2008年度のNHK大河ドラマは『篤姫』である。
時は幕末。薩摩島津家の分家である今和泉家に生まれた篤姫は、藩主島津斉彬の養女となる。
そして、斉彬の目論見により、第13代将軍徳川家定の正室となる。
しかし、嫁いでから約一年半後に家定は死去し、篤姫はわずか23歳で後家となる。
その後は、第14代将軍家茂を後見し、大奥を率いていく。
薩摩藩の版図は、神話時代の日向(ひむか)国とほぼ重なる。
そして、篤姫は日向神話(
>>256 参照)の木花咲耶姫を彷彿させるのである。
わずか一万三千石である今和泉家の娘に生まれた篤姫が島津斉彬の養女となり、さらに、徳川家定の正室となる。
この超玉の輿<Xトーリーは、国つ神でありながら天つ神(次元の高い神)であるニニギノミコトに嫁いだ木花咲耶姫の物語とシンクロ(共振)する。
日向神話 ⇔ 幕末
高天原 ⇔ 幕府
日向国 ⇔ 薩摩藩
ニニギノミコト ⇔ 徳川家定
木花咲耶姫 ⇔ 篤姫
そう、篤姫は木花咲耶姫の御魂なのである。
つまり、木之本桜(≒サクラ姫)と同魂異体≠ネのだ。
参考:
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/atsuhime/