【最終】仏陀は転生(再生誕)を説いた!?【決着】7

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201宝珠愚者
>>179
 ギリシアのオリゲネス(西暦185-253)はアレキサンドリア教理学校の教師で、初期キリスト教界屈指の
神学者でした。彼はプラトン派についての教養も深く、生まれ変わりの法則を強調していました。実際、
西洋では6世紀までは生まれ変わりの概念は普通に受け入れられていたのです。
 これを不敬であるとして抹殺したのは当時のユスチウス皇帝でした。553年に開催されたコンスタンチ
ノーブルでの「第五次汎宗教(キリスト教)会議」において、皇帝が当時の教会の長老たちにこの概念を
キリスト教のドグマから排除するよう強いたのです。それ以来、教会から学ぶ神学(教理)には転生の教
えは失ったのです。しかし、聖書には生まれ変わりを示す教え(及び行為の結果が自己に返ってくるとい
う業報の教え)は削除されることなく、そのまま今も残っています。

 従って、教会に洗脳されなければ、眼在る者はそれを素直に読むことでこのことを知るのは十分に可
能です。しかし残念ながら、神とキリストに対する信仰的な畏怖の念(それは教会の説く内容に対するも
のだが・・)から、なかなか気付くことができないのが実情です。指摘しても、必ず当人はこじつけて否定
してきます。頭から決め付けているので盲目になっているりです。ここの断滅論仏教者と同じ姿ですね。