【高橋佳子】宗教法人GLA総合本部【TL人間学】 17
また、学生のメンバーのみなさんは就職したら給料の10分の1献金が義務付けられることを知ってい
ますか?またメンバーの結婚は、教祖またはその代理者によって結婚相手が決められ、合同結婚式を
行なうことを知っていますか?年齢27歳以上、信仰歴5年以上、伝道3人以上といった条件(現在は内
容が緩和されているかもしれないが)を満たしているメンバーが集まって合宿を開き、結婚相手の希望を
提出します。「先生」の代理者(現在日本では丁賢芽氏)が参加者の中から結婚ペアを決めます。納得
のいったペアは後日、「先生」のもと(近年では配信映像のもと)合同結婚式をあげるそうです。
それらの制度が悪いものだとは言いません。納得了承の上でのことなら問題は無いでしょう。正統な
キリスト教でも社会人の10分の1献金は正しい了承と手続きの上で行なわれているのです。しかし、G○A
においては、事前にその内容を知らされることはほぼ無いでしょう。結婚や就職に関わることだけでは
ありません。老後を迎えたメンバーの生活はどうなるのでしょうか。もしG○Aで死んでしまったら、どのよ
うに葬儀などが執り行われるのか知っている人はいますか?私はどちらも知りません。私たちの人生に
おいてとても重要な出来事が、G○Aにおいては実にあやふやで、それぞれその時を迎えるまでわからな
いのです。