19 『ツバサ・クロニクル』 : サクラ姫の記憶の羽根
http://www3.nhk.or.jp/anime/tsubasa/arasuji.html より引用 (『ツバサ・クロニクル』のあらすじ)
> 考古学者を志す少年小狼と、クロウ国の王女サクラは幼なじみ。
> ふたりは互いにひかれあっているが、どちらもその思いを口にできずにいる。
> ある夜サクラは、彼女の持つ力を手に入れようとする飛王の陰謀によって、すべての記憶を失ってしまう。
> 羽根となってさまざまな次空に飛び散った記憶を集め、サクラの命を救うために、小狼は異世界へと旅立つ。
根源神(=モコナ=天之御中主神)の叡智である、般若(=元つ智=先天の叡智)が地上界に投射されると、
分別知(=分つ知=人間の知恵)となる。
「飛び散ったサクラ姫の記憶の羽根」は、その「分別知」に対応している。
それを集めるという行為の意味は、「分別知」を結集させて、元の般若(先天の叡智)に昇華(次元上昇)させる、ということだ。
「羽根になって飛び散る以前のサクラ姫の記憶」は非分別知(=般若=先天の叡智)を象徴している。
なぜ、「羽根」なのか? 羽根は鳥に生えている。鳥は上空へと飛翔する。羽根は飛翔の道具だ。
「飛翔」は「次元上昇(=アセンション=到彼岸)」の比喩だ。つまり、「羽根」は「次元上昇(アセンション)」に到る為の道具だ。
「次元上昇(アセンション)に到る為の道具」とは、具体的には般若(=元つ智=先天の叡智)だ。
※「次元上昇(アセンション)」とは、解りやすく言えば、地球霊界が丸ごと涅槃(彼岸)に突入することだ。
『ツバサ・クロニクル』のテーマは、『般若心経』と「次元上昇」にあると思われる。
次元の魔女(壱原侑子)は、「次元上昇」に関連しているのだろう。
(参考 『壱原侑子』
http://www.tsubasa.to/chronicle/chara/html/02g-20030608_0136.html 国営放送サイト『侑子』
http://www3.nhk.or.jp/anime/tsubasa/ch_yuuko.html )