213 :
シニカル三浦:
『着実なる前進を』
大川隆法総裁 スペシャル・メッセージ 2004年1月号より
「精舎における心の錬成」
新しい年の初めに当たり、「着実なる前進を」と題して、お話をしていきたいと思います。
私は、一九八六年に幸福の科学を始める際、「信者の一人ひとりを悟りへの道に誘いたい」とい
う強い願いを持っていました。
そのため、幸福の科学では、初期のころから、講演会や研修会にとても力を入れてきました。特に、
研修会は、参加者が非常に熱心であり、また、その内容においても定評のあるものでした。
現在は、幸いにして、全国に数多くの精舎が建つようになってきました。これによって、毎年毎年、
数多の仏弟子たちが精進し、心の塵や垢を落とす修行ができるようになったことを、うれしく思います。
本年も、またいちだんと心の深みへ参入できるような修行を行っていきたいと思います。
そして、みなさんが、精舎の研修に参加して、「自分はいっそう奥深い人間になれた。悟りに向かって、着
実な前進を遂げた」と言えるような年にしたいと願っています。
かつては、私の講演会だけで教団が動いていた時期もありましたが、いまは、立派な精舎が各地に建って
いるので、その精舎において、一年三百六十五日、心の錬成、心を練り上げるという修行ができるように
なりました。ほんとうに尊い機会が数多く用意されています。そのことを心からうれしく思います。
214 :
シニカル三浦:2006/01/09(月) 13:17:37 ID:B33LQxJp
<213の続き
もちろん、大部分の方々は、この世において、会社仕事その他の生業に就いているで
しょうから、修行のための時間が充分に取れないという悩みを持っていることは、私も
理解しています。
しかし、一年を通じて、研修にまったく参加できないということも、おそらくないでしょう。
また、みなさんの苦労を少しでも和らげようと考え、全国各地において、みなさんの生活圏
に近いところに新しい精舎を建てています。
しかも、本来ならば、精舎の研修内容は、全国一律にすべきものですが、せっかく新しい精舎
を建てたのに、まったく新しい研修がないというのも残念なことですから、新しい精舎を建て
るにあたっては、私が一つひとつ心を込めて研修の内容を吟味し、数年前から研修プログラムを
作成するという努力をしています。
また、当会の講師陣、職員陣も、全国できちんと研修会ができるように真心を込めて努力しています。
「宗教としての活動の原点」
昨年は、当会の四作目の映画、『黄金の法−エル・カンターレの歴史観』が、全国の映画館で上映
されました。
宗教団体としては、まことに異例なことですが、幸いにして、幸福の科学は、一般の方々
215 :
シニカル三浦:2006/01/09(月) 13:19:15 ID:B33LQxJp
<214のつづき
にもずいぶん受け入れられています。
通常、新しい宗教は、アンケートその他の調査によれば、二〇パーセントか三〇パーセント程度しか受
け入れられないものですが、幸福の科学は、宗教を信じている人も、信じてない人も、共に一定の評
価をしてくださっており、幅広く受け入れられています。これは、信者のみなさんの日夜の精進のたま
ものであると思います。
また、書店からも、映画館からも、かなりの信用をいただいています。
そして、当会が信者以外の人にも開かれた宗教であるということを、人々は理解してくれています。
それはなぜかというと、私たちは、常に宗教の原点に返って考えているからです。当会は、もちろん宗教
法人という法人格を持っていますが、宗教というものの根本は、当然ながら公益法人なのです。
公益法人とは何であるかというと、「公の利益のために活動している法人」ということです。これが、宗教
の本来の姿なのです。
公に利益を与える法人、公のために活動する法人である以上、宗教は、本来、評判がよいのがほんとうで
す。そうでなければ公益法人とは言えません。憲法上も法律上も、公益という目的のために認められた存
在なのです。
したがって、宗教が公のために活動するのは、当然のことです。私心を離れて、公をよくするため、社会
をよくし、国をよくし、世界をよくするために活動している宗教が、幅広い支持、支援を受けて、人々に
受け入れられるのは、当然のことであると思っています。
それが、宗教としての活動の原点です。