【独善主義】キリスト教の問題点【優越主義】

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462宝珠愚者 ◆9XuF3XEACk
第2コンスタンティノポリス公会議
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8E%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%85%AC%E4%BC%9A%E8%AD%B0
ユスティニアヌス1世
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%8C%E3%82%B91%E4%B8%96


以下、ネットからの拾い読みです。
すみませんが、後はご自分で調べてください。
どうか宜しくお願いします!

 『その“魂は肉体に先行して存在するという見解”といわれているものがそれであり、魂が肉体
に宿るということは過去世からの転生を意味するのです。オリゲネスが学んだ学問そのものの中
に転生思想がある。』

 『私は以前、「キリスト教的なイデーと輪廻転生思想との結合がこれからの霊的思想の課題で
ある」と述べたが、それはすでにオリゲネスによってある程度実現されていたのである。』

 『ピタゴラスの宗教上の意見は輪廻転生の説であり、イタリアのクロトーンにおいて道徳的宗教
的教団を組織し、厳格な戒律を布き、宗教的改革家として多大の感化を与えた。(波多野精一著
「西洋哲学史要」大日本図書株式会社刊 P34)』

 『輪廻転生説はインドで伝統的にあったが、インドでは輪廻からの解放が求められるのみで、
輪廻が進化のためポジティブな意味を持ちうるという発想は、なかったのである。つまり輪廻転生
説と霊的進化論はインドではむすびついていなかった。過去に、この二つが結びついていた思想
は、オリゲネスの神学思想のみであった。オリゲネスはローマ時代の人であるが、宇宙は「学校」
であり、輪廻を通して魂は進歩していく、と考えていた。輪廻思想は、魂の先在という考え方とセット
になる。魂が本体であり、肉体とは衣であると考えなければ、輪廻というものは成立しないからだ。
こちらは、プラトン主義の考えになり、キリスト教とは異なる。したがって、キリスト教哲学は基本的
骨格を作っているが、もう少しそれを「プラトン化」して修正する必要がある。オリゲネスもプラトン
主義の影響を受けてそういう神学を考えたのである。』
463宝珠愚者 ◆9XuF3XEACk :2009/09/17(木) 00:09:59 ID:nRxIa/Q3
 『罪人が被る悪の理由についてはこのように説明することができるが、罪を犯しえない幼児が被
る悪についてはどう考えればよいのか。オリゲネスは、それを説明するのにプラトンの輪廻転生
――これはオリゲネスが親しんだヌメニオスやアンモニオス・サッカスが取り上げている――から
着想を得ている。すなわち人間の魂は、もともと天上の世界にあったが、罪を犯し、その罰として
この世界に下り、身体を得た。やがて人間は、償いを果たし、罪から浄化されることによって天上の
世界に帰るように招かれている。しかし浄化が不十分な人間は、浄化が全うされるまで、次から次
へと別の世界に転生しなければならない。オリゲネスは、このような考えを『諸原理について[3]』で
「仮設」としてかなり詳細に展開しているが、厳密にプラトンの考える輪廻転生と同じものではない。
オリゲネスは、人間の魂が動物の体の中に宿ることに反対している[4]。しかしオリゲネスは、この
輪廻転生にも似た仮説がもたらす誤解を避けるために、それに関する発言は慎重になったが[5]、
本講話にもそれを暗示させる箇所が幾つか見出される。』

 『オリゲネスは、プロティノス(205−270) と並んで、新プラトン主義の創立者ともいえるアンモニ
オス・サッカス(175−242)の弟子として知られています。また、ストア学派の影響を受けて、後に
キリスト教に改宗し初期キリスト教会の教父となったクレメンス(150−215)の弟子でありました。
 なお、オリゲネスは、エジプトやギリシャのオルフェウス教の「転生輪廻の思想」も支持していました。
そのため、オリゲネスの神学は、彼の死後300年経った6世紀半ば頃に至って、コンスタンチノポリス
の公会議において「異端」の烙印を押されることになります。』