453 :
シルビア山本:
<450のつづき
気がつくと、その山の壁面のあたりを、上に向かって垂直に飛んでいました。ビュンビュンと飛んでいきながら、
「なかなか高い山だな。この山は何なのだろうか」と思っていると、「これが、あの有名な須弥山なのです」という
説明を受けました。
「インドには須弥山という山がある」と、昔から伝説的に言われています。しかし、この世にはそういう山はあり
ません。この世にはヒマラヤか崑崙山脈ぐらいしかないので、それを指しているのではないかとも考えられてい
ますが、そうではなく、霊界の山なのです。
須弥山は、尖っていて非常に高い山です。雪はかかっていませんでしたが、高さは、一万メートルなどというも
のではなく、もっとあるように感じました。
上がっていく途中で、雲を輪切りにしたような風景が何度も見えましたが、須弥山のそれぞれの場所に神々が住
んでいるのです。
全体的には、そこがインド霊界であることは明らかで、インドの有名な神々に数多く会いました。「こういう神も
いたな」という、知っている神があちらにもこちらにもたくさんいるので、いろいろな所へ行って、あいさつをし
、話をしては、また一段階、上へ上がっていくという感じでした。
そのようにして、どんどん上へ飛んでいったのです。
<インドの神々からの祝福>
そして、とうとう頂上まで行き、もう上がなくなってしまいました。「これで終わりなのかな。あとはどうしたら
よいのかな」と思っていたら、その須弥山の頂上で、表彰式のようなことが行なわれて、私はインド霊界からの表
彰を受けたのです。