【高橋佳子】宗教法人GLA総合本部【TL人間学】 17
8.しかし、仏教生誕その数百年後「大乗と名乗る新興仏教」が釈迦の教えを利用して商売にした。
世間のニーズに合わせて
釈迦が排斥した 供養だの儀式だの呪文だの占いだのを取り入れ 都合よく作り替えて勢力拡大し
やがてそれが東洋へと伝わるころには、政治的理由でさらにいろいろなものが付加されて
名前だけは仏教を名乗りつつも、よくある『宗教』へと変貌してしまう。
真理への、単なるガイド役であった釈迦も、救世主として祀り上げられる。 最後期の大乗教典(密教)では、
ブッダが明白に否定したさまざまな迷信、呪文(真言)や「火をたく護摩の術」等々、さえも受容されることになる。
法華経も例外ではない。
9.大乗仏教以降、仏教は 内容が実質「逆転」してしまった。
もとより宗教のその発生根源は 衆生が手っ取り早く救済されたいとの願いから 現世利益を謳うところからのものだが
そんな「宗教」へと仏教は替えられてしまったのである。 商売のために。
結果、本来仏教は滅亡した。 しかしそんな商売宗教の中にあって真の釈迦の真理は地球のどこかで未だ語り継がれている。
身近な仏教を、キリスト教を それが、真のものであるか、または商売のための似非なのか。
誰かに言われたことを そのまま鵜呑みにしないで どんどん見極めて行こう。
そこから自動的に裸の真理が浮かび上がってくる。
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