【Jesuit】カトリック大阪大司教区【正平協】6

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283神も仏も名無しさん
食後にカトリック新聞を眺めながら、積年の疑問を考えていた。
それは「なぜ日本の司教団は赤いのだろうか」という問いである。
簡単に見えて、奥の深い問題だ。
「アカだから赤いのだ」などとトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間もいるが、
それは思考停止に他ならず、知性の敗北以外なにものでもない。
「全学連・全共闘」という学生運動が盛んだった時代がある。
学生運動において、民主主義から高速に遠ざかる団体ほど集団心理と世間知らずにより、
その政治思想が現実離れた赤色の方に遷移していった世代の青春時代である。
つまり、本来の日本社会が何色であろうとも、カトリック司教団が我々から
高速で遠ざかっているとすれば、毒々しく赤く見えるはずなのだ。
目の前のカトリック新聞は高速で動いているか否か?
それは日本のカトリックの反対側に回ってみることでわかる。
運動の逆方向から観察することで、社会活動は政治離れをして、
通常の慈善活動に見えるはずなのだ。
逆に回ってみたところ、カトリック中央協議会は赤かった。
よってこのカトリック新聞はその機関紙であると言える。