http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1127025404/190-197 新約聖書はなぜギリシア語で書かれたか(大修館書店)のp83には
新約聖書はコデックス「綴じ本」で「ヴァチカヌス」(ヘブライ書の後半部分、
テモテ書の一と二、テトス書、フィレモン書、黙示録が欠如している。)と、
「シナイティキュス」(新約聖書全巻、バルナバの手紙、ヘルマスの牧者が
収まっている。)であった。ほかに、p104「ビザンチン写本」と呼ばれる
グループの写本で、エラスムスがギリシア語テキストを確定する。
黙示録22:16−21が欠如していたが、ラテン語版をギリシア語訳にして作った。
1516年のギリシア語テキストは、こうして出来上がって印刷屋に渡された。
またp108−110には、300年ごろの標準テキストの大改訂があって、
三グループあったという。
(1)「アンティオキア写本」・・・「シリア写本」
(2)「アレキサンドリア写本」・・・「エジプト写本」
(3)「西方写本」・・・「コデックス・ベザエ」
http://www.d2.dion.ne.jp/~yoo1tae5/diin/syahon.html クレルモン写本〈D〉[コーディックス_ベザエ(西方型・西方写本)]
ベザ写本〈D〉[コーディックス_ベザエ]:__ケンブリッジ大学図書館[ケンブリッジ写本]
ヴァチカン写本〈B〉[ヴァチカヌス]:____ヴァチカン図書館[アレ型]
エフラエム写本〈C〉・レギウス写本〈?〉:_パリ国立図書館(アンティオキア写本[シリア写本]?)
シナイ写本〈?〉[シナイティキュス]・アレクサンドリア写本〈A〉[エジプト写本]:_
______________________大英博物館[2つとも旧約新約全体]
★メソジスト教派:_オックスフォード大学_ジョン・ウエスレー派(フス派の聖書で聖書を読み解く)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1134815550/244-245 ■権威の変遷
権威は「ペテロから継承した儀式」カトリック教会
↓
権威は「公会議決定」東方正教会(教区による東西の分離)
聖職者任命で
ローマ教会と第2ローマのビザンツ教会(第3ローマのロシア正教会)に分離
↓
権威は「新旧66巻聖書」プロテスタント教会(教区による教会の分離)
ローマ教会の教区内の聖職者任命で
イギリス国教会(アングリカン派)・
オランダ国教会(改革派[スコットランド長老の留学先])・
スコットランド国教会としての長老教会(改革派)・
スイス各州の州教会(改革派とカトリック派)・
スウェーデン国教会(ルーテル派)・
ドイツ連邦の諸侯教会(ルーテル派とカトリック派)・
プロイセン内の諸教会(ルーテル派とフランス改革派[ユグノー教徒])・
チェコの教会(フス系統の改革派[オックスフォード大学内メソジストの留学先・
写本保管はケンブリッジ大学図書館])などに分離
(ソルボンヌ大学(神学部が拡大)[フランス−カトリック])
↓
市民革命と国民教育により国割り・州割り・教区割りに関係なく
自由に個人で教派や教会を選んで信仰できる時代になる。
民族主義教育で教会を選ばせない逆行する信仰も反動で現れる。