因     果     応     報part4

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725神も仏も名無しさん
一つ、事例を想定してみよう。
ある夫婦がいたとする。出産の際、赤子は生後数時間で亡くなった。

さて、ここに於いて因果応報を見ると、何通り想定できるだろうか・・・。
イ:赤子が死んだ。
 a:妻のBさんの前世の報いで、赤子が死んだ?
 b:夫のAさんの前世の報いで、赤子が死んだ?
 c:赤子自身の前世の報いで、すぐに死を迎えた?

ロ:妻のBさんが妊娠前に不摂生な生活をしていたから。
 a:妻の前世の報いで、不節制をしてしまった?
 b:夫の前世の報いで、妻は不節制をしてしまった?
 c:赤子の前世のせいで、妻は不節制をしてしまった?
ハ:夫のAさんが妊娠中も暴力をふるい、ストレスを与えていた。
 a:妻のBさんの前世の報いで、夫に暴力をふるわれた?
 b:夫のAさんが前世の報いで、暴力をふるった?
 c:赤子の前世のせいで、夫は暴力をふるった?
二:医療スタッフに、処置にミスがあった。
 a:妻のBさんの前世の報いで、処置にミスが起きた?
 b:夫のAさんの前世の報いで、処置にミスが起きた?
 c:赤子の前世の報いで、処置にミスが起きた?

そこにどのような状況・理由があろうとも、
上記のように、最低でも三通りのベクトルが生じる。
事象は、『赤子が死んだ』こと只一つ、ただそれだけしかないのに、組み合わせは幾つもある。

さて・・どうなんでしょうね・・・(´ー`)y━~~

(『前世の報い』を『今生の過去の行為』とすると、少々事情は違ってくるが・・・w)