●●●恵みキリスト教会はとっても危険2●●●

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92Dr.Eng.
ルシファさま
>>89-90さんのは確かにもっともですけど,なかなか難しいですよね.どうしても思い出すでしょうし.
ここ3日くらい,私の経験も明かした方がいいかな・・・とか悩んだんですが.

実は,私はある牧師に娘を殺されたんですよ.
昔,ある福音キリスト教会に行ってたとき,そこのK牧師に「この娘と結婚したらどうか」って言われましてね.
でも私は当時交際していた女性(今の奥さん)がいたので断ったんですよ.そしたら烈火のごとく怒り出し
ましてね.「彼女は幼いときに両親が離婚したんだ!かわいそうだと思わないのか」などと暴言散々言わ
れて追放されたんですよ.

それから私の家や彼女の家に変な手紙を(郵便ではなく)自分で投函しにきたり,嫌がらせの電話が頻繁
にくるんですね.「お前たちの結婚は主に呪われる」こんな感じです.それで結婚してN市からH市に引っ越
したのですが,どうやって調べたか,そいつからまた電話がかかってくるんです.それでまたH市からO市に
引っ越して,また電話がかかってきて,今度はO市からT町に引っ越しました.(引っ越してすぐに電話が
来るんじゃなくて,忘れたころに来るんですよ).そのT町に引っ越して間もないときに奥さんが妊娠しまして,
喜んでたんです.それでその牧師からも逃げれたし,と思っていたのですが,ある日,仕事から帰ってくると
奥さんが泣いているんです.それで話を聞くと,またK牧師から電話があったと.しかも「お前たちには呪いの
子が生まれる」と.警察にも行きましたけど,当時はストーカーという言葉も無かったですからね.何もしても
らえませんでした.
そんな中,妊娠9ヶ月でそろそろ生まれる,と思って喜んでいると,またK牧師から電話,そして同じ言葉.
妻は意識を失って,出血し,救急車で病院に運ばれました.医者から言われたことは,「胎児は死んでいます.
すぐに帝王切開で取り出さないと,奥さんの命が危ない」というものでした.頭の中,真っ白です.
93Dr.Eng.:2007/09/21(金) 00:05:12 ID:lrld3f0E
手術を経て,2日ほど集中治療室に入り,妻は一命を取り留めましたが,子供は死にました.取り出したとき
には必ず父親が胎児を確認するんですが,もう9ヶ月ですから,立派に目・鼻・口・手足と,今にもオギャー
って泣いてくれるんじゃないかという感じでしたけど.女の子でした.
妻は2度と子供を産めなくされました.私はどうしてもK牧師が赦せなくて,意を決して電話しました.そしたら
「主の御心に沿わない結婚をした裁きでしょう」といわれ,ガチャンと電話を切られました.

本気で殺したいと思いました.でも,それはキリストを信じる者として,キリストの御名に泥を塗ること,そういう
すごい葛藤がありました.精神を病みました.3年ほど精神科に通いました.精神科の医者に薬漬けにされて
もう一歩で廃人になるところでした.精神がぼろぼろになっているとき,ある東洋系の治療に救われました.

私は,K牧師は必ず神様によって裁かれる,と信じていました.しかし,今もK牧師は牧師養成の神学塾で何
食わぬ顔で教えています.本も数年前に出版しています.私たちが行っていた教会ではなく,出身教会の大
教会の牧師が死んだとかで,その出身教会の牧師にすべりこんで就任しています.

ルシファさんがどれくらいひどい目に遭わされたかは文面を読む限りでははっきりとは分かりませんが,おそらく
ルシファさんが経験した精神状態を,私も経験したのではないかと思います.ですから,人を憎むべきではない,
とか,人を赦さなければならない,という思いと,偽善者のずうずうしい厚顔無恥や神様の愛を利用する汚い
やり口,口先だけでうまいことを言ってる卑劣さ,特にそれが牧師という聖職者だからこそ赦せない気持ち,本
当に分かります.
94Dr.Eng.:2007/09/21(金) 00:06:16 ID:lrld3f0E
私も,数年間K牧師のことを朝から夜まで憎んでいました.でも妻は一言も言いませんでした.多分,ダビデが
バテ・シェバとの間の赤ん坊を失ったときの心境「私はあの子のところに行くだろうが,あの子は私のところには
帰ってこない」ということが分かっているのでしょう.これだけ牧師にひどい目に合わされたら棄教するのが普通
でしょうが,私たちは何とかキリストにつながっています.そしてそのことが,失った娘といづれ再会できる,今は
神様のところでこの世のどんな喜びよりも良いもので満たされている,そう思う事が出来ます.

こうした経験で私は人を憎むことは何も解決しないということがよく分かりました.私は当然K牧師を赦していま
せん.腹の底から「地獄に堕ちろ」というのが本音です.ですが,普段は考えることはありません.別に幸せに
なってK牧師を見返してやろう,とも思っていません.奴は奴なりの偽善に満ちあふれた祈りで自らをカムフラ
ージュしながら生きる.それだけですし,奴がそれで幸せと思うなら,勝手にさせとけばよいのです.

私たち,牧師にひどい目に遭わされた者は,普通の人にひどい目に合わされた者よりも傷は深いと思います.
だけど,そのことをいつも考えるのは本末転倒かもしれません.少なくてもぐっすり眠っているときは,そのイン
チキ牧師を忘れられる,つまり,糞牧師が生きていようと死んでいようと,詐欺をしていようと,偽善の祈りをして
いようと我々に影響を及ぼすことなど出来ないのです.それを起きている間も適用すれば,換言すれば,起き
ている間,その牧師のことなど考えなければ,仮にその牧師が献金を恐喝しようと信者を暴言で追い詰めようと
我々には関係の無いことですよ.中村天風の言う「心ひとつのおきどころ」ということだと思います.

恵み教会とはあまり関係ない話でしたけど,ルシファさんがあまりつらそうだと思って,似たような経験者として
書かせていただきました.