【最終】仏陀は転生(再生誕)を説いた!?【決着】9
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神も仏も名無しさん:
宗教者も、現実界において生存しているからこそ宗教をやることが可能なの
である。若し我々が存在している地面という現実が存在しなかったら、一瞬
にして奈落の底である。従って、宗教者は、自己の発言が現実によって支持
されているかを、常に確認しながら語ることが必要である。さもなければ、
その発言は「妄想」になってしまうからである。
現実によって維持されている生命を以って、非現実や死後の世界を語ることほど
の矛盾はない。非現実においては、その生命は一瞬たりとも維持できないので
あり、また、死とは、生命の機能としての知覚作用、認識作用の不可逆的喪失
のことだからである。いくら死後の世界を語っても、死ねば、その世界の知覚
も認識も不可能なのだから、「死後の世界を認識する」ということ自体が、言
語矛盾ではないか。
未だかつて、火葬中に「熱い」と叫んだ「死者」はいない。死後の世界を知覚
認識できるのなら、火葬も埋葬も一切してはならないことになる。死者が、火
葬の熱を知覚できたとしたら、何が起きると思うか。