【高橋佳子】宗教法人GLA総合本部【TL人間学】 17

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イザヤ書の箇所は「特別比喩」の講義の中で伝えられます。「私は東から猛禽を招き、…」という神の‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌ 
啓示の箇所を用いて、「東」とは極東アジアの熱心なキリスト教国である韓国を指し示し、「猛禽」とは‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌
「鷲」のことで、「鳥類の王」である鷲は「メシヤ」を喩えていると教えます。つまりこの聖句は韓国から再‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌ 
臨主が現れることを予言していると解釈するのです。しかし、この解釈には文意の問題ではなく、論理的‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌
な無理が指摘されます。たとえば「カエル」は「両生類」であるが「両生類」は「カエル」ではないように、‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌ 
「小泉純一郎」は「政治家」であるが「政治家」は「小泉純一郎」ではないように、「鷲」は「猛禽」であるが、
「猛禽」は「鷲」ではないのです。これは「集合」と「要素」の問題です。猛禽類にはタカやハヤブサやフク
ロウなど鷲以外にも多くの種類がおり、この聖句からは「猛禽」を「鷲」とは特定できません。ちなみに、
「猛禽」は聖書(レビ記や申命記など)では悪しき生き物として記されていて、マイナスのイメージです。
「鷲」は力強いイメージで聖書に登場しますが、主を待ち望む者が力を受ける様子などを表していて、メ
シヤを喩えると明示されている箇所はありません。