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ダイエットのカギは「潜在意識」と 米研究者が新著

ニューヨーク州イサカ(AP)
 カラフルな粒チョコは、一般に色の種類が多いほどたくさん食べてしまう。
暗い映画を見ていると、コメディを見る時よりもポップコーンによく手が伸びる。
――「食」をめぐってユニークな研究を続けるコーネル大教授、ブライアン・ワンシンク氏(46)の
実験結果の一部だ。
同氏は新著「Mindless Eating(原題)」の中で、
「ダイエットのカギは、潜在意識の仕掛けを理解することだ」と主張している。

「減量のために必要なのは、カロリー計算でもなく、法律で油脂の使用を規制することでもない。
普段意識していない食習慣を少し変えるだけで、体重は簡単に減らせる」と、ワンシンク氏は強調する。
同氏の専門分野はマーケティングと消費行動。食の研究者としては異色の存在だが、
その研究はこれまでにも、女性誌や健康志向の料理雑誌などで取り上げられ、注目を集めてきた。
ワンシンク氏の研究室には、家庭のキッチンに似せた実験室がある。
対象者がくつろいだ気分で食事をする姿を、目立たない場所に置いた監視カメラや、
外から中が見える「マジックミラー」を通し、じっくりと観察することができる。
ある実験では、ゲストに自分でパスタを盛り付けさせ、皿を小さくすれば取る量も減ることが立証されたという。
スープ皿の下にポンプをつなげ、飲んだ分だけ補充される仕掛けを作ったこともある。
皿が空にならないため、何も考えずに飲み続ける人が多く、中には1リットル近く平らげた人もいたという。
ワンシンク氏によると、人間は食べ物に関して毎日200回以上、ほぼ無意識に何らかの判断を下している。
「この判断を一部変えれば、1日当たり100─200カロリーは楽に削ることができる」と、同氏は話す。
「お菓子を目につく場所に置かない、大きな袋詰めを買わない、といった心がけでも、食べる量は確実に減るはずだ」という。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200611120004.html