【超教派】クリスチャンと靖国神社Part9

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300新日 ◆2R1YU1zj.E
「諸君の殉教精神はりっぱである。しかし、いつわが(日本)政府は基督教を捨て神道に改宗せよ
と迫ったか、その実を示してもらいたい。国家は国家の祭祀を国民としての諸君に要求したにすぎ
まい。(中略)明治大帝が万代におよぶ大御心をもって世界に類なき宗教の自由を賦与せられたも
のをみだりにさえぎるは冒涜に値する。」

これは、朝鮮総督府の神社参拝強要に抗していた朝鮮のキリスト者に対して、「転向」を迫るため
に、日本基督教会(旧日基)大会議長の富田満牧師が平壌のサンジョンヒョン教会で語った言葉です
(福音新報1938年7月21日)。ちなみに、これ以降も続けられた朝鮮のキリスト者の神社参拝拒否運
動の結果、総督府によって約70人のキリスト者が投獄され、うち50人が獄死したと言われていま
す。日本のキリスト教会が、間接的にせよ、朝鮮のキリスト者の獄死に手を貸したようなものです。

このような事実に対して私は、(休養中?の)XYZ氏のように、身内だからという理由で擁護する
つもりもなければ、どこぞの福音派の信徒さんのように、糾弾するだけで事足れり、とするつもりも
ありません。ただ、このような事実も知らない人は、過去スレでも何度か話題になったキリスト教界
の「戦責告白」に対して、「自虐史観」「謝罪外交」といった近視眼的な批判しか出来ないのだろう
なと、ふと思いました。