>>779 日本人が叩き合うのはどうしたことだろう?
>>778 なぜ宗教が日本人と、日本の中枢に取り付いて、これを骨抜きにするのだろう?
ゴータマは、人間を神や理想と切り離した。
それと絶対権力者が支配する中国の信仰と結びついた。当時、たとえ宗教でも焚書坑儒の国。ゴマスリ教でなければ生き残れない。
この権力支配を肯定し、容認した儒教の一派が生き残った。この宗教にくっ付いたコブが、ちょうどゴータマが神と理想を排除したスキマに権力として収まることが出来た。
そのままでは わざとらしいので、形式的に仏とか菩薩を修って並べて 宗教の体裁を整たが、あくまでタテマエであり、実存は絶対権力者だった。
この中国由来仏教に学んだ日蓮は、人々の中国仏教に対する盲信を憎み、これを徹底攻撃したものの自分も仏教という問題を孕むことになった。
この日本仏教が、もし学んだ仏教をブッディズムと儒教に分解できたなら、日本中に広がった今日の混乱はなかったであろう。
初めに述べたように、日本仏教は宗教としての肝心な目玉を取りこぼしている。これが世界における日本の地位を低いものにしている最大原因であるが、
同時に、世界にない芽が出る余地を残している、とも言える。