348 :
アの字:
>345
山羊派は、聖師の権威にあぐらを書いて抜け殻と化した大本三派と違って、
さすがにお目が高いですな。
「グノーシス神話」は、「神の沈黙」ないし「現世の不如意」から逃げずに
真摯な態度で取り組めば、宗教の道を歩む者なら誰でも突き当たる問題だと思う。
ところが、大本も含めてほとんどの宗教がそこから逃げて、偽善的信仰をやっている。
旧約聖書のヨブが見せた、あの真剣な態度が欠落しているのです。
信仰が必要な根本理由とは、「善であるべきなのに悪である」という矛盾を持つこと
から発してる。矛盾から「苦」や「不幸」が生まれるのだから。
それを解決するのに、「神様が言うのだから、今日から悪に見えるものを善と言い換え
ます」と、矛盾で矛盾を御そうとしても仕方がない。「善が悪に見え、悪が善に見える」
というわれらの目玉が変わらなければいけない。「見ないふり」も「見えるふり」もいけない。
「見えるものは見える」、「見えないものは見えない」と認めなくては。
結局のところ、逃げまくっても自分自身からは逃げられず、死んだら自分自身が
積み上げてきた「誤魔化しの請求書」の束でもって厳しく罰せられるということです。
ワレワレはナグ・ハマディ文書を研究していて、「日出神諭」の価値を評価するに至った集団だから、
グノーシス神話は専門分野なんでつよ。
350 :
アの字:2007/09/01(土) 10:48:27 ID:UGN8yyq4
ここ数日、昔読んだ『悪霊』の登場人物のことが頭にこびりついて離れない。
あの話の中で、一番好感を持てるのがステパン先生です。理想肌で、世間知らず
の上に、最後は何の当てもなく放浪の旅に出て、客死する。なんだか、自分の
化身を見るようです。方や、現実路線を突っ走った連中は、ことごとく悲惨な最期を
遂げる。思うに、あの小説の中で唯一救われたのが、ステパン先生だったのでは
ないかな。たとえれば、自分は白鳥だと妄想を抱いたスズメの子が、意を決して
池に飛び込み、水死しただけの話なんだけどね。少なくとも、そいつは後先考えずに
飛び込む勇気と誠意はあったわけだから。
自分もまたステパン先生のように救われるという確信はないけれど、
恐らく人が改心して救われるとすれば、同じような境涯に追い込まれたときに
限られるのではないかな。
大阪市の福祉事務所で生活保護受給申請のやりとりを隠し録りしたのは八木派の陰謀。
ワレワレが「大地の母」を好きなのは、和明センセの筆を通してその場面の登場人物が直接自分に語りかけてくれるように感じられるからなんでつよ。
>>345げと! 天王平ではお供え物は持ち帰るように啓示してありまつので、念の為。
354 :
お詫びと訂正:2007/09/01(土) 11:15:32 ID:XVBjy48m
× 啓示
○ 掲示
356 :
アの字:2007/09/01(土) 15:25:44 ID:jCx/RQXo
油瓦はんは、真っ当な霊の持ち主ですさかいに、悪霊である小生はまぶしくて近づけまへんのでつ。
小生の所掌は、もっぱら大本の偽善信者を、珍説妄説の連続パンチで煙にまいて、
シッポを出させ、正体を思い知らせることでつから。
まあ、山羊派はんとは同業者っつうとこですなあ。
357 :
アの字:2007/09/01(土) 15:55:56 ID:jCx/RQXo
ついでに思いついたことをかいておきまつ。
かつての大本では、開祖の権威が絶対であって、聖師を支持していたのは
ごく一部でつ。その中で、開祖の権威を笠に着た福島久子が信者をかく乱
するのが八木派のお役目でした。聖師派は、開祖派と八木派の両方に迎撃
されて、それでも生き残ったのが本物の信者だった。
ところが、マスコミという魔物の存在によって、今や潜在的ファンの数では、
聖師の方がはるかに多くなってしまった。「勝てば官軍」の官軍が逆転した
わけでつ。東京神保町の某書店へ行けば明白でつが、並んでいる本の多さが
「今、何が官軍であるか」を如実に示していまつ。
さて、霊界物語にもあるように、内容を吟味もせずにトロロ芋を鵜呑みに
させるのが邪教の手口であるとすれば、もはやトロロ芋のメニューが逆転した
ということでつ。これは、社会現象を見てもそうなっており。かつての
「国のために死ぬ」ことを美徳とする父系社会が、今や「自分だけよければ
一切制約なし」の母系社会へと、ちょうど両極端へ移ってしまったわけ
でつ。いつの時代も、極端へ移ったものを健全な状態へ戻すことが「社会改造」
の目的でつ。
塩(厳霊)も砂糖(瑞霊)も、バランスが取れてこそ料理を生かすので、かつては
塩が利きすぎで控える必要があったかもしれぬが、現代は砂糖の方が過多になっている。
バランスを取るには、常に官軍を敵に回さねばならぬわけで、「社会改造者」は、
いつの時代も「悪者」として叩かれるご苦労なお役でつ。
八木派はんは、かつては官軍であったが、今は逆賊の立場で、嫌われ者の小生と手を
携えて、偽善者の摘発に活躍すべき神命を受けておられるのだと信じまつ。