【最終】仏陀は転生(再生誕)を説いた!?【決着】7
この吟味(「この不完全性」を明確にし解体・解決すること)は、
≪ 《「輪廻(生まれ変わり)」が抱える問題点は、実は「業報思想」が抱える問題点と被っている
(→だから補完要素として採用される)》ことであり、「業報思想の不完全性」を明確にし解体・解決することは、
すなわち「輪廻(生まれ変わり)」の不完全性を明確にし解体・解決すること ≫
となるのではないかと思っている。
また(―それが、「結局(輪廻以外の)他の要素による補完」になるのか、
「不完全に見えるだけで、完全であったことが確認される」のか、
「註釈(細かな補足説明)付で為されるものとなる」のかはわからないが――)、
業報思想の不完全性を昇華し、業論者・行為論者(kamma vAdin)と呼ばれた釈尊の言う
「行為とその果」に於ける真意に近付くこととなるかもしれない・・・。
そして、ここに於ける説明が、
仏教外からの(特に哲学(や認識論?)や生物学的視点の側からの)批判・指摘に対する答えとなるだろう、と・・・。
(個人的には、「“宗教”なんだから違って当然。解らなくて当然。」という形は避けたい・・。)
以前「作文中」と書いたが、実際は「考え中・吟味中」と言った方が正確だ。
その意味では、(近似した価値観・スタンスばかりで構成される)狭い仲間内のコミュニティより、
雑多な意見が飛び交う2chという場は、楽しいし有意義だw
このスレも、建った当初は(さて、どういう方向へ向かうやら・・・)と思ってたが、
聡明な、知識豊富な論客が多く出入りするようになった。
特に最近のレスは簡明で解り易い。有難いことです。