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ゴンザレス高山:
<149のつづき
「言論・表現の自由」の名のもとに、人権を蹂躙し、社会の公序良俗を害する講談社こそ「言論の
自由の破壊者」であることを知るべきであろう。
<警察は今こそ勇気を出して立ち上がれ>
今回、わいせつ広告の氾濫に一定の歯止めはかかったものの、ヘアヌード週間誌自体は、コンビ
ニエンスストアや書店で今でも簡単に手に取ることができる。日々、青少年の心を汚染し、セク
ハラ同然に人権を侵害し続けている、その害毒はいかばかりか−。
長崎県の高校教師(31歳)は、「婦女暴行事件を起こした生徒に動機をただしたところ、ヘアヌ
ード週間誌の性描写に影響されたと知って愕然としました。教育の現場では、こうしたメディアの
悪影響は今や深刻な問題」と語る。
事実、ヘアヌードが実質的に“解禁”になった93年を境に、性犯罪が急激に増加している。つまり
、“ヘアヌード解禁”に伴う性風俗の乱れが、昨今の性犯罪急増の原因の一つになっているのだ。
こうした現状を根本的に改善すべき努力が、今こそマスコミをはじめ、コンビニ業界や書店、さらに
は鉄道、図書館等の公共機関などに求められている。
そしてその先頭に立つべきは、他でもない、取り締まりの当局である警察であろう。ヘアヌード雑誌
のわいせつ性は、明らかに刑法175条に違反する。
例えば個人がヘアヌードの生写真を街中で販売すればどうなるか。わいせつ物頒布罪で逮捕されるの
ではないのか。そして、同じことをしても大手出版社だと許されるのなら、それは法の下の平等が侵
されていることになる。これでは、徹底日本は法治国家とは言えまい。
警察は今こそ、勇気をもって立ち上がるべきである。それが社会の正義と秩序、良俗を守る警察の果た
すべき使命であろう。国民は今、警察のそうした決意と行動を注目し、また期待しているのである。