まず、天皇の存在の定義から説明してみよう。
まず大事なのが天皇は「神の子孫」だという事だ。古事記や日本書紀に
書かれている通り、天津神が豊葦原の水穂国を治めさせようと言って、
その直接の子に三種の神器を渡し、地に遣わした。その子孫が天皇である。
故に天皇家は御先祖様である伊勢の神宮、天照皇大神宮を先祖として祀っている。
そしてもうひとつ重要なのが、天皇は祭祀者、祭祀統治者であるという事である。
天皇は自分のご先祖様である神を祀る事によって、祀りによって世界を統治すべく
その位を天より定められた御方である。神を祀り、世界の平和を祈り、民の幸福を祈る。
祀りに始まり祀りに終わる。これが天皇の全てであり、また神道の全てである。
まずこれが一般的な日本人としての天皇の認識だと思う。
神というのがエロヒムであるという事は、皆さんならすぐに理解できる事でしょう。
あと、「豊葦原の水穂国」というのは、決して日本国一国を指しているのみに非ず、
「全世界」をも意味している言葉である事に注意してほしい。これらの詳しい事は
本田親徳や出口王仁三郎、大石凝真素美ら、明治〜昭和初期に活躍された神道家達の
著作を参照して下さい。
即ち、313の説明文はこのように置き換える事が出来る。
天皇はエロヒムの子孫である。エロヒムが地上を平和的に治めさせる為に
地球上に遣わした子の、その直接の子孫である。
そして天皇は祭祀者としてエロヒムを祀り、世界の平和をエロヒムに
祈り、民の幸福をエロヒムに祈る。祀りを以って世界を平和的に治める。
この位をエロヒムによって定められた御方である。
因みに、古事記で最初に出てくる神、「天之御中主神」とはエホバ(ヤーウェ)の事だと
これは出口王仁三郎が断言している(出口王仁三郎もエロヒムの代弁者だったと、
私は思っています)。ヤーウェだけでなく、アラー、ゼウス、ゴッド、世界中の
あらゆる宗教の神は即ち天之御中主神の事であると言っている。
また、伊勢神宮の祭神は「天照大御神」となっているが、正式には「天照“皇”大御神」と
いい、高天原の主宰神である「天照大神」とは別神であり、伊勢の祭神である
「天照皇大御神」とは「天之御中主神」の事を指す神名なのである。
即ち伊勢神宮とは天之御中主神を祀っている聖地であり、その天之御中主神は
即ちヤーウェだ。
つまり「神道の根本神=ヤーウェ」なのである。
天皇はヤーウェを祀り、日本人も同じくヤーウェを祀り、各神社それぞれ
氏神という形で、太古の昔からヤーウェと繋がっていたのである。
あと、天皇に関して重要な文献として古事記以前の書として竹内文書(その他、神武天皇
以前の天皇の記録を遺した古史古伝類)がありますが、
これらの文書も天皇の万世一系の本質を記録したものとして認められます。
この文書では古事記の神々は天皇(スメラミコト)として記録されており、
元々天皇が地球外から飛来した存在として解釈できる記録がなされています。
例えば天照大御神は天疎日向津比売身光天津日嗣天皇として書かれていますが、
これは古事記の神々が人間として存在していたという証であり、また
彼らが天空より飛来した人々であった、天皇の起源が宇宙にあったと
うかがわれる記述がなされています。また、各天皇の億万年に渡る長寿も、
遺伝子工学による技術的なものと理解すれば何の不思議もありません。
これはとりもなおさずエロヒムの事であり、エロヒム以外の何者でもない。
やはりこれらは天皇がエロヒムの子孫だという事を解き明かしており、また
エロヒムのメッセージが竹内文書も真実の書であるという事を解き明かしている。