阿含宗という宗教119

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696神も仏も名無しさん
「言い訳その3.先祖の霊障武士が悪い」

『座右宝鑑』74頁
「その思いが、直系の長男と三女を横変死させ、傍系の孫を横変死させ、もう一人を獄中の人とする。」

悪因縁に責任を押しつけた後は、今度は、先祖と霊障武士に責任転嫁です。
祖父が殿様の命令で斬った十八人の霊障武士の崇りだというのです。
ところが、信州幕末には上意討ちなどない。
桐山さんがこの話をした時から百数十年前におきた事件で、
18人も武士が斬り殺されて、しかも仇討ちまであったのに、歴史や伝承にすら
残らないなんて、絶対にありえない。
当時の藩主だろうが、遺族だろうが、こういう事件を隠さなければならない理由ないし、
立場がそれぞれ逆なのだから、隠すなんて無理です。
こんな大事件を地元の歴史家たちが見逃すなんてありえない。
根拠とした上意討ちなど真っ赤な嘘です。
18人の霊障武士など存在しない。
存在しない彼らが作った刑獄の因縁とはなんぞや?
上意討ちで殺された武士たちの崇りが、なんで詐欺事件になるの?
彼らの崇りで横変死したというならまだ筋も通る。
なんで偽ビールという詐欺なのだ?
信者さんたちは刑獄の因縁などと表現されるから錯覚しているが、
殺人と詐欺は犯罪の内容や質において違う。
「霊障武士のせいでおれは万引きした」と聞いたら、信者さんたちは笑うでしょう。
だが、桐山さんの話もこれと同じです。