聖書外典偽典・グノーシス文書総合スレッド

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181神も仏も名無しさん
キリストが出て来ないグノーシス原典 ヘルメス文書
「父よ、他の生き物は 言葉(ロゴス)を用いないのですか」。
「子よ、言葉(ロゴス)ではなく、音声を用いるのだ。

ギリシア哲学の成果を宗教的なかたちでまとめあげ、キリスト教に引きわたしたからであった。
そのなかでも、
   一者(ト・ヘン) − ヌース − 私たちの魂(プニューマorプシュケ?)
という世界の三分法は、
キリスト教の三位一体論の成立に大きな影響をあたえたとされている。

つまり「ヤルダバオート」の意味は「奈落を母とする若者」である
サクラス(ばかもの)とか
サマエール(めくら)という名の神だと[グノーシス・キリスト教は]説明した

【 フィリポによる福音書 】
§55a不妊の女と呼ばれるソフィアは[天]使たちの母である。
そして[キリスト]の同伴者はマ[グ]ダラの[マリ]ヤである。

http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=philosophy&vi=1057438527&res=38&fi=no
182神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 08:57:42 ID:eeBQ7XTe
バシリデース派
(グノーシス一般・ヌース[知性・叡智・英知]による
 否定神学「存在しない神=思惟の思惟(アリストテレース)」)

セツ派
(ナハシュ派・蛇派・エジプト人福音書・大いなるセツの第二の教えなど・
 「アルコーンの本質より」
 その獣(デミウルゴス)は目を開き「私こそ神といった」
 権威の高みから声があって「お前は間違っているサマエール(目くら)」と告げた。
 永遠の命(ピスティスソフィアの娘)がデミウルゴスをサクラス(ばか者[シリア語])と呼んで
 その娘の息が火の天使となって襲い掛かりタルタロス(奈落・バフート)に落とした。
 彼はヤルダーバオト(若者が渡る、若者が奈落にいる[シリア語])と呼ばれた。)

バルベロ派
(男女両性具[おめ・おとこおんな]論・男性の処女神[童貞神]が
 原父から与えられた思考により不滅・次に永遠の命・次に真理と与えられていった)

バレンチノス派
(プトレマイオス派・原父と沈黙[シゲー・女性形]の対で二元・過失はソフィア[女性形])

バレンチノス派
(三部教・唯一原父[プロ_パトル]の一元・過失はロゴス[男性形])

マルキオン派
(マンダ教・ギンザー教・光の世界と闇・第2の命・
 一番年長者の第2の者が動揺を持ち込んだ・ヨルダン川のような洗礼)

マニ教
(トマス福音書・シェームの釈義を含む・
 イエスの派遣・アダムにイエスが生命の木の実を食べさせる)
183神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 09:00:19 ID:eeBQ7XTe
【 フィリポによる福音書 】

§68 主はあらゆる技を秘儀の中で[行っ]た。
すなわち、洗礼と塗油と聖餐と「救済」と新婦の部屋(のことである)。
註:(1)・・・「救済」も葬送儀礼の一部となる。

§53エウカリスティア(=聖餐、パン裂き)とはイエスのことである。
なぜなら、シリア語では彼(イエス)は「パリサタ」と呼ばれているが、
これはすなわち「ひろげられたもの」のことだからである。
なぜなら、イエスは世界を十字架につけるために来たからである。

§92しかし、生命の木は楽園の中央にあった。また、オリーブの木も。
その(オリーブ)木から塗油の油が生じ、その塗油から復活が〈生じたのである〉。

§90a「人はまず死に、それから甦[るであ]ろう」と言う者たちは間違っている。
もし、人が初めに、生きている間に復活を受けなければ、死んだときに何も受けないだろう。

§95塗油は洗礼に優っている。
なぜなら、塗油によってわれわれはクリスチャン(油注がれた者の輩)
と呼ばれたのであって、洗礼のゆえにではないからである。
そしてキリスト(油注がれた者)も塗油のゆえにそう呼ばれたのである。
なぜなら、父が子を塗油したが、子は使徒たちを塗油し、
使徒たちはわれわれを塗油したのだから。塗油された者はすべてを持っている。
彼は復活を持ち、光、十字架、聖霊を持っている。
184神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 09:06:06 ID:eeBQ7XTe
【 人生の基準(古代ギリシア哲学で) 】

真善美(哲学) → 正美善(プラトーン著 クリトーン[とソークラテースの会話]対話Z章)
正・不正(プラトン) → 真・偽(哲学) → 利益・損(創価教育)
翻訳の差 大学書林:良き友(対話[章)→岩波文庫:親愛なる友 
     原典:ベルティステ:アガソスの比較級→良き→親愛
     原典:Διαディア(対話]U章の直前)→翻訳:ゼウス
善:アガソーン 正:ディカイオーン 美:カローン

宗教的「罪」は、грех:グリェーフ(グレーフ)と呼ぶ。使い方として
@しかたない損も半々に(責任も半分こに)грех пополам
Aグリェーフを使う、若気の過ち грехй молодости
失敗・間違いの語を使う、若気の過ち ощйбки молодости
B彼を虐めるのは可哀想грех его(彼を)обежить
アビジャ−チ(怒らせる:侮辱する)とあり、このことから、
法律ではなく生活上の罪、[を意味する。そこで]ロシア的な宗教的「罪」の使い方は
「神様を怒らせるような事をしでかした」「どっちの人間にもある過失」
「人生一度は誰もがする失敗」と理解できる。法律を破ったの意味ではない。
ロシア文学「罪と罰」で使われる「罪」はПре−ступление:プレ−ストゥプレーニエ
越える−歩む(踏み越えてしまう)という法律上の罪を意味する。
原語「プレストゥプレーニエ」は「越える」を意味する「プレ」という接頭辞(せっとうじ)と
「歩む」を意味する「ストゥパーチ」という動詞の合成語から派生した名詞で
原義は「ふみ越えること」の意味なのである。ロシア語で「罪」をあらわす言葉には、このほかに
主として神の掟を破った罪を意味する「グレーフ」という名詞があるが
「プレストゥプレーニエ」のほうは、人間の定めた掟を「ふみ越えた」罪 つまり、犯罪なのである。
p429 ・・・ソーニャは自分のことを「罪の女」と呼んでいる。
この「罪の女」の原語は、神の掟を破った罪を意味する「グレーフ」
から派生した「グレーシニツァ」である。
185神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 09:07:39 ID:eeBQ7XTe
罪の無い、穢れる前の状態、「元の状態[未使用状態]の新鮮さ」のある天地。
ハローロ・フレスコほか「新しい」を意味するギリシア語が複数あった気がします。

私審判: 個々人の死んだ後の裁き
 福音書  (生前の報いに応じて 陰府[ハデス]と天国[パラダイス])
公審判: 世界の終わりの日の裁き
 黙示録  (第二の死・携挙 地獄[ゲヘナ]・海の地獄[タルタロス]と天界[ウーラノス])
(池[リムネ・魂の死]・海[タラサ・不安]と「新しいエルサレム・新しい天地・永遠の命」)

ゾーエイ・アイオノス(永遠の命?)を新天地で ←→  ジオ・タナトス?(第二の死)を池で

カトリック教会のカテキズム 第2部 教会の七つの秘跡
p446 7 悔い改める者の行為 痛悔 1451
p447 罪の告白 1455
p448 償い 1459 多くの罪は隣人に害を与えます。
それを償うために、できるだけのことをしなければなりません(たとえば
盗んだものを返す、中傷された人の評判を回復する、与えた傷の補償をする
など)。これは正義の上からも要求されることです。
・・・、罪から生じた無秩序を修復されるものではありません。
・・・ すなわち、適切な方法で「弁済する」なり罪を「あがなう」なり
する必要があります。この弁済のことを「償い」ともいいます。
1460 聴罪司祭が科す償いは、悔い改める者の個人的状況を考慮しながら、
・・・また、犯した罪の重さと性質にできるだけ相応するものであるべきです。
償いには、祈り、寄付、慈善のわざ、隣人への奉仕、・・・などがあります。
・・・キリストと「ともに苦しむ」(ローマ8・17)からです 59)。
p449「しかし・・・ ・・・父に受け入れられるのです。」 62)。
186神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 09:10:43 ID:WM94ojQD
聖書を読んでどうにも納得いかなかったのが“ユダの裏切り”
187神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 09:11:43 ID:eeBQ7XTe
【 聖書ギリシア語 】
ギリシア東方アッティカ方言の万国共通を意味するコイネーというコイネーギリシア語。

ゲヘナ: ゲー(地界)+ヘナ[イナ・気息記号なし](穴・淵の底)または地獄。
     ゲーにあってヒンノム谷や淵の底ような底知れぬ穴。
     ヒンノム谷は地獄の様相。幼児犠牲の願掛けによる阿鼻叫喚。
     死体の腐敗によるウジとゴミ焼きの悪臭の谷。
ハデス: 死者の世界(死人の牢獄の神)または陰府(和風には黄泉[よみ・よもつ])。
タルタロス: 海底の地界(海底の牢獄の神)または地獄。

パントクラトール: よろず屋(何でも屋)または全能者。
ソーテール: 救う者。
キュリオス: 主(しゅ)・御主人・旦那様・ミスター
キリスト: 油注がれし者(ユダヤ王[祭司王・神の子]の事。ヘブライ語でメシア)。
デーミウールゴス: 製作者(創造主)または都市国家(ポリス・町内)の議員や役員や政務官。
エクレーシア: 集会(都市国家の評議会[ソロンの民会])またはキリスト教会。
スナゴーゲ: 集会またはユダヤの会堂(シナゴーグ)。

パラディソ: 楽園(エデンの園で和風には極楽といった所)または天国。
ウーラノス: 天国または人間以上の存在とされる神の居る7つの天界。パウロは第3天まで。
バシレイア: 王国(日本語訳では「み国」または御主人の支配地)。

聖書ギリシア語 コイネーギリシア語 
ヘレニズム時代(BC300−AD300ごろ)のギリシア語

アッティカは
ギリシア本土と言われたペロポネソス半島

東側でコリント・アテネ(アテナイ)・テサロニケ・マケドニア人の居る地域。
188神も仏も名無しさん:2007/04/22(日) 09:15:02 ID:eeBQ7XTe
1962年以降にカトリック教会はルーテル派に礼拝方式を移行させ妥協した。
( 聖書を各国語に翻訳・聖歌隊ではなく信徒が賛美歌を歌い・
  牧師になる按手礼儀式の時ではなく
  使徒信条を[毎週日曜]に信徒が洗礼時以外にも礼拝で宣誓
[改革派はナチス政権1933年以前に牧師任命の時にしか[使徒]信条を唱えなかった] )

★権威の変遷と聖書の普及★
権威は「ペテロから継承した儀式」カトリック教会
 ↓
権威は「公会議決定」東方正教会(教区による東西の分離)聖職者任命で
ローマ教会と第2ローマのビザンツ教会(第3ローマのロシア正教会)に分離
 ↓
権威は「新旧66巻聖書」プロテスタント教会(教区による教会の分離)
ローマ教会の教区内の聖職者任命で
イギリス国教会(アングリカン派)・ドイツ諸邦教会(ルーテル派とカトリック派)・
スウェーデン国教会(ルーテル派[北欧はデンマークとで2王国])・
プロイセン内の教会(ルーテル派と
          改革派[フランス改革派−亡命ユグノー教徒・ベルリン周辺])・
スイスの各州教会(改革派とカトリック派)・チェコの教会(改革派)・
スコットランドの長老教会(改革派)・オランダ国教会(改革派)などに分離
 ↓
市民革命と国民教育により [福音派教会・無教会]
国割り・州割り・教区割りに関係なく 自由に個人で教派や教会を選んで信仰できる時代になる。
民族主義教育で教会を選ばせない逆行する信仰も反動で現れる。