【討論】聖句の解釈をマターリ語るスレ7【議論】

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504名無しさん@3周年
ヨハネの黙示録22章17節 “霊”と花嫁とが言う。「来てください。」

「新婦の部屋(パストス)」ヴァレンティノス派の秘儀とされ
 象徴的に「霊」と「心魂」の聖婚が成立する。

“霊(プネウマ=プニューマ)”と 花嫁(新婦「心魂=プシュケ(傷ついた霊)」)
505名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:19:42 ID:TH/b8hZU
カトリック・日本ハリストス正教(2分法)
 霊(高次元)あるいは、魂(神の言葉を理解できる・理性や自由選択意思・良心の痛み)
 霊(低次元)あるいは、魂(傷ついた、程度の低い感情で判断する心・けもの、の心)
 肉

ギリシア正教(3分法)
 霊・霊魂(プニューマ)
 魂・心魂(プシュケ)
 肉体・身体(ソーマ)→肉(サルクス)←ことば(ロゴス)

神のロゴスが人間のサルクスになったのが、キリスト(油注がれた、神の子)イエス
506名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:27:25 ID:TH/b8hZU
【 時間から見たキリスト教の世界観 】

A.D.=[羅]アノ.アドナイ. 年.主の.
 ↑
復活・昇天・聖霊降臨・教会の成立、生者への福音伝道の開始。[使徒行伝]
 ↑
神の子・主イエス・キリストの誕生。
 ↓
十字架で死して葬られ陰府に降り、死者にも福音を宣べ伝えた。[ペテロ書]
 ↓
B.C.=[英]ビフォア.クライスト. 前.キリストの.
A.D.=[羅]アノ.[H]アドナイ. 年.[H]主の.
B.C.=[英]ビフォア.[G]クライスト. 前.[G]キリストの.
507名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:30:59 ID:TH/b8hZU
霊(プネウマ)魂(プシュケ)肉体(ソーマ)[エリニカ語→ギリシア自身の自称]
霊(スピリッツ)魂(ソウル)肉体(ボディ)[イングランド語]
霊・精神(風・霊感・良心の痛み・理性)魂・心(呼吸・魂魄・心・感情)肉体・身体(血流れる肉体・骨肉)

【 異端説1 アポリナリオス異端 】
神の子キリストは霊(神性・神の霊)・魂(人性・動物)・肉体(人性・動物)

【 異端説2 サベリウス異端 】
神の子キリストは「神」である霊(神性)・魂(神性)・肉体(神性)から
「人間」として霊(人性)・魂(人性)・肉体(人性)とヘンゲして十字架で死に昇天後に
「聖霊」として霊(神性)となって地上に君臨した。

【 神は3つの[位格]を持つ 】
父なる神は霊(神性)・魂(神性)・肉体(神性)
↓  ↓
↓ 生まれる(父と子は、神として、ホモウシオス[同質])
↓  ↓
↓ 神の子キリストは霊(神性と人性)・魂(神性と人性)・肉体(神性と人性)
↓ (神のロゴス、神であり人)

出でる[発出(はっしゅつ)]

神の霊(聖神・聖霊・みたま[冒涜してはならない存在])は霊(神性)
508名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:32:46 ID:TH/b8hZU
【 この世の流れ 】
父なる神(創造主・アルケー[根源]・
 ↓  ペルソナを「顔」と表現してはいけない、ヤヌスの顔や十一面観音のような偶像と解釈が違う)
 ↓
神として「神の子」が生まれる(創造主・子に関してはアルケーを議題にしてはいけない)
 ↓
天地創造(被造物)
 ↓
聖霊により人間マリアから人の子[人間]として「神の子」生まれる
509名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:33:46 ID:TH/b8hZU
ラビ(ユダヤの教師)は祈って、神に呼ばまわった(シェム・エル)。
神は生きておられる(エリ・ヤー)。彼らを救って下さい(エル・イシュアテーヌ)。
すると 聖書のある箇所に目が止まり 神は一つの聖句(ロゴス)を示された[神の啓示]
聖句から前後してヒントが与えられ アイディアを生かして努力し 彼らは救われた[神の救済]

始めにコトバ(ロゴス)があった。神はコトバと共にあった。
コトバは神であった。コトバの内に愛があった。
コトバ(ロゴス)に愛があって、神は愛であった。聖霊は神の霊である。

聖霊の内(なか)で生きるように、愛の内で生きるようになった。
平和の内(うち)に過ごせる様になった。

聖霊に”よって”という
外から他人に聞かされて(魔が差すように)他人が身体に入ってくるのではなく
聖霊の”なかで”という
愛・コトバ(アガペー・ロゴス)に包まれて身体の内側から呼ばれるのである。

人間には聖霊があるし聖霊を持っているし聖霊のうちにいる。
人間には愛があるし愛を持っているし愛のうちにいる。
しかし人間は不完全で愛が働かず良心の痛みや理性を失い
その時その時に必要な物が判らないし[前もって]知る事が出来ない[事が多い]。

トルストイの民話(モルモンのHP)・ヨハネ福音書・聖ワシリー(聖バシレウス)の説教などから
510名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:37:14 ID:TH/b8hZU
[キリスト教の一番大事なことは]愛する[こと]。[で、]
愛は[神へと人へと]2つあるが神様が先。

神様を愛する。ドウ愛する? 礼拝する。神に祈る。賛美します。
 人間が神様に出来るのは、賛美しかないから。
 赤ん坊は父親から手を握られてくるだけ、母親からおっぱいを吸うだけ。
 父親や母親に、笑顔で手振り嬉しがってほめる事しかできない。
 生きていられる人間として生まれている神の恵みを賛美するだけ。
 雨風に川の流れ・海の幸・山の幸・日差しなど神から頂くだけ。
隣人を愛する。ドウ愛する? お互いが生きられるように助け合う。

どういう神? 父と子と聖霊が神。

隣人を愛するのに罰則はあるの? 基本的に赦し合い。
 戒に照らし合わせ死刑もありうる。
 モーセの十戒のうち五戒とか六戒が隣人愛に対する規制。
もっと細かくは、教会令だか宗教会議の決定とか難しいの。
あと各教会の聖職者や信徒会合の判断。

イエスをキリストで神と信じる
聖職者・信徒の集会(エクレーシアスマ)が「教会(エクレーシア)」

信徒になるのに何が必要? 聖職者や信徒の合意で、信者になる儀式に預かる事。
あと集会を支える活動に参加・協力する事。聖堂・礼拝堂・信徒会館の維持も。

ポルネイア(不品行・妻以外とのセックス?・ポルノ?)から イエス−キリストへの
ピスティス(信仰)に
スキャンダロン(つまづく・スキャンダル・棄教−背教する)な。
511名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:47:51 ID:TH/b8hZU
礼拝は
神の呼吸(テオス プニューマトス?)・
生きる息(神は鼻から息を入れ人は生きる者となった[創世記] プニューマ)・
聖霊の風(聖なる霊感・ハギア プニューマトス?)で
まことの心(プシュケ?)で霊(プニューマ?)で神(テオ)に挨拶するもの。
人の知恵(ソフィア)は、詭弁家(ソフィスト)を生むが
信仰(ピスティス)による判断は、神の知恵(ピスティオンタス)を得る。

http://religion.bbs.thebbs.jp/1104291346/0-17

まあ、教会の人間関係が煩わしくとも、神とは挨拶(礼拝)は出来るだろうし
生きるヒントは、聖書や説教集が与えてくれるであろう。

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ペトロの手紙一3章18節
キリストも、罪のためにただ一度苦しまれました。
正しい方が、正しくない者たちのために苦しまれたのです。
あなたがたを神のもとへ導くためです。
キリストは、肉では死に渡されましたが、霊では生きる者とされたのです。
19節
そして、霊においてキリストは、
捕らわれていた霊たちのところ(陰府[よみ]・死者の世界・シェオル)へ行って
宣教されました。

512名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 00:54:26 ID:TH/b8hZU
アダム(人間・肉体)は、アダマ(土)に帰れ、土の塵から作ったのだから。
神のものは神に、カエサルのものはカエサルに返しなさい。
イエスは十字架の死の際に、魂を神の手に渡された。
人間(肉体)は、神の息(霊・プネウマ)を吹き込まれ、生きるものとなった。
魂は神の手になるもの。神に帰す。
513名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 01:01:24 ID:TH/b8hZU
【 原罪を贖う十字架 】
★マタイ伝9:13 『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。』とはどういう意味か、行って学んで来なさい。
 わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。
★ヤコブ2:13 憐れみを行わなかった者に対しては、仮借のない裁きが下される。憐れみは裁きに打ち勝つ。
★へブル書7:27 ほかの大祭司たちとは違い、キリストには、
 まず自分の罪のために、その次に、民の罪のために毎日いけにえをささげる必要はありません。
 というのは、キリストは自分自身をささげ、ただ一度でこのことを成し遂げられたからです。
★ガラテヤ書3:13 キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、
 私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。
 なぜなら、「木にかけられる者はすべてのろわれたものである」と書いてあるからです。
★申命記21:22〜23 ・・・死刑・・・木につる・・された者は、神にのろわれた者だからである。
★ローマ書7:6 しかし今や私達を繋いでいたものに対して死んだのであって、
 私達は律法から解放され、その結果、古い文字によってではなく新しい霊によって仕えているのである。
★コリントβ書3:6 神は私たちに力を与えて新しい契約に仕える者とされたのである。
 それは文字に仕える者ではなく霊に仕える者である。[律法の]文字は人を殺し[キリストの]霊は人を生かす。
★ガラテヤ書3:14 このことは、アブラハムへの祝福が、キリスト・イエスによって異邦人に及ぶためであり、
 その結果、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるためなのです。
★コリントα書15:44 自然の命の「体」があるなら、霊的な「体」もあります。
★ヨハネ伝3:5〜8 肉から生まれた者は肉であり、『霊』から生まれた者は霊である。
★ガラテヤ書6:8 自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、霊に蒔く者は、霊から永遠の命を刈り取ります。
★マルコ伝12:17 「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」
514名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 01:03:32 ID:TH/b8hZU
原罪(宗教的罪)は、人類にありがちなオリジナル・エラー
(若気のいたり・誰もが一度はする失敗・
 人として恥ずかしい事・良心の痛み[悪かったと思う事])
犯罪(法律的罪)は、原罪から起こって更に失敗や間違いを続ける
 踏み越えた悪い行い(遣り過ぎた失敗・ある一線から
 行き過ぎた間違い・わざと(故意で)やった悪い事)だそうです。

原罪の罪を十字架にかけて 全人類が一括して
神によって無条件に地獄に落とされる事を
滑り止めしたのがキリストを信じて洗礼を受ける事で罪が赦される事で
犯罪の罪は、生きている時であれ、死んだ後であれ
個人ごとに神に裁かれて償わなくてはイケナイものなんだそうです。

ただ、信仰義認とか懺悔部屋で告白する赦しの秘蹟とか 洗礼で今までの犯罪も
全部チャラという教派や学説もあるのだとは思うのですが。

旧約の喩えでいえば
神は陶器師(創造主)であって人間は陶器(被造物)なので逆らえない前提で考えます。
神が出来の悪い陶器(罪深い)と思えば、陶器を砕いてしまう(地獄に落とす)のです。
全部の陶器を壊して最初から創り直す(人類に代わる生き物を創造する)のではなく
生かして使う残す陶器(出エジプトの民やロトやノアのような人間)の基準を作ったのです。
新約ですとキリストの十字架を正しく理解して信じて受け入れられるかが基準です。
515名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 01:05:31 ID:TH/b8hZU
> 天国の天使の一人であるイエス キリストに、
> 人間界へ生まれ神の言葉を伝えるようにお命じになった。

天使(み使い・使者)としてではなく 人間としては
イスラムのように預言者として、聖書に書き残されているのも事実だが
それだけでなくて 神の子としては 天のイスラエルの
ユダヤ王(メシア・キリスト・救い主)として罪から解放する役割がある。

>神は天使が人間界へ生まれれば、確実に人間共に殺されることはわかっ

殺されないと、人間側の罪の賠償としての
イケニエを捧げた事にならない。人間は罪を犯した場合、弁償する。
弁償は 盗んだものを返す、代用品を与える、等価の金銭を与える など
あるが 動物を屠って相手と肉を食べ合う事で 赦して貰うという手もあった。
馬を献上する・小鳥を献上・薬草や穀物や香油を 献上するなどの
代行の手も 賠償の一方法だった。
516名無しさん@3周年:2006/04/22(土) 01:06:35 ID:TH/b8hZU
古代オリエントでは
動物は初子(ういご)植物なら初物(はつもの)を 捧げる事になっていた。

幼児犠牲は 長男が犠牲になった。あるカナンの王は
王太子を城壁で焼き殺して ユダヤ人を追い払うように異教の神に祈った。

後継者・後継ぎを殺した所で、生き残ったなら
また若い女に 王子を産ませればいいという、ふざけた時代だった。

だから、史実では イエスは兄弟がいて弟だった説があっても
信仰上は 独り子で当然 長男でなければ
イケニエとしての有り難味が なくなってしまうのである。
(恐ろしさのあまり神の御前で人間たちが集会で口裏あわせでソウ告白してしまう)
(悪い表現だと、極めて口が悪いのだが・・・イエス様に濡れ衣を着せて
 バックれてしまう・・・イエス様の背に隠れてしまう。人間って弱すぎ。)
古代のオリエントの神は気難しいので
処女とか長男とかの聞こえで、動物の血や肉でも見ないと気が済まない。
それも非常にワンマンな方で
他の神とか信じる浮気者とか虐待でもしないと収まらない神であった。

趣味もエゲツない割には 好みにウルサク お香の種類を間違えると
間違えた民の一団の前に地の裂け目を造って地震を起こして突き落とし
一族を皆殺しにしてしまうのである。

乳香やハーブでも厳選されたものしかご利用になられないほど きつい方で
下手に腐った植物油や動物脂にイケニエの血を焚くと
天候不順で自分を信じる民に難癖をつけて大量に餓死させるとか
枯れ川のワジを大雨で無理やり大規模に氾濫させて流し去り
町や耕作地を跡形もなくする ほど 祟る方でもあった。