【真宗・親鸞】妙好人と学ぶ9【信心獲得(決定)】

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あなたは信心を得たと思っているかも知れませんが、
その心は、親鸞聖人がお勧めくださる「他力信心ではない」と再考すべきです。
次第相承の問題は棚上げですか？答えられないが、それを信じている、
次第相承の善知識と称される何物かが教えてくれた「たのみ方」を
修し、それに基づく信心決定体験をしたのだから間違いない、と思っているのならば、
それは根本的には、渡海さんと同じ。
自身の「たのんだ」体験、渡海さんならば「見性した」体験を基礎があるのですから、
それは、実に、本願をはからっている行為に他ならないのです。
即ち、自身の救済体験に基づけば、自身の体験に対して無反省、
盲目になり、その体験を「真実」とする自意識ばかりが膨張していきます。
自意識過剰な人間が、無慚無愧にて人生を終えるのは必然でしょう。
絶大なる信頼を信頼すべきでないものに寄せているのですから。
結論としては、あなたのお同行集団の妄信的信は真実信心とは言えないと言う事です。
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鋭いっす。