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ゴンザレス高山:
『伝道などの救世活動を通じて得られる普遍的智慧について』
◎知識は経験を通して智慧に転化する
・まず真理知識を学ぶこと(聞慧)。次に学んだ真理を実践すること。そして、定に入り、精神統一
をしながら仏法真理の意味を深く考えること(思慧、修慧)で、智慧は得られる。
・学習、伝道、反省をワンセットで行なうことで、智慧を無限に高めていくことができる。
・心でつかんだものでないと、あの世に持って還れない。
◎救世活動で得られる普遍的智慧とは何か
・伝道などの救世活動で得られる智慧の一例
@愛は与えた人のものになる。与えれば与えられる。
A相手への関心を持ち続けることで相手の心がかわり、自他一体の悟りを得られる。
B悟りの言葉が身につけられる。相手の心を目覚めさせる一転語を得られる。
C自己責任の原則の理解が深まり、反省の心が養われる。(例)自分の心が変われば環境が変わる
D自分も他人も幸福になっていく道こそ、本当の発展(中道からの発展)であることを実感する。
・こうした智慧は幸福の科学的に整理すると、<四正道>の実践に基づいて得られる仏の智慧である。
・これは四正道の実践のなかで、大宇宙の理法である縁起の理法を体得することにほかならない。
(「法を見るものは縁起を見る。縁起を見るものは法を見る」)
◎救世活動は仏の智慧を得る最高の魂修行である
・救世活動とは、仏法流布による一切衆生救祭と新文明建設(ユートピア建設)。
・真の救世活動は、<法による救済>の活動。活動を通して、自らが法そのものを体得していき、仏に
近づいていくことができる。
・現代は仏陀再誕の奇蹟の時代。仏の直説金口の教えを学び、仏の心をより正確に知ることができる。
ゆえに仏の教えに則った今世の救世活動は、仏の智慧を得る最高の魂修行である。
◎結論 救世活動を通じて得られる普遍的智慧とは、四正道の実践を通して得られる仏の智慧(仏智)で
ある。それはいいかえれば大宇宙の理法である縁起の理法を体得していくことである。学習・伝
道・反省を経ることにより、ますます智慧を深め、自ら仏に近づいていくことができる。ゆえに
仏の教えに則った救世活動こそ、仏智を得るための最高の魂修行である。