548 :
神も仏も名無しさん:
二 ハンセン病療養所と宗教教団との関わり
>それぞれの宗教団体の宗旨別割合は、仏教系48.6%、キリスト教系31%、新宗教系8.4%であ
>り、一般社会の割合から考えると、キリスト教系の割合が非常に高いことが一つの特徴といえる。
>国策への呼応としては、真宗大谷派光明会、日本MTLなどが積極的におこなった、国民に
>対する、国の絶対隔離政策の正当性が社会に認知され定着していくことを目的とした、「世論喚
>起」の取り組みがある。リーフレットやポスターなどが多く作成され、教団の組織などをも媒
>体としながら、全国的に展開されていった。
549 :
神も仏も名無しさん:2009/01/12(月) 10:07:31 ID:0w/2QOgG
さて、ここいらでライ病患者差別と法華経の関係が薄弱なのを述べてみる
まず関係が深いとするなら、それを証明するべきだ。
法華経にはライ病などの疾患になると書かれている。これは事実だ。で、ライ病患者差別はそれが原因だったのか?
それを証明するためには、法華経が伝わってない地域、例えばヨーロッパなどでライ病患者の差別は無かったのかを考察するべきだ。
当然?ライ病患者への差別はある。まずこの時点で法華経が伝播してなくともライ病などの皮膚疾患は差別の対象になっていると推測される。
聖書ではキリストが皮膚病(ライ病というのは誤訳らしい)を治療しているが。
そして仏教は「業」といのを重視する。釈迦の本生タンを例に挙げるまでもなく、「原因があって結果がある」という思想。
これは法華経だけに限らず、日本に広まっている仏教全般に見受けられる。それを元に、病気になるのは、それ相応の原因(悪業)があるのだという思想につながる。
精神疾患などは法華経には触れられていないが、差別は存在する。やはり前世の因縁云々と言われたのはこの思想があったからだ。たとえ法華経がライ病について書かなかったとしても、ライ病患者への差別は存在しただろう。
身近なところでは「悪いことをしたら、悪い目に必ずあう」などの戒めは
この辺にしておく。まだ沢山ある。