それはみんなが自分の個性を通して役割を発現することで、この天上界においても、この世、あの世を含めて、
輝かしているのだという自負心の中でね、いい意味の自負心で、みんなが自分の唯一のかけがえのない魂
というものを光らせて、喜びに満ちて生きているということ。真に生きているということ。
そのことを思ったなら、神様の仕事の中でどんな役割だって喜んで、「ありがとうございます」とやれる。
そのいつもコーヒー入れている君、いるでしょう山内君。君なんかいいねぇ。いつもいつもコーヒーやったり、
便所掃除やったり、お風呂の掃除したり、一生懸命やってる。こういうことをほんとうの意味で神様は
喜ぶということ。人の裏で人のやりたがらない仕事を一生懸命やる人、そういう人を神様はよく見てて、
逆に我々の世界では、最もそういうふうにやる人を徳の高い人だというふうに言うんだよ。
渉外部長だから役不足だから嫌だ。社長になりたかった。課長だと嫌だ。だったらこっちにやって名前を使わせろ。
でなかったらこっちのほうでないとお金がない。リスクが多いからやりたくない。こんなこと言ってるようじゃあねぇ、
七合目のほうに向かって歩いて行けない。残念だけれども、たとえ過去世がどれだけ輝かしかろうと、どれだけ
素晴らしい志で毎晩祈りを捧げていようとね、そこにおいてやはり、その人の結果がもう出てしまうということ。
----------本書より引用