コネルが東京に来た1989年は,奇しくもWaiWaiが始まった年でもある.
「わたしは心配だ,我々(オーストラリア人,または白人)が,(日本人は世間体に縛られていると言う)先入観に頼ってしまう事が」と彼は言った.
「虐げられたさらりーまん,淫乱な女子中高生,狂った主婦たち,堕落した管理職たち……
だから,日本人が自分たちに関して日本語で書いている事を,
私は片っ端から何でもかんでも訳して英語圏に発信し続けているのだ.」
コネルやその同僚と同様,守勢に回った会社側はメディア批判や運動家たち(例えばデビート・アルダウ)に白旗を揚げつつある.
「もう潮時かも知れない」と彼は言う.「外国人は低俗記事を読めると言うこと.そして実際読んでいると言う事を.」
しかしWaiWaiが閉鎖された今となっては,それを引用していた週刊タブロイド誌は,コネルの凋落に同行しない人々すべてとともに道徳化して行く事だろう.
ー了ー
※co-edがどうしても分からんかった.スマン.高校生か中学生か.
※デビート・アルダウって誰?