☆ 卍 仏教 @ 質問箱 卍 ☆ パート20

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818神も仏も名無しさん
>>817の続き

最近では、伝統宗教が、社会的に非難を受けた「宗教」を「カルト」という言葉で
隔離し、自己を防衛しようとしている動向が見られる。オウムと近隣の住民との
対立を、何と「感情的対立」に矮小化してしまっている。宗教そのものに対する
本質的批判は、全くできていない。激しく批判しているようでも、結局は宗教擁
護と自己正当化に落ち着く。これが宗教自体に共通して内在する「病理」である。
この「病理」は、現実上の根拠皆無な「観念」を一切廃し、「全ての人間に共
通する唯一の普遍の事実」としての、「人間の生物的生存本能(生命)と、そ
の生命を支える大自然(現実界)」に立ち帰らない限り、克服は困難である。
カルトというなら、史上そして現在も、最も多くの人間を、最も残酷な方法で
殺してきたキリスト教こそ、最大最悪の超カルトであることは明らかだろう。
キリスト教に影響され、その要素を真似し、取り入れた他宗教も同様にカルト
である。
最近のチベット暴動で、ヒステリックな反応を示さなかった日本の仏教界の態
度は、仏教者らしいものであった。そもそも、独立運動をやったり、デモ行進
したり、暴動を起こしたりする仏教者がいるのかね。ダライラマが外国で、キ
リスト教やヒンドウー教の影響を受けた結果ではないかと推測する。
ガンジーも、英国留学によって、キリスト教の影響を受けたものと推測される。
彼は、インドの宗教対立を激化しただけ。彼は、インドの最下層賎民を「神の子」
と呼ぼうとしたが、彼らは、ちゃんと「最下層賎民と呼べ」と怒ったそうである。
ガンジーには、キリスト教の臭いがする。
宗教の病理の克服は、人間や自然からは一歩も離れず、「関係性」という真理を
知る、釈尊の仏教にこそ期待したいのだが。