★★『幸福の科学』統合スレッドpart146★【op96】

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<257のつづき

 アラン・カルデックの人物像
 アラン・カルデックは、本名をイポリット=レオン・ドゥニザール・リヴァーユといい、一八〇四年十月三
日、リヨンにおいて、代々、法律家を輩出してきた家系に生まれました。幼少時より、自然科学や哲学
に関心を寄せる、非常に利発な子供でした。
 十歳のときに、スイスのペスタロッチ学院に入学し、そこで、化学、物理、数学、天文学、医学、語学、
修辞学などを総合的に学びます。医学の博士号を取る一方で、六ヶ国語を自由にあやつるといった、極
めて幅広く深い教養を備えた人でした。
 冷静かつ理知的なタイプで、実証主義的な発想を体得しており、理性に裏づけられた懐疑主義こそが、
彼の真骨頂であったと言えるでしょう。
 フランスに帰ってからは、自宅で諸学問を教えるかたわら、参考書や教育書を次々に出版しました。ア
ラン・カルディック自身、教育学者として高い評価を受ける一方で、それらの書物は大変な評判を呼び、
一八四〇年代の終わりごろには、印税だけで暮らせるような状況になっていました。
 そうやって実績を積むうちに、やがて、五十歳でスピリチュアリズムに出会います。以後、アラン・カルデ
ックは、自然科学的な手法を使い、霊的な世界を徐々に解明していきます。
 そういう意味では、自然科学系の諸学問を極めた上で、あるときから霊的世界に参入していった、北米
の知的巨人スウェーデンボルグに似ていると言えるかもしれません。