終】仏陀は転生(再生誕)を説いた!?【決着】12

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750宝珠愚者
 『仏教教団の中に、「被差別部落の者が受ける不幸を前世の業だなどと逃げた議論をしてはいけない。
現実の苦しみは、100%現世の問題である」という考え方がある。解放同盟に味方をしたい、解放運動
を助けたいという気持ちは主観的には充分に出ているが、それならば、なぜ私は知らないうちにここに
生まれてきたかという問題になる。』
(差別問題に関する提言「真宗教団に期待するもの」--部落解放運動の立場から)
http://72.14.235.132/search?q=cache:C9GkXUnKeXwJ:www.shin.gr.jp/

 『わが国のハンセン病政策の中で、近年に至るまで、我宗門では、一度として患者の側に立って、国
の「非人道的政策」に異議を唱えることはなかった。むしろ「悪しき業論」による布教によって国民の意
識の中に「偏見と差別意識を助長した」と言っても過言ではないし、慰問布教の名のもとにハンセン病
患者・元患者の方々にあきらめを説いてきた歴史的事実がある。すなわち、この病が過去世において
三宝や『法華経』などを誹謗中傷した悪業の報いであると、「悪しき業論」の典型として説明され続けて
きたのである。』
(ハンセン病患者及び元患者とその家族及び
 親族に対する謝罪と人権回復のための啓発活動に尽力することの決議)
http://www.eonet.ne.jp/~libell/soutousyuu-ketugibun.htm

 『これまでカンボジアの障害者観を考察してきた。国民の約9割が仏教徒であり、年間行事が仏教行事
とともに進行するカンボジアでは、仏教に基づく「障害は前世からの業罰」という因果応報思想が日常の
さまざまな場面で繰り返されている。また、カンボジアの「笑い」における障害者観では、「障害者はでき
るか、否か」という視点で、あるいは「好奇」の対象として捉えていることが明らかになった。この障害者観
も「前世からの業罰」という意識と同様に、現代社会においても深く浸透しており、障害者が社会で活動す
る上で大きな障壁となっていると言える。』
(カンボジア人の障害者観における一考察日)
http://www.asiadisability.com/~yuki/Theses14.html