原始佛教 その21

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77名無しさん@3周年
>>66
2500年に亘り生じ伝えられてきた、種々の輪廻にまつわる言説がそれでしょう。
また、(仏教系)新興宗教が用いる種々の言説もそうでしょう。
そして、21世紀を迎えた現代に於いては特に、(維摩のように黙するのでなく)、
言及を避けるのでなく、新たな語り口が模索されても良いのではないのでしょうか。
切り捨てるのは容易いでしょう。
しかし、(修行者に対してでなく)仏教の外部への言葉は用意された方が良いのではないでしょうか。

もう、10年以上経つでしょうが、「希望の扉を開く」というヨハネパウロ二世の著があります。
これが、どれくらいのキリスト教徒に読まれ、どれくらいの影響をもって受けとめられているかは知りません。
しかしながら、中で述べられる仏教への評については、断固として異を唱えねばならないでしょう。
(たとえ無記とされている事柄についてでも)、その時に用いられる手法や言辞は必要となると思います。

外教とは対話をしない、というスタンスを取るなら別ですが・・・。