遠藤周作、キリスト教、仏教と日本文化の考察

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1名無しさん@3周年
たびたび立っていたテーマの継続・復興スレッドです。

「踏むがいい」(「沈黙」)に異論のある方も、「たまねぎ」(「深い河」他)に共感される方も、
ふるってご参加ください。文化内受容、刷新といった観点からのご意見も歓迎します。

なお、人文系諸科学(歴史学、宗教学、社会学等)の観点、
また霊性家、神秘家を自認される方のご意見もお待ちしてます。
2Gocc (極猫) ◆HswindowsI :2006/01/25(水) 22:00:47 ID:j7g4pLdj
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3名無しさん@3周年:2006/01/25(水) 23:49:32 ID:K/BjWJdH
3ゲット フォー!!
4名無しさん@3周年:2006/01/28(土) 22:33:32 ID:ClGEKaon
日本のキリスト教徒 増えぬ理由
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp60125a.htm

面白い記事ですね。議論のとっかかりになるかもしれません
5名無しさん@3周年:2006/02/01(水) 02:34:53 ID:KODdeGsZ
書籍:『日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ』を無料で差上げます。読むだけで確実に運勢は変わります。宗教の勧誘ではありません。ご希望の方はメール下さい。
6名無しさん@3周年:2006/02/03(金) 21:02:59 ID:yur7iFhQ
韓国のキリスト教は「下から」のキリスト教。民衆神学が発達した。

一方、日本のキリスト教は「上から」の宣教だった。
7名無しさん@3周年:2006/02/22(水) 13:55:53 ID:ogvN0ZQr
age
8余白:2006/03/12(日) 20:46:38 ID:S5LDfLl+
ともかくも、大事な問題なので、ageます。
http://www.d6.dion.ne.jp/~hirata5/
9名無しさん@3周年:2006/03/12(日) 21:18:57 ID:WPbusslZ
遠藤はキリスト教徒だが日本的だよな。そこがまたいいんだが。カトリックで
ありながらマザーテレサを批判した数少ない人だと思う。
10余白:2006/03/12(日) 21:19:59 ID:S5LDfLl+
ああ、マザーテレサを批判していたのですか?
11名無しさん@3周年:2006/03/12(日) 21:20:57 ID:ZQDNX5O9
俺もカトリックだけど、マザー・テレサを批判してるよ。
12名無しさん@3周年:2006/03/12(日) 21:48:46 ID:WPbusslZ
>>10
彼女がライ病患者の施設を訪問したとき、ある患者に手を差し伸べて相手の
手を握ったそうだ。相手が嫌がっているのに、テレサが手をとったのは無神経で
傲慢で偽善的だとその光景を見た遠藤は思ったそうだよ。

>>11
ああいう著名人で公然と批判する人は少ないね。ヨハネパウロ二世が死んだ時、
その死んだ法王を新聞紙上で暗に批判していた日本人神父もいたが。
13名無しさん@3周年:2006/03/12(日) 22:05:27 ID:ZQDNX5O9
>>12
著名人じゃなくて悪かったね。
14名無しさん@3周年:2006/03/12(日) 22:17:28 ID:WPbusslZ
まあそう皮肉にとるな。こっちはそんな意図はなかった。
15余白:2006/03/12(日) 22:28:45 ID:S5LDfLl+
>>12
ああ、なるほど、そういうことがあったのですね。
今の時代で、マザーテレサを批判するのは、難しいですからね。。。
16名無しさん@3周年:2006/03/13(月) 00:10:53 ID:gbrzSWZI
>>15
もう少し補足すると、その時遠藤は、テレサが「私は他の人みたいにライ病患者を
恐れないから、こうして手を握ることができるのよ。」といったパフォーマンス的な
胡散臭さを感じたそうだ。テレサが本当にそう思っていたのか、遠藤の勘ぐりすぎ
なのかは俺にはわからない。だがこの話が俺の記憶に残っているのは、俺を
含めて人はそういう偽善をついやってしまうことがあるから、気をつけなきゃいかんなと
思ってるから。
17http://www.d6.dion.ne.jp/~hirata5/:2006/03/13(月) 18:25:42 ID:9Gk6P7ze
善意の押し売りになりやすい、ということですね。
自戒します。
18名無しさん@3周年:2006/03/13(月) 20:35:57 ID:zkuUV0Hb
まあ、あれだ。つまるところキリスト教で
「これを取ったらキリスト教ではない」っていう一線をどこに引くかという
問題なわけだ
19http://www.d6.dion.ne.jp/~hirata5/:2006/03/13(月) 20:40:56 ID:9Gk6P7ze
>>18
それは、まったく賛成です。
何が本質か、ということ。
20名無しさん@3周年:2006/03/13(月) 21:34:11 ID:54T2Sz1b
遠藤周作は小説家と思ってたけど、単なる妄想家なのか?
神がいるのどうのこうのと。
21名無しさん@3周年:2006/03/14(火) 00:31:46 ID:lV3ruvf0
>>19
そうやって余計なものをそぎ落として、本質だけを残そうとしたら、
全部なくなっちゃうのがキリスト教の不思議なところだよね。
22名無しさん@3周年:2006/03/14(火) 00:31:53 ID:4OuAZPO/
阿含宗桐山教祖の逮捕歴

昭和二十七年八月十六日 詐欺容疑、契約違反の容疑で逮捕
警視庁西新井署

十二月手形詐欺容疑で逮捕
千葉県松戸署

二十八年八月 酒税法違反 私文書偽造容疑 逮捕
警視庁防犯課

二十九年 三月酒税法違反 私文書偽造に対する第一審判決
五月入所
十月東京高裁酒税法と私文書偽造により有罪
23名無しさん@3周年:2006/03/14(火) 01:01:10 ID:UXMiP3T2
>>21
そして、『宗教多元主義』に行き着く。

遠藤周作さんは晩年、ジョン・ヒックの考えを高く評価していた。

保守派のキリスト教徒は、遠藤周作さんを批判していました。

でも、私は、そんな懐の深い遠藤周作さん、人物も作品も大好きです。
24名無しさん@3周年:2006/03/14(火) 01:38:37 ID:+lI0iYsE
遠藤は自分に正直だったな。伝統的なヨーロッパ式キリスト教の考えには、
日本人としてついていけないとも言っていたし、彼がそう公言したことで
自分だけじゃないと感じが日本人キリスト教徒もいたんじゃなかろうか。
やっぱりたとえ相手がイエスでも生け贄が必要だったという発想とか、
人間的なユダを情状酌量の余地なく断罪するところとか、多くの日本人には
ヨーロッパ的キリスト教解釈についていけないんじゃないか。おそらく
こういったような点が、日本でクリスチャンの数が少ない理由なんだと思う。
(俺もキリスト教徒ではない。)
25http://www.d6.dion.ne.jp/~hirata5/:2006/03/14(火) 20:30:30 ID:NNOeHXBP
>>24
納得します。
わたしたち日本人キリスト者も、恐れず、正直に、「生贄」ヤ「ユダ」について、
発言していくべきなのだと思います。
26名無しさん@3周年:2006/03/16(木) 16:47:25 ID:QbiuAG04
こんなのありました。

『遠藤周作とドストエフスキー』(清水正)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434048236/qid=1142495116/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/503-8491106-3154303

ちなみに、私はドストが大嫌いです。
27http://www.d6.dion.ne.jp/~hirata5/:2006/03/16(木) 18:53:53 ID:G8qfEDrL
>>26
「真昼の悪魔」も、一気に読ませるサスペンスですね!
28名無しさん@3周年:2006/03/17(金) 21:46:58 ID:AeFPW/qm
>>26

私もドストの過剰演出というか、大げさな設定にはうんざりする。
しかし、さすがに問題提起となるとスゴイ。
定番メニューだけど、「カラマーゾフ」の大審問官のエピソードは必読。
2926:2006/03/18(土) 15:44:35 ID:3oCD0ZNq
>>28
「人生の意味より人生そのものを愛せ」とか
「苦悩は偉大です。苦悩には思想があります」とかいう
個々の哲学的なフレーズは、限りない奥深さを備えていると思うけれど、
小説全体として見れば、冗長で退屈でさんまんな部分が多すぎ。
どうしても好きになれない。
3028:2006/03/18(土) 18:46:52 ID:xXv3S9+5
>>29

冗長という点は賛成できるかも。
31http://www.d6.dion.ne.jp/~hirata5/:2006/03/18(土) 23:49:47 ID:PuCQgWJo
それは、ロシア小説の特徴かもしれませんが。
32名無しさん@3周年:2006/03/19(日) 04:46:30 ID:TV5vcNxp
ロシア文学の冗長さというか大河のようなゆったりした流れと深く重い内容は、
寒く暗い冬の長いロシアに住んでる人にはよく合うんだろうな。
33名無しさん@3周年:2006/03/19(日) 17:43:40 ID:6pIf4DDC
ところで、こういう意見についてどう思われますか?

「...その日本人をも厳として保っているものがあります。他でもないそれは宗教で
あります。すなわち崩れた神道であります。但しこれはくどくいうように、原始的宗教、
すなわち下等宗教でありますからして、これをば芸術、科学、哲学、道徳を保つ底の宗教
とでも思ったら大間違いも甚しいのであります。神道はそういうものの根底にはとうてい
なり得ない宗教であります。高等の宗教が出てくる前のもの、つまり自然の土からはえ
出た宗教なのであります。だから今日でも神道だけをもとにしてやっている日本人には、
本当は芸術もわからなければ、科学もわからず、哲学、道徳はむろんなく、ただ原始的
宗教があるだけなのであります。」
(中略)
「仏教家のつもりでいる日本人も、クリスチャンのつもりでいる大多数の日本人も、
実は仏教家でもなければキリスト教徒でもなく、神道を地で行っているところの
人たちであることは明々白々の事実でありまして、今更ながら自然力の強さに
目をみはらざるをえぬのであります。」
ttp://homepage3.nifty.com/thinkers/sakatat1.htm
34名無しさん@3周年:2006/03/19(日) 17:47:50 ID:6pIf4DDC
私は、技術系なのですけど、所属学会の「受賞対象研究」など見ると、「権威」
だというだけで無条件に選ばれていることがミエミエで、

「科学、科学というけれども、日本でやっている科学は、科学というよりも
むしろ神道の行事なのでありまして、各教室の主任教授は科学者といわずに
むしろ神主といった方がより適当であり、助教授、講師諸君は禰宜、学生は
まず氏子といった方がよろしい。つまりみな科学者ではないのであります。
祝詞をあげないとか、神主の装束をしておらぬとかいうことはその本質とは
全く無関係のことであります。」

という部分は、痛いほどよくわかりますね。
35武庫川女子大学総長 ◆myPniVOfR6 :2006/03/19(日) 23:08:51 ID:tq9qFshe
>>34
日本の場合は「科学」というより「技術」だもんね。
そんなんだから「科学技術庁」だなんて、一つの省庁に統合していてはまずいと常々思ってるんだよ。

それに、日本の科学尺度は依然として「独創」じゃあなくて「模倣」のまんま。
そりゃ、盛田昭夫さんのように「真似ぶ → 模倣する → 独創する」のホップ・ステップ・ジャンプという鮮やかな切り返しの哲学でも確立していれば問題ないんだけど。

>>1
おいらもリアル世界では「キチジロー」みたいな人間性だというのが実態だったりしてw
36名無しさん@3周年:2006/03/20(月) 02:10:23 ID:gSRtI3CJ
>>33
その文章、極論にも思えるが、なかなか痛烈な皮肉を込めた叫びにも聞こえる。
ユニークな視点で捉えていて面白い。「崩れた神道」という「原始的宗教」に
支配されているというのは、全くの同感。仏教も先祖供養という土着の信仰に
飲まれてしまった。
37暇人:2006/03/20(月) 07:29:23 ID:z5/ZIXcI
先祖供養は 日本土着じゃなく 中国輸入の舶来でしょ
みごとに土着化しているけどね
38名無しさん@3周年:2006/03/20(月) 13:03:43 ID:9gFCzhf2
遠藤氏は「深い河」でカトリックを超えたんです。
あれはカトリックではない。でもカトリックで無くてもよいではないか。
それによって救われたのなら。

39名無しさん@3周年:2006/03/21(火) 01:38:21 ID:aAhFRq/1
>>38
名前は、『玉ねぎ』でも『にんじん』でも良いのです。

『カトリック』は、複数ある入り口の一つ。
4033:2006/03/21(火) 07:51:02 ID:b5YUbrHH
>>36

レスありがとうございます。

「神道」では「善悪」を説きませんよね。たとえば、大国主命は、兄弟から
陰湿ないじめに遭って三度殺され、そのたびに御祖の命によって蘇生する。
ところが、いじめの張本人は罰せられることなく、かえって大国主命を
根の堅州国へ亡命させる。だから、日本は神話からして「長いものには
巻かれろ主義」が徹底しているのです。

祖先信仰だって、ひっくり返せば「たとえ悪人でも、元をたどれば同じ親族」
ということで容認し、「善悪を問わず、親の言うことはすべて盲従せよ」
さらには、、「お上にはたてつかない」という思想につながる。

こういう「お上への盲従」という土壌が、社会の隅々にまで浸透しているために、
日本の場合はこれが腐敗の温床となって、まず権力者が堕落していく。
太平洋戦争の時に、日本軍は兵卒は勇敢で一流だが、将校は三流だ、と揶揄
された話は有名です。食料も弾もない南の孤島へ送られて、見殺しにされる
ことがわかっていても、「下」はおとなしく命令に従う。

暴君にとって、日本ほどやりやすい国はない。神代から始まった「去勢習慣」に
洗脳されているのだから、仕方が無い話だと思います。
41名無しさん@3周年:2006/03/23(木) 03:23:44 ID:1laNM8ju
やそ教(キリスト教)を一番よく理解しているのが大本教だと思う
42名無しさん@3周年:2006/03/26(日) 05:06:47 ID:mOUXurJR
日本人で幼児からカトリックなら
遠藤周作先生のように考えるようになるよ。そういう意味でも遠藤周作はカトリック(普遍的)。
どの作品からも違和感を感じたことはなく安心して読める。

>>12
『哀歌』の「雑木林の病棟」で外人修道女を批判してるけど至極当然。
マザーテレサに対する批判はないでしょう?
43名無しさん@3周年:2006/03/30(木) 15:37:32 ID:3+FHBPMy
いいなぁ
44名無しさん@3周年:2006/04/03(月) 10:49:27 ID:z9WhG7bg
銃と十字架、ないっすか?
45名無しさん@3周年:2006/04/11(火) 14:21:39 ID:9TfNfj7d
なんで遠藤作品は口臭や腋臭がたくさん出てくるのでしょう?
46名無しさん@3周年:2006/05/06(土) 19:23:33 ID:s+3pDmDU
なんでだろうね。
47名無しさん@3周年:2006/05/08(月) 01:21:13 ID:e699ISBi
48名無しさん@3周年:2006/05/08(月) 04:40:16 ID:1/CVEh6j
>>42
漏れのまわりだと、むしろ逆の傾向。
幼児洗礼の人が遠藤嫌いで、成人洗礼の人に遠藤好きな人が多かった。

そういや、前の助任神父も成人洗礼でかなりの遠藤マニアだったなあ。。。
どうでもいいが、コテハンの雹(幼児洗礼)も嫌いだったような。
49うりぼう:2006/05/11(木) 01:51:47 ID:wQPstKfs
私はマザーテレサすばらしいと思ったけどマザーがなぜそこまでできるのか
何がそうさせるのか不思議でした。私は普通の人間だから自己満足なのか?と
おもったけど自己満足でそこまでできないだろうし・・・でも遠藤周作の
マザーがライ病の人の手をにぎったことは遠藤周作の作品からはよくわかります。
善と悪は背中合わせだとよくいってますもんね。
50名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 03:30:14 ID:ocY1xIMZ
>>48
俺の周りでもそう。長崎系は嫌いな傾向がある。
51名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 04:41:28 ID:bajIPaL1
まあ長崎のカトリック信者は、キリシタン時代からの人も多いから、わかった顔して軽々しく踏み絵の話とか書くなって思うのかもしれませんね。
52名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 06:47:31 ID:qZy68euT
幼児洗礼のみなさん、
ぶどう色の目をした神父様に目を覗き込まれて何もかも見透かされてるような
ヤバイ気持ちになったり、カトリックであることを友人に隠したり、母親を裏切ったり、
遠藤周作先生(カトリックで先に生きた)
と同じような体験、思いを思春期に経験しませんでしたか?
私は遠藤周作が大好きです。
53名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 06:59:10 ID:qZy68euT
特に氏が描く神父様が好きなんですね。
「女の一生」に出てくるプチジャン神父様や「侍」に出てくるベラスコ神父様
「沈黙」のロドリゴ神父様、等々。
 
コバルスキ(だったかな?通称ねずみ)と呼ばれる修道士のセクスが豆のように小さかった、
とか、ここまで書く必要があるか?!ということも出てきますね(笑)
54名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 08:34:21 ID:iTvbFmg0
>33
非常に面白い。
著者の著作が悉く絶版になってるのが残念。

5554:2006/05/11(木) 09:50:17 ID:iTvbFmg0
小室直樹(社会学者)や山本七平(評論家)なんかも同意見ですね。
日本人は仏教徒でもキリスト教徒でもなくましてや科学や民主主義なぞ理解などしておらず、徹頭徹尾「神道」の信者なんだと。

56名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 09:56:43 ID:th1Yq0cR
神道ってゴミ宗教だったのか・・・・
57名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 09:57:37 ID:btz1q0R+
「神道」というより

狩猟・漁猟、および農耕文明によって涵養された原始的宗教感覚

でしょう。
5854:2006/05/11(木) 10:02:45 ID:iTvbFmg0
日本文明の水準を上げるためにも神道を否定破壊することが肝要ですな。
神道の信者は無神論者の仮面を被っているのでご用心あれ。
彼らは宗教信者を批判するがその癖彼ら自身猛烈に宗教的なのである。

という訳で、キリスト教よりまず神道の研究こそ急務かと。


59名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 10:03:33 ID:th1Yq0cR
うわ・・・もろ下等宗教じゃん・・・・
60名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 10:05:54 ID:th1Yq0cR
まずはタリバンとかに伊勢神宮を爆破ってもらったほうがいいかな。
61名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 10:10:42 ID:th1Yq0cR
このスレに響子を呼んだら面白いことになりそうだ♪
6254:2006/05/11(木) 10:12:46 ID:iTvbFmg0
小生思うに、かつて西洋と東洋のかいごうという事態が有ったが、それはキリスト教文明と神道との対決でもあった。
しかし、最近生活空間を見るに、イスラム教徒の存在がちらほら目に付く。
コンビニや駅前で集団でアラーに祈りをささげているわけである。
このような光景は日本人に異様に映るに違いない。
イスラム教は宗教の中でも最高度に進化した宗教の中の宗教であり、日本人にはその存在は全く理解不能であろう。
しかしながら21世紀と言う時代において、日本史でも稀有な現象、イスラム教徒と神道の対決がこの現在の日本で垣間見られるのである。
これがどういう化学反応を見せるのか、興味深いのである。
63名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 12:25:26 ID:RGZIVnMw
>62

俺が前に勤めていた会社に、研修でしばらくバングラからイスラム教徒が来てた。
そいつが帰国する時の送迎会で、豚肉が入っている料理をみんなで騙して食わせた
(もちろん、悪ふざけで)。
明くる朝に事実を知って、マジで落ち込んでた姿が痛々しかった。
その場のみんなの雰囲気に合わせるのが至上課題の日本人には、そういう禁忌のこと
は理解できんだろうな。
64名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 12:36:11 ID:RGZIVnMw
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教とも、「契約宗教」ですよね。
「○○という契約を守れば、救済される」という約束がはっきりしている。
日本人的な感覚では、そういうビジネスライクな関係というのは「水臭い」
ということだと思う。

>>63で書いたような悪ふざけは、「そんな水臭いこと言わずに、一日くらい俺たち
と付き合って同じものを食えや」という発想で、悪意どころか「日本人的発想の
善意」から出たものという気がする。

歴代の天皇にしても、「支配者階級 対 被支配階級」という対立関係が、
「祖先 対 子孫」みたいな服従関係にすりかえられている。会社の社長でも、
どこかに家長的なところがあって、拳を振り上げようにも「オヤジに向って何だ、
その態度は」と一喝されてシュンとして終わる感じ。

日本の支配者は実に巧妙な服従関係を築き上げたものだ、と感心する他ない。
65名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 12:40:22 ID:FNiuxrPG
ビジネスライクっていうか、そもそも「契約」が出てくるのが
神として終わってると思う。
66名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 12:43:31 ID:RGZIVnMw
>65

そうそう。それが一般的日本人の発想じゃないかな。
昔の企業でもそういう人がいっぱい居たよね。
会社が傾いて無給になっても、社長のために働き続けるとか。
こうなると、「契約」という発想を超えているよね。
67名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 12:55:26 ID:FNiuxrPG
神の契約なんて嘘っぱちで人間が人間支配のために造った契約。
そこに「神」というものの根本的誤解というか、あまりにも「神」を
知らなさ杉だから、騙すほうも騙されるほうもね、なんとなく
丸くおさまってるような気がするわけ。考えが浅いから。
68名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 13:04:47 ID:lRl9JqPP
聖書でいう契約をビジネスでの契約と同じように捉えてしまうのも
日本人。
69名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 13:06:33 ID:FNiuxrPG
ビジネスと違うよ。支配と被支配の関係だからな。
70名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 13:10:45 ID:iTvbFmg0
宗教とは人の支配から神の支配へ移行する契機ではないか?
少なくとも、プロティスタンティズムに関しては徹頭徹尾人の支配を退ける教義だと思うが。


71名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 13:23:11 ID:FNiuxrPG
人によって人が人を支配する教義ですよ。
72名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 13:31:16 ID:iTvbFmg0
>71
つまりそれが貴方が信じている宗教の本質なのでは?

73名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 13:45:15 ID:iTvbFmg0
人間は自分の内心に一個の動物を飼っている。
これは台風や地震、雷のような自然現象を恐れ、自分を超えた圧倒的な自然力にすぐさま降参してしまう。
猿なんてのは神を信じないので、民主主義も近代憲法も無い。
ボスざるの暴力に自然的に服従するのみである。
しかし、日本人のメンタリティもこれに近いのではないか。
しかもそれは太古の昔から現在までも変わらぬメンタリティなのではないか。
現実の権力こそ神なので、暴力権力にやすやす服従してしまう。
これは全く自然の心情なので欧米人や中国人も同様の感性は持っているわけであるが
この一個の猿に成り下がることは彼らは潔しとしない。それは彼らが宗教を持っているからである。
74名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 13:59:06 ID:iTvbFmg0
宗教を持っている・・と書いたが、日本人も宗教を持っているのである。
それは感覚的現実を神と崇める非常にお粗末な宗教である。
近代科学とは、現実の自然を支配する法則の発見を目的とするが、これは自然力にブルブル怯えきっている猿には
ありえない発想である。
人間は神の如く自然を統御する能力を授けられたと言う信念が近代科学を成り立たせているのである。
また近代法にも、サル山の集団をどうやって人間にふさわしい集団に作り上げるかと言う発想が根底にあると思う。
これはサル山の猿自身には生じてこない発想である。
しかし気が付くと日本人はこの猿に成り下がってしまうのである。
ひとつにはそれは我々が聖典を持たないこととも関係していると思う。
と言うのも「御言葉」こそがかろうじて我々が猿であることから救うわけだが、この御言葉が無いと、用意に無意識の奴隷にされてしまうのである。
人間の遺伝子の99.99パーセントはチンパンジーと変わらないと言う。
つまり、気を抜くと我々は容易に猿化してしまうのである。
この間も、東京大学を出た「立派な」経歴を持った某巨大会社の社長がセクハラで訴えられていたが、これも猿化現象の典型だろう。
75名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:12:51 ID:iPqvIN9O
>>70
神による支配が、人による支配より良いとは限らないよ。
カルビンがジュネーブでやった神権政治の残酷さやイギリスにおける恐怖政治を思い出してみ。


今の日本(人による支配)の方が明らかに良い社会。
クリスチャンでも否定出来ない事実。
76名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:16:55 ID:iTvbFmg0
>75
どのへんが「明らか」なのですか?
自由を得るために血を流した歴史を彼らは誇りに思っているかと。
77名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:21:37 ID:iTvbFmg0
例えば、最近フランスで、フリーターやニートがストライキを起こし権力と勇敢に戦いました。
自分は人間であるということを、自分らを屑扱いする政府閣僚に明確に主張し、それを受け入れさせることに成功しました。
一方日本人はどうですか?首相に「人間の屑」と呼ばれ「その通りです」と肯き、支配者のご機嫌を取ろうと言う奴隷根性に満ち溢れていませんか?
これは「支配者にとって都合の良い社会」(猿山)であり、人間の住む社会ではありません。


78名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:21:44 ID:BrPmhbVw
>>74
>人間の遺伝子の99.99パーセントはチンパンジーと変わらないと言う。

0.01%しか違わないとは初耳だ。
79名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:41:05 ID:iTvbFmg0
まぁそんなことを言ってる俺自身が典型的な日本人であり、典型的な神道の信者であることは確かである。
有給を取るのもガクガクブルブルしながら取っているのである。
宴会になると率先して上司にお酌をし、馬鹿な裸踊りを見せて、ニコニコ笑みを浮かべながらサービス残業に従事する。
学歴、権威、勲章、上司、に弱い典型的な日本教徒なのである。
80名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:47:39 ID:RGZIVnMw
>76

それは、自由をもぎ取るために戦う相手が「他人」だから、血を流した戦い
になるのでしょう。

日本人の場合は、どうしても「同族」とか、「血縁意識」みたいなのが拭い
きれない。

おもしろいのは、血縁者の犯罪を暴くことがよいことかどうかという価値判断の
違いね。
キリスト教では、たとえ実父でも犯罪は暴くべきとして、内部告発者は賞賛される。
ところが、儒教では逆に「不孝な行為」とされる。ところが、キリスト教に近い
はずのユダヤ教では儒教と同じ発想で、タルムードには父親の罪を暴くことを重罪
と定めている。

ということは、人種の差なのかもしれない。
81名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:49:38 ID:+umnSlVa
>>75
それらのどこが神による支配なのか?
カルビンやクロムウェルは神なのか?
82名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:51:47 ID:M0F5nY43
>>76
ジュネーブにおけるカトリックよりはるかに凄惨な魔女裁判。

また、聖書の律法に反する疑いがあればたいした証拠調べなしに死刑(カルビンはその娘をも死刑にした)。



全然自由じゃないよ。
抑圧社会の典型。
共産主義の社会のほうがマシ。


83名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:52:07 ID:AGiN7L0c
カルビンは神でなく、人ですよ
84名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:55:05 ID:gRQKpaBf
>>82
ちょwwwww
それ、当時の政敵によるプロパガンダwwww
85名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 14:58:26 ID:RGZIVnMw
>77

それも、日本人特有というより、中国、朝鮮、日本民族に共通する民族的な
特性だと思うよ。

太平洋戦争で南洋へ行って玉砕から奇跡的に生還した人が書いた手記を読んだら、
日本軍の上司が部下に対する待遇はなるほど酷かったが、中国軍はさらにそれを
上回る残虐なものだったらしい。食料として、戦死した仲間の太ももとを剥いで
食わせたり、靴革を食わせたり、まるで人間扱いしていなかった。上官は美味い
もの食っているのに。それでも「猿山」を捨てず、上官を誅殺しない民族性って
一体何だろう。

中国共産党や、北朝鮮の独裁政権を支えているのも、この途方もない「猿山主義」
だからな。
86名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:01:12 ID:M0F5nY43
>>84

史実から目を背けないように。

ああいう恐怖政治を乗り越えて、現代の統治機構はなりたっている。
日本のそれも完全ではないが、はるかにマシでしょ。


87名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:02:20 ID:iTvbFmg0
>85
そりゃ中国人といっても、君子から士大夫、匹夫まで段階があるからな。
最下層の人間は道徳も弁えず、残虐非道であることも珍しくない。


88名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:04:03 ID:iTvbFmg0
かのヘーゲルは「シナに置いては皇帝だけが自由である」と述べた。
即ち天に仕えるのはただ皇帝のみだったのである。後の99.99999パーセントの国民は天を知らず、自然のままのサルだったのだから仕方が無い。

89名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:06:31 ID:RGZIVnMw
確かに「東洋的専制主義」というと、非人間的な野蛮な行為をする暴君の姿
しか思い浮かばないな。
それを、そういう野蛮性に耐え忍ぶ「忍耐強き民衆」が下から支えているんだ。
90名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:11:09 ID:M0F5nY43
>カルビンやクロムウェルは人

もちろんそうだよ。
現実的には人間社会に「神による支配」などありえない。
それが分かってる人はいいの。


しかし、あれが神の権威による政治という人はいたし、クリスチャンにはいまだに少数ながら神権政治を求める者がいる。



91名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:15:23 ID:RGZIVnMw
あんまり関係はないかもしれないが、同じ東洋人であるイランでも忍耐が
美徳とされているという例を貼っておくね。
ttp://www17.tok2.com/home/tabi65/wadai/ira4.htm
92名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:16:11 ID:M0F5nY43
宋や明といった皇帝専制の社会でも、まだ全然クリスチャンの神権政事よりはましだね。

特に宋の時代。
93名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:19:55 ID:RGZIVnMw
>90

俺は、「神権政治」と言えば、サヴォナローラを思い出すなあ。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9
94名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:29:40 ID:ookdEWne
>>86
史実? 根拠はオレサマの言い分だから?
95名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:38:30 ID:iTvbFmg0
>上回る残虐なものだったらしい。食料として、戦死した仲間の太ももとを剥いで
>食わせたり、靴革を食わせたり、まるで人間扱いしていなかった。上官は美味い
>もの食っているのに。それでも「猿山」を捨てず、上官を誅殺しない民族性って
>一体何だろう。


要するに自らが可愛いのである。
上司や上官に媚びへつらうのも、黙々とサービス残業に従事するのも自分が可愛いからなのである。
それを「良心的な日本人の民族性」などと言い換えて、奴隷状態を肯定する。
命を懸ける理想も、それを実現する根性も無いのである。
ただ黙々と「現実」に従い、「現実」を受け入れ、空虚な人生を繰り返す。
それを己の優越性と勘違いしているのである。単に精神性の欠如を示しているに過ぎないのに。

96名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:53:56 ID:iTvbFmg0
>82
「カルビンはその娘を処刑した」と言うのは「泣いて馬ショクを切る」などと同じで
美談なのではないか?身内の犯罪だろうと犯罪は犯罪と言う近代精神の萌芽が見えるわけだが。
97名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 15:57:08 ID:iTvbFmg0
>82などは法や道徳より情緒を優先するという意味で典型的な日本人的発想だろう。
「赤信号みんなでわたれば怖くない」と言う発言があったが、怖くないと罪じゃないというこの発想こそがまさに「神道的」なものだろう。
98名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 16:14:29 ID:LPiqpR8U
>>96

それはいくらなんでも違うだろ。

ショカツリョウはバショク以外を切ったことが問題となってないが、カルビンは沢山の人を処刑しており娘は単に多数の一に過ぎないという文脈だから。


また、バショクのしたことは現代でも懲戒の対象だが、カルビンの娘のやったことは現代自由主義社会においては単なる道徳問題に過ぎない。



まあ、個人的にはあんたのいいたいことは理解できるが、少なくともここでの文脈ではひいきのひきたおし。


99名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 16:51:14 ID:RGZIVnMw
アメリカのどこかの州の実話だったと思うけど、「売春したら死刑」という
法律があって、そこで実際に処刑された売春婦のことを扱った映画を観た
ことがある。ずいぶん昔だけど。

処刑は、ガラス張りの部屋で行われ、中央に目隠しされた罪人が椅子に
括り付けられている。執行人がスイッチを入れると、チューブに薬品が流れ、
化学反応を起こしてガラスの部屋を毒ガスで満たす。罪人はしばらくもがいて
いるが、すぐに静かになる。

その一部始終を、傍聴人?がガラス越しに見守っているんだ。
刑の残酷さよりも、傍聴人の冷酷さがよけいに印象に残ったよ。

「みんなでわたれば怖くない」というのも困るが、「法律は法律だ」という
大義名分でもって、他人の死を静視するという冷酷さはどこか「おかしい」。
どちらかというと、後者の方が病的に感じてしまう。

そういう物の考え方に、俺の中を流れる日本の血の影響が出てくるのかもしれない
けど。
100名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 17:27:47 ID:iTvbFmg0

>99
「おかしい」が「正しい」と言う感覚は無いだろうか
俺は情感としては「おかしい」と思う(抵抗を感じる)が、同時にそれが「正義」だと思う。
正義や真理には人間に自己否定を迫る厳しさがある。
カルバンも娘は可愛かったろうが、それ以上に正義を尊重したのだろう。





傍聴人は死刑台へ向かう罪人に己自身を見ているのだ。
貴方は「冷酷さ」と捉えたかもしれないが、近代以前の死刑執行と言うのは、罪人の首をノコギリで引かせ(江戸時代に実際にあった死刑)たり、
みんなで石を投げつけると言う非常に残酷なものである。
つまり、罪人に残虐に振舞うことによって、君主への忠誠心を見せているのである。
と同時に、この処刑は君主のもので、己自身の責任によってなしたものでは無いと言う気楽さが有る。
一方、現代のアメリカの死刑執行が、冷酷とも見える厳粛さ、或いは静寂に包まれていると言うのは、非常に意味深いことだと思う。
101名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 17:36:54 ID:iTvbFmg0
戦前の日本人はかなり普遍主義にコミットしてた。
例えば、万歳と叫びながら息子を戦地に送り出す母親。
勿論心情的には悲しいのである。しかし、そりゃ何処の母親でも同じで、自分の息子だけを特別扱いしてもらうわけにはいかない。
影で涙を流しながら、万歳したのである。
この風景を戦後の日本人は一様に奇妙、病的と評価するようになったが、むしろ戦後の日本人の態度の方が病的なのかもしれないと疑って見る必要はあるだろう。



102名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 17:40:21 ID:4Ex8Egnm
>>80
>タルムードには父親の罪を暴くことを重罪
と定めている。
 
タルムードのどこに書いてあるの?
103名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 17:50:14 ID:iTvbFmg0
なるほど、確かに、「おかしい」と言う感覚を無視して、演繹的、形而上的な判断を優先し、大義名分によって
突っ走り、大殺戮を招いてしまうと言う愚は歴史上度々有った。
正義や真理と言った大義名分に酔っ払う前に「おかしい」と言う感覚に留まり、それを検証することも大事だろう。

104名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 17:56:22 ID:iTvbFmg0
例えば、オウム真理教の犯罪がある。
個々の信者には「おかしい」と言う感覚はあったと思う。
しかし「グルの命令」や「カルマの法則」「ハルマゲドン」と言う「大義名分」の前に
「おかしい」と言う感覚は失われたのである。
「当時はおかしいと思っていた」「しかし言い出せなかった」と言う人が、戦後の日本にも、オウムの信者にもたくさん出たが
日本人には「おかしい」と言う感覚を判断にまで高め、その意見を表出すると言う勇気と知性と実行力に欠けているのではないか。
少なくとも俺には無い。
105名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:21:27 ID:iTvbFmg0
要するに付和雷同してしまうわけである。
姉歯設計事務所の社員にも「おかしい」と言う感覚はあったのである。
姉歯氏にも自分のしていることが「おかしい」と言う感覚はあったし、「罪の意識」もあったと言うのである。
(しかしそれは単に法を犯していると言う罪の意識。要するに法律違反という事実の認識に過ぎない。)
いや、罪悪感に駆られてノイローゼになったと言う話も有るから非常に「良心的」な人だったのかもしれない。
遠藤周作氏の小説に『海と毒薬』と言う作品があった。
主人公は731部隊とおぼしき組織で人体実験に従事しているのだが、「罪の意識」と言うものを自覚することができ無いのである。
主人公は物語の終わりに、ある詩人の詩を暗誦するのだが、このラストの情景に私は異常な衝撃を受けた。

「正しい」が「おかしい」と言う次元に戻って考えて見ることも必要ではないかと思う。
言ってることは正しいが、何かおかしい、と言うところに踏みとどまる勇気が必要ではないか。
日本人は鋭敏な感受性を持っていると言うが、これはどうだろうか。過大評価ではないか。
或いは感受性は鋭いものがあるがそれを意見にまで表出する論理構成能力に欠けるのだろうか。
それ以前に、おかしいとかおかしくないと言うのは相対的なものであり、あえて言うならば権力の命令こそが正義なのだと言う徹底的なニヒリズムに立っているのであろうか。

106名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:24:50 ID:iTvbFmg0
戦前の大多数の日本人は戦争がおかしいなどと思っていなかったのだ。
また、現在の日本人は、現在の日本の現実の内部の「おかしさ」を感受しているだろうか。
もう、絶望的に感受性が鈍くなっている民族なのではないだろうか。

107名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 18:26:00 ID:FNiuxrPG
キリスト教はいまだにおかしいと気づいてない。それどころか
ますます狂って平然と非道を行っている。
108名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:30:22 ID:iTvbFmg0
また、時代の体勢だったとか、その時代の人間の判断に後世の人間が口を挟むべきではない・・と言う主張があるが
そういう人間は、現代でも「時代の体制」を絶対化しているのである。
「おかしい」と言う感覚を基盤にして、「時代の流れ」に逆行するような意見をぶつけて見ようなどと言う人間は皆無なのである。

109名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:45:28 ID:iTvbFmg0
>107
まず、この批判能力を己自身に向けて見ることは非常に有益だろう。
自分のおかしさ、いかがわしさ、やましさ、意地汚さを感受し、それに留まること。
こういう自己批判の伝統は、キリスト教の「兄弟の瑕疵より、己自身の醜さに気付け」と言う道徳律に基づくのだと思う。
そしてこの自己批判の伝統こそが、近代科学を生み出し、芸術を生み出した原動力であったことは間違いない。
西欧は己自身を乗り越えて発展してきた。一方東洋は他者を批判することで相対的な優位を感じ、自己満足を得ると言う停滞に堕しているのである。


110名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:46:12 ID:iTvbFmg0
×それに留まること
○その認識に留まること

111名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 18:50:51 ID:FNiuxrPG
よういうわ
112名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:52:02 ID:iTvbFmg0
正義とは己の内面の確信に留まる勇気だよ。
「みんなこれっておかしくないか?」と言った時、自己保身の為に自己の感覚を偽るとき、永遠に続く地獄の始まりである。
「つーか、この戦争ヤバくね?」と言う言葉を押し殺し、押し殺し、押し殺しているうちに、東京には焼夷弾が降り注ぎ、広島長崎には原爆が落ちたのである。
それでも天皇の詔勅がなければ戦争は終結しなかった!!





113名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 18:57:29 ID:iTvbFmg0
こりゃ恐るべき世界である。まさに猿山の集団に我々は今住んでいるのである。
真理はボス猿の意向に打ち消され、正義は権力者のものなのである。
オウム教団とは誠に日本的な宗教集団であった。
114名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 19:15:52 ID:iTvbFmg0
少なくとも戦時中「この戦争は負けます」と言う意見を表明したと言う話は、岡本太郎さんの例しか聞いてない。
太郎さんは「日本人は、自分の意見を押し殺し押し殺し、誰かが勇気を振り絞ってそれを言うと、
実は私もそう思ってましたなどと言うことをぬけぬけと言う。だったら何故始めからそういわないのか」
と言う事を何かの対談で語っていた。
大体、今でも、内面の表出と言うのは、2チャンネルみたいな「アングラ」掲示板にもぐってしまうのである。
六条河原の落書き見たいなもので、そのメンタリティは安土桃山時代から変わっていない。
いや、安須地桃山時代には石川五右衛門のような権力者に抵抗する歌舞伎者も居ただろうが、江戸時代の宗教思想の弾圧、人による過酷な支配によって
その性格はなおいっそう強化された。
「親が黒と言ったら白いものと言えども黒である」この言葉に封建社会の現実が如実に現われている。
感官の無視。この長きに渡る封建制の現実の中で、日本人の感性は重いっきり否定された。
感覚の無視、現実の無視である。現実感の忘却。忘我の境地で権力者に盲従すること。これが現代の日本人をも構成しているメンタリティである。
115名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 19:26:38 ID:iTvbFmg0
ところで「下層」の人間ほど道徳的と言うのは世界的にはありえなく、日本に限っては真理だと思う。
現代日本の躍進は一部のブルジョアが支えているのではなく、「下層」で働いている労働者がささえているのである。
しかしながら、日本のマスコミは「下層」に位置している日本の労働者を「負け組み」と叩き、侮っている。
戦前の指導者も、戦争に負けたのはお前らが頑張らなかったからだ、泣いて陛下に詫びろ見たいな事を言い始めたと言うが
敵国であった連合国の評価は「兵隊一流、将軍四流」と言うものであった。
この構造も全く変わっていない。
今ももっとも優秀なのは日本の労働者なのだが、国内ではそれが一番叩かれて、虐められている。

116名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 19:54:14 ID:yg2hM34R
キリスト
「最も大きな罪を犯した人であっても、わたしの憐れみを願うならば、
わたしは、彼に罰を与えることが出来ない。その代わりに、
わたしの限りない、はかり知れないいつくしみによって彼を義とする」
http://www.nowaksvd.opoka.net.pl/jiai/jiai02.htm

キリストと会話できる女性 ヴァッスーラ・ライデン
http://www.tlig.org/jp.html

キリストの人生を見せられた女性 マリア・ワルトルタ
http://swedenborgian.hp.infoseek.co.jp/valt.htm

カトリック書店一覧
http://www.cbcj.catholic.jp/publish/shoten.htm
カトリック教会マップ
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/diocese/index.htm
117名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 19:54:18 ID:uUsunSHv
>>115

自民党は庶民と中小企業をねらいうちした増税
ばっかりだね。
118名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 20:39:52 ID:AAI4BBda
>>96
>「カルビンはその娘を処刑した」と言うのは「泣いて馬ショクを切る」など
>と同じで美談なのではないか?身内の犯罪だろうと犯罪は犯罪と言う近代精神
>の萌芽が見えるわけだが。

自分の娘を殺すなど、近代精神・古代精神以前の問題。
カルビンも、ルターも、そしてパウロも、イエスを信じて気が狂っただけ。
イエスの狂気に発したキリスト教は、その感染力の強さから、まさに人類
の悪の源泉。

119名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 20:46:43 ID:iTvbFmg0
>118
別にカルビンは自分の娘が憎くて殺したわけではない。
例えば、乃木将軍が203高知で二人の息子を戦死させたが、別に憎くて前線に赴かせたわけではないだろう。
大義のために、私心を捨てて為した判断なのである。
日本人は乃木将軍は肉親を見捨てた殺人鬼と罵ったろうか。
むしろその点に置いては公正な立派な将軍であると賞賛しただろうし、戦争の是非はさておき、当時の人間のその感覚は理解できる。
120名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 20:50:07 ID:Zp+BvZU2
>>118
その狂人として人々に見捨てられて十字架で死んだイエスを、
神だけは見捨てずに復活させた。
121名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 20:51:58 ID:iTvbFmg0
カルビンがサディステックに「ふふふ、自分の娘が燃えている、はーははは」などと見物していたと言うなら別だが
おそらくは断腸の思いで真理のために自分の命以上に大事なものを捧げた訳で、人々はアブラハムの再来を見て感動したのではないか。
122名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 20:55:28 ID:Zp+BvZU2
親から見捨てられて、罪人として死んだ
その娘サンを神は見捨てなかっただろう。

ならば、その自分の娘を殺した狂人を
神が見捨てるわけが無い。
いや、神は、その様な狂人の運命を気遣っていて当然だ。

その自分の娘を殺した者が、救われずに誰が救われるか?
123名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 20:57:33 ID:Zp+BvZU2
>人々はアブラハムの再来を見て感動したのではないか。

人々が感動してどうする?
124名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:00:20 ID:Zp+BvZU2
そこのカルビン信者さん、尻尾が出てるよ。
125名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:02:45 ID:iTvbFmg0
>122
その辺が少々観念的過ぎる欧米人の思考の弱点ではないかと思うな。
形而上の世界(物語)ではその娘を救うことは出来る。
しかし形而下の現実では娘は焼けただれ、或いは切り刻まれ苦悶の声を上げているのである。
現実には明らかに神は娘を見捨てているのである。
カルバンも娘も地獄以上の地獄に落とされているのである。
来世で神が慰めてくれると言うのは、これもまた黒いものを白く言いくるめる現実無視の思考と言わざるを得ない。


126名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:02:59 ID:AAI4BBda
>>120
>神だけは見捨てずに復活させた。

完全に死んだ人間が生き返ることなど、人類史上一度もない。

イエスの「復活」なるものも、仮死状態だったのか、目撃者の幻覚か、
または後世のでっち上げだろう。

十字架刑は「窒息刑」であり、また、ギリシャ医学に精通していたイエ
スが、仮死状態を生じる薬を使っての自作自演だったという、最近の説
もある。これは、ユダの福音書における「ユダとの共謀説」とも符合
する。

科学が飛躍的に発達した現代人としての「常識」で判断してくれ。


127名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:06:11 ID:iTvbFmg0
例えば、「マッチ売りの少女」と言う話があるが、少女は天国でおかぁさんのぬくもりに包まれて幸福に暮らしましたとさ
とやるのは現実無視の自己欺瞞といわざるを得ないだろう。
そんなこと保証の限りでは無いのである。
彼女は現世で不幸だったと言うのが事実なのである。
来世の幸福な観念によっていたとしても、そういうアヘンを必要とするくらい不幸だったのである。
何も、現実に暖炉と毛布に包まって寝られればそれに越したことは無いからである。


128名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:10:00 ID:AAI4BBda
>>121
>カルビンがサディステックに「ふふふ、自分の娘が燃えている、
>はーははは」などと見物していたと言うなら別だが

イエスで狂っていたカルビンには、その可能性は十分ある。
129名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:12:35 ID:Zp+BvZU2
まあ、現実的に考えれば
金持ちが「暖炉と毛布に包まって寝」るために
彼女のような貧乏人の現世での不幸が必要なんだろうね
130名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:16:14 ID:Zp+BvZU2
カルビンも現実的に考えれば
自分の名声の為には、自分の娘ぐらい平気で殺すだろうね。
事実、数百年後にこうして語り草になってる。

他人の娘だったら問題だが、自分の娘は自分の物だからね。
131名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:20:49 ID:Zp+BvZU2
来世等の未来での御利益を解く宗教は、利用の仕方で
強い者には現世利益の宗教になる。

公平なのは、現世利益を解く宗教だよ。
132名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:23:12 ID:iTvbFmg0
>130
それは違うと思うぞ。
カルバンも乃木将軍もふつうに偉い人だったから自己犠牲的に振舞ったのだろう。
死後の名声などと言う空虚なもののために自分の子供を差し出すアホは居ないと言うことは分かっているがゆえに
当時の人々はその行為に震撼したのだろう。
特に、乃木以前の日本の将軍の中に、自分の息子を公のために雑兵として戦死させるなんて行為は無かったと思うな。
維新の元勲級の将軍ですら自分の身だけではなく子供まで国のために差し出している、我々が何故身を惜しむことが出来ようか、と当時の日本人は発奮したんじゃないか。


133名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:26:46 ID:AAI4BBda
>>129
「マッチ売りの少女」は物語。カルビンの娘殺しは事実。空想と現実とを
混同しては駄目だよ。

乃木大将が、聖書に狂ったカルビンのような子殺しをするわけがないだろう。
乃木は、あくまで現実の国民と国家を守るために、子供を犠牲にせざるを得な
かった。そして、その責任を取って自決した。カルビンは、同じくイエスに
狂った人間に殺されただけ。

遠藤周作は、クリスチャンによる「イエスの神格化」は謎であり、今後解明
すべき「X」だと言っていたが、結局解明できずに死去した。クリスチャンは、
その後を受けて、解明に努力すべきだろう。精神医学的方法以外にはないと
思われる。
134名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:26:57 ID:Zp+BvZU2
>>132
自分の娘は自分の物なんだよ。
日本でも数十年前には、自分の為に自分の娘を金で売っていたんだよ。
135名無しさん@救急車:2006/05/11(木) 21:30:08 ID:FNiuxrPG
聖書の中でも娘を売るのは普通のこととして書かれている。
136名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:30:35 ID:Zp+BvZU2
「イエスの神格化」は、ユダヤ人の「神の子」と言う表現を、
ギリシャ人が自分達の神観で考えて
「神の子」が育てば「神」になると思ったんだよ。

勘違いなんだよ。
137名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:34:16 ID:iTvbFmg0
カルビンの娘殺しを単なる虐殺と捉えるのは歴史の文脈を考慮しない余りに悪意に満ちた解釈だろう
そんなことを言えば、乃木の子殺しだって、ナショナリズムに狂った狂気の将軍の犯罪と捉えることも出来る。
だけど、誰もそんなことは思わんだろう。
もっとも、現代人の常識からすれば「ナンセンス」なのは事実だろうがね。



138名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:35:08 ID:AAI4BBda
>>134
娘を含む家族が生きるために、泣く泣く娘を売った親は居るが、殺しては
いない。カルビンとは大違いだ。あくまで現世で生きるためだった。

クリスチャンは、人間としての自らの倒錯を自覚すべし。自然の人間性から
隔絶した、観念の遊戯に過ぎない聖書などを信じるから、そのような倒錯が
生じる。
139名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:39:33 ID:Zp+BvZU2
>>138
聖書を読んでもいないし、ましてや信じていないから、
クリスチャンは、人間として倒錯している。と

いうほうが、面白いのだけどね。
まあ、これはココモスキーさんがやってるけどね。
140名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:39:43 ID:iTvbFmg0
>138
キリスト教の観念はイエスキリストの宗教的センスによるものだろうよ。
イエスの言葉が妄想に過ぎないと言うならば、お前さんの言葉の根拠だってかなり怪しいものだ。
イエスと同様のセンスを持たなければイエスは理解できない。
またお前さんと同様のセンスに立たなければお前さんの言っていることは理解できないだろう。
ちなみに俺はお前さんの言っていることにも「なるほどな」と思うことはあるし、イエスの言葉にも深く肯かされることはあるよ。

141名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:42:22 ID:Zp+BvZU2
キリスト教と聖書を離して考えると、面白いのだけどね。
142名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:45:51 ID:AAI4BBda
>>140
>イエスキリストの宗教的センス

それって一体何?現実に立脚して、具体的に説明してくれ。「狂気」とは
どこが違うのか。なお、「狂気の定義」は、「不特定多数人の認識としての
現実との接触の喪失」である。
143名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:46:39 ID:Zp+BvZU2
キリスト教は、ギリシャの宗教(哲学)とユダヤの宗教との
混合宗教なんだと思うよ。

それに対してイエスやパウロはギリシャの宗教影響は
多少は有ったかもしれないが微々たる物だと思うよ。
144名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:50:40 ID:iTvbFmg0
そもそもイエスは厳格客観的な律法主義に対してヒューマニズム。
人間の自然から湧き上がる他者に対する愛情の気持ちを重要視したのだと思ったが。

145名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:51:18 ID:AAI4BBda
>>137
要するに、「人為的な聖書やキリスト教」によって、神からすべての人間に
与えられた、自然の感情・本能という「神性」が破壊されたということだ。
146名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:53:49 ID:btz1q0R+
>>145
人為性による統治の貫徹というのは何も聖書・キリスト教などに
限ったことではない。牧畜ベースの文化が入ったところは影響があるだろう。
シナあたりでもそうだね。
147名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:54:23 ID:iTvbFmg0
しかし、私自身がキリストの言葉に深く共感すると言う経験を実際にしているわけだから、イエスキリストは狂気ではないと思うぞ?
少なくとも私はそう思うね。
148名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 21:58:15 ID:iTvbFmg0
>145
例えば、君の書き込みを読んで、私が感銘を受け、人生観が変わったとする。
それは自然の感情本能と言う神性が破壊されたことなのだろうか。
だとしたら破壊されて上等ではないか?
当時、或いは現在の人々がイエスの言葉に感動したとして、その感動が全てなんじゃないか?
イエスの精神に触れ、自然の感情本能が否定されたとすると、自然神<<<<イエスキリストと言うことになる。
149名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:02:44 ID:AAI4BBda
>>144
>そもそもイエスは厳格客観的な律法主義に対してヒューマニズム。

イエスの精神障害に基づく「ヒューマニズム」は、健全なものではありえない。

体制に対する自分の「主観的な」不満に過ぎない。現在の跳ね上りのサヨクと
同じ。宗教に関係なく、ユダヤ人の生活の中で人知れず無意識に行われている
人間性や「愛」、即ち「神性」に対して、イエスが盲目たっただけ。狂信者イ
エスには、「神」が見えなかったのである。
150名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:03:00 ID:iTvbFmg0
イエスキリストだけではなく仏陀さんや孔子の言葉にも深く共鳴を受けるよ。
彼らが狂気でないことは僕が保障しよう。
彼らの言葉は命の水であり、自然神とやらに支配された俗人どもも囀りは嫉妬・ルサンチマン・情念に支配され汚い。

151名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:08:09 ID:d2GweFiO
>>119
ほぼ一個師団の兵員を失った旅順攻撃での采配を挙げ、今でも乃木を無能と罵る人はいるが、その当時も、
静子夫人一人が守る乃木大将邸に投石した馬鹿は大勢いたよ。

乃木希典陸軍大将は、幕末戦〜西南の役に参加した典型的なサムライ出の軍人で、静子夫人は薩摩藩士の四女。
本当の意味での武家の死生感は、武士の家でその教育を叩き込まれた者にしか理解できないと思う。
152名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:09:09 ID:AAI4BBda
>>150
>彼らの言葉は命の水

「命の水」って一体何?そんな「水」はないはずだが。

すぐにそうやって、自分でも具体的意味のわからない抽象語・抽象観念に
溺れて、いい気持ちになっているのが、宗教信者の特徴。

自分でも意味の判らない言葉を、軽軽しく口走ってはならない。
153名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:10:53 ID:iTvbFmg0
>151
明治のサムライ精神には高度に宗教的な自己犠牲的精神性が存在している可能性はあるね。
これもやはり武士としてのセンスの持ち主にしか理解不能なのだろう。だから民百姓は石を投げたのだ。

154名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:16:56 ID:iTvbFmg0
>151
どう見ても「オラの息子を返せー」と自然神に命じられるままに喚き立てる民百姓より
自然神の叫びを「みっともない」と遠ざけ、「やせ我慢」をする武士道精神のほうが、反自然的であるがゆえに高貴であると思う。
155名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:27:57 ID:AAI4BBda
>>154
>どう見ても「オラの息子を返せー」と自然神に命じられるままに喚
>き立てる民百姓

それが、すべての人間に神が与えた自然の感情、即ち「神性」「正気」
というものです。

その「神性」を、教祖の狂気に発する観念の遊戯により破壊するのが
宗教。宗教ほど、実は神に遠いものはないのです。教祖の精神障害に
発しているに過ぎないからです。
156名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:31:50 ID:btz1q0R+
人間は自分(とその仲間)のために生きるものだ。
欧米は現にそうやって経済・軍事的支配力を増強してきた。
157名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 22:52:40 ID:AAI4BBda
>>156
自分(とその仲間)のために生きるためには、必然的に他者との共生を考え
ざるを得ない。さもなければ自分(たち)も生きられないからだ。それが「愛」
である。

人間にあらざる「神」やその変形である「イデオロギー」のために生き者には、
それが不可能になる。生存のための打算・計算ができなくなる。従って、皆殺し、
大殺戮という結果が生じる。宗教戦争やマルクス主義による、相手を絶滅する
までの冷酷無残な殺戮を見よ。
158名無しさん@3周年:2006/05/11(木) 23:04:52 ID:X1xJYE2t
阿含宗桐山教祖の逮捕歴

昭和二十七年八月十六日 詐欺容疑、契約違反の容疑で逮捕
警視庁西新井署

十二月手形詐欺容疑で逮捕
千葉県松戸署

二十八年八月 酒税法違反 私文書偽造容疑 逮捕
警視庁防犯課

二十九年 三月酒税法違反 私文書偽造に対する第一審判決
五月入所
十月東京高裁酒税法と私文書偽造により有罪
159名無しさん@3周年:2006/05/12(金) 11:52:05 ID:vqUeN7by
>>144

>そもそもイエスは厳格客観的な律法主義に対してヒューマニズム。
>人間の自然から湧き上がる他者に対する愛情の気持ちを重要視したのだと思ったが。

それは正しい見解だと思います。
イエスの時代のユダヤ教はかなり堕落が進んでいて、たとえば、不倫したいときは
儀式的に「一時的結婚」をして欲望を満たし、離婚をする、という按配だったらしい。
この手続きをやらずに不倫すると、律法違反になって厳罰を受けますからね。

ところが、欧米のキリスト教というのは、イエスの発想とは完全に逆を向いて
いると思う。法律至上主義で、カルヴァンの娘の処刑だって、「法律」に殺された
わけだけど、イエス流に言えば「人々のために法律はあるので、法律のために
人々がいるのではない」。だから、イエスの発想は、むしろキリスト教会よりも
自然神への素朴な信仰により近いと思います。
160名無しさん@3周年:2006/05/12(金) 12:00:54 ID:vqUeN7by
カルヴァンの「予定説」は、人間を「すでに救われるかどうかが決まっているのに、
自分が救われるかどうかもわからないし、仮に救われなかったとすれば、いくら
あがいても無駄だ」という二重拘束状態に置きました。まともな精神の持ち主でも
鬱病になってしまうでしょう。人間を二重拘束状態において、自分で思考する能力
を奪うというのは、カルト宗教の常套手段です。カルヴァンには、そういう意図は
なかったかもしれませんが、結果的には人間の「自由」を完全否定し、イエスが
主張する「自律的な隣人愛の実践」の機会を奪い去ったことになる。

キリスト教の悲劇とは、神への「自律的な服従」が、政治的に利用されて、
権威への「脅迫的な服従」へとすり替えられてしまったことでしょう。
iTvbFmg0さんが糾弾している、多くの日本人の「エコノミックアニマルぶり」
もまた、権威への「脅迫的な服従」の一種にすぎず、結局のところ、キリスト教会
を権威とするのか、それとも企業・民族エゴを権威とするのか、の違いでしかない
のではないでしょうか。

もしも、イエスが現代に再臨したならば、おそらくドストエフスキーの「大審問官」
と同じやり取りがされるだろうと思います。
161名無しさん@3周年:2006/05/12(金) 12:12:27 ID:vqUeN7by
遠藤周作の『沈黙』では、布教の最前線で迫害に苦しむ宣教師や信者の姿が
生々しく描かれていますが、あれはすべて「神への自律的な服従」なのですね。
自律的だからこそ、裏切ることもあるし、また裏切った者も許されるのです。

ところが、自分の手を汚さずにマカオで指揮を執っている司教連中は、そう
ではない。「権威への脅迫的な服従」を求めているから、死地に宣教師を
送り込むことに何の躊躇も感じず、彼らが挫折すれば額に皺を寄せたり、
破門をちらつかせて脅したりする。

イエスは、戒律主義の犠牲者とともに居られ、一緒に苦しむことをよしと
されたので、その意味で、踏み絵に宿っておられたのです。これと対照的に、
マカオの司教たちは「パリサイ人」にかぶせて表現しているのだと思います。
実際に、宣教師の後ろには軍艦が控えていたのだし、キリスト教が政治的に
利用される道具として堕落していたことは事実です。
162名無しさん@3周年:2006/05/14(日) 21:23:33 ID:BJPbVXsj
結局、キリスト教もまた、日本人が好む「女性的権威主義」の表れなんじゃないかな。
ttp://iwao-otsuka.com/com/jpnken-i1.htm
163うさぎ888σ(・ω・*) ◆l8/Ncjcsrg :2006/05/14(日) 22:53:13 ID:rIf8YvXS

遠藤周作はいいね。
164名無しさん@3周年:2006/05/14(日) 23:06:06 ID:fLr/Z2vf
>>163
遠藤作品はいずれも力作だが、彼がクリスチャンであるという制限のため、
普遍的な地位には到達できない。

曽野綾子も同様。クリスチャンでさえなければ、いい女なのだが。
165名無しさん@3周年:2006/05/14(日) 23:15:17 ID:tn/HwI3H
阿含宗桐山教祖の逮捕歴

昭和二十七年八月十六日 詐欺容疑、契約違反の容疑で逮捕
警視庁西新井署

十二月手形詐欺容疑で逮捕
千葉県松戸署

二十八年八月 酒税法違反 私文書偽造容疑 逮捕
警視庁防犯課

二十九年 三月酒税法違反 私文書偽造に対する第一審判決
五月入所
十月東京高裁酒税法と私文書偽造により有罪
166名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 02:23:13 ID:9Ya4sd5T
なんだかごちゃごちゃ小難しい議論がなされてますな。
167名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 02:38:31 ID:NifOiFSk
聖書学者の田川健三が、その最近著「宗教批判をめぐる」(洋泉社新書)で、
遠藤の「イエスの生涯」と「キリストの誕生」を、強烈かつ徹底的に批判して
いる。多くの誤りと遠藤のイエスに対する思い入れが理由。「イエスの生涯」は
「駄作以下」だと言っている。

あくまで「小説」なんだから、そんなに批判することもないと思うが。
田川の「聖書学」だって、2000年前の事実が完全に解明できる訳が
ないのだから。
168暇人:2006/05/15(月) 07:51:49 ID:2Hf0fyc4
>>167
それって80年代に出た「宗教とは何か」の増補改訂版でしょ。
今更、なぜに・・の感があるのだが。。。
169名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 16:16:24 ID:v3St1eJ6
>>168
帯に、「根底的な宗教批判の書として誉れ高い名著。待望の復刊!」とあるよw。

「人は何故、何によって生きるか」という問いに答えて、「食って寝ること」
と言い切ってるのは、クリスチャンとしては偉い。一般人にとっては、とっく
に判っていることだが。
170名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 18:22:14 ID:u+dB54TF
食う寝る働く遊ぶ これに尽きる。

全てはこの中に織り込まれているんだよなあ
171名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:08:31 ID:FWUYqnvE
明治維新後、西欧の知識人がこぞって口にしていることに「日本人は西洋文明の技術だけを取り入れ
その本質たる精神−キリスト教を一向に学ぼうとしない」と言う指摘がある。
オウム真理教の主犯格の幹部などを見ると、高等教育を受けて高い技術を学んだ人々が多い。
しかし一流企業や研究機関に就職した彼らは「物質文明」に絶望し、「精神の空白」を埋めんがごとくに
オウムに入信しているのである。
こういった現象は「技術だけ取り入れ、その精神を拒絶し」てきた日本人の異質文明に対する態度と何か関係があるのではないか。


172名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:12:39 ID:lmrxfmR7
>>170
「食って寝る」ことが出来るために働く。「働く」ことが出来るために遊ぶ。
すべての人が食って寝ることが出来るために、「道徳」が生まれる。

しかし、クリスチャンって、こんな単純な真理が、田川程度の時間と思索を
積み重ねない限り判らないのだろうか。ノンクリの生活者にとっては、とっ
くに自明の真理である。

クリスチャンやその他の宗教者は、倒錯しているとしか、言いようがない。
イエスの、「人はパンだけで生きるのではない」などという言葉も、その
好例。
173名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:14:55 ID:FWUYqnvE
これは思うに、よくアフリカなどで、未開民族が、西洋から輸入した武器で、原始的な部族抗争を繰り広げ
多数の死者を出す悲劇を巻き起こしているという現象と似通ったもののように思われる。
野蛮人に高度な文明の利器。
日本の戦国時代などはまさに、西洋から輸入した武器で部族抗争を続けるアフリカみたいなものではなかったろうか。
その中の大酋長(徳川家康)が抗争を終結させ、徹底的な武装解除を推し進め、ようやく平和が訪れたが
未開民族としての日本人の心情は400年前からかわってないのではないか
174名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:15:24 ID:u+dB54TF
「まずパンが必要」これが真理である。

結局、日本人でキリスト教に行く人は、生活に余裕があって
悩む余裕のある人たちってことになるのかもしれない。
175名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:22:21 ID:FWUYqnvE
日本の生産力などはとっくに200パーセントを超えており、食料を作っては捨てているような段階にある。
つまりパンは既に行き渡るはずなのである。
にもかかわらずパンのために働こうとする日本人の性根の低さはかわらない
176名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:25:10 ID:FWUYqnvE
このような国にベートーベンやモーツァルト、ゴッホやピカソのような偉大な芸術家は出ない。
偉大な芸術の背後には哲学があり、宗教がある。

177名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:28:54 ID:FWUYqnvE
>172
そんなアホなことが分からないクリスチャンは居ない。
しかし、一方、真や美の為に命をささげるクリスチャンの心情は日本人のような低級野蛮な民族には分からない
178名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:31:45 ID:FWUYqnvE
ゴッホの手紙を見ても、弟テオは「兄ちゃん、夢なんぞ追いかけてないで、いい加減にまっとうに働けよ」などと日本の兄弟関係なら言いそうなことはいわない。
何故なら、兄ゴッホがパンを得るということを超えた、崇高なことを為している人間であることを彼は知っているのだ。
勿論ゴッホも知っている。
そのプライドが偉大な芸術を創造したのである。
179名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:32:14 ID:u+dB54TF
聖人伝みたいなのの読みすぎじゃないの?
日本人に限らず(ヨーロッパだろうがどこだろうが)
、大多数の人間は自分と家族、地域、共同体のために生きてるんで、
「キリストのため」に生きてるのは職業宗教家だけでは。
180名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:33:04 ID:u+dB54TF
ゴッホは牧師志願でしょ。もともと変わり者。最後はピストル自殺。
キリスト教は自殺は大罪じゃないですか
181名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:35:29 ID:FWUYqnvE
ピカソにしてもそうで、飯を食うだけなら、既に彼の技術はその時代の一流の巨匠と同等の水準のものを持っていたのだ。
しかし彼は自分の為に生きることを欲しなかった。彼は芸術の為に「死」を選んだのだ。
だからこそ彼は後世に残る偉大な芸術家なのですよ。


182名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:36:42 ID:lmrxfmR7
>>176
それは、食って寝ることが出来て、初めて可能になる。

田川曰く、
「人間が食って寝ることを「たったそれだけのこと」などと呼ぶのは、あきれる
べき暴言である。たかが食って寝るだけのこと、などと鼻の先であしらうような
言い方をする奴に出会うと、私はぶんなぐりたくなる。そんな思い上がったせり
ふを口にしたければ、まず、世界中に飢えて死ぬ人間が一人もいなくなる状態を
つくりあげた上で言ってもらおうか。」
183名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:41:38 ID:FWUYqnvE
食って寝ることは今も日本人は出来てるではないか。
しかし、生死を超越した価値の為に死を選ぶものは居ない。そんなものは基地外だ、あほだと否定される。
そういった文明からは偉大なものは出てこない。
184名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:47:51 ID:FWUYqnvE
キリストは人間に対し、肉の為に生きるのではなく、精神的な生活を送りなさいと繰り返し述べている。
肉の為に生きる人間は低級な人間である。そういった観念がこびりついているのである。
しかし、こういった転倒した価値観を持った西欧こそ、最も早く貧困を克服し、不治とされた病を克服してきた。
経済学、社会学、天文学、こういった「飯の役にも立たない分野」に命がけで飛び込む伝統が、あるなしの違いは大きい。


185名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:49:36 ID:lmrxfmR7
>>183
「生死を超越した価値」とは何?「偉大なもの」とは何?食って寝られるから
こそ、そんな「妄想」にふけることも出来るのではないか。

宗教も芸術も、生命、即ち食って寝ること無しには不可能ではないか。生命
がなければ、いかなる人間の営みも不可能。その基本的な真理がすっぽりと
抜けているのが、クリスチャンを初めとする宗教屋。
186名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:52:56 ID:y8E1oC6z
>>185 子孫のことだ。
187名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:53:10 ID:FWUYqnvE
食って寝ることは犬猫だって出来ているのである。
欧米人は犬猫のような生き方をすることを潔しとしない。
人間らしく生きようとしている。そういった精神が欧米の学問を支え芸術を生み出す根源なのである。
188名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:55:27 ID:y8E1oC6z
他者から必要とされているから、生きる意味がある。
自分自身だけの為に生きているヤツなどいない。
189名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 19:57:56 ID:y8E1oC6z
では、探究の他者とは誰か?
それは、「神」である。

そう、アナタは神から必要とされているのだ。
190名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:00:32 ID:FWUYqnvE
>185
そんな低級な真理は犬猫でも自覚しておる。
犬猫でも三歳児でも分かる「感覚的事実」ここに留っているのが日本人。
犬猫でも分かる低級な真理を得意になって振り回す。この恥ずかしさ。

191名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:05:09 ID:lmrxfmR7
>>188
人間は、独りでは決して生存できない。自分が生きるためには、他者
が必要。それは、他者にとっても同様。その必要性は「相互的」で
ある。

その目的のために、社会、道徳、そして他者への思いやり(愛)が生
まれる。すべて、自己の「生」のためである。

「情けは人のためならず。」

そこんところが判らないのがクリスチャン。
192名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:13:23 ID:7uTpqpc7
日本人のクリは、フロムが言う「権威主義的宗教」に現実逃避している希ガス。
ttp://www.hm.h555.net/~hajinoue/jinbutu/e-rihihuromu.htm
193名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:15:29 ID:7uTpqpc7
多くの日本人が遠藤の作品に触れてホッとするのは、彼が説く宗教が
「人道主義的宗教」に属するからだろう、とも思う。
194名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:31:04 ID:u+dB54TF
FWUYqnvEはクリスチャンではないだろう。
195名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:43:41 ID:7uTpqpc7
>194

それは、どうして?
196名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 20:44:11 ID:lmrxfmR7
>>187
>欧米人は犬猫のような生き方をすることを潔しとしない。

犬猫は、架空の神の名を唱えて殺しあったりしない。

クリスチャンは、「犬猫にも劣る存在」であることを自覚・反省すべし。
197名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 21:04:31 ID:FWUYqnvE
ところで近代主義の理念と言うのも、かつて彼岸に位置づけられた天の国を現実のこの世に建築し、
人間が天使になると言うものであった。
マルクス主義の実験はその惨めな失敗であったとしても「この世界を天国に、人間は天使に」と言う近代のプロジェクトは今も進行中なのである。
しかし、日本人にそういった理念はまるで無い。
本当に犬猫のようにこの現世を享楽的に生きて、(或いは地べたを這いずり回って)死ぬのである。

198名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 21:05:52 ID:u+dB54TF
「人間は天使に」これはキリスト教じゃないね。
199暇人:2006/05/15(月) 21:23:35 ID:44F9JqaS
田川さんの「宗教とはなにか」の話は20年前にしたものだが。。
また にわか田川かぶれが湧くのか・・・
200名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 21:59:45 ID:7uTpqpc7
>197

確かに、敗戦後の日本は、GHQによって精神文化の基盤を根こそぎ奪われて
しまったからな。
しかし、その割には社会秩序や倫理が保たれていると思うんだが。
日本人は、もともと家族(特に母系)とのつながりが強いので、神に対する
帰属がなくても、家に対する帰属という安全装置が働く。

典型的日本人は、決して享楽的ではなくて、家族のために嫌な仕事をやり、
上司から嫌がらせを受けても家族の顔を思い浮かべて我慢する、という感じ
だと思う。少なくとも、自分の周りにいる同僚とかは、そういう生真面目な
奴ばっかりだよ。
201名無しさん@3周年:2006/05/15(月) 23:08:08 ID:1OevCTxx
たぶん海外とかまるで見たことのない人の観念上の意見だよ
202名無しさん@3周年:2006/05/17(水) 03:07:05 ID:u1ZAhzgR
遠藤てて誰よ
203名無しさん@3周年:2006/05/19(金) 00:00:38 ID:8Ai9vGac
田川建三にかぶれている、あなた。

実は、『信じたいが為に、全てを疑い続ける』、それが本心だろ・・・

素直に信じなされ、ナザレの大工の息子イエスを・・・
204名無しさん@3周年:2006/06/01(木) 16:17:52 ID:7yhApW3A
ひとつ思うんだが、どうして長崎の隠れキリシタンやキリスト教徒は執拗に聖母マリアを崇拝するのだろう?
キリスト教は神やイエスに重点を置いているはずなのに、長崎にある絵画は聖母マリアばかりだ
遠藤はこの信仰をおっかさん宗教という風に呼んでいたように記憶するが、この信仰は長崎に特に強く現れている
…深読みのしすぎだろうか・・・?
205名無しさん@3周年:2006/06/01(木) 20:54:15 ID:rVIGBXPn
>204

観音信仰の影響じゃないかな。
中国などでは、観音は髭をはやしていたりして、明らかに男性なんだが、
日本では圧倒的に女性の姿として表現される。
「白衣観音」が聖母マリアだって聞いたことがある。
神道でも、最高神は天照大神で女性だし。
やっぱり、日本は母系社会なんだということか。
206名無しさん@3周年:2006/06/03(土) 14:37:04 ID:VTQxpnxr
欧米でもインテリは仏教志向が強いよな。
207名無しさん@3周年:2006/06/11(日) 21:49:20 ID:x8klrSto
>>197
日本人が犬猫のように生きてたら、ここまで治安が良いわけがない。
208名無しさん@3周年:2006/06/24(土) 23:17:44 ID:HklExERF
クリスチャンの人達が遠藤周作さんの作品について話していました。
キリスト教のことが書かれているおすすめの作品がありましたら教えて下さい。
209名無しさん@3周年:2006/06/25(日) 18:38:48 ID:mSdBdu0U
>>187
日本って人間としての基本をつくる思想がなくない?
日本人は 自然に感謝をしないし「生きてる意味がわからない」とかすぐ言うし
やたら苦労するのを美徳にするからみんな猫背だし 人にも苦労を強要するし
休みの日は義務のように遊ぶし貞操は乱れてるし、
ほんっとくだらないと感じる。なんなんだ?この国は。。。
210名無しさん@3周年:2006/06/25(日) 18:56:25 ID:geolzHGQ
>>200
>> 典型的日本人は、決して享楽的ではなくて、家族のために嫌な仕事をやり、
上司から嫌がらせを受けても家族の顔を思い浮かべて我慢する、

見方によっては、これは最もだめなことと考えることもできる。
家族を養うために、自己実現せずにみじめに暮らしている
姿を、子どもにみせることは希望を与えることなんだろうか?
そのみじめな親の姿を見る子どもは、最初から夢をもたず、みじめに
犠牲を続けることを当たりまえと思ってしまうだろう。

もっともこれは「自分の夢」を実現することがよいつう
立場にたてばの考え方だけどね。
211名無しさん@3周年:2006/06/25(日) 20:32:07 ID:yI/pHrHJ
>210

イエスの「右の頬を打たれたら、左の頬を突き出せ」という言葉の意味が
よくわかるのが日本人だということだよ。
実社会で、そういう目にあっているケースが多いからな。
日本人の英雄は、イエスみたいに正義を貫いて、力で潰されるケースが多い。
源義経とか、楠正成とか、菅原道真とか。

これを判官びいきの一言で片付けるのは簡単だけどね。
212名無しさん@3周年:2006/06/25(日) 20:54:14 ID:X7h80+hq
>>208
 そりゃ、『イエスの生涯』や『キリストの誕生』も去ることながら、
やはり『沈黙』でしょう。遠藤周作は既成のカソリックの
考え方に違和感と疑義を持っており、それが彼の課題だったんで
しょうね(今日的には彼の考え方も許容の範囲内でしょう)。
この作品でも宣教師に踏み絵を踏ませています。
 
213208:2006/06/26(月) 16:28:17 ID:tVmnB7R4
>>212
ありがとうございます。
今から書店に向かいます。
楽しみです。
214名無しさん@3周年:2006/07/01(土) 23:31:58 ID:YvICiYco
すべて原始宗教の特性、本性の上からいたしまして、原始宗教からは高等な宗教がわからぬのは理の当然でありますが、原始宗教に踏みとどまっているかぎり、
自分以上の宗教がわからぬだけでなく、多少とも高い宗教に関係のある一切のことがら、
例えば哲学のごときものも、実は本当にはわからぬことをいいたいのであります。
それから後でいうことを先にいう嫌いがありますが、小生は日本人の平均的性格は「浅薄」と「下等」という二つの項目の下に総括できると確信いたします。
日本人がとかく宗教を好かぬような言葉を吐くのも、とりわけてこの浅薄性の表われなのでありまして、深く宗教を知った人ならば、この浅薄が見抜けますが、
低級宗教たる神道のうちに浸っていては、その浅薄が見ぬけるどころのさわぎではありませぬ。


と、まぁこう坂田先生はおっしゃるが、本当にそうだろうか、と思うのである。
むしろ神道は非常に高度な真理を含む宗教なのではないかと思うのだが。
215名無しさん@3周年:2006/07/01(土) 23:35:12 ID:YvICiYco
いや、確かに坂田先生のおっしゃる通り、日本人の浅薄、下等な性質については認めざるを得ない
的確な分析だと思うのですが、それと神道が低俗宗教かどうかはまた別の話ではないか。
坂田先生は、神道の倫理が日本人の行動様式を決定していると言わんばかりであるが、神道そのものは非常に高度な哲理を説いているが
神道から離れた日本人が低俗化、浅薄化してしまったのではないかと考える次第である。
216名無しさん@3周年:2006/07/01(土) 23:47:17 ID:Dw4I8n88
「優越感にひたってる感じ」と「真理を得た感覚」って似てるのかな?
坂田さんから前者の臭いを感じるのだが。
「身内の偽りを指摘してる俺って正しい〜♪」みたいな。
217名無しさん@3周年:2006/07/02(日) 08:49:33 ID:JuierG0U
「浅はか、下等」というと語弊があるが、「島国根性、世間知らず」という
ことではないでしょうかね。
218名無しさん@←ブラックホール:2006/07/17(月) 23:18:11 ID:tklhKE0I

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219名無しさん@3周年:2006/07/23(日) 16:44:59 ID:Ar1elMSZ
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宗門大学 僧侶養成校「同宗派に複数ある場合ランク順」
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宗門大学 非僧侶養成大学
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浄土宗・・京都文教・淑徳・東海学園・埼玉工業・華頂女子短大・淑徳短大
曹洞宗・・駒澤女子
日蓮宗・・文教
和宗・・四天王寺国際仏教

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阿含宗桐山教祖の逮捕歴

昭和二十七年八月十六日 詐欺容疑、契約違反の容疑で逮捕
警視庁西新井署

十二月手形詐欺容疑で逮捕
千葉県松戸署

二十八年八月 酒税法違反 私文書偽造容疑 逮捕
警視庁防犯課

二十九年 三月酒税法違反 私文書偽造に対する第一審判決
五月入所
十月東京高裁酒税法と私文書偽造により有罪